薔薇の棘で傷ついて それでも嫌いにはなれない 薔薇に惹かれるかの如く 貴方に惹かれていく 痛さには増々敏感になって より痛みが強くなる なのにどうして また手を伸ばす 触れてみたい もっと近くにいたい 気付いてもらえなくても 見つめていたい 貴方は優しい棘 その優しさが私を...
薔薇の棘で傷ついて それでも嫌いにはなれない 薔薇に惹かれるかの如く 貴方に惹かれていく 痛さには増々敏感になって より痛みが強くなる なのにどうして また手を伸ばす 触れてみたい もっと近くにいたい 気付いてもらえなくても 見つめていたい 貴方は優しい棘 その優しさが私を...
あなたが思う優しさを 無理矢理押し付けられても 受け取る私には優しさじゃない どうしてそれが分からないの あなたが欲しい優しさを きっと私はこの先も 与えることが出来ないから どうしてそれが分からないの 好きだからとか 側にいて欲しいだとか ただのエゴでしかないのに どうし...
天気予報は今日もハズレ あなたに会えない あなたに会いたい 全部が全部雨のせい あなたに会えない あなたに会いたい 雨の音を聞きながら あなたに会えない あなたに会いたい 明日の天気気にしながら あなたに会いたい あなたに会えない
最初で最後になったあの日が そうなることを知っていたのならば もっと抱きしめればよかった もっとキスすればよかった もっと愛を伝えればよかった 最初で最後になったあの日が こうなることを知っていたとしても 今のこの悲しみは何ひとつ変わらない 何も誰も癒せはしないの
こんなにもこんなにも あなたへと溺れていく あなたを知らなかった頃の自分には 到底戻れるわけがない あなたが全てで あなたが呼吸の源 夢の中まで追いかけて 寝ても覚めても酔うほどに あなたへと溺れていくの
誰かが誰かの真似事ばかりで 誰が誰だか分からなくなる 誰かを超えたいと言ってる時点で もう負けていることに なぜ気が付かないんだろう 個性個性と言いながら 流行りを追いかけて 誰かの真似事ばかりで 埋もれる条件だけ揃えて 更に埋もれていくだけの それが個性と言えるんだろうか
さめざめと哭いて 白々しい朝を待つ その間の夜の深さだけが 私を抱く 眠ってるふりで 涙の余情に酔う
淡々と過ごすただの日常 思うほどの感動はない 期待もしていない そこに誰がいたって 何も変わることはない だって愛がなくなった世界 あなたがいない ただそれだけで 存在する意味さえ消えた世界
きっと君が泣いている だけど僕には何もできない 何もできないから 心が痛む 何もできないけど 心が傷む 平然といつもの仕事 だけど心は君へ翔ぶ
急だね また置いてけぼりだよ 心の準備なんてもんは あらかじめ予定があったり 前もって予測できるからするもので そんな余裕がないもんだから 何の言葉も渡せないまま ただ呆然と見送るだけだよ 全てが終わったその後で 湧いてくる言葉には 意味なんてあるわけなくて それは虚しい死...
好きになって久しいね きっかけは最早覚えてないけど それでも褪せることなく増す思いは 上限なんてものを知らないよ 聴き慣れた君の声にも 優しい言葉にも 何度も救ってくれる笑顔にも その都度改めて恋するんだ 何度も君に恋するこの思いは 上限なんてものを知らないよ 君が好きだよ...
どんなに心を込めても どうせあなたには伝わらない わかっているのに 心ってやつは言うことを聞かない 私のものなのに 私以上の意思を持つ 頭では冷めている だが心が叫ぶ 愛を叫ぶ あなたへ 報われなくても 心が叫ぶんだから ならばせめて 伝われ
泣いていたあの子が その後どうなったかは 知る由もなくて だけど時々思い出すよ まるで映画のワンシーンのように 泣いていたあの子の 赤いハイヒールだけが 霞んでいく背景の中で いつまでも鮮やかだよ まるで映画のポスターのように 泣いていたあの子は 縁もゆかりも無いけれど 時...
