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2018/05/10

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  • 馬鹿がみた夢

    馬鹿がみた夢 - 不安なまま 時間だけが過ぎて それでも信じてた あなただけを 盲目でいい 馬鹿にされていい 誰に何を言われても あなたの言葉を信じた 何もかも捨てても 自分自身を変えてでも 何よりも優先していた あなただけを 皮肉にも あなたを失って 周りが見え始めて や...

  • それこそが

    それこそが - あなたに出逢ってしまった それこそが 私の悲劇のはじまり 同時に 愛のはじまり

  • この差はなんだろう

    この差はなんだろう - 少し嬉しくて 少し泣いた 少し哀しくて 涙は我慢した この差はなんだろう

  • 突然に

    突然に - 手放すつもりなど毛頭なかった そんなつもりあるはずない どこにもない ないはずの出来事 それが突然に 奪われたような感覚 でも、 自分で手を離した 離さないと誓ったのに この手から離れていくのを 呆然と見送るだけだった

  • 停滞

    停滞 - あの頃の恋が あのまま進んでいたら 今頃ふたり どうしていたんだろう あなたはもう 次の恋を育んでいる? 私のことは もう忘れている? それでいいのに それはさみしい あの頃の恋が 終わってしまってから 今までずっと 私は一歩も進めていない

  • 今日も元気に

    今日も元気に - 今日も元気にご飯を食べて 今日も元気にご挨拶 今日も元気にお仕事頑張って 今日も元気に無事帰宅 今日も元気にお風呂に入って そして いよいよ 泣く時間 今日も元気に頑張ったから 今日も自分を褒めてあげよう 明日も元気に過ごすため そのための涙だから

  • 絶望

    絶望 - あなたに絶望 それ以上に 自分自身に絶望 なにもかも終わり この世の終わり 愛していたのに 愛していたから 絶望はより深く なんの光も見えない

  • 消えた夜

    消えた夜 - 毎晩あなたを待っていた そんな日はもう遠いのに 忘れるどころか増すばかり 静かで冷たい夜の中で あなたへの気持ちだけは温かで それがとても幸せで あなたの気配が嬉しくて これからもずっとと思った ずっと一緒がいいと思った 思っただけで叶わなかった 幸せだった夜...

  • 虚しさは不意に

    虚しさは不意に - 想うだけでいい そっと想うだけで そう思ってきたけれど 虚しさは不意に 涙とともに襲ってくる

  • 口には出さないけれど

    口には出さないけれど - 失敗したなと思ってる 内心 失敗だったなと思ってる 口には出さないけれど 失敗だけれど仕方ない 失敗したまま引きずって 内心 誰よりも不幸だと思ってる

  • フェンスにトンボ

    フェンスにトンボ - 憶えているわ 忘れちゃいないわ 秋になるたび 今でも同じ思いよ フェンスにトンボ それだけでも充分 感傷に浸るには充分 夕焼けが背中を押すから 世界が滲んで見えちゃうわ

  • 自惚れ召さるな

    自惚れ召さるな - 嫌いを好きになるのは 意外にも簡単なものだけれど 好きを嫌いになるのは 一瞬の出来事 だから自惚れ召さるな

  • 溺れてしまうほどの涙

    泣いても泣いても 気持ちは晴れない 泣いても泣いても 何も解決はしない それでも 堪えきれない涙は 後から後から溢れる 涙は頭痛を伴い 溺れてしまうほど

  • どの日もあなた

    雨の日が悲しいのは 悲しい思い出が降るから 雷の日が苦しいのは 苦しい思い出が光るから 風の日が辛いのは 辛い思い出が揺れるから 晴れの日が切ないのは 切ない思い出が眩しいから 雪の日が恋しいのは 恋しい思い出が積もるから

  • 堕落していくのを止められない 散らかっていく部屋 汚れていくだけの靴 身なりも無頓着 やる気も無ければやることもない これからの予定もない ないない尽くしで君もいない これほどだったなんて 失くして初めて気づくって こういうことか たった一人 この世に一人 君だけが僕の源だ...

  • リアル

    リアルが知りたい あなたの リアルだけが知りたい 誰かの戯言はいらない それは雑音 そんなの聞かない そんなの見ない あなたの言葉で あなたの心を 伝えて わたしに そこに微塵の嘘もないのなら どんなリアルでも構わない きっと信じる だから、 リアルを教えて あなたの リア...

