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わたし独りの世界ではわたし という一人称さえ いらなくて私の呼ぶ あなたはいつもとっくに過ぎ去った昨日の あなたやこの世からもう消えた向こうの あなた一人称の わたし さえいらない世界私しか いないのだからわたし という言葉すら必要ないわたし はいないどこにもいないそんな世界で私は 言葉を綴りわたし と自分を 呼んでいる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心#闇...
全然似てない似た者同士 哀しみが寄り添え合えば 半分になるなんて全くの嘘で 楽しみは倍になるなんてのも 全くの出任せ 哀しみは助長し合って 限りなく増幅していくし 楽しみなんてはなからない そんな二人だから 哀しみが倍になって 何の楽しみもないけれど 寄り添い合って生きている
『従順』あなたが打って体調不良になったり打って大事な人を亡くしても特にあなたは何もしないのか結局受け入れて"終わり"なのだこの話はあなたが受け入れて"終わり"…
春一番が とうに吹き過ぎて街は 春の気配なのに日陰のお部屋で火を焚いている孤独は 私に季節さえ 感じさせてくれないただ うわ言みたいにうつろうだけで夏も冬も同じようなものカップルを包む 陽だまり家族の食卓 湯気の窓子供たちの笑い声どれも 眩し過ぎて直視できない私が持っていないものたちもう どうあがいても手に入れることのできないものたちひとり寝に胸を押さえて天井に見る 地獄烙印みたいに一刻一刻痛みと...
虹色に輝き浮かぶ息吹の呼び声 『白詰草と蝶』F0 油彩 『白詰草と蝶』油絵 Art -misu etsuki- Atelier風の通 三須絵月 pow…
ポスターフレームは、壁に懸けられた静かな窓窓の向こうには別の世界が広がり、見る者を遠くへと誘う。それはアートの守り手、境界を定める番人、ひとひらのポスターを永遠の展示品に変える魔法の箱。 四角いフレームは、ただの装飾品ではない。記憶を捕らえ、時間を停止させる器。映画の一場面、音楽の一瞬、旅の一コマを永遠に色褪せない思い出へと昇華させる。 フレームの中には、昨日の夢が宿る。芸術家たちの筆致が生き、彼らの世界観が息づく。それぞれのポスターが語る物語には、無数の視線が触れ、心が動かされる。 部屋の中のこの小さな美術館で、フレームは静かにその役割を果たす。見る者に多くの感動を与え、異なる世界へと導く。…
クローゼットは、静かな部屋の奥深くに潜む、時間の番人、記憶の保管庫。そこには、重ねられた生地の間に、過ぎ去った季節の香りが染みついている。 扉を開けるたびに、過去の自分に出会う—夏のリネン、冬のウール、それぞれの織物がかつての日々のエコーを私に囁く。幻のような春の夜、忘れられない秋の午後。 この小さな空間に、人生の舞台裏が隠されている。愛した服、もう着ない服、思い出深い服。それぞれが、無言のドラマを演じ、感情の糸で繋がれた一節を紡ぎ出す。 クローゼットは、私たちが身を包む物語を守る。静かに、確実に、時の流れを見守りながら、生活の一部として、そして心の一部として存在する。扉を閉じれば、その物語は…
家の隅に佇む洗濯乾燥機、日常の無言の守護者。汚れた服を受け入れ、静かな回転の中で彼らを浄化する。水と石鹸の舞い、渦を巻く泡の中で、生活の痕跡を洗い流し、新たな日を準備する。 洗濯槽の中では、繊維が密かに語り合う。汗と泥の物語、涙のしみ、笑いの日の残像。それらはすべて洗い流され、乾燥の温風によって、再び息を吹き返す。 この機械はただの機械ではなく、時間と記憶を織りなす詩人。服はその詩篇の行間を飾り、洗濯乾燥機は黙々と、節を紡ぐ。 乾燥サイクルの終わりには、熱風の中から生まれ変わった衣服が現れる。それはまるで、夜明けの光の中を歩むように、清潔という新しい日の始まりを告げる。 洗濯乾燥機は、ひっそり…
逆差別 #詩 #思い #朗読 #ポエム #人 #人生 #人間 #人間関係の悩み #気持ち #逆差別私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクション…
ひと時、酔いしれた桜も若葉萌え まばゆいほどに 桜吹雪、今年も天候とタイミングが合わず見ずじまいだったけれど 地に降りて来られたのは・・…
胸の鼓動が得体の知れない不安を 呼び得体の知れない 不安が根拠のない恐怖を 呼び根拠のない 恐怖が激烈な緊張を 呼ぶ誰の前でも緊張どこに行っても緊張一人でいても緊張逃げ場がないから眠剤を煽って眠りに逃げる症状を連れて 生きるそう決めたはずなのにやっぱり とても苦しくて悲しみの涙さえ奪われて雪解けの春にも病の呪縛は解けなくていつ終わるとも知れないこのくだらない人生のエンドロールをいつも いつも夢見て...