毎日変化しながら 何ひとつ変わらない街 何者かの影響受けながら 何者にも影響を与えない人 愛してくれと言いながら 愛してはくれない君 どうしたらいい どうしたらいい どうしたらいい 誰も何も答えてはくれないから 僕は どうしたらいい どうしたらいい どうしたらいい 放り出さ...
拒んでいた 拒んでいたはず なのに 瞳に閉じ込められたその瞬間 いとも簡単に 恋に 落ちた 抜け出すことのできない沼 冷たさがいつしか 火照る肌に心地良く だから抱いて その腕で その唇で 奪って 私を心ごと 沼の底の方 息もせず 恋をしてるから
低気圧に殺られてる 心も蝕まれてる あれほど会いたかったのに そんな気も失せている 全てがどうでもいい 何もかも駄目になっていい それより先に私自身が 低気圧に殺られてる
遠い昔のことなのに 転んだ時の痛さが忘れられないの それで臆病になっている 消えたはずの傷が疼くの 未だに疼くの もう忘れてしまいたいよ
雨の匂い それだけなら平気だったのに 雨の匂いに混じって 優しい花の香りを感じた 何の花かわからないけれど 私を泣かすには十分 ねぇ どうしてなの こんな優しさもあるんだね 都会の片隅 排気ガスの息苦しさから 少しだけ救われた気がした
君がいたから始まった物語 偶然の出会い それは必然 他愛ないじゃれ合い いつしか恋心 触れた指先 感じた体温 日毎に燃えていくのに 切なさに揺らめいて 永遠を夢見て 夢に敗れて 出会う前よりも悲しみを知った 恋物語も 夢物語も 悲哀物語も 君がいたから始まった物語 そして ...
他人事だと素通りしていた できれば関わりたくなかったから 助け合いなんて暇人のすることで 助けてもらうほど情けなくもないと ど偉い勘違いで生きてきた 優しくなくていい 損をしなければそれでいい 利用されるかするかの世界 そんな思考で生きていたから 優しい人になんて出会わなか...
戻る場所なんてなくていい どうせ戻ることはない 行く宛なんてなくていい 流れるままに彷徨うだけ 格好悪くて構わない 生きてる姿は皆無様 だから笑うな 笑わせるな 死にたいと叫んで泣いていい その醜態で生きていけ
何を犠牲にしてもあなたを選んだ それは自然なことだった あたり前のことだった 愛が始まっていたから 今は後悔に泣いている 取り戻せるなら 私は何を望んで 何を選ぶのだろうか そんな架空の選択は ただ虚しいだけなのに また考えている 愛を選んだ己を呪いながら
裏切りは突然 一瞬で日常が非日常になる 痛みや悲しみを労る間もなく 怒りと憎しみに侵食されていく 幸せだった日の思い出も 一瞬で汚れていく気がして だから余計に許せない 許したくない 裏切りは突然 全てを奪っていく
たぶん好きだったの だめだね私 未だに強がっている 素直に認めたら負けそうな気がしてる 何に? 誰に? そんなもの最初からどこにもないのに だめだね私 だから終わったの そこだけは認めてる そうだよね きっと 好きだったの あの頃私 誰よりも あなたを
あなたの腕に嫉妬していた 私はそこにはいないから 触れられることもなく 覚えてもらう隙もなく 片思いで終わるだけの 刹那のTATTOO あなたの腕には刻まれなかった
不穏だけが漂う部屋に 不機嫌な君の声が響く だから雨 雨が降る 何も言わない 何も言えないまま 秒針は進む 止まれと願う 例え秒針が止まっても 時が止まるわけじゃない そして雨 雨が降る
本当は会いたいのに 素直に会いたいと言えない 会えた時も 素直に気持ちが言えない こんなに好きなのに 好きだとも言えない それなのに君はいつも 会いたいと言ってくれる こんな僕を 好きだと言ってくれる ますます僕は 君を好きになって ますます僕は 君に会いたくなる 素直に言...