  • このまま消えたい

    このまま消えたい 沈んで消えたい 飛ばされて消えたい いつの間にか消えたい いつぶりだろう こんな感情 誰のせい? 君のせい? 否 己の存在のせい それが最も腹立たしい 何もかもが面倒になった いっそのこと このまま消えたい

  • 思い出が辛い夜

    あんなに幸せだった思い出が 逆に辛いの どうしたらいいの 忘れることができなくて とても辛いの どうすることもできないの ただ今夜も不安定なまま 思い出 抱きしめるだけ 辛いのに 辛いから

  • 秋影

    多分 徐々に なんだけど 急に 伸びた 気がしてる その 伸びた分 だけ 切なく 見える 多分 真夏の頃 よりは 優しいはず なんだけど そうね やっぱり 切ないね

  • そこに居たら 安心なの? 安全なの? 守られるの? 自由なの? そこから出たら 生きていけないの? 自ら望んだ檻の中 そこに幸せはあるの?

  • それでも私はあなたの味方

    私はあなたの味方でいたけれど ずっと味方でいたけれど あなたは違ったのね それが分かってしまって悲しいわ 哀れでしょ 惨めでしょ それでも私はあなたの味方 今更どうこう変われない 変われないほど 愛してた

  • 小さな願い

    できるだけ穏やかに できるだけ優しく 存在感なんかなくていい ただただ季節の風の唄を 静かに聴くだけでいい そんな幸せがあってもいい 誰も邪魔しないで 誰も奪わないで 小さな願い 踏みにじらないで

  • どんな愛よりも

    愛よりも愛らしかった あなたの存在 そこに私の生きる意義もあった すべてをかけて 命をかけて 守り抜きたいと本気で思えた あなたの存在 私の生きる意義 どんな愛よりも 愛だった

  • ヘッドライト・レイン

    雨の冷たさが増したね こうやって季節が過ぎるんだね ふたりだったら楽しかった暗い道も こんなに淋しく心細いんだね ヘッドライトに浮かぶ雨 思っていたよりも激しくて 急に 涙が溢れてきた

  • 涙の解放

    準備は整った 今夜も よし いいぞ さぁ、泣け

  • 消えていくだけ

    昨日言ってたこと 忘れてちょうだい 今はもう違うから 今から言うことも 明日には分からない 明日になったら 忘れてちょうだい 何も覚えてなくていい どうせ消えていくだけだから

  • 青春のイントロダクション

    イントロで震えた 一瞬で引き戻される思い 風の匂いも 共鳴する地鳴りも そこには青春が詰まっていた あたしは確実にそこにいた

  • 幸福の足音

    確実に聞いていた気がしてたけれど 気のせいだったのかしら 幸福の足音は どこかに行ってしまったのかしら 確実に私の元へ来てくれるものだと 信じていたけれど 気のせいだったのかしら まだ待っているけれど いつまで待てばいいのかしら

  • そこから始まる

    愛を求めていた ただそれだけだった 愛だけが欲しくて 愛だけに縋った 愛で世界が変わると 闇雲に信じていた だけど知った 愛だけでは駄目なこと 独りでも強くいなければ 何事も変えられないこと 愛を求めるならば 求められる人になること そこから始まる

  • 無限の渦

    それは渦 まるで渦 なんでもないようで 巻き込まれたら恐怖 すぐに出られそうで 決して出られない あなたの中の渦 私の中にも渦 なんでもないようで 深く暗い闇が広がる それは無限に

  • 在り来りの夢を

    辛い過去から逃げてきたのに どうしても捕まってしまう 結局どこにも逃げ場はない 助けて だれか助けて 逃がして 私を逃がして ただ在り来りに幸せを夢見たいだけ 夢でいい ささやかな夢でいい それさえも許されないほどの罪を 私はいつ犯したのだろうか

  • これくらい、いいよね

    いつもの道の いつもの曲がり角 そこを曲がったら あなたに会えたら、なんて ありえない出来事 空想するだけが楽しみ そんな楽しみを やっと見つけられた 虚しいけれどね でも、いいよね 誰にも迷惑かけてない これくらい、いいよね

  • 君の狩り

    優しい笑顔で誘って 散々虜にしておいて 美しい唇で毒を吐く 棘だらけのコトバで トドメを刺した後は 見向きもしないんだ 君の本能的狩り方は 用意周到な殺り方だ 悔いも恨みも残さず 思い出だけ残してく

  • 満ちる恋しさ

    あなたと過ごした日々を まだ手放せずに 今でも夢見るの 戻れるはずはない それが現実 それを受け入れつつも 今でも夢見るの こんな満月の夜なら尚更 恋しさに追い打ちをかける

