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先人に学ぶシリーズ:2は「柿渋」です。古来からの自然素材の塗料:柿渋・・「・もやい」で良く使う青柿を発行させて作る柿渋3年〜5年発酵させた自然塗料です。建築はもちろんの事、和紙を染めたり、糸を染めたり、防水性能や防腐性能を活かして雨傘や今は無臭のものも製造されています。(3年熟成させたものから脱臭しています。)無臭の柿渋は、急ぐ工事や店舗などに使用しています。基本的には5年熟成・発酵させたもの(発酵臭がします)を使いますが、1週間ほどすれば、発酵臭はなくなります。
ブログにUPしようと思い撮っていた写真でUPしていない写真達!ここで一挙にUPしておきます。フォルダの整理もかねて!・・・断捨離・断捨離です。時期、場所、テーマはバラバラなのはご容赦下さいね。
コツコツ整備を進めていた西の庭の道路際の斜面雑草防止と見た目を兼ねた木賊張りです。ビフォー・・・→アフターです。セルフビルド・・・疲れますが。、なんか整備感ありで満足かな!
古い木製建具・・・リフォームやリノベーション、新築する場合は廃棄される事が多いですね。そこで簡単なバージョンUPさせて再活用する方法の事例の紹介です。どこにでもある化粧合板の建具の活用です。両面の化粧合板の上に麻の和紙を貼り、そこに柿渋の塗装をしました。柿渋は経年変化で麻の和紙の繊維を引き立たせ、良い風合いになります。自分で難しいない作業です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点んぽ「もやい建築事務所」西側の庭の道路際の斜面のトクサ張りついに完成しました。約10mに渡り、木賊張り雑草防止を兼ねたスッキリ感!使った竹は近所の知り合いの竹藪3mぐらいの長さに切って運んだ約200本・・・500mほどの竹使った費用は、結束バンド、針金・・・100円ショップで・・・合計2000円まで!竹の切りだし、木賊張り・・・時間がかかりましたが完成です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」西側の庭の道路際の斜面・・・竹のトクサ張りをして、足元に石を並べると結構、スッキリ感!が確保できました。・・・そこで・・・更に竹のトクサ張りを延長して、事務所の入り口アプローチまで!ここにはヤマブキ・柿の木・八朔の木(もう根元近くまで伐採)・アズキナシの木・そして電柱があります。そこを活かしながらスッキリとしようと第二弾です。
晩秋から初冬にかけて・・・西の庭の紅葉が見る人に癒しを与えてくれています。いつも前を通る方から・・・「紅葉綺麗ですね」と・・・株立ちの紅葉・・・写真の時期が一番綺麗かな。赤・朱・緑のグラデーションも良いですね。道路際を整備した事により、紅葉が一層引きたった感じの西の庭です。
早いもので、もう師走ですね。歳を歳を重ねるのが益々早く感じます。明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」晩秋から初冬にかけての様子です。様々な写真がありますが・・・ご覧ください。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」道路際の結界は「竹」を1本横に渡しています。その足元がどうしても気になり、以前から並べていた石を延長しました。植物で道路際にはみ出て、どうもスッキリしなかったので「竹のトクサ張」の斜面の雑草防止を兼ねた整備をした事もあり、石を近くで調達して、竹の足元、道路のアスファルトの切れ目に並べました。・・・これでスッキリ足元しました。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」西側、斜面の竹のトクサ張りの続きです。竹3mもの・・・約100本超えを近くに知り合いの竹藪から調達して単純な仕上げですが、結構、手間がかかりました。材料代は竹は無料! 結束バンド、針金、棕櫚縄は100円ショップで調達しました。人件費を除いて、1500円まで!シンプルな仕上がりです。約4日間の作業量でした。・・・まだ細かい所の手直しがありますが・・・一応、完成です。
打合に出かける時の車窓からの風景をUPします。アッ!と思ったシーン!なるほどシーン!???シーン!と様々ですが!上手くタイミング合った時に撮影しました。
古典に学ぶシリーズ:5は「庭」についてです。庭を考える時に、過去の作品を必ず見て参考にしますし、信頼できる造園屋さんにも相談します。特に和風の庭や茶室の露地については、基本的なセオリーがあり、それを理解してからでないとプランする事が出来ません。・・・ここでもシンプルで野趣ある事を心掛けています。参考にする庭を調べるのも楽しいものです。