あの日の後悔は 時と共に軽くなるどころか 日に日に重くなって いつしか身動き取れなくなっていた だから此処で 進むことも戻ることも出来ないままに 感情だけはあの日と変わらず 漂うように生きている
あまり当てにはならないものを 当てにしてしまうのはナゼ 裏切られるのが怖いのに 信じてしまうのはナゼ 愛されるわけじゃないのに 愛して求めてしまうのはナゼ ナゼと疑問に思っても きっと答えは求めていない それほど利口でもないし 器用に立ち振る舞えない 当てにはならないあなた...
もう止めようって昨日は思った また同じこと繰り返してる今日 溜息、 そして涙。 どうしたら忘れられるの あなたへの思いは募るばかり 溜息、 そして涙。 雨が降ればまた思い出す 夜になればまた恋しさが増す 溜息、 そして涙。
白けるからやめてよ 用意された台詞 みんな同じの流行服 段取り通りの進行 なんの面白みも感じない 季節を無視した設定 誰がそれを求めるの 私はただただ白けるだけ 心は微塵も動かない だからやめてよ
ふわりと浮いて ゆるりと飛んでく そのまま星になれたらいいのに そうはいかないね 何度も失速して その度墜落して 痛さを再確認して 叩きつけられた地面から 空を憧れるだけの 何にもなれなかったモノ
せめぎ合う思いは いつだって自分の内から どうしたいかなんて 最初から決まっている なのに悩んでみせるのは もっと最善があるかもしれないという 霞のような淡い期待を抱くから そんなものはない 掴めやしないものに なんの期待を寄せるのだろうか 怖いのは 期待したら見えていたも...
思い出がまた咲いて 思い出のまま散っていく 私は今夜もまた泣いて 未だに貴方を心に留める
とっくに愛してた 同時に悲劇も始まってた 幸せのビジョンは見えない それでも戻れない だって わたし あなたを とっくに愛してた
寂しいけれど 寂しいなんて言わない 絶対言わない 誰よりも平気そうな顔して 楽しそうにみせるの そうじゃなきゃ死んじゃう きっと死んじゃう 寂しさで死んじゃう 寂しさは簡単に人を殺すから 死因が寂しかったからなんて そんなの哀しすぎるから どんなに寂しくても 寂しいな...
あの頃より余裕ができて あの頃より旨い物食べて あの頃より仕事も増えて なのに あの頃の方が楽しかった 君のために必死になれたし 君の手料理は旨かったし 君と過ごす時間は贅沢だった 何よりも あの頃の方が幸せだった 圧倒的に幸せだった お金も飯も仕事も 幸せの指針にはなら...
天才の一言に感化され 凡人が無駄に抗う どんなに努力したところで 天才の足元にも及ばない 所詮お前らただの凡人 努力は裏切らないとは 努力しか出来ない凡人の台詞 裏切られ続けて行き着く先は 妬み嫉みの塊の化身 所詮お前らただの凡人 悔しかったら超えてみろ 努力でもなんでもや...
泣きたいのを我慢してたのに 先に泣くなんてずるいよ 一気に冷めてく そんな自分が嫌い 素直な君と比較して 更に卑屈になっていく 俯いた時に見えた桜色 お前はいいよな 散っても綺麗と言われてさ
無意識に 意識している どこにいても 何をしていても 髪の先から 足爪の先まで 切ないくらいに 繊細に 敏感に あなたを 感じない日はない
木々の花に 空に 風に あなたを感じてしまう優しい午後は 少しだけ 泣いていてもいいでしょう やがて暮れゆき 星が遠く瞬き出したら ゆっくりと深呼吸して 思い出の歌を唄う あなたを想って唄う 返事はないまま もう何年も きっとこの先何年も 穏やかに過ぎて 時々淋しくなって ...
