そうだね 君は白 何色にでも染まり 何色にでも変わる 決して純白ではなく 不純な方だね 君は白 混じり気だらけの 不純な白
それが虚像でも たとえ幻でも 行きつく果てが地獄でも 一度は覚悟した それでいい それでいい すぐに後悔が始まり 自責の念に駆られ 次第にあなたを恨む これも愛 哀しき愛 地獄の入り口 手招きするのは写し鏡 溜息の代わりにくちづけを そのまま闇に堕ちていく それでいい ...
やさしい思い出ばかりなのに 思い出したら涙が出ちゃうのは なんでだろうね ただ素直にありがとうって 言いたいだけなのに 言葉にしようとすると 涙が出ちゃうのは なんでだろうね 同じ思い出の中に いつまでも一緒にいたいけれど それは無理なんだよね 君が遠くに行っちゃうのは 本...
どうせ捨てていくのならば 思い切り傷つけて 私があなたを追わないように あなたが良い人で終わらないように 私の愛も涙も無駄にして あなただけが綺麗でいるなんて どうしたって許せないんだから あなたのことを憎ませてよ いつまでも愛しているなんて 言わせないでよ 思わせないで ...
バイバイまたね 最後にそう言った バイバイまたね もう二度と会わないのにね バイバイまたね 寂しさよりもホッとした バイバイまたね もう傷つくことはなくなるね バイバイまたね 約束もなにもないまま バイバイまたね 永遠にさよなら バイバイまたね
ごめんね でも、嘘じゃなかったの だんだんと好きになってたの だから本当のこと話せなかったの 離したくなかったの はなせなくなってた頃には 本気だったの 苦しかったの ごめんね 好きになってしまったこと それ以上に 好きにならせてしまったこと ごめんね
愛しているんだよ 君がどんなに否定しても 愛しているんだよ 僕のこの腕じゃ伝わらないのかな 愛しているんだよ 君が涙を止めなくても 愛しているんだよ 僕の愛も止まるところを知らない 愛しているんだよ 君が僕を拒絶しても 愛しているんだよ 抱きしめて伝え続けたい 愛しているん...
あなたが最後に教えてくれたのは 愛した人の忘れ方 それが最高のプレゼント 私が前を向けるように いつまでもつまらぬ涙流さぬように 最後に最高のプレゼント 愛した日々だけそっと仕舞って 新しい扉を開ける
空の青さを引き立てるのは 真っ白な雲で その雲の真っ白さを引き立てるのは 空の青 だけど その前に 昨日の雨があったから 忘れがちな出来事を 当たり前に流すのは常 昨日がどんなに辛くても 明日がどんなに過酷でも 見上げたら空がある そこに映る心模様ごと しっかりと見つめて ...
あなたの溜息が私を毒す 息苦しさに憎しみが湧く その機微に触れあう二人 あなたは余計に溜息をつく その内私も溜息をつく 私の溜息があなたを刺す それでも離れない それでも離れられない 見えない鎖 手も足も心臓も繋がれて
思い出なんかいらなかったわ あってもどうせ泣くだけだし 思い出すたび泣くだけだし いつまでも引きずって泣くだけだし 嫌いになってもきっと泣くし あっても良いことなんて何もないわ こんなに沢山の思い出を どうしてあなたは置いていったの
不安定の上に立っている 辛うじて立っている 真っ直ぐかどうかは分からない 立っているのがやっとの状態で それでもなんとか立っている 一歩も進めずに かと言って戻ることも出来ずに 不安定の上に 私は立っている
思うままに揺らめくままに あなたに抱かれて夢を見る 昨日の蕾は花開くことなく 無残に枯れていったけれど 蕾が夢見ていたのは空の夢 私には分かるのきっとそう その夢の続きを私が見るの 思うままに揺らめくままに あなたに抱かれて夢を見る
私が好きだったのは 私を好きなあなた そのことに気付いてしまって 不甲斐なく 不用意に傷ついている
その手の中で持て余している感情を 握り潰して 硬く硬く固まったものを こっちに投げるのはやめてくれ どれだけの悲しみだか 悔しさだかを こんこんと語るのもやめてくれ ある意味それは情熱という それだけのパワーがあるなら 何にでもなれて何でもできるだろうに 哀しいかな君は 活...
仄かに揺れる灯りと共に あなたの声を待つ夜は なぜかいつも雨が降る きっと正しくはないけれど それでいいんだと頷いた 甘い約束は脆いもの いつの間にかあなたの中では 無かったことになっていく 私だけの約束は悲しく冷えて それは花筏のように 美しい形のまま流れていく 誰にも届...
なんの肩書もなくなって 立場とかそんなのも どうでもよくなって それでもなんにも変わらない あたしたち なんにも変わらないね 気持ちだけで言ったら 好きですってだけで なのに素直に言えるわけじゃない 言ってしまえば終わる気がして そんな関係のままきたから あたしたち このま...