古典から学ぶシリーズ:3は「門」のデザインです。門にも色々ありますが、私が興味あるのは、冠木門、編み笠門と詫びた感じの小さな門が好きです。特に編み笠門はいつかは実現したいものです。・・・と願っています。写真を見るとやはりいかつい感じではなく、瀟洒な門が好きですね。シンプルに構成したいと絶えず、考え願っていますから。
11月8日は皆既月食:442年ぶりとの事!次に日本で見られるのは332年後と予想されている珍しい天体ショーらしい。写真では撮れなかったが、この目で楽しみましたが・・・その日の「もやい」の様子です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」蔵の入り口の花入れの棚以前に、見立てで3種類紹介しましたが・・・今一つそこで、もう一つ育ててみました。「見立て」・・・これは茶道から来ている言葉で、千利休が考え出した手法!本来の用途以外に活用するもので、利休の竹の魚篭(魚を入れる竹かご)の花入れが知られていますね。今回は100円ショップで購入したブックエンド!を育てました。
CMや記事でSDGsを見かけない日はない!・・・持続可能な開発・社会・・・言われてから久しい。私たちが「持続可能な社会・・・特に建築」を機会あるごとに考えて来たのは2000年頃から。ようやく「持続可能」という言葉が一般的になってきたような気がしますが。単なる「キャッチコピー」だけ・・・という所も多いと思います。その中で「太陽光発電」のメガソーラー基地問題!田圃や池・・・そして山の斜面に設けられた太陽光パネル!
姫路的形の古民家のリノベーションのお客様近くの空き家になっている古民家をリノベーションされて「カフェ」をオープンされました。お母様が中心になって近隣の方を対象に営業される様です。今まで、以前リノベーションした所で近所の方が集まる事が多かった様ですが、それをこの「カフェ」でという事です。セルフビルドを基本にリノベーションされました。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」機会があればブログにUPしようと思い、撮影した写真。中々、機会がなく、出番なしでしたが・・・ここでUPしますね。とりとめのない写真ばかりですがね。
蔵の1階の断捨り・本の整理は少しずつ進んでいます。取りあえず一段落かな?という段階に達した気がします・今の蔵の状況です。道具を置く棚を含めて、棚は10段→6段になり。少しはスッキリした空間になりました。テーブルに座り本も読むことが出来ますし、打ち合わせも可能ですね。残した本は建築の専門書・建築雑誌で残しておきたい雑誌・歴史書・伝統文化に関する本・茶道の本・樹木や庭に関する本・・・等々が残っています。
明石の蔵付古民家が「もやい建築事務所」の活動の場所その蔵の入口に庭の花を入れる花入れ今までは吊るす・引掛けがある花入れを使っていましたが・・・ふと浮いたような感じで花入れを置けないかと考えて・・・力強い「100円ショップ」で使えるものが無いかと?先ずひとつ・・・透明のチィシュケースを加工したものを試す!二つ目・・・・黒のブックエンドを試す。そして3つ目は・・・蔵にある木製の箱を加工して墨で色付け?でも・・・もう一つやな!・・・と思いただ今再度、考えを温め中です。
和風建築や数寄屋建築で使われる「下地窓」壁の一部を下地のままで仕上げる事からその名前がついています。茶室では必須の要素です。竹の中の女竹を編んで作るのが基本で、様々な編み方で模様を変わり、どんなものにするのかが関わる人のバランス感覚とセンスと言えます。
京都の数寄屋建築の代表的な工務店「中村外二工務店」茶室をはじめ全国・・・いや海外でも多くの数寄屋建築を建築されています。今回はその一つ:京都美山の摘み草料理旅館の「美山荘」のその2です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」今回は「土壁」の中の一つの仕上げ「蛍壁」・・・別名「錆壁」とも言われる壁です。名前の由来は土壁の中にポツポツと蛍が飛んでいるように見える事から名づけられた壁です。土に酸化鉄を入れて練って使う訳ですから、その量・練り方・塗り方により様々な表情が現われます。直ぐには分からなく、土の中の鉄分が錆びて出てくる模様です。知らない人が見れば・・・シミ・・・にしか見えないかも知れませんが。実は手の込んだ経年変化で現れる土壁なのです。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」「住まい」の計画について考えさせられること!高度成長期からつい最近まで・・・「住まい」の計画をする時にお客様から要望は・・・「たっぷりの収納スペース」という話を良くされていました。現在、断捨離が言われる中で・・・少し考え方に変化があります。まだまだ収納に対する要望は多いのですが・・・良くお客様と収納に関する打ち合わせするときに行っていた事〇 1年間着ない服はその後も中々着ないですよ!〇 何年も利用しないものを収納するスペースは限られた面積の「住まい」では無駄で 倉庫スペースになりますよ!・・・云々と・・・
