メインカテゴリーを選択しなおす
ジャコ・パストリアス&ラシッド・アリ「ブラックバード」 オーネット・コールマンの名曲「ブロードウェイ・ブルース」のカバーが秀逸 歪んだベースの音色、ドラムとのバトルが楽しめる (おすすめ名曲名盤)
ブラックバーズ アーティスト:ジャコ・パストリアス~ラシッド・アリ SOLID/TIMELESS Amazon ジャコ・パストリアス&ラシッド・アリ「ブラックバード」 Jaco Pastrious & Rashid Ali 「Blackbird」 彗星のように現れてスターとなった後、短期間で燃え尽き、35歳で早世したベース奏者ジャコ・パストリアス。 すさんだ晩年のジャコが異才のドラム奏者ラシッド・アリと出会い、輝いた。 1984年のライブを収録した「ブラックバード」は、そう感じさせる。 ジャコ没後の91年にCD化。 ジャコにはまっていた私は即刻買った。 オープニングを飾る曲「ブロードウェイ・ブ…
ドン・プーレン、ジョージ・アダムスカルテット「ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー」 こんな弾き方ありか ピアノ奏者プーレンが鍵盤上で拳を転がす荒技 (おすすめ名曲名盤)
ブレイクスルー アーティスト:ドン・プーレン EMIミュージック・ジャパン Amazon ドン・プーレン、ジョージ・アダムスカルテット「ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー」 Don Pullen, George Adams Quartet 「Song From The Old Country」 1989年のマウント・フジ・ジャズ・フェスティバルをテレビで見ていて、「こんな弾き方ありか」と驚いた。 ドン・プーレン、ジョージ・アダムスカルテットの曲「ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー」で、速弾きのピアノ奏者ドン・プーレンが鍵盤上で拳を転がす荒技。 www.youtube.com 2分5…
パット・メセニー「シークレット・ストーリー」 爽やかでドラマチック 波の音からスパッとピアノに切り替わるところが最高にかっこいい (おすすめ名曲名盤)
シークレット・ストーリー アーティスト:パット・メセニー ユニバーサル ミュージック Amazon パット・メセニー「シークレット・ストーリー」 Pat Metheny 「Secret Story」 ジャズギター奏者パット・メセニーの音楽は爽やかでドラマチックだ。1992年のアルバム「シークレット・ストーリー」は集大成と言える傑作。 カンボジア音楽を取り入れ、クラシックの管弦楽団とも共演した収録曲「ファインディング・アンド・ビリービング」が素晴らしい。 www.youtube.com 3部構成で、第1部はカンボジアのコーラスを効果的に加えて緩急を付ける。第2部は管弦楽団の落ち着いた調べから川の…
ジョン・ゾーン「ネイキッド・シティ」 狂ったようなサックス乱れ吹きと、通常のジャズの粋な演奏が目まぐるしく切り替わる (おすすめ名曲名盤)
Naked City アーティスト:Zorn, John Nonesuch Amazon ジョン・ゾーン「ネイキッド・シティ」 John Zorn 「Naked City」 疾風怒濤のサックス奏者ジョン・ゾーンは、アクが強すぎて好みが分かれるだろう。 大学時代、インダストリアル・ロックやノイズ・ミュージックに興味を持ち、その延長でゾーンを知り、はまった。 1990年のアルバム「ネイキッド・シティ」に収録された代表曲「スナッグルパス」は、狂ったような乱れ吹きと通常のジャズの粋な演奏が目まぐるしく切り替わる。♪タラララン、ジャーン…という感じのピアノもいい。おもちゃ箱をひっくり返したような曲だ。 …
オーネット・コールマン「ダンシング・イン・ユア・ヘッド」 ♪プァーワワーワ、プァーワワ…というフレーズが狂ったように繰り返され、楽しい (おすすめ名曲名盤)
ダンシング・イン・ユア・ヘッド アーティスト:オーネット・コールマン ユニバーサル ミュージック クラシック Amazon オーネット・コールマン「ダンシング・イン・ユア・ヘッド」 Ornette Coleman 「Dancing In Your Head」 大学時代に、友人の勧めで「ダンシング・イン・ユア・ヘッド」を聴き、こんなジャズもあるんだ、と驚いた。 サックス奏者オーネット・コールマンが1977年に放ったアルバム。 収録曲「テーマ・フロム・ア・シンフォニー」は、♪プァーワワーワ、プァーワワ…というフレーズが狂ったように繰り返される。♪トントントントン…と、まさに、釘を打つような音も加わ…
自分の好きなところは「天真爛漫さ」だ。 、、、というか、自分は、天真爛漫らしい。 大学時代に、人に指摘されるまで、気づかなかった。 気づいてからは、それが自分の魅力なのだと考えるようにしている。 これに関しては、ほろ苦い思い出がある。 大学時代、サークルの後輩(A子)に恋愛感情を寄せられていた、らしい。 そのことに全く気づかないうちに、A子は、私に脈がないと判断して断念。 そこで、かねてA子に好意を寄せていた私の友人(B男。同じサークル。同級生)がA子に接近。晴れて2人はカップルになったというのが結末だ。 いかに鈍い私でも、2人がカップルになったことは、わかった。 ただ、A子が私を好きだったこ…