期待と諦めの雲が すっぽりと私の心を覆う どれだけ待っても どれだけ待っても 無理だということを ただ思い知らされる 風は南から吹いて それだけが慰め 月を待っていた夕べの 誰にも知られない涙
花びらも 想いも 風に飛ばされていくのなら せめて せめて あの人の髪に 肩に 足許に 届けてほしい どうせ どうせ 消えていくのなら 最後は あの人の許で そんな儚い願いも 一瞬で飛ばされてしまう 春の風に
己の残酷さに気付きもしない そのことこそが 一番の仕打ち 綺麗事と忖度まみれが 当たり前の社会と言う名の 小さな小さな柵の中で 吠えているだけの獣 守られているのはお前らだ 勘違いすんな 偉くなった気でいると 足元掬われるぜ 己の首輪に気付きもしない そのことこそが 一番の...
眠る桜の花を起こして 月夜の散歩に出かけたら いつかの涙が花びらになって 流れていく様子が ひらひらと きらきらと 想い出の向こうに消えていった
優しい顔して 優しい言葉で 平気で嘘つく あなたが嫌い いつも不安で いつも泣いて 死にたがりの わたしも嫌い この世の中は 嫌いなことで 溢れているね どこに行けば 好きなものに 出逢えるの? 心のどこかで 諦めていても 心のどこかで 望んでいるの まだ私 望んでいるの
少し膨らんだ月は 静かに湖面を見下ろして 桜の花は惜しげもなく 風に身を委ね散りゆく 一気に始まって 一瞬で終わる 託す思いも希望も未練も そんなものは関係ない 私が見送った夕陽は 今まで見た中で一番綺麗で きっとそれは更新され続けて 明日の夕陽は容易く超えてゆく なんの杞...
私は今日も雨だから あなたもどうか泣いていてよ 今の願いはそれだけよ たったそれだけだから どうか叶えてよ 最初で最後のわがままだから あなたもどうか泣いていてよ
淡い色 桜色 映る世界で 君の声 笑い声 聴こえてくるよ 僕は永遠の夢の中 君にいつでも逢えるんだ だから寂しくないよ 悲しくないよ どんなに時が流れても 色褪せない春の色 花びら舞う風の中 たったひとりで立っている 君の想い出だけ抱きしめて 淡い色 桜色 映る世界で 僕だ...
とても良い匂い ふわふわと優しくて きらきらと輝いて 昨日までの嫌な自分も 生まれ変われそうな気がする 目に見えるものも優しい色で すべてを優しくしてくれる 私も 優しくなれたとき きっと本当の春が始まる
泣きじゃくっていた昨日に 今もしがみついて 明日へ抵抗している こんなにも愛していたと 今更ながら呆れている どうして どうして どうして? 過去の選択が 今を創っているのなら 間違いだらけの選択を どうにかしてやり直したいのに その術は何も無い
何にこだわっていたんだろう 何を恐れていたんだろう いつも何かを求めて 無意味に誰かを傷つけて 手に入れたかったものは 結局何も残っていない
このままでいいなんて 本気で思っているわけじゃないけれど このままでいられたらと 夢をみる その夢が悪夢だとしても あなたがいるなら あなたといるなら 私は束の間の夢をみる
雨に咲いている花の 花弁の雫が 私の涙みたいで そうやって泣いているのねと 声をかけてみた なんにも応えはしないのも 黙って泣いてる私みたいで 余計に堪らなくなって また涙が零れそうよ あなたは此処にいるしかないね 私はどうしよう 結局どこにも行き場がないのよ ねぇ なんか...
昨日までの日常が いきなり終わりになった 慣れない日常が始まった とても不思議な感覚 泣いている暇もないくらい 目まぐるしく変わっていく 否応なしに始まった それでも思いは変えようもなく いつまでも引きずっている 君に会えないことが 当たり前になっていく とても不思議な感覚
失くしたはずピンキーリングは 失くしたくないから ポケットに入れていたんだ サイズが合わなくて 落としちゃうから それでも嬉しくて 着けていたかったんだ 初めてのプレゼント ずっと眺めていられるくらいの お気に入りのピンキーリング コロンと出てきたピンキーリングは 失くした...
赤が流れて 私は泣いて あなたが黙って 雨が降った そして また 赤が流れて 私は泣いて あなたが去って 雨が止んだ 心の雨は降らせたままで
光の中で生まれた感情は こんなに綺麗で こんなに温かくて これをなんと呼べばいいんだろう 隣にいる笑顔の君が 僕に話しかけるたびに 僕の目を見るたびに なんとも言えない気持ちになるよ これが永遠に確約されたなら 君はきっと幸せで 僕も当然幸せで それ以上には何も望まないだろ...
