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10年を迎える「和田山の数寄屋」にお伺いして来ました。時を経て、益々凛とした空気感が漂っています。建築主は茶道まっしぐらという感じで過ごされています。外部を周り、露地の様子を見て、内部を拝見住宅部分も拝見して、今後のメンテナンスについてもお話して来ました。お薄も頂きながら・・・和田山では素敵な建築だと言われているようで、見学者も多い様です。
12月・・・師走に入りましたね!寒さも厳しくなってきて、古民家の生活は「寒い!」の一言の時期かな!この時期の古民家と近所の風景です。ようやく紅葉も色づいてきた感じですね・・・事務所の紅葉は比較的遅い!東の庭が少し早く、西の庭が一番遅いですね。
和風・数寄屋建築にとっては・・・木材とその加工は極めて大切な要素です。どんな木材を使うか? どこに使うか?加工の形状は?コストと全体的なバランスで悩む事は大変多いですね。良い素材(コストバランスも含め)も中々見つからないのが常!いくらでも使って良ければ、問題ない!のですが・・・そうはいきませんよね!今までの経験から、知恵を絞り探します。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」秋の蔵の入り口の設えです。庭の整備の時の草花を設えています。簡単に・・・そしてあるがままに・・・
20年近く前に作ったマンションの一室を茶室にしたお客様から連絡頂きました。今回は「畳の表替えをしたい」との事で、畳屋さんと言ってきました。この部屋は8帖で、そこを少し手を入れました。20年経っていますが、綺麗に使われていて、聚楽土の壁、アルミサッシに嵌め込んだ竹の詰め打ち格子(有楽窓)も綺麗での和紙の袋張りも良い雰囲気を醸し出しています。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」古民家・民家のリノベーションもテーマの一つです。調査に行くと古い建具、古い型板ガラスに出会います。お客様に「今は手に入らないから、大切に再活用しましょう」と提案します。今の硝子と違い、精度や強度は劣りますが、風合いのあるものが多いのです。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」古民家ですからいろんな事がありますが、気になっていることを一度には出来ません。・・・そこで時間を見ながら少しづつ・・・という事にならざるを得ないのですが・・・夏から一挙に冬近くという感じですが、朝夕はめっきり冷えますね。そこで、以前から隙間風が気になっていた縁側の欄間!障子紙の在庫ありましたので、貼りました。
ラグビーワールドカップ・・・ジャパンの戦いが終わった!アルゼンチン戦
ラグビーワールドカップフランス大会のジャパンの戦いが終わった!ベスト8をかけて戦ったアルゼンチン戦!開始早々、アッというトライで先制された。うーん!という感じ!それでもトライを返して追いついたが、すぐに離される!見事な攻撃でトライを奪い追いつくが・・・今回は離されても追いつく・・・という感じでなく追いついても離される・・・という印象を持った試合の流れでした。最後まで戦い切り、ジャパンは本当に強くなったと思います。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」チョッとだけ拘った便利屋的仕事の依頼を受けています。棚・建具・家具・外観の変更・デッキ・庭等の小さな仕事も依頼をお受けします。業者との話をするのに、簡単なイメージスケッチの制作等・・・相談に応じます。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」西の庭の道路際・・・斜面と溝際の整備を時間を掛けながらしています。斜面の雑草を刈ると土が溝に落ちる!そこで近くの田圃の農道にある石を集めて少しづつ整備!最初は斜面、ある程度進んだら、庭の溝際何回かに分けて・・・多分2ケ月位かかり・・・ようやく形になり始めています。
秋本番ですね!朝夕は過ごしやすくなりました。昨日、裏の方とお会いして(今日は月が綺麗)と・・・見上げると綺麗だ!・・・そういえば9月29日が中秋の名月!今回は満月で・・・中秋の名月が満月にあるのは7年後らしい。月・・・と言えばやはり京都の桂離宮!古書院の竹のデッキ「月光台」は、月を見る為に計算されて作り込まれています。
ラグビーワールドカップ、日本の第3戦は「サモア」各個人のフィジカルが強いチームである。それに対してジャパンのフォァード・ダブルタックルのディフェンスがどう機能するか?決勝トーナメントに勝ち進む為の重要な一戦でした。テレビ放映の開始は朝の4時から・・・やはりLIVEで見たいので・・・