[sales data]2003/1/28[producer]Lou Reed Hal Willner[member]Lou Reed(vo/g)Mike Rathke(g)Fernando Saunders(b)Tony
[sales data]1961/11(Rec:1960/12/19&20)[producer]John LewisNesuhi Ertegun[member]Gunther Schuller(arranger/conductor)Jim Hall(g)Ornette Coleman(sax)Eric Dolphy(sax/b clarinet/fl)Robert DiDomenica(fl)Bill Evans(p)Eddie Costa(vibraphone)Charles Libove(vl) Roland Vamos(vl)Alfred Brown(viola)Harry Zaratzian(viola)Joseph Tekula(cello)Alvin Brehm(b)George Duvivier(b)Scott LaFaro(b)Sticks Evans(ds)Jazz Ab...
[sales data]1989(Rec:1988/8)[producer]John Zorn[member]John Zorn(sax)Tim Berne(sax)Mark Dresser(b)Joey Baron(ds)Michael Vatcher(ds)あの奇才ジョン・ゾーンさんがあの鬼才オーネット・コールマンさんの楽曲を超高速のハードコアパンクスタイルでカバーするというのですから企画からして「どんだけ~!」な作品です(笑)ジョン・ゾーンさんは代表作「ネイキッド・シティー」でもオーネット・コールマンさんの定番曲「ロン...
Ornette on Tenor/Ornette Coleman
[sales data]1962/12(Rec:1961/3/22&27)[producer]Nesuhi Ertegun[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(pocket tp)Jimmy Garrison(b)Ed Blackwell(ds)この作品後もアトランティック時代の未発表音源が続々とリリースさているので分かりにくいですが、発売当時はアトランティック時代最後のアルバムだったものです。本作はオーネットさんがいつものプラスチック製アルト・サックスではなく全編テナー・サックスに取り組むという...
[sales data]1962/2(Rec:1961/2)[producer]no credit[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(pocket tp)Scott LaFaro(b)Ed Blackwell(ds)Ornette!/Ornette Coleman「力は、あなたの弱さの中から生まれるのです」という名言でおなじみの精神分析学者のフロイトさんの4つの著書・ウィットとその無意識との関係(Wit and its Relation to the Unconscious)・トーテムとタブー(Totem and Taboo)・文明とその不満(Civilization an...
[sales data]1961/9(Rec:1960/12/21)[producer]Nesuhi Ertegün[member]*Left channel*Ornette Coleman(sax)Don Cherry(pocket tp)Scott LaFaro(b)Billy Higgins(ds)*Right channel*Eric Dolphy(b)Freddie Hubbard(tp)Charlie Haden(b)Ed Blackwell(ds)Free Jazz/Ornette Colemanステレオの左右のチャンネルから、別々のカルテットの演奏が聞こえるという、斬新な手法でレコーディングした約40分弱の「フリー・ジャズ」1曲をAB面に...
This Is Our Music/Ornette Coleman
[sales data]1961/3(Rec:1960/6/19&26,8/2)[producer]Nesuhi Ertegün[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(pocket tp)Charlie Haden(b)Ed Blackwell(ds)オーネット・コールマンさんの5作目。(ドラムが、ヒギンスさんからエド・ブラックウェルさんに交代)1960年7/19,26,8/2の3日間のセッションで36曲が録音されその内の7曲が選曲されています。没になった楽曲はアトランティック時代の未発表アルバムとして以下の3枚に収録...