優しい人でした ずっと いつも 優しい人でした だから恋した 心から信じた 優しい人の恋した人は 私ではなかった 私は傷ついて 優しい人も傷ついた それでも やっぱり 恋したまま あの日の夜の 二人だけの時間は 今でも 私の宝物 さよなら さよなら 私の優しい人
思う以上に切なくて 思う以上に眩しくて どうしたって思い出す 青い空にあなたを
単純な事だけど 伝えようとしたら 案外難しい 素直に言おうとしたら 照れが邪魔する 勢いで言おうとしたら 安っぽくなる気がする 言わなくても伝わっているとかは 勝手な思い込みで それがどんなに不安にさせているかも ちゃんと分かっている 言わなくちゃと思えば思うほど 言葉が出...
よく分からないのに よく分からないまま 分かった気になっていた 今になって思う 微塵も知らなかった 微塵も知らないままに 心底愛した 幸せだったと今でも思える なのに悲しさと寂しさが 日を追うごとに増してくる 私以上に貴方も きっと何も分からずに それでも 幸せだったと思っ...
それは雨の中の 春だった 咲いた花も凍えそうな 冬の日のような でも 間違いなく 春だった 始まりと終わりの 交わる朝に 泣くのを止めた それが 春だった
いつまでも夢の中 優しい夢の中 変わらずに戯れて 心から安心できて 何の不安もないままに 明日は今よりキラキラしてる 夢のような夢の中 いつまでも いつまでも あなたと共に
時々なにもかもを投げ出して ただ浮かぶ雲になりたいと思う 気まぐれに浮かんで 流れて 消えていく 美しくも恐ろしく 憧れの雲 私はあなたになりたい
あなたの嘘が嫌いだった あなたの嘘が悲しかった 何度も重ねる嘘の上書きに 私は辟易していた ときめきなんてとっくにないよ それでも愛は確かにあったよ 出来ることならば 一緒に笑っていたかった あなたの嘘が嫌いだった あなたの嘘が悲しかった だけど今は すべてが嘘であってほしい
つまらない言葉で傷ついている なんだか自分もつまらなく感じる 心無い言葉で落ち込んでいる なんだか自分まで心失くしたようだ 錯覚とは不甲斐ないもので 簡単に囚われて堕ちていく 這い上がるのは 堕ちるより容易ではなくて いつのまにか身に着けたのは 諦めと言う名の怠惰 そのうち...
ほっとして泣いた 心から愛しいと思った きっと気付いていなかった 間違いなく大切な人 あなたは 私の大切な人
同じだね 同じなんだね 嬉しいような でも 切ないような 複雑な気持ち だけど やっぱり 嬉しいのかな 寂しさも 悲しさも 君と僕 同じなら 少し減っていく気がする そんな風に思うよ
ころりと転がっているのも ふわりと浮かんでいるのも とげとげと尖がっているのも ちくちくと痛んでいるのも 全部 わたしの気持ち
紅く燃える月が 静かに佇む 途中で終わった物語の 続きが始まる夜 桜灯り夢灯り 川の水面に煌めくのは いつかの恋の破片のよう 静かに静かに流れてく
ずっと一緒にいると信じて 約束したね あの日も あなたも わたしも 夢は確実に叶うと信じてた あなたの夢は わたしの夢で わたしの夢も あたなの夢だった 過ぎていく日々の中で 少しずつ 少しずつ 変わっていって 一緒にいることも出来なくなって 約束も終わったけれど それでも...
流れていく景色をただ眺めて 鏡のような窓のその中に 無意識にあなたを捜している 今も いるはずはないの 分かってるの 鏡のような窓に映るのは ひとりの私と知らない人達 眠ったふりして目を閉じたのは 溢れそうな涙堪えるため
夢のような時間は 本当に夢だった 今のこの侘しさが いつもの日常 なにも嘆くことはない 惑いそうな自分に 言い聞かせながら 綽綽と歩いていけばいい
素直に寂しいと言える人は きっと幸せになれる 死ぬほど寂しいのに 変に強がって平気な振りする私は いつまでも独りきり 甘え方も分からない 寂しさが染みついて抜けない 爪の先にも 髪の先にも 寂しさがまとわりつく 素直に寂しいと言えない私は いつまでも独りきり
遠く哀しい夢をみたの それは春の 幾度となく繰り返す またあの夢 忘れていたのに 残酷にも自分で扉を開ける そしてまた泣くの 枯れることのない春の 遠く哀しい夢は 優しいあの人そのもの 恋しくて 今なお愛しくて 焦がれる想いのまま 遠く遠く哀しいままで
陽気な歌が余計に 寂しさ感じさせるの だって私はひとりぼっち どこに行ってもひとりぼっち 泣くのを我慢してるのがやっと 誰とも話さず 誰とも目も合わさず 逃げるように 追われるように にぎやかな街の隅っこで 息をしているのがやっと
静かすぎた外世界に 春告げの雨が降る あなたは何処へ 私は何処へ向かう 心癒してくれる花の名も知らぬまま あなたは何処へ 私は何処へ向かう 雨音が心地良い午後が ゆっくりと過ぎてゆく 淋しさも切なさも変わりはないけれど 少しだけ優しくなれた気がした
いい加減な笑い話で 何日も夜更けを共にした 飽きることなく喋り続け 飽きたら飽きたで 寄り添いあった 寒い夜にはホットココア ふぅふぅしながら 指先も温めて 湯気の向こうにはいつだって あなたの笑顔があった 本当はいつも不安で 本当はいつも泣きたくて それでもあなたがいてく...