どんなに晴れた日でも どんなに青が綺麗でも どんなに白が眩しくても 夜になれば深く沈む 溜息の海 堕ちて溺れて 涙か何かも分からなくなる 伸ばした手は誰にも届かず ただただ あなたが恋しい
植物がそうするように 陽の当たる場所を求めて 彷徨い歩き 永遠の旅をする 一定量の日差しを浴びる 簡単だった時代は終わり ダンジョンのような 迷路が自分の前に そびえ立つ ミッションをこなして 進む先に本当にあるのか 自問自答が消えては現れる こっそり導こうとする 案内人も...
『不平不満』予約が必要なお店だというのに特別にお客として受け入れてもらったのだそれ自体がすごいサービスなのだからまずはそこに感謝しろと一緒に旅行をしている友人…
コンビニの袋を ためて何になる?無意味なことの連続が所詮 私の日常ですさんだ魂はあの世とこの世を行きつ戻りつこんな魂いつまでも後生大事に ぶら下げて何になる?素朴な疑問もこの世ではまるで答えは 出なくって大事なものも守るべきものも私には ないけれど心の片隅に微かに燃える灯りだけはどうやらまだ消えてはいないだからこんなに苦しいのきっとこの灯りを吹き消してしまえばいいのに消してはいけないともう一人の私...
いつまでも 心ときめいて あなたに恋してる 純情とは 純粋とは きっと こういう気持ち 甘い香りのするような 淡い夢をみているような 優しい時間の中で いつまでも 心ときめいて あなたに恋してる
自分を知らない何者かの囁き そんなものに惑わされて 心を壊していくなんて とても滑稽です でも きっと ありふれた話 好き勝手な憶測の領域で 彼は 彼女らは 見えない敵に囲まれて やがて蝕まれていく 私の声も手も届かないところで
雨の日に安堵するのは街が 私と同じ色に染まるからグレーに染まる雨の日の 街が好きこの世 という 懲役の中でいつまで経っても 出所を許されない 私の心と同じ色懲役色に染まる 雨の日の 街が好き海も 空も 私の明日も 懲役色懲役色の 街が好き#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心#闇...
食事 #詩 #あるある #思い #朗読 #ポエム #人 #気持ち #人間 #食事 #食べ物 #料理 #ご飯私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィク…
『田舎』車を運転していると野生の可愛いタヌキがプリプリ走って行ったその光景を見ながら思うのである『これがクマじゃなくて本当に良かった』ランキング参加中!にほん…
毎日が 命日なんです毎日が 喪中なんです毎日が 喪主なんですだから遊びに行くことも旅行に出ることも一切 ないんです悲しくても喪主の私は悲しむ暇もない頭はパンパンに張り詰めています何もかも 失くしました恋も 夢も 大切な人もみんな線香のけむりがひとすじの光みたいに部屋の中をつたって行きます毎日喪に 服しています黒い服しか 着ていません毎日が 命日なんです毎日が 喪中なんです毎日が 喪主なんです#ネガ...
