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新宿区高田馬場にある諏訪神社は、 弘仁年間(810 - 824年)の創建と伝えられ、小野篁により大国主命・事代主命を祀ったのがはじまりとされています。当初、奥羽街道の一部松原街道に面していたので、松原神社と称されていましたが、江戸時代初期に、尾張の徳川家の祖である徳川義直により諏訪神社と改名されました。その後も源頼義父子や源頼朝、太田道灌等が再造したといいます。寛永年間(1624 - 44年)徳川家光が造営。徳川家...
新宿諏訪神社(→東京都新宿区高田馬場1丁目)は、『東京都神社名鑑』には立派な由緒が「創作」されていますが、創建年代等の詳細は不明ながら、江戸時代初期には社殿ができあがっていたようです。江戸時代には諏訪村・戸塚村・大久保百人町・西大久保村などの総鎮守となり、隣接する真言宗豊山派寺院の龍池山 上珠院 玄国寺が別当寺として祭祀を司りどりました。1882(明治15)年に明治天皇の行幸があったようで、境内には戦時中の1943...
龍池山 上珠院 玄国寺(→東京都新宿区高田馬場1丁目)は、安土桃山時代末期の1601(慶長6)年に創建されたものの、その後衰退し、延宝年間(→1673年~1681年)に僧の盛源によって中興された真言宗豊山派寺院です。当初は明王山 聖無動院 宝仙寺(→東京都中野区中央2丁目)の末寺だったようですが、中興後は神齢山 悉地院 護国寺(→東京都文京区大塚5丁目)の末寺に属したと記されます。また、江戸時代には隣接する新宿諏訪神社の別当寺として...