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名前の話し、前回からの続きです。 小学生の頃に、自分の名前に関して自覚した出来事。私のナミという名前のミの漢字は巳年の「巳」です。それを幼い頃は「己」と書いて…
こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 若い未婚の女性は結婚に憧れている。だが、若い女性たちの夢見ているほど、安定したものだろうか。また純粋な状態のものだろうかーーこうした疑いを抱いた方はこの小説を読まれるといい。この小説の主題は、現代の『ボヴァリー夫人』の悲劇である。あるいはもうひとつの『菜穂子』である。そして、若い娘たちの大部分にとって、将来待ち伏せている不幸なのかもしれない。この小説は、読みおえて数年たって、はじめて深刻な意味をもつだろう。 「特に若い女性へ」中村真一郎(帯より) マルグリット・デュラス(1914-1996)は第一次世界大戦争が勃発した年に、当時はフランスの…