あなたはいつも 意味などないって 投げやりに言うけれど 私にはちゃんと 意味があるから そばにいるんだよ もしも本当に 意味がないのなら 私が創るから あなたと私の 確実な意味を 私が創るから これからも そばにいるね
幾多の困難を乗り越えて 辿り着く未開の地 どんなに欲しくても 現れることはない 形がない音もない 自分だけが感じる 自分が創り出す 未知の領域 ちょっとやそっとの 苦役では辿り着けない 履歴の先にある 視界のバリエーション そこに行ったものしか 見ることができない 言葉では...
わたしは 涙幾つも幾つも零れては人々の悲しみを浄化するわたしは 涙わたしは 雨路面を叩きつけて降りしきるけれどすぐにあがって陽射しに溶けるわたしは 雨わたしは 水川の流れに逆らわず人々ののどを潤すわたしは 水わたしは 朝露大きな葉の上を転がって朝陽に暖められて光るわたしは 朝露涙になる雨になる水になる朝露になるそしてわたしはいなくなる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心...
夜の帳が下り、部屋には静寂が満ちる。その中で、ひとつの小さな嵐が生まれる—ドライヤーの風は、暗闇の中で髪を撫でる。 この機械はただの道具ではなく、深夜の詩人、夢想家の友。風と熱の中で、髪は乾き、心は満たされる。彼の作り出す風景は、見えないけれど、肌で感じることができる—それは現実と幻想が交差する場所。 髪を乾かしながら、窓の外を見つめる。星も眠る夜に、ドライヤーの音だけが時間を刻む。それは、この世の終わりのようで、同時に新しい始まりの予感を孕んでいる。 ドライヤーは、夜の寂しさを紛らわす魔法の笛。その温かな風は、遠く離れた春の日を思い出させる。部屋の中に広がる熱風は、記憶を呼び覚ます—忘れ去ら…
夜更けのキッチン、月光がそっと窓辺に憩う。彼女はエプロンを身に纏い、静寂と向き合う。その布は、月夜に語りかける幽玄の衣、彼女の孤独な影を優しく包み込む。 このエプロンはただの布ではなく、夢と現の狭間を彷徨う幻想の翼。彼女が料理をする姿は、まるで時を超えた舞、淡い光の中で、静かに、しかし確かに踊る。 キッチンの中、彼女は夜の魔法使い、エプロンはその秘密の呪文。彼女が触れるすべてのものは、幻想へと変わり、料理は夜の幻影を映し出す鏡。 エプロンのしわ一つ一つには、過ぎ去りし日々の記憶が宿り、その織りなす物語は、無言の詩篇。彼女はその詩篇を胸に、深い夜の沈黙と対話する。彼女の心の中で、エプロンは永遠の…
冬の静けさの中、一台のオイルヒーターがひっそりと息づく。部屋の隅で静かに、凍える世界に温もりを紡ぐ。その存在は目立たないが、その温かさは部屋じゅうに広がり、冷たい空気を優しく抱きしめるように変えていく。 オイルが静かに流れるその内部で、時間とともにじわりと熱を生み出し、まるで冬眠から目覚める生き物のよう。外は雪が降り積もるかもしれないが、この小さな守り神がいるおかげで、部屋の中は柔らかな春のよう。 人々はその周りに集まり、冷えた手を温め、ほっと一息つく。オイルヒーターは静かにその役割を果たし、言葉なく、ただひたすらに温もりを提供する。その温かさは、ただ体を温めるだけではなく、心まで柔らかく溶か…
空に浮かぶ17の星、遠く輝く希望の灯台。それぞれが異なる色を持ち、異なる光を放つ。「持続可能な未来」—口にするには美しいが、手を伸ばせば触れられそうで、いざ掴もうとするとふわりと避ける、水の泡のような、空虚な約束。 貧困をなくし、飢餓を撲滅すると歌うが、その歌はどこか遠くで響き、決して地面には届かない。良質な教育、平等、水と衛生—すべてが美しい願い事に過ぎず、現実の泥には、一つも根を下ろさない。 経済成長と働き方、産業革新に環境を加え、地球に優しい社会を目指すというが、その言葉たちは、風に乗って遠くへと散っていく。平和と正義、パートナーシップを語りながら、私たちはまだ、手探りで未来を探っている…
健康健康 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...www.nicovideo…
白猫の私を見上げるあどけない表情がたまらなく 愛おしいこの子の存在が私を人間たらしめている春の宵が街を包む私を包む生きている限り苦しみは 途切れることがない一体何の試練なのかと叫びたくなるだけど季節を感じられるならまだ 大丈夫白猫を愛おしいと思えるならまだ 大丈夫苦しみの余り人の心を失うのが 怖くって恨みや憎しみだけに心を支配されてしまうのが怖くって何度も 白猫の頭を撫でて窓を開けて風の香りを感じ...