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」自然素材・和風・数寄屋・古民家・民家をテーマに活動しています。お客様と打ち合わせする時に、空間のイメージを共有する為にスケッチを描きます。当然、3Dでも作成しますが、やはり手書きで説明したい所を重点的に説明書きを入れた方がイメージを分かって頂ける気がします。3Dは2000年から用いていますが、最初はリアルな物を追及していましたが、途中から模型の様なもので空間のイメージを捕まえる物に変化していきましたが・・・特に室内空間や収納部分は手書きが多いですね。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」自然素材・和風建築・数寄屋建築・古民家・民家のリノベーションをテーマに設計活動をしています。その中でも「土」はメインのテーマかな!希少な京聚楽土や深草黄土などは別にして、どこでも手に入る素材です。工夫すれば・・・色々な表情を持った仕上げにする事が出来ますね。・・・当然、それを扱う左官職人さんの技術と情熱が必要ですが。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」2008年に明石二見の明治の古民家の銀箔の壁京都西陣の箔工芸士:裕人樂翔しとのコラボ作品でした。銀箔を硝煙で焼いて銀→紫→黒・・・までの銀の化学変化を利用した和紙に銀箔を貼った壁です。・・・「もやい」がこれを作ったのが、今から14年前!先日、夕方のニュースで京都の清水のノーガホテルが出ていました。2022年4月にオープンしたホテルだそうです。そのカウンターの下などに・・・同じ銀箔の壁が使われていてビックリ!存在感のある銀箔の壁ですから目立ちます。
1950年代・・・昭和中期の建築家が提案した「最小限住居」には学ぶ事が多々あります。前川国男・池辺陽・・・そして今回は「増沢洵」です。代表的な作品は・・・立体最小限住宅の「9坪ハウス」と言われる住居実にシンプルな構成です。・・・今のミニマニリストにはピッタリかもしれません。シンプルな住み方を楽しむプランです。このプランはりプロダクトで「9坪ハウス」という事でされているプランですね。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」事務所の蔵の資料整理をしていますが、途中で気になる本をめくりながらなので、中々進みませんが・・・かなりの量は整理しました。サンプル、計画した資料ファイル、カタログ、雑誌等々・・・その中の雑誌「コンフォルト」で椅子の特集。「名作」と言われるものが・・・小さいけど綺麗だと思う「バタフライスツール」・・・民芸運動家・柳宗理のデザイン!いつみても美しい!
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」ミニマリストや、又、山間で小屋暮らしをする人がいる話題になる現在・・・そして何よりコロナ禍の影響で建築コストを含めて全てが高騰している現在建築コストは、一般的な住宅においても(そんなに特殊な仕上げでは無い仕様)概算で坪当たり80万はかかる状況において、考えなければならない一つにミニマムな住まい1950年代に、建築家は「立体最小限住宅」に力を入れて考えた事がありました。その中で「名作住宅」と言われている物が生まれています。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」自然素材・和風・数寄屋建築・古民家・民家のリノベーション・土をテーマに設計活動をしています。その中で・・・今回は樹木に関して・・・外構・庭についてです。現在の住宅ではガレージを2台必要な所が多く、分譲住宅や買主の希望を聞いて建てる、売り立てなどでは殆ど植栽はシンボルツリー1本で後はコンクリート砂利敷きなどの状態ですね。「住まい」を計画・プランする時に外構・樹木は大切な要素です。外観の「顔つき」を整える大きな要素です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」自然素材・土・和風建築・数寄屋建築・古民家・民家をテーマに活動をしています。それを支える「もやい」の引き出し今回は伝統工芸の銀箔についてです。私は金箔よりも銀箔の渋さが個人的には好きです。金箔と言えば・・・直ぐに思いうかべるのは京都の室町時代の金閣寺・・・それと豊臣秀吉の金の茶室です。金の茶室は金沢で見学したことがあります・・・思っていたより金・金という感じではありませんでしたね。・・・当時の和蝋燭の光を考えれば・・・奥行きも出て、渋い感じかも知れません。それでも・・・やはり銀の方が好きな私です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい」自然素材・・・特に土・和風・数寄屋・古民家・民家のリノベーションをテーマに活動しています。大好きな可愛い仕上げ・・・一二三石仕上げのデザイン叩き土間に使います。代表的なのは京都修学院離宮の土間のデザイン石を一つ。二つ・三つとバランスを考えて並べる古くからの手法です・・・それが「一二三仕上げ」