その声が優しくて その声が聴きたくて その声がとても好きだった いつも優しかった いつも聴いていた いつもどんな時も好きだった 何を話していたのかは 思いさせない だけどあなたの声は 忘れられない 誰よりも好きな あなたの声 もう一度 その声を聴きたい
好きな季節は春 無邪気に笑う君 そんな君を見ている僕 それが幸せ 好きな色は春色 君に似合う春色 世界中が幸せ色に見えて それが幸せ それがずっと続くと信じていたのに どうして君がいないの どうして僕は独りなの こんなに悲しい春色を 僕は初めて知った
わざとらしく遠回りな言い方ね 全部察しているけれど こっちもわざと気付かぬふりしてる そして優しく笑うのよ あなたの肩も撫でてあげる 心で毒は吐き続け いつでも切っ先はあなたへ向けて
春を拒みまだ降る雪は 私の心に積もり続け 永遠の冬の中で ただ白くある あなたは今も変わらずいるの? やさしい人が隣にいるの? 遠くなるばかりの想い出は やがて綺麗になっていく 許せなかったことは 許したかったこと 分ってほしかったのに 分かってもらえなかった それが今の全...
優しかったから馴れあって 寂しかったからしがみついた そうして夜が過ぎていく 他に行く場所なんてあるはずもなく 苦い言葉を呑みこんだ 愛だと思ったのは幻 綺麗に消えていって何もない 愛だと思った貴方さえ 一緒にいるだけの人になった
いつのまに覚えたの? 私の知らないその歌 誰と歌っていたの? 私の知らないその歌 歌に罪はないけれど 憎らしいわ 好きになれないわ 私の歪んだ愛情は 関係ないものまで巻き込んでいく 故に深いとも言えるでしょう?
本当の思いは言わない 言ったら楽になるのかもしれないけれど 楽になることより無言を貫く その方があなたに痛みを分けてあげられるから 私はそういう女 あなたが思うような優しい女じゃない 四六時中あなたを想って あなたに分からせたいと思案している とても意地悪な女 それでも黙っ...
哀しみに暮れていたよ 時間も忘れるくらいに 君のことも忘れていたよ そのことが一番の哀しみだった こうして僕は堕ちてゆく 誰にも届かないところまで 逃げるように堕ちてゆく 哀しみだけは抱いてゆくよ
遠くばかり見てきて 自分の足元には気付かなかった 欲しかったものも 失くしてしまったと思ってたものも そこにはあった 遠くの景色ばかりに憧れて 大切なものを踏みつけていたのは 自分だったことに気が付いてしまって 愕然とした どうやって戻せばいいのか 愕然としたまま ただ眺めている
暗いからこそ 見えるものもあるんだよ 分かっていても不安になるよね 暗いからこそ 輝く星があるように その闇を楽しむ余裕が欲しい ひとつの物語が終わる時 新たな物語が始まるから 大丈夫 怖い闇ばかりじゃないから
今日もうまく言えなかったよ 昨日の反省は無駄になったよ また、だよ いつもこの繰り返し 明日こそはって何度思っただろう チャンスなんていくらでもあるのに 情けなさとかとっくに通り越して 自分自身に呆れちゃう それでも また、明日 明日こそはってまた、思う
互いに足りないから 補いあっていくんだよ 出来ないことは 出来る人がやればいい 出来ることは 出来ない人の分もやればいい 労わりあって 感謝しあって生きればいい 疲れたら休めばいい 泣きたくなったら泣けばいい 有りのままで在ればいい それが一番尊いこと
分るよなんて軽々しく言うなよ ちっとも分ってないくせに 分ろうともしないくせに その軽い言葉を言うな 言えば言うほど苛立つんだよ 分ってほしいんじゃない 分るよなんて言う前に 知れ
水仙が咲いていた 俯いて咲いていた 道端で俯くその花は 誰にも気に留めてもらえず とても美しいのに とても寂し気で 己の美しさに気付いていないようです それはまるで貴女のようです
一瞬でいい ほんの一瞬でも 君を忘れることが出来たなら 息をするのも楽になるのかな このまま苦しいまま 生きていくのは やっぱり辛くて 好きでいることが いつまでも好きでいることが やっぱり苦しくて 一瞬でいい ほんの一瞬でも 君を忘れたい
疲れていたけれど 強がっていたのかな 空いている席には 座らずに立っていた 「誰かのために」は 「自分のために」 使ってもいいんだよ 優しい人の言葉が 自分を変えていく なぜだか涙が出てきたけれど 同時に疲れが癒された気がした
不条理な毎日に 生きる意味をくれたのは あなた あなたと出会ってから 生きていることが 嬉しくなった 朝から晩まで あなたで埋め尽くされて それがとても幸せだった 別れの予感が確信になって 受け入れられないまま 今に至る 不条理な毎日に舞い戻って 生きる意味を見失い そして...
