メインカテゴリーを選択しなおす
今日の1冊は飯山陽さんの『中東問題再考』です。 昨年に発売された本ですが、中東問題を考える上で欠かせない、「パレスチナ=善、イスラエル=悪」が先入観に過ぎないことが、よくわかる1冊。 2020年9月、当時のトランプ大統領が仲介し、UAE、バーレーン、スーダン、モロッコがイスラエルとの関係を正常化させました。2023年には、サウジアラビアとイスラエルの間も、歴史的な和平が成立しつつありました。ヨルダンとエジプトは、イスラエルと国交正常化済。中東の平和への道はいい感じで進んでいたのですが、平和になっては困る勢力もあるようです。それがハマスということになります。 イスラエルのせん滅を掲げるハマスから…