以前リノベーションさせて頂いた「的形の古民家」のお客様相談があるという電話があり伺ってきました。スーパーにもお父様が野菜・・・栽培しているキクラゲを納品もされているようです。・・・今回は隣地の民家を買われて活用する為に・・・どうするれば良いかの相談!コストを掛けずに・・・地域の方が集える場所に・・・という事です。
祭りの屋台(お神輿)を作る大工さんの加工場に伺ってきました。姫路や播州地域や三木市などの屋台の新設や修復を親方の代からされています。元々親方は数寄屋建築の大工さんで実績も残されて方で、今はそこの若い大工さんが後をついでおられます。屋台の制作は細かい彫刻や飾りもあります。彫金や漆等の伝統工芸も含まれ、コロナ禍で建築同様にコストUPが厳しい様です。
明石の魚の棚商店街を通り抜ける事があり、久々でしたが、かなり様変わりしています。前物の魚屋さんの店が少なくなり、観光客対象の店が多くなった感じがします。その中でも・・・明石焼きの店など・・・飲食店が増えた感じがします。・・・その道路のマンホールです・・・市場感がある魚の図柄のマンホールの蓋です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい」縁側が囲む8帖の座敷気分転換の為に置いてあるものを全て取り除き、襖を外して4畳と続き部屋にしました。あるのは、座敷と縁側の境の障子だけにしました。ダインイングの円形テーブルから遮るものがなく、スッキリです。この状態をしばらく維持してみようと思います。
宝殿の石を選ぶために、又は、竜山石とも言われますが、見にお客様と松下石材さんに行ってきました。宝殿の石(竜山石)は古くから使われています、地域の古い住宅では基礎の敷石にも良く使われています。砕石場の写真でも分かるように、色合いは緑ががっった石、ベージュ色の石、数量は少ないが赤(ピンク色)の石の3種類です。主に建築資材として壁・床に使われます。石の表情が柔らかい感じで、大谷石と並んで「もやい」は好きな石です。
久しぶりに事務所の蔵の資料を整理していたら前川国男邸の資料が出てきました。前川国男邸は戦時中の1947年(昭和17年)建てられた自邸で戦後は一時、前川事務所として使われていたもので、現在は「江戸東京たてもの園」に再生復元されています。戦後、建築家がみんな「狭小住宅」 最小限住宅に取り組んだ時代で数々の名作と言われている住宅が誕生しています。かの・・・ル・コルビジェや池辺陽立体最小限住宅に取り組んでいます。前川邸もその一つです。切妻の力強く大胆な外観と吹き抜けを設けたデザインは、現在でも魅力的な空間です。シンプルな構造を現したデザインは・・・化粧ばかりの現在住宅にはない魅力的な空間です。
ネットで建築主が好きな商品を探される事が多くなっていますね!今までは専門の所でしか見つける事が出来なかったものが、情報化した現在では携帯に探したいものを話しかけるだけ探索結果が表示されて、それをチェックすれば、大体の物が見つかりますね。今回、教えて頂いた「竹」製品もその一つです。京都の室金物店のバリケードです。室金物店と言えば、私たちが若いころから、和風金物の老舗です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」設計のテーマは、自然素材建築・和風建築・数寄屋建築・古民家・民家のリノベーションをメインに活動しています。そのテーマの一つ・・・古民家・民家古い木製建具は素材も細工も良く出来た木製建具が多いのです。今、新たに作れば〇十万するものが沢山あります。やはり、それを見極め再利用・再活用をしたいものです。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」周りは庭ですが・・・スギナが見る間に成長してきている次第です。その中で山野草が・・・いじらしく咲いてくれています。今の時期の設えです。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」近くのカワセミがいる赤根川の土手の桜が満開です。「もやい」の庭でも、この暖かさで、春の花が咲いています。雑草と草刈・・・何よりも手入れ不足で自然消滅してしまった山野草もありますが・・・それでも楽しませてくれる草花です。