  • 最大の興味

    興味のない事ばかりで この世の中成り立っている 興味のない事ばかりだけど それが大事だったりしてる それくらいは分かってる ただ興味が沸かないだけ いつだって私の最大の興味はあなた 私はあなたが全てで成り立っている

  • 諦め癖をやっつけろ

    諦め癖がついちゃった だから大概のことは諦めちゃう 頑張る前に諦めちゃう そうやって生きてきちゃった それが突然 諦めたくない思いの芽生え 自分が一番戸惑っている どうやって叶えたらいいの 頑張り方も分からないのに 諦め癖をどうにかしなきゃ また諦めて元の自分に戻っちゃう ...

  • 自己嫌悪の嵐

    自己嫌悪の嵐が吹き荒れる 他人と比べているのはいつだって自分自身 今夜も嫌いな自分になる

  • ひとりで生きていく場所

    あなたに会えないのならば もうこの世も終わり どこにいたって意味はない 誰に会っても意味はない 意味もなく呼吸をするだけ あなたがいないこの世の終わり ひとり生きていく場所を選ぶなら 空が見える場所 できるだけ広い空が見える場所 そこがいい

  • 日暮れの金木犀

    あぁ、また、この季節 嫌でも揺さぶられる記憶 仄かに だけど、強烈に 辺り一面を染める香り 誰かが笑って 何処かで泣いて 遠く甘く日暮れてゆく

  • どうしても雨

    どうして雨 こんな夜に雨 「さみしい」が具現化してしまう 認めたくない なのに雨 認めざるを得ない 「さみしい」 どうしても雨 こんな夜に雨 あとは泣くだけ

  • シャッター街

    錆びれたシャッター街 取り残された寂しさ 風に鳴くシャッター街 昼なら惨めに 夜なら不気味に だけど私は知っている 開かずのシャッターの向こう 優しい灯りが点る 優しい人がいる だから私は唄う 空を見上げて唄う 錆びれたシャッター街 私の唄よ 響け

  • この花は

    やっと咲いた花を あなたは見ずに出ていった 私は平気 淋しいのは慣れている だけどこの花は きっとあなたに見てほしかった 私じゃなくて あなたに

  • 最後の本当

    嘘ばかり言ってたあなたが 最後に言った本当のこと それこそ嘘であってほしいのに 最後の最後に本当だなんて 呆れちゃって泣いちゃうじゃない どんな嘘でも流してきたのに 最後の最後に流れたのが涙なんて 憐れな自分が悔しすぎるよ

  • はなびふる夜

    暗闇の向こう 夜空が広がる所 大きな花火 掴まえたくて つまずくのも気にせず 走った なぜかしら懐かしくて 遠く響く音に心急かされて 大きな花火 掴まえたくて 走った ざぁーっと花火降る音 なぜかしら嬉しくて 心ときめいて 掴まえたくて 切り取りたくて

  • ひとりにして

    ひとりにして でも、離れていかないで ひとりにして でも、すぐに抱きしめて ひとりにして でも、そのまま愛して

  • 絶望音憶

    嫌な音がする 同時にフラッシュバック 脳内が一気に地獄 そこには夢も希望もなく ただ絶望 ただただ絶望 苦しみも憎しみも 消し去ることはないのだと 絶望の中で思い知らされる

  • 水平線

    青い空が白い雲をさらに白くしているから 気の向くままに来てしまった 海 穏やかな水平線が優しくて 涙 あなたのいない季節は 秋 ここで泣いたら強くなれそうな気がして

  • この淋しさは何だろう

    届かないところまで行ってしまったね それを望んではいたけれど この淋しさは何だろう あなたの野望 私の願い きっと違った 最初から違った それだけのことだけど いつも隣りにいたあなたが 私の隣で夢を語っていたあなたが 届かないところまで行ってしまったね もっと遠くへといこう...