眠る前に君を想い 目覚めたら君を想い 空を見上げても君を想い 道端の花を見つけても君を想い そんな風に一日中君を想う
最愛だった人との再会は 何のドラマも感動もなく すんなりと いつものように それでも震えた 僅かに震えた それは誰にも分らぬくらいの ありきたりの挨拶と 探り合う視線 本当に尋ねたいことは 今も昔も訊けないままで 沸々と再熱しそうな恋心を 冬の風が一瞬で沈めて 二人の間で空...
あなたの息と温度を感じる距離に 私の幸せがある 躊躇なく愛してるとありがとうを 何度も言ってくれるあなたの 私はまだその域に達していない あなたの言葉が確実に沁みる 氷のような私の核が ゆっくりと溶けていくのが分かる あなたのように私もなりたい 素直にそう思わせてくれたあな...
共感の中に同情がある その同情は他者へではなく 自分自身への憐み いつかの自分と重なって 不憫になって 自然と泣けてくる 優しい人ねと言わないで そうじゃないの この涙は自分がどれほど悲しかったか 思い出してしまっただけ いつかの自分への憐みの涙 今だから流せる堪えていた思い
今日も元気に現実逃避 やらなきゃいけない事って 面倒なことばかり 眉間に皺が刻まれ 肩が凝ることだらけ 全部忘れることは出来ないけれど とりあえずお茶でも飲も 呑気に動画なんか観ちゃったりして 甘いチョコレートに癒されよ 現実から逃げられるのも 口の中のチョコの味があるうち...
昨日より5分 早く寝たからって 今日より5分 早く起きられるわけじゃなし だったらその5分 君に浸っていたい ひたひたに浸っていたい
そっとしておいて 何も話したくないから 今は そっとしておいて いつもと違うと言わないで こんな日もあるよねと あなたはゆっくり待っててほしい 変に不安にならないで 私は黙って遠くに行ったりしない あなたがここにいる限り 私の居場所もここだから 今は そっとしておいて あな...
雪があって 月が浮かんで 雪が降って 月が動いて 私が想って あなたを想って 切ない記憶と 今の気持ちが 緩く交差していく夜 月は遠く 哀しみが満ちる
昨日の涙まだ乾かないのに もう今日の涙 この涙も乾かないまま 明日へ流れる どうせなら私ごと 流れて消えてしまえばいいのに
つまづいた時の痛みがまだあるの ぶつけた時の痛みがまだあるの 小さな痛みだけれども 確実にあって 痛みを感じるたびにどうしても あなたを思い出すの 痛みよりもそれが辛い
新しい風に吹かれたの それは冷たくて だけど心地良くて うっとりとしながら目を閉じた わかってるの夢だって 白く冷たい季節の中で 春の陽だまりのような夢をみた 今はまだ手袋越しの手繋ぎだけれど ちゃんと伝わる あなたから私へ 私からあなたへ 確かな温もり だからもう怖くない...
正解が欲しかったわけじゃない 愛が欲しかっただけ それだけ あなたもそうでしょ あなたもわかってたはず 最初から 紛い物でもいいからと 互いに手を伸ばし合った 薄々感づいていた 最初から 愛が欲しかっただけ 騙すつもりは毛頭なかった けれど 結果は騙し合い 綺麗なさよならな...
ゆっくりと回った ゆっくりと回って落ちた 音も立てず ゆっくりと回って落ちた 私はそれを見ていた ゆっくりと回るところも 落ちるところも 落ちてしまってからも しばらく見ていた いろんな思いが通り過ぎて それでも何もなかったかのように 確かに心には引っ掛かったけれど 落ちた...
好きと言って 俯いて泣いて 背を向けて 次の瞬間 嫌いと吐き捨てる 君はいつもそうだよね 周りを辟易させて 自分勝手に振舞って そのくせ傷ついて 息を吸うように嘘をついて 死にたいって喚く わかってるよ 君はいつもそうだよね 毎回同じシナリオ 再放送を観ているみたいだ そろ...
私の気持ちは あなたへは伝わらずに 空へ上った そのまま消えて 何も残らず綺麗に消えて だけど 全く納得は出来ない 嘘じゃないのに 話せばまるで嘘のようで 思い出話にも出来ない 私の気持ちは あなたへ伝わらずに 空へ上った 綺麗に消えたけれど 綺麗じゃない思いだけが 醜く転...