春の陽差しの向こう 街全体が明るいその中で あなたが気になる どこを見てるの どこへ行くの 誰を気にしてるの 私はたぶん これからの季節もずっと あなたが気になる
風が変わった 同時に匂いも変わる そして夜が堕ちた 深く 暗く 重く 底なし沼の様に 終わりのない夜が始まって 私は 凪いた
君を思い出さない日が来た こんな日が来るなんて 信じられない気持ちもあるよ でも 君を思い続けていた日々は やっぱり辛かったな それでもきっと 時々は思い出すよ その時には懐かしく思えたら 君に恋してよかったと 心から思えるんだろうな
君にはいつか話したんだよ 覚えてないだろ それでもいいよ きっと僕だって 君の話を忘れているから お互い様だよ それでいいよね 無駄に言い合いはやめようよ せっかく二人でいるんだから そうだよ 好きだよ それは変わらない
泣いて 怒って 噛みついて 暴れまくる それでも気が済まなくて 愛してくれと叫ぶ君を 確かに愛しているのに これ以上どうやって 愛していけばいい 教えてくれよ
泣きながら眠った夜 翌日の気怠さは最低で それを知っていながら 涙は止められなかった 鏡に映るむくんだ顔で また泣きたくなるけれど 夜まで待とう 泣くのはそれから
このままでいられるわけないけど このままでいたいなんて思ってしまう いつまで? いつまでも 逃げたかったり変えたかったり そういう思いもあるにはあるけど どうして? どうしても 桜が咲いたねって話てたのは ついさっきだった気がするんだよ もう散るの? もう散...
全部後回しでいい 大切なあなたが優先だから 全部なくなってもいい 大切なあなただけいれば そんな思考で回ってる世界だから おそらくちょっと歪んでる だけどこの歪んだ世界は とても優しく美しい この世界にいる限り 全部後回しでいい 大切なあなたが優先だから
真っ赤な花びらは 悔しそうに散っていった 純白の花びらは 我関せずと散っていった 黄色の花びらは 笑顔のまま散っていった 紫の花びらは 俯いたまま静かに散った そのどれでもなく そのどれにもなれず 私はまだしがみついている 叶いもしない夢をみて
ゆっくりと確実に染まっていく それを遠くから見ている ぼんやりと見ている ぼんやりとだけれど しっかりと心は躍る それは ゆっくりと でも 確実に 染まっていくのだ 心の隅々にまで
霞がかって 次第に晴れて 青く澄んで 雲が流れて 光が溢れる その中に 君がいたら最高 ゆっくりと色が変わる やがての黄昏 それこそが春景色
桜咲いて 涙溢れる 夢は儚く 空風に舞って 蕾はまだ 光の輪の中 眠る眠る
所詮誰しも独り だからこそ求めてしまう 温もりを知ったら 過剰に求めてしまう だって所詮独り 埋めるものなんて 幾らあっても足りなくて だからこそ求めてしまう 過剰に求めてしまう それを責めることなんて 誰にも出来やしないでしょう
きっとそれじゃ遅いのよ 思うよりも早く過ぎてしまうから きっとそれじゃ駄目なのよ 呑気なあなたは分かっていない 会いたい時には間に合わない いつも素直に言えないけれど いつも側にいてくれなきゃ困るのよ あなたがいなきゃ嫌なのよ いつもいつも側にいて
去年もこんなことしていたな こんな風に桜の樹の下で 毎年同じことしているな ひとつ違うことは 君が隣りにいないってこと それでも またこんな風に 桜の樹の下で 桜を見上げて レンズを向けるんだよな 毎年同じ写真増えていくだけなのに 君は隣りにいないってのに
私は知りたかった 本当が何なのか 本当はどれなのか 本当はあるのか ただ純粋に 私は知りたかった 知らなくてもいいことであっても 私は知りたかった だから教えて 本当のことだけを
さよならを拒むように降る雨 何年生きていても慣れないね 昨日までの日常が 今日で終わるなんて悲しいね 明日からの日々にも きっと希望はあって うん そうよ 大丈夫 何度も心に言い聞かせてる けれど さよならを拒むように降る雨に 泣かされちゃっている 今夜は
好きだと思ったことはない それを悪いとも思ってない 君が誰を好きになっても 僕を嫌いになっても 心は微塵も動じない それ以上にはなれないし それ以下にもならない 一切何も変わらない 最初から 君を好きだと思ったことはない
なんでもなかった夜が 特別な夜だった 隠しきれなかった恋心は ちゃんと言葉にすればよかった 当たり前の毎日のまま 永遠でいたかった やっぱり私 あなたを愛していた
何気なく吐き出した呟き 思いがけず共感されて 案外嬉しいものだと知る と同時に 激しく非難されて こんなにも悲しいものだと知る 同じ言葉でも 受け取る人が違えば 共感も非難もされる 意見の相違はあって当たり前 だけど 非難攻撃があっていいわけじゃない 言葉の向こうに心がある...