  • 秋風に揺れて

    赤いリボンが揺れていて それを綺麗と思いながら 少しだけ私の心も揺れて どうしてかしら 泣いてしまったの 風が秋の匂い そのせいかしら

  • 弱い者同士

    強くなりたいと君は言った 強さなんていらないと僕は思う 弱い者同士 寄り添い合えばそれでいい 弱い君のままでいい 弱い僕じゃ駄目なのかい? 強くなれなくても愛してる 愛だけじゃ駄目なのかい? 弱い僕でも愛してる 弱い君を愛してる 誰よりも 誰よりも そこだけは きっと強い

  • 人魚の願い

    記憶の眠り 束の間の幸福 私は ただ そこに いたかった 同じ空間 明るい光に包まれ あなたの呼吸 重なる温もり それらが全て幻でも 私の存在が嘘になっても 私は ただ そこに いたかった 何の言葉を交わせなくても 見つめ合うことすら叶わなくても

  • それすら悲しい

    きっと泣くわ 今夜も泣くわ また独りで あなたを思って 独りでいること 独りで泣くこと 慣れてきたけど それすら悲しい 理由なんて どうでもよくて きっと泣くわ 今夜も独りで

  • 夏が終わった音

    不意に、 夏が終わった音がした 気のせいじゃなかった 君がいないまま 君が来ないまま 夏が終わってしまった それでも まだ、 君を待っている 夏が終わってしまっても

  • 少しだけ~あなたに逢いたい~

    少しだけ 泣きたい夜だから 少しだけ あなたに逢いたい 少しだけ 泣いた後には 少しだけ 頑張れそうだから

  • そういう大人

    淡々とやり過ごすだけの日々 何事もなければそれでいい 何事かあっても素知らぬ顔で そう淡々と ただ淡々と そういう大人しかいなかったから そういう大人を見てきて そうするだけの大人になった 正義とか勇気とかには憧れるけど 正義とか勇気で稼げないんだってさ 確かにね そうかも...

  • 好きだった本に 好きだった栞 好きだったのに 忘れていたもの 好きだった本も 好きだった栞も 過去形の切なさ 大切だったもの

  • たったひとつ、されどひとつ

    たったひとつ されどひとつ 僅かだけど 確実に 違うこと 大切で 愛しいもの たったひとつ されどひとつ

  • 次の夢

    青空に描いていた夢が あっけなく黒雲に消されていく それをただ見てた 悲しくはなかった ただ消えただけ また描けばいいだけ 黒雲の上にでも 次の青空にでも

  • 心叫べ

    楽譜なんて読めなくても書けなくても 文字だって読めなくても書けなくても 心があんだろ 音程とか音感とか関係ねぇ 心ひとつ 伝えたいことがあれば 伝えたい人がいるなら 下手でいい 下手こそいい 叫べ

  • 知って後悔

    知りたかったことなのに 知ってしまって悲しんでいる 知りたかったことだけど 知らずにいればよかったのか もう戻れないから 知らなかった頃には戻れないから 知ってしまった後悔を これからずっと背負っていく

  • 蒼然の空に

    哀しみを抱えたままでいい 哀しみを知っているからこその幸い 涙なら飛ばしていけばいい どこまでも果てしなく 初めての気持ちを更新していけ

  • だから少し黙っていて

    考えている だから少し黙っていて 最後になる言葉なら それらしく しおらしく あなたの心に響くように 考えている だから少し黙っていて それがきっと 最後になる言葉だから

  • 紅い月の涙

    夜明け前の紅い月は どうして泣いていたのだろう 私の心が揺れていた頃 あなたに逢いたいと泣いていたから 夜明け前の紅い月も 誰かに逢いたいと思っていたのか 夜明け前の紅い月は どうして泣いていたのだろう

  • 残虐な刃

    何気ない言葉で傷ついている人が いとも簡単に他人を傷つけている 傷ついた過去には執着するけど 傷つけたことには気付きもしない その罪は同等なのに 自分ばかりが被害者面 自分の痛みばかり主張して 他人の痛みには鈍感になるばかり 繊細で弱々しく装い 実は粘着質で攻撃的 他人には...

  • 褪せない思い

    何時間かかっても平気 会いに来るわ 何時間待つことも平気 会うためだもの 何年だって思い続ける あなただけ思い続ける 出会ったあの日から 今日までずっと これからもずっと 褪せない思いで愛し続ける

  • 悔し泣き

    悔し泣きしてしまうほど 頑張っていたこと わたし知ってる 頑張ったのに 報われなかったから あなたは泣いた 何も言えない わたしは 何も言えない あなたの気持ちの その隣にいるだけで 悔し泣きしてしまうほど わたしも悔しい

  • ふたりの正解

    また戻ってきてしまったね これで何度目だろうね 不思議と安心するよ 間違いならば直せばいい 直せないならそのままでいい 困ることがあったとしても 笑い話にしてしまおう 聞くよ 同じ話でも また聞くよ 何度目だろうが 話して安心できることと 聞いて安心できることが ふたりの間...