特に何もないけれど あなたの声が聴きたくなった 理由がそれじゃダメかな ためらっていたことが 無駄だったと笑えるくらい 普通に話せてよかった 本当に良かった 特に何もないけれど 私には特別な日だから 本当の理由は内緒なままで
このままでいたいけれど このままでいいとは思っていない それでも このままでいたいと 願わずにはいられない あなたの側にいられたら 哀しいことよりも 幸福感の方が勝るから 出来ることなら このまま あなたの側にいたい
雲の形が何に見えるかとかで いつまでも笑っていられた日 今にして思えば かけがえのない日 あれが幸せだったと 気が付いて涙する 出来ることならば もう一度あの日に戻って 抱きしめて 愛してるを伝えたい
昨日までの思いを抱いて 今日を歩いている 今日までの涙を捨てて 明日は笑顔になれたなら って昨日も思っていたけれど 昨日と同じ 今日も淋しい 睫毛にかかる雪が 綺麗と思えるのが救い 明日は 今日よりも もっと 救いの日でありますように
冷たい風の中で あなたの 声が聴こえた気がした 多分それは風 頬を刺すような寒さなのに 心が じんわり温かくなる どんなに歩いても どんなに会いたくても 絶対に無理だと知っている ただ会いたい 触れたい 声が聴きたい そんな思いだけが募る
星が舞っているかのような錯覚の中 愛を待つ人がいる あれは誰? 直ぐ近くにいるのに届かない 近づけない とても懐かしく感じるのに 聴こえてくるのは遠い日の歌 真っ暗で凍える夜 愛を待つ人がいる それは、いつかの自分 星が舞っているかのような錯覚の中 ただ愛を待つ人がいる 小...
今だから言えることがある 今だから言いたいことがある 今だから伝えたいけれど きっとあなたは今も自分勝手で きっとあなたは今も私を責めて きっとあなたは今も聞き入れない 今だから、 でも、 きっと、 二人は何も変わらない
思い出が優しいとは限らない 忘れられず何度も泣く 何度も泣くくらいなのに 今でも まだ 逢いたいと思う 思ってしまう 今でも まだ 恋してる
今日も頑張ったねって 自分に言えるくらい 頑張ったのなら 誰に褒められなくても 頑張った日だから それでいい 明日も頑張ろ
白い世界にふたりきり このまま埋もれてしまってもいい 凍る世界にふたりきり このまま固まってしまってもいい
こんな夜だから思い出すんだ 楽しかった日のこと 悲しかった日のこと 嬉しかった日のこと 悔しかった日のこと こんな夜だから思い出すんだ 愛しあった日のこと 別れを決めた日のこと こんな夜だから思い知らされるんだ 一時も忘れていないこと
制御されて作られたイメージ そこに私はいない 私はいない 後から後から湧き上がる噂 悪意にコントロールされた話 そこに私はいない 誰にも見せない本心 誰も知らない涙 誰も近づかないで 誰もいない透明な場所 透明な風が吹く 翻弄されて疲れた私が ここにいる 私はここにいる
私の「好き」が変わる時 その時には どんなことが起こるのだろう そんな日なんて 永遠に来ないと思っていた 私の「好き」が変わる時 すでに あなたの「好き」が変わっていた 涙の海に溺れて 流され 沈みながら やっと辿り着いたその時に 私の「好き」は変わっていた 徐々に変化しな...
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そうだね 君は白 何色にでも染まり 何色にでも変わる 決して純白ではなく 不純な方だね 君は白 混じり気だらけの 不純な白
悲しい出来事と 幸せな出来事は 半々とか言うけれど もうそろそろ 幸せやってこないと 悲しい方が圧倒的すぎる 幸せな人だったら 悲しい出来事が この先待ってるなんて 絶望しかなくて 可哀想すぎて同情しちゃう とりあえずは 悲しい出来事と 幸せな出来事は 半々じゃないと思うっ...
いいわけないのに このままでいたいなんて 思ってしまうのよ このままじゃいけないって どこかで思ってるのに 引き止めてしまうのよ 毎回のこと あなたの顔を見るたび あなたの声を聞くたび 安堵して すりよって 崩れてしまうのよ いいわけないのに 言い訳ばかり 許して 赦されて...
抱きしめられて思ったの 本当に抱きしめてほしいのは 私の心 心ごと抱きしめて そして泣きたいだけ泣かせてほしい 夜が更けて 星が消えて 朝が白々しくやってきても その腕の中で 子どものように泣いて 泣きつかれて眠るまで 私の心 心ごと抱きしめて
区切るところが違うの なんにも分かってないアナタだから そんなことにも気づかない でも言わないわ 教える気はないわ いずれ関わることもなくなるから それまでは黙って見てる 見る気もないけど ココロの中では すでに区切っている
悲しいことを さらりと簡単に言う 死にたいとか 口癖になってる 悲しいってのも スタイルのひとつ どうせ死にはしない そうよ どうせね だって明日にはまた さらりと簡単に言うから 死にたいとか 何万回目の口癖を 悲しいってのが 定番のスタイル どうせ死には...