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」柱の一つとして、古民家・民家をテーマにした活動をしていると古い家具や調度品との出会いがあります。えてした、良い素材が使われていたり、職人さんの技術が垣間見えるものが多いのです。その様な家具や調度品は再活用する事をお勧めしています。
段ボールを使った仮設として、避難所のパーティションは簡易ベッド紙を使った建築で世界的に有名な建築家坂茂氏・・・そしてここに現れた「紙の授乳室」・・・少子化の社会情勢の中で、今の政府が提唱した「異次元の少子化対策」・・・その表れ・・・???段ボール・・・仮設としては便利なものであるけれど・・・何か違う気がする・・・「段ボールの授乳室」です。
いよいよラグビーワールドカップも熱戦を帯びてきました。フィジーはオーストラリアに大金星!前回優勝チーム・南アフリカは強い!ジャパンとしても大切な「イングランド」との2戦目です。早朝4時からの放映!・・・見ました!前半戦! いい感じの試合!・・・ひょっとしたら・・・前半は13対12・・・後半も流石にイングランドは強い!と思いながら・・・踏ん張れ!ところが・・・一つのプレーで流れがガラッと変わった!
楽しみにしているラグビーのワールドカップフランス大会の幕が開けた。4年前の東京ではベスト8まで進んだジャパン!今回も楽しみです。中学でラグビーをしていたので、それから絶えず放送があると必ず見ています。高校・大学・社会人のリーグと・・・今大会、どのような活躍をしてくれるのか・・・楽しみです。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」事務所に西の端の道路の際段差があり斜面になっていて、その下に側溝があります。今回も雑草を刈りましたが、どうしても斜面の土が溝に落ちてしまいます。・・・そこで少し改修をしました。約50㎝のコンクリート擁壁の上に、近くで調達した小石を並べて、土砂止めをしました。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」数寄屋建築・和風建築も活動の柱です。和風・数寄屋建築に置いては、職人さんの力・技術力が大きく仕事の仕上りを大きく左右されます。そのなかで、次に左官屋さん!設備関係を除くと、左官屋さん・建具屋さんが大きいかな!と思います。左官屋さん!聚楽土塗りは勿論の事、丸太との取り合いのチリ際等、確かな技術を要求されます。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」9月に入り、日中の残暑は厳しいですが・・・夜になると少し過ごしやすくなりましたね。鈴虫やコオロギの虫の音に誘われてそとに・・・満月?かな?・・・夜空も少し秋らしい!
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」事務所の周りは庭で、ムカデの生育条件には本当に適しています。今年は6月からの襲来に向けて、家の周りにムカデ対策として虫除けの殺虫剤を撒きました。下水配管にも散布して・・・その効果か???8月初めまでは、今年は最少???と安心していたのですが・・・ここの所、チビムカデが洗面器・風呂桶・・・そして座敷・リビングとチョロチョロ襲来して来ています。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」数寄屋建築・和風建築も活動の柱です。和風・数寄屋建築に置いては、職人さんの力・技術力が大きく仕事の仕上りを大きく左右されます。そのなかで、一番目に大工さん!納まりの技術は当然の事ですが、木をみて判断する力も大きいのです。加工技術・のみ・鉋の使い方!綺麗な納まりを知っている事!そういう熟練度が大切です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」自然素材の住まいづくりが大きなテーマです。数寄屋建築・和風建築・古民家・民家のリノベーションも柱で活動しています。その中の「木」の表情について考えてみます。「もやい」は基本的に日本の伝統的な木を使った木造建築を主として活動しています。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」豪雨と夏日が交互に続いている天候ですが・・・各地で線上降水帯による集中豪雨は凄いですね。・・・被害も甚大です。30度を超える猛暑日もあり、「もやい」も朝から30度湿度70%超えも度々です。