  • 雲を食べたい

    雲を掴みたい 雲を掴みたい 雲を掴んだら 雲を食べたい そのまま食べたい 生で食べたい お腹を壊しても その後のことは どうでもいいから 雲を掴んで 雲を食べたい

  • あつい影

    くっきりとあつい影は まだ夏で 禍々しい夏で くっきりと哀しみがをも浮き上がらせる だから夜に だから夜に逃げる 鬼じゃなくても 鬼だとしても そうするしか出来なかった女が まだ夏を 禍々しい夏を くっきりとあつい影を引きずったまま ゆっくりと逃げていく

  • こんな僕でごめんね

    自分を嫌いになりすぎて 君に申し訳ない こんな僕でごめんね 嫌悪感で吐きそうだ かと言って離れる勇気もなく 強くなれる保証もない 情けなさだけ増していく 君はこんな僕を好きだと言ってくれるのに 自分を嫌いになりすぎて 君に申し訳ない こんな僕でごめんね

  • 嘘でもいいの

    終わりだって分かっている だけど聞かずにいられない 終わりじゃないよね? 大丈夫だよね? 目を合わせないように あなたは何も発しない こんな時は嘘でもいいのに 馬鹿正直さが悲しいね 終わりじゃないよね? 大丈夫だよね? 終わりだって分かっている 大丈夫じゃないのは私だけ だ...

  • 落ち度

    分かり合えるはずなどないのに そんなこと明白なのに 何を血迷ったのか、 期待してしまった その後の悲劇は想定内 当然の結果が訪れるだけ だけど平気 ほんのちょっと悲しいだけ それもこれも全部自分の落ち度 分かり合えるはずなどないの だって貴方は他人だから だから平気 ほんの...

  • これから夏

    これから始まる やっと始まる 私の夏 あなたとの夏 既に終わりが見えるけど それでもいい 短い夏 あなたとの夏 それを恋という

  • ゆらんゆらん

    ゆらんゆらんと眠りながら ゆらんゆらんと夢をみた あなたの声がした気がした でも、あなたはいなかった ゆらんゆらんと這い起きて ゆらんゆらんと涙が落ちた

  • 破壊せよ

    荒れる疾風 轟く雷鳴 疾走る閃光 稲妻が刺さる 我心に刺さる それは苛立ち 或いは怒り それとも不安 抜けない悲哀 次の稲妻よ すべて破壊せよ

  • 感光

    睨むように見つめたの だって悲しかったから もう会えないのなら 瞳の奥に焼き付けたかった

  • 良くない方へ

    良くない方へと流れていく 分かっていても止められない 良くない方へと流れていく ただ見ていることしか出来ない 良くない方へと流れていく 最初の抵抗は虚しさに変わる 良くない方へと流れていく 途中で沈んで消えていけ

  • 未回答

    愛の意味が解らなくても 安易に人を好きになっていく それで構わない 構わなかったのに 愛の意味を問う 君が問う 僕に問う 僕には解らない 何故だか不安になる 無性に哀しくなる 僕以上に泣く君を 僕は抱きしめることしかできない この腕に愛はあるのか 君が問う 僕に問う 僕には...

  • 永久後悔

    さよならの代わりに嘘をついた 別れの言葉は言えなかった あれから何年経っていても 後悔は続いている それはこれからも続いていく

  • 雨なんて降らない

    雨なんて降らない 君は来ない 雨なんて降らない 涙も出ない 泣いたところで 君は来ない ならば 雨が降ればいいのに 雨なんて降らない

  • 茉莉花

    時期が来れば必ず健気に咲く 街灯の明かりを頼りに探す また巡り会えた喜び 夏の夜の 甘い香りの 白い花は 茉莉花

  • 月危

    どうせいつかは壊れていくんだから いいのよ 今すぐに壊れてしまっても そんな脆さが魅力かもしれない そして壊れてしまったら あとは泣くだけ そんな未来が見えているから いいのよ 今すぐに壊れてしまっても 覚悟なんかとっくにできてる

  • 楽園

    鳥が泳いで 猫が空飛んで 魚が昼寝して 蝶が歌って 花が踊って 君が笑って 僕がキスして 君が抱きしめて ふたり愛し合う それだけでいい それだけがいい

  • 夢のあと

    まだ夢みているみたいだ 君の瞳の色も 繋いだ手の感触も 現実だったことも 過ぎればすべてが夢 これから何度も思い出しては 嬉しくなったり 切なくなったりするんだろうな そして願う また夢の中に戻りたいと