真っ黒な影の反対には 痛いくらいの光 直視なんて出来ないけれど その光に中ならば きっと怖くない 安心して眠れるなら 不安な闇夜よりも 光の中へ
うまくいかない時は 何をやってもうまくいかなくて かなしい時は 何をやってもかなしくて そんな時は あなたに会いたい どんな時も あなたに会いたい
ハイヒール脱ぎ捨てたの 裸足で歩いて 初めて知ったわ 靴がないと足が痛いこと だけど 合わない靴はもっと痛いこと 無理して履いてたハイヒール その分背も高くなったけど 背伸びで見てた世界だった
諦めないことも 諦めることも きっと どちらも大事 努力が報われないことも 時にはあって だけども 努力しなければ 成し遂げられないことも 必ずある 才能のあるなしじゃなく それでも 才能のあるなしにこだわる君は 諦める言い訳ばかりで 努力もせず 何を成し遂げられるんだい ...
君が今どうしているかなんて 知らない 知りたくもない 知ったところでどうしようもない ふられたのは僕 その事実が最後の思い出 それで終わったんだ 終わりにしたんだ できれば僕が今幸せと言えたら それ以上に君が幸せだったら それでいいと思うのに 急に連絡してきたのは何故 終わ...
逝くなら私も 連れてって あなた一人で 逝かないで それが何処でも 構わないから 逝くなら私も 連れてって
咲く花も 散る花も 花は華 優劣をつけることは 愚行の極み 己がその対象ならば あらゆる抗議をするものを 何故に他へは容赦せぬ 咲く花も 散る花も 花は華 黙って咲いて 黙って散りゆく 美しいままで
新しい季節にあるものは 古い想い出だけ 私の宝物はそれだけ 捨てようとしたけれど 捨てられない 忘れられないから 忘れない 新しい季節にあるものは 不釣り合いな 古い想い出だけ 私の宝物はそれだけ
もういいわと貴女は言った いいことなんかひとつもないのに 言わせたのはこの僕だけど 返す言葉は出てこない もういいのよと貴女は言った まるで自分へ言い聞かせるように 更に僕に突きつけるように 悲しいとか切ないとか そんな次元はとっくに超えてる 受け入れるとかの余裕もない た...
街中が花々の明るさ染まり 歓喜の声があちこちに沸き 私は悲しくなります 地面に張り付いた花弁が 諦めた夢の破片のようで 泣きそうになります 皆同じじゃない 喜ぶ人がいる側で 悲しむ人もいるのだと 花弁は教えてくれたようです
どうしたら届くのだろう 何を言ったら届くのだろう 何をしたら届くのだろう 君の心に 届けたいものがあっても 届けるすべを知らない どうしたら届くのだろう この想い くすぶって ふわりと浮いて 沈んでいくのを ただ黙って見ているだけ 届けたい僕の気持ちがあっても 届けるすべを...
こんなに私を待たせて あなたは一体どういうつもり こんなに私を泣かせて あなたは一体どういうつもり それでも離れようとはしない 私もだいぶおかしいけれど 釣った女に餌をやらない あなたが罪人なのか 釣られた女が餌を求めることが 浅はかで愚かなのか こんなことを私に言わせて ...
嘘をついたの 悲しかったから その嘘で 余計に悲しくなることを 私は 分かっていたはずなのに 嘘をついたの 寂しかったから その嘘が 終わりを告げることを あなたに 止めてほしかっただけなのに
流れるものが 涙じゃなく 雨ならいい ゆっくりと 息をして パンを食べ 空を見る 落ちてくる雫が 雨というだけで 愉快になる いつまでも 雨ならいい 雨なら それだけで 涙の代わりに いつまでも 降り続け
それが虚像でも たとえ幻でも 行きつく果てが地獄でも 一度は覚悟した それでいい それでいい すぐに後悔が始まり 自責の念に駆られ 次第にあなたを恨む これも愛 哀しき愛 地獄の入り口 手招きするのは写し鏡 溜息の代わりにくちづけを そのまま闇に堕ちていく それでいい ...
やさしい思い出ばかりなのに 思い出したら涙が出ちゃうのは なんでだろうね ただ素直にありがとうって 言いたいだけなのに 言葉にしようとすると 涙が出ちゃうのは なんでだろうね 同じ思い出の中に いつまでも一緒にいたいけれど それは無理なんだよね 君が遠くに行っちゃうのは 本...
どうせ捨てていくのならば 思い切り傷つけて 私があなたを追わないように あなたが良い人で終わらないように 私の愛も涙も無駄にして あなただけが綺麗でいるなんて どうしたって許せないんだから あなたのことを憎ませてよ いつまでも愛しているなんて 言わせないでよ 思わせないで ...