竹・・・竹工芸のカゴやザルの日常品、七夕の笹等を思い出す方が多いと思いますが・・・本来は、どこでも手に入れる事が出来る竹、真竹・孟宗竹・女竹などですね。特殊な黒竹や亀甲竹は別にして・・・偶然ですが「もやい」の近くにも真竹と女竹の竹藪があります。ここでは塀というか・・・「結界」への利用です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」左官の仕上げが大好きな私達工業製品にないない深い味わいがあります。「土」の様々な仕上げも好きですが・・・今回は豆砂利を使った洗い出し仕上げです。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」先日。お客様の「jagbace」と名付けられている「小野の平屋」で庭で自然繁殖しているセダム(万年草)を分けて頂き、版築の花器のテッペンに植えました・・・というか置きました。セダムは一時、壁面緑化・屋根緑化で注目を浴びた植物です。乾燥に強く結構、厳しい条件下でも育つ植物。もう少し、増殖しようと思い又分けて頂きました。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」橋にも色々ありますね。近くの明石海峡大橋の様に、世界の技術の先端を取り入れた大規模な橋奈良県十津川村の様な大きな河川にかかる吊橋四国徳島の祖谷のかづら橋の様な昔の生活に必要だった素朴な橋四国四万十川などの欄干が無い沈下橋・・・大きさ・高さ・素朴さで観光資源になっています。
梅雨時期の花・・・直ぐに思い浮かぶのは「紫陽花」ですね。7変化と言われる紫陽花は多くの種類と色があり私達を楽しませてくれます。紫陽花が有名な各地の寺院も沢山ありますから、鑑賞にいかれる方も多いとですね。「紫陽花」・・・子供の頃は余り好きではなかったな!・・・単純に「紫陽花=雨」が降って外で遊べない!・・・という事が原因ですが・・・
数寄屋建築・和風建築・和の要素を取り入れた建築が得意な「もやい建築事務所」一般的な住宅では、柱は檜・梁は松というのが定番ですが、今は集成材が多くなってきていますが・・・国産材の杉の家では柱・梁に杉を使います。数寄屋建築・和風建築では杉の柱を使う事が多いのです。原木を選び、製材して→乾燥して数寄屋に使った例です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」古民家生活に思いをはせる人は結構いると思います。先ず、何よりも・・・今はやりのSGDSですし使われている素材も概ね良いものが多く。広さも広いし・・・ライフスタイルによっては楽しめるものですすから・・・それと同時に大変な事!リノベーションに投資する費用にもよりますが隙間風・断熱性能の問題、段差問題と課題も多い!
和風・数寄屋建築を得意な「もやい建築事務所」その中の素材「竹」竹はいろんな場面に用いられます。その中で特に好きなのは「有楽窓」です。戦国武将で茶人でもあった織田信長の実弟・・・織田有楽斎が好んで使ったので「有楽窓」と名付けられています・真竹の詰め打ちの面格子です。
大切にしている木工作家エラムの田中さんの汁椀の補修生漆を使い、かなりの防護策を講じて実施したのですが・・・やはり・・・漆は強い!漆を塗った時はそうでもなかったのですが、5回塗り重ねたので・・・作業終了後から.3日以降にやはりカブレてが広がってきている!痒さは少しだけなので、まだ我慢できるのですが・・・風呂上りなどは痒い!多分、後1週間ほどは続くだろうな!漆を塗る職人さん・・・尊敬します。
私が好きな建築シリーズ:5は古都・京都の歴史的な建築です。寺院の茶室等の歴史遺産に残っている建築ですぅ。第一は室町文化の代表格・銀閣寺東求堂の同仁斎日本建築で初めて「床」が登場した建築です。現在の日本文化の大きな起点と言われる時代ですね。第二は大徳寺の塔頭弧峰庵の忘荃・・・ご存じ小堀遠州の茶室です。第三は同じく大徳寺塔頭の高桐院のアプローチや茶室そして忘れてはならないのは、大山崎妙喜庵の待庵・・・唯一、千利休の現存する茶室です。
栗のなぐりを器が得意な木工作家・エラムの田中さんの工房は小野市の森の中です。私も普段、角皿、汁椀、ボールを毎日使っています。栗材のなぐりで、拭き漆仕上げです。軽いし、丈夫でお気に入りです。さて森のかなの田中さんの工房1階は作業場と材料置き場で2階が展示室になっています。工房を訪れる方の中に、古い道具や皿をもってこられる方もおられる様で、その様な道具や小物も廉価で販売もされています。そこで見つけた事務用品?というか?製図用品烏口と烏口のコンパスです。
20数年が経過した「土間のあるFuハウス」外部の1枚目の地層仕上げは経年変化で少し風雨で黒ずみましたが、庭も落ち着いて心地よい建築になっています。地層仕上げの壁を3枚立ち上げて、甍が美しい建築を目指しました。叩き土間風のアプローチ、低い化粧丸太の軒先が印象邸な玄関へ!