心弾む日のような 待ち焦がれていた色彩 その名はミモザ 眩しいほどの雨が降る
彼女の街の桜が咲いて あなたの街には雪が残る 彼の隣であの娘が笑って 私は今日も空を見上げる いつも一緒だったね でも、 きっと夢なんだろうな もう逢うことはないんだね あの場所には還れない
懐かしい匂いがして 思わず振り返った そこに貴方はいない わかってる わかっているのに 反射的に探してしまう 貴方を探してしまう ほのかに だけど強烈に 懐かしい匂いがして 思わず泣いた そこにはいない貴方を想って
会話と会話の間 そこのみに存在する真実 どうしても埋められない空白 そこに誰がいるの あなたの記憶の片隅 きっとかつて愛した人 会話が途切れた時の 残酷なほど浮き上がる真実 私には埋められない空白
誤魔化しきれない涙だから 思いっきり泣いたの 声を上げて あなたが困ればいい 嫌な思い出になっていい それで私を忘れなければ この涙も報われるってものよ 嫌な女だったと思えばいい いつか笑い話にすればいい これで私はあなたの思い出の中で 永遠に泣いているから 誤魔化すつもり...
何の予定もあるわけないのに 予定外だなんて あなたがカッコつけて言うから 思わず笑ったの 久しぶりに笑ったの それだけなんだけど あぁ幸せだななんて 思ってしまったから まだそばにいるね もう少しいさせてね それもこれも予定外
どこの誰かもわからない人の 何気なく放った言葉が どういうわけか棘になる その棘が案外抜けなくて 無駄に傷つく しくしくと痛む どこの誰かもわからないから 文句の言いようもないけれど どこの誰かもわからない同士で 止まない小競り合いが 無駄に続く 傍観しているつもりなのに ...
春を唇に乗せて あなたに会いに行くから 私を見つけたら 迷わず抱きしめて その瞬間に 離れていた時間の寂しさが 一気に解けてく さらさらと流れてく 本当の春が唇にやってくる
この世のどこにも 不動なんてものはなくて 不純ばかりで 不満ばかり そんなこの世で見つけた 君はたったひとつの純真 奇跡みたいな存在 僕の純情はすべて君に寄せる
覚悟したさよならが ほんのちょっと 先延ばしになっただけ それならば有り難く この時を楽しもう この瞬間も明日にはもう 思い出という名になるから その時が来たら 涙じゃなく笑顔でいたいから 沢山の優しさを刻もう 微塵も後悔ないように 愛を出し惜しみせず 全部あなたにあげたい
ゆうべはごめんね 泣きすぎてしまったね ゆうべはごめんね あなたの優しさに甘えすぎた ゆうべはごめんね だけどやっぱりまだ泣ける ゆうべはごめんね なんとか