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大工工事が完了したぞー! 2024年1月に上棟した我が家。 2024年4月に大工工事が完了となりました。 影も形も無かったところから基礎が作られ、柱が立ち、壁で閉じられ、家の形が出来上がっていく様はなんとも圧巻です。 大工さんの仕事は本当に
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」数寄屋建築・和風建築も活動の柱です。和風・数寄屋建築に置いては、職人さんの力・技術力が大きく仕事の仕上りを大きく左右されます。そのなかで、一番目に大工さん!納まりの技術は当然の事ですが、木をみて判断する力も大きいのです。加工技術・のみ・鉋の使い方!綺麗な納まりを知っている事!そういう熟練度が大切です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」古民家・民家のリノベーションも活動の柱です。古民家には、素材も良く、丁寧に作られている建具が多い。又、大工仕事も丁寧なものも多い。只、高さが(内法)173㎝が基本で、現在のライフスタイルで低いから対策が必要です。
少ししたデザインをしてみました。塩の結晶をモチーフにして・・・塩に関係する所なので、何をモチーフにするのか、考えて塩の結晶を選びました。塩の結晶の代表的なものは、サイコロ状の6面体です。それを欄間に透かし彫をして、一二三に並べました。杉の柾目の板に透かし彫かな!と6面体に見えるように、シンプルな形で大工さんが製作ものを考えました。
加工や素材を活かした工夫をが大好きな大工職人さんの話です。柱や梁の手加工や継手は勿論の事ですが、造作の為の工夫をされている話をお聞きしました。自分で工夫されて、一般の建築でも利用できるようなコストを考えて工夫されています。建具も自分で作られますし、杉の網代も自分で編まれます。一般的に杉の網代は和風建築・特に数寄屋建築では良く使われます。
古民家のリノベーションもテーマの柱の一つ基本的には、田の字型の間取りが多く、壁が少なく耐震性に不安がある物が多い。建具を開放すれば、広い空間が出来、融通性にも富んだ間取りでもあります。今回は柱の補強の一例です。少し斜めになっており、一方向に上下が15mm位倒れています。このままで進めると建具の調整だけでは隙間があいて問題を残します。そこで今回は・・・柱を抱かず手法を取りました。
お客様が森の中の柱にして欲しいというう事で材木屋さんに一緒に行って見つけた梅の木沢山の木材の下の方に置いてあるのを見つけました。「これが良い!」という事で購入しました。設置するのは店舗で2階の柱!所が通し柱なので、柱の入れ替えは×そこで、既存の柱に中央の柱の分をカットして、周囲の皮がついた分を巻き込むことにしました。
職人さんの仕事中の姿は良いものです。今回は大工さん栗の框を現場で加工しています。3mの框を兼ねた敷居と2.3mの框の接合部を加工中です。鋸とノミを使いながら寡黙に刻みます。仮合わせを何回かして、綺麗につながる様に調整しながら・・・