Change of the Century(世紀の転換)/Onet Coleman
[sales data]1960/5(Rec:1959/10/8&9)[producer]Nesuhi Ertegün[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(pocket tp)Charlie Haden(b)Billy Higgins(ds)話題作「ジャズ来るべきもの」と同じメンバーで録音したアトランティック第2弾。 フリージャズはコールマンさんを発端として、かなり過激に変化していきますので晩年のコルトレーンさんなどと比べると、アドリブが若干フリーキーなだけで、構成はハード・バップの枠なので、巷で...
The Shape of Jazz to Come(ジャズ来るべきもの)/Ornette Coleman
[sales data]1959/11(Rec:1959/5/22)[producer]Nesuhi Ertegun[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(cornet)Charlie Haden(b)Billy Higgins(ds)アトランティック・レコード移籍第一弾!発売当時は「ジャズの新時代到来!」とか言われていたのでしょうか?デビュー当時からの盟友のドン・チェリーに加えビリー・ヒギンズ、チャーリー・ヘイデンというフリージャズの理解者をリズム隊に迎えたピアノレスの2管フロントで、定型的...
Tomorrow Is the Question!(明日が問題だ!)/Ornette Coleman
[sales data]1959/11(Rec:1959/1/16&2/23&3/9-10)[producer]Lester Koenig[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(tp)Percy Heath(b)Shelly Manne(ds)Red Mitchell(b)本作は4回の録音が行われており、ベースが前半パーシー・ヒースさんと後半レッド・ミッチェルさんの二つのセッションが収録されています。(パーシー・ヒースとドラムのシェリー・マンさんはウエストコーストからの参戦)まだ無名な頃でフリージャズ前夜という感...
Something Else!!!!/Ornette Coleman
[sales data]1958/9(Rec:1958/2/10&22,3/24)[producer]Lester Koenig[member]Ornette Coleman(sax)Don Cherry(cornet)Walter Norris(p)Don Payne(b)Billy Higgins(ds)1958年、ジャズに新しい潮流が生まれます。ジャズはビバップ、ハード・バップ、モード・ジャズなどスタイルを変えながら進化してきましたがここにきてロックやポップスがポピュラー音楽として人気が出始めるとそれに迎合するような安直なスタイルも現れるのですが...
[sales data]1986[producer]Pat Metheny[member]Pat Metheny(g)Ornette Coleman(sax/vl)Charlie Haden(b)Jack DeJohnette(ds)Denardo Coleman(ds/per)ECMからGEFFENに移籍し今までのパットさんの作品では一番「熱」を感じる作品です。その要因はフリーキージャズの権化オーネット・コールマンさんとの共演です。(チャーリーさんが熱心にオーネットさんを口説いたのだそうで、息子のデナルド・コールマンさんまで付いてきました)...
Virgin Beauty Ornette Coleman with Prime Time
[sales data]1988/6/14[producer]Denardo Coleman[member]Ornette Coleman(sax/tp/vl)Denardo Coleman(ds/per/key)Calvin Weston(ds)Al MacDowell(b)Chris Walker(b)Bern Nix(g)Charles Ellerbie(g)Jerry Garcia(g)オーネット・コールマンさんが1988年に自身のリーダー・バンド「プライム・タイム」と連名で発表した作品。オーネットさんを聴き始める最初の作品ではないとは思いますが(苦笑)リーダー・アルバムとしては過去最高...
Dancing In Your Head/Ornette Coleman
[sales data]1977(Rec:1973/1&1976/12)[producer]Bryan Koniarz[member]Ornette Coleman(sax)Bern Nix(g)Charlie Ellerbee(g)Rudy McDaniel(b)Shannon Jackson(ds)Robert Palmer(clarinet)Master Musicians of Jajoukaお正月1発目、 染之助染太郎師匠級におめでたい音楽ということでこれにしました。昨年末からオーネットさんのフリージャズに興味深々で本作は70年代の代表作ということなのですが興味ない方にとってはチンドン屋...