20数年が経過した「土間のあるFuハウス」外部の1枚目の地層仕上げは経年変化で少し風雨で黒ずみましたが、庭も落ち着いて心地よい建築になっています。地層仕上げの壁を3枚立ち上げて、甍が美しい建築を目指しました。
私の好きな建築:3・・・東京青山の表参道のプラザビルです。表参道には、東京オリンピックのメイン会場を競い合った伊藤豊雄氏や隈研吾氏が設計した建築、有名な建築家が設計した建築も多い。その中で、ガラス張りの建築はスイスの建築家・ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計の建築です。北京オリンピックの「鳥の巣」を設計した建築家でもあります。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」春の草花が一段落して来ています。先日の雨・風で西の庭のオオデマリ!満開状態だったのが散り始め、朝には、散った白い花の小道が出来上がっていました。
路上観察!久しぶりにマンホールの蓋のデザインです。各行政機関により、様々な地域の特徴のあるマンホール蓋があります。珍しいデザインの蓋を見つけるとニコッとします。
私の好きな建築:2は牧野富太郎記念館です。四国高知県にある植物学者牧野富太郎氏の記念館で内藤廣氏の設計です。山の中に溶け込む様な内藤氏得意な風土を考えたデザインです。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」インスタグラム・FBで日々情報を発信しています。一度ご覧ください。アドレスは読み取ってもらえば・・・GO!ですよ。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」自然素材・木造住宅も設計の主たるテーマです。今回は木材について考えてみます。私達が良く使う木材構造材として・・・国産材としては檜・杉・松が代表選手ですね。 外材としては、米松・米栂・そして北洋材が挙げられます。私達は基本は柱は檜か杉・梁は松か米松を使うのが一般的です。なるべく構造材に集成梁・柱は使用していません。基本は、風土に根差した木材が適していると考えています。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」茶室・数寄屋建築・和風建築も重要なテーマです。茶室では特殊な金物を使います。鋳物製もあり結構、高価なものです。ほぼ決められた位置を確かめ設置していきます。この辺は、創造性や斬新生ではなく、茶をたてるという機能を満たすための細工です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」庭に植わっている樹木たちは紅葉・アズキナシ・マユミ・利休梅・オオデマリ・コデマリ・ハゼ・ウツギ・クロモジ・レモン・柿・ボケ等々です。入口のアズキナシの小さな白い花が満開です。木姿も綺麗なアズキナシです。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」伝統的な仕上げ・技が必要な仕上げ・熟練した職人さん達の仕上げを取り入れられるものがあれば、今の時代に適応させ考えて、大切にしています。・・・その中の一つに左官の「蛍壁」があります。酸化鉄の粉末を土壁に練り込み、それが錆びてポツポツと錆が浮いてきて壁に蛍が光っているような錆が見える壁を「蛍壁」と言います。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」数寄屋建築・和風建築も活動のテーマです。普段あまり見かけない仕事をする職人さん。茶室の聚楽壁に和紙を腰張りする経師屋さんです。土の上に和紙を保護の為に綺麗に貼っていく作業です。