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ある晴れた6月の平日 『入るわよ!』 と、母はる子は入りなれた様子でずかずかと部屋にあがっていった 『あっ!あんたまた昨日置いていったパン食べてないじゃない!このまま食べないと本当に死ぬわよ!』 という声が聞こえた これはそろそろただならない事態かもしれないと思い普段は絶対に入ることのない「みや子」の部屋に私はおそるおそる入っていった 『おじゃましま~す・・・・』 そこはマンションの一室 1LDKの一人用の部屋 南向きなので日当たりは抜群 なので入った瞬間むわぁ~とする暑さとカビ臭い悪臭が鼻について、思わず鼻から息をするのをやめた ・・・けどそうするとカビを口から吸っているようで気分が悪いので…