悲しい出来事と 幸せな出来事は 半々とか言うけれど もうそろそろ 幸せやってこないと 悲しい方が圧倒的すぎる 幸せな人だったら 悲しい出来事が この先待ってるなんて 絶望しかなくて 可哀想すぎて同情しちゃう とりあえずは 悲しい出来事と 幸せな出来事は 半々じゃないと思うっ...
悲しみのその先には一体何があるのだろう私の頬に零れた涙を春の夜風がそっと拭って行く悲しんで憎しんで傷つけ合って血を流して絶望の淵で膝を丸めてうずくまっていても新たな誰かと手を繋ぐことを忘れずにいれば悲しみが深い分繋ぐその手は温かい悲しみも憎しみも他の誰かを思うことでやがては炎が燃え尽きるように静かに 消えて新たに愛情や喜びと言う名の感情として優しく火が灯るのだろうかいつか悲しみのその先に辿り着き何...
無責任無責任 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...www.nicovid…
いいわけないのに このままでいたいなんて 思ってしまうのよ このままじゃいけないって どこかで思ってるのに 引き止めてしまうのよ 毎回のこと あなたの顔を見るたび あなたの声を聞くたび 安堵して すりよって 崩れてしまうのよ いいわけないのに 言い訳ばかり 許して 赦されて...
1999年11月10日水ようび はれおかあさんが 死にましたおかあさんの命はあと1ヶ月とお医者さんにいわれましたまだピンピンしていたおかあさんがあと1ヶ月でいなくなるわたしにはよくわかりませんでした1999年11月10日水ようび はれおかあさんが 死にましたおかあさんはもうすぐ死ぬ患者だから雑に扱われましたもうすぐ死ぬ患者だからだいじにして欲しいのに雑に扱われました1999年11月10日水ようび はれおかあさんが 死にまし...
抱きしめられて思ったの 本当に抱きしめてほしいのは 私の心 心ごと抱きしめて そして泣きたいだけ泣かせてほしい 夜が更けて 星が消えて 朝が白々しくやってきても その腕の中で 子どものように泣いて 泣きつかれて眠るまで 私の心 心ごと抱きしめて
君がくれたペンダント 胸元で揺れる度に 君の香りがするようだ 一人だけど一人じゃない そんな気持ちにしてくれる 僕の大切な宝物 代替えのない僕の一番 一人戸惑う夜も語りかけ 行くべき道を示してくれる 時に暖かく たまにクールに ずっと一緒にいれたらと 願った朝も今は昔 周り...
『責任』ウンコを出したのはお前なのだからお前がケツを拭けいつまでも拭かなければ汚いままだお前はそのままパンツを履くのかそれともそんなところ誰かに拭かせるつもり…
夜明けの空は赤紫色をして私には見えない希望を告げているらしいはらはらと舞い落つ桜の花びらは短いいのちを生きて 散りゆく天国も地獄もないあるのは有限なこの現実と無限に広がる永遠の虚無天に向かって誰のせいにすればいいのかわからないこの世の苦しみを叫ぶなぜ私は産まれて来たの?私は誰でもなく選ばれた者でもないのにと誰も知らない孤独な女の恨み節#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#ポエム#心#闇...
区切るところが違うの なんにも分かってないアナタだから そんなことにも気づかない でも言わないわ 教える気はないわ いずれ関わることもなくなるから それまでは黙って見てる 見る気もないけど ココロの中では すでに区切っている