  • 君との夏

    君との夏は煌めいて 永遠を感じたまま 刹那に消えていった

  • 無い物ねだりと矛盾

    幸せと孤独は紙一重 人生は無い物ねだりと矛盾で出来ている だから 人は孤独で 他人は幸せそうで 何処にも満足など無くて 独りは嫌なのに 一人になりたがり 幸せを願うのに 不幸を引きずる 人生は無い物ねだりと矛盾で出来ている

  • 麻薬

    アナタと言う名の麻薬 危険すぎる依存性で 既に致死量超えてる それでももっと アナタをもっと わたしにもっと 際限なく注ぎ込んで わたしはそれを虚ろに 心底望んでる わたしはアナタを求めてる 心底欲してるのだから アナタをもっと 際限なく注ぎ込んで

  • さようなら夕焼け

    昔と変わらぬ広い空がそこにはあって 夕焼けは夕焼けのままで それだけで泣いた 私はいつの間にか 変わってしまったんだよね 大切にしていた物も 大好きだった人も 綺麗な夕焼けに浮かんでいる いつまでも見ていたいのに 泣かせるだけ泣かせて消えていくよ 家に着く頃には忘れていくん...

  • 月明かりも霞む夜

    迷い込んだのは狭い路地裏 酒と紫煙の匂いに目眩 赤提灯と汚れた暖簾 見失った黒猫 月明かりも霞む夜だから だから 「あなたがいれくれたら」 そんなことばかり思ってしまう

  • 失恋

    何かを失くして 学べることがあるとしても 私は何も学んでこなかった 何も学べない だからまた 同じ過ち繰り返し 同じように傷んでいる たかが恋 されど全て 私の全てで恋してた

  • イマのワタシ

    無造作に放り出されたタオルみたい 用済みって言われるより切ない 大切にされた記憶だけ残ればいいのに

  • 何も良くないけれど

    それでいい 何も納得していないけれど それでいい もうどうでもいいから あなたの言葉が苦しい 私の言葉は届かない だから それでいい 何ひとつとして良くないけれど それでいい もうどうでもいいから

  • 終わるだけの恋

    許されなくても 愛してしまったから 始まってしまった 終わるだけの恋なのに 切なさと苦しさだけ 日増しに満ちて 涙となって溢れる それでも愛してる 終わるだけの恋だけど

  • 雷鳴

    きっと知っていた だけど知らないふりをした 僕はずるい そんな僕の心に触れた 君がそっと触れた 遠くに雷鳴 僕の心音と重なった

  • 無情の花

    この夏も咲いた花が 嫌でもあなたを思い出させる 非情ね そして 無情ね 咲き続けている限り またあなたを思ってしまう でも嫌いになれないの 可笑しいでしょ この夏も また咲いた花が 非情ね そして 無情ね でも 綺麗でしょ

  • 双子コーデ

    いつか嫌いになる日があるとしても それまでは仲良くしていてね 上辺だけでもいいの できれば中身もちゃんと見てほしいけど 次の約束していられる間は 変わらず仲良くしていてね 永遠であってほしいけれど きっとあっという間に終わっちゃう お揃いのTシャツ色褪せていくけれど それま...

  • 見方の違い

    氷溶けて薄まったドリンク 二層になって綺麗ね 温いと言えば文句になるけれど 綺麗と言えれば素敵でしょ そうよ 捉え方ひとつで 言葉の使い方で 違う見方してみることで まわりの世界も変わってくる 優しくされたいのなら 優しくいること たったそれだけのこと ほら 氷溶けて薄まっ...

  • 夏の涙

    揺れた水面の波紋 赤い鰭きらめいた 深緑色の茂った木立 一斉に鳴き響く蝉たち 私の記憶も一気に蘇り そして やっぱり 涙になる

  • 浮遊

    始まる前までが一番楽しい もちろん最中も楽しいけれど あっという間に終わって 後は虚しさだけで浮遊する 夏の夜に独り浮遊する 甘い香りを探して浮遊する 夏はまだつづくシビア

  • あの人に聞いてくれ

    あの人のことは あの人に聞いてくれ 私には分からない 真実が知りたいのなら あの人のことは あの人に聞いてくれ 憶測や噂だけでいいのなら その辺の野次馬に聞いてくれ 私には分からない 聞きたくもないし 話したくもない それ以前に関わりたくない あの人のことは あの人に聞いてくれ

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