バイバイまたね 最後にそう言った バイバイまたね もう二度と会わないのにね バイバイまたね 寂しさよりもホッとした バイバイまたね もう傷つくことはなくなるね バイバイまたね 約束もなにもないまま バイバイまたね 永遠にさよなら バイバイまたね
ごめんね でも、嘘じゃなかったの だんだんと好きになってたの だから本当のこと話せなかったの 離したくなかったの はなせなくなってた頃には 本気だったの 苦しかったの ごめんね 好きになってしまったこと それ以上に 好きにならせてしまったこと ごめんね
愛しているんだよ 君がどんなに否定しても 愛しているんだよ 僕のこの腕じゃ伝わらないのかな 愛しているんだよ 君が涙を止めなくても 愛しているんだよ 僕の愛も止まるところを知らない 愛しているんだよ 君が僕を拒絶しても 愛しているんだよ 抱きしめて伝え続けたい 愛しているん...
あなたが最後に教えてくれたのは 愛した人の忘れ方 それが最高のプレゼント 私が前を向けるように いつまでもつまらぬ涙流さぬように 最後に最高のプレゼント 愛した日々だけそっと仕舞って 新しい扉を開ける
空の青さを引き立てるのは 真っ白な雲で その雲の真っ白さを引き立てるのは 空の青 だけど その前に 昨日の雨があったから 忘れがちな出来事を 当たり前に流すのは常 昨日がどんなに辛くても 明日がどんなに過酷でも 見上げたら空がある そこに映る心模様ごと しっかりと見つめて ...
あなたの溜息が私を毒す 息苦しさに憎しみが湧く その機微に触れあう二人 あなたは余計に溜息をつく その内私も溜息をつく 私の溜息があなたを刺す それでも離れない それでも離れられない 見えない鎖 手も足も心臓も繋がれて
思い出なんかいらなかったわ あってもどうせ泣くだけだし 思い出すたび泣くだけだし いつまでも引きずって泣くだけだし 嫌いになってもきっと泣くし あっても良いことなんて何もないわ こんなに沢山の思い出を どうしてあなたは置いていったの
不安定の上に立っている 辛うじて立っている 真っ直ぐかどうかは分からない 立っているのがやっとの状態で それでもなんとか立っている 一歩も進めずに かと言って戻ることも出来ずに 不安定の上に 私は立っている
思うままに揺らめくままに あなたに抱かれて夢を見る 昨日の蕾は花開くことなく 無残に枯れていったけれど 蕾が夢見ていたのは空の夢 私には分かるのきっとそう その夢の続きを私が見るの 思うままに揺らめくままに あなたに抱かれて夢を見る
私が好きだったのは 私を好きなあなた そのことに気付いてしまって 不甲斐なく 不用意に傷ついている
その手の中で持て余している感情を 握り潰して 硬く硬く固まったものを こっちに投げるのはやめてくれ どれだけの悲しみだか 悔しさだかを こんこんと語るのもやめてくれ ある意味それは情熱という それだけのパワーがあるなら 何にでもなれて何でもできるだろうに 哀しいかな君は 活...
仄かに揺れる灯りと共に あなたの声を待つ夜は なぜかいつも雨が降る きっと正しくはないけれど それでいいんだと頷いた 甘い約束は脆いもの いつの間にかあなたの中では 無かったことになっていく 私だけの約束は悲しく冷えて それは花筏のように 美しい形のまま流れていく 誰にも届...
なんの肩書もなくなって 立場とかそんなのも どうでもよくなって それでもなんにも変わらない あたしたち なんにも変わらないね 気持ちだけで言ったら 好きですってだけで なのに素直に言えるわけじゃない 言ってしまえば終わる気がして そんな関係のままきたから あたしたち このま...
期待と諦めの雲が すっぽりと私の心を覆う どれだけ待っても どれだけ待っても 無理だということを ただ思い知らされる 風は南から吹いて それだけが慰め 月を待っていた夕べの 誰にも知られない涙
花びらも 想いも 風に飛ばされていくのなら せめて せめて あの人の髪に 肩に 足許に 届けてほしい どうせ どうせ 消えていくのなら 最後は あの人の許で そんな儚い願いも 一瞬で飛ばされてしまう 春の風に
己の残酷さに気付きもしない そのことこそが 一番の仕打ち 綺麗事と忖度まみれが 当たり前の社会と言う名の 小さな小さな柵の中で 吠えているだけの獣 守られているのはお前らだ 勘違いすんな 偉くなった気でいると 足元掬われるぜ 己の首輪に気付きもしない そのことこそが 一番の...
眠る桜の花を起こして 月夜の散歩に出かけたら いつかの涙が花びらになって 流れていく様子が ひらひらと きらきらと 想い出の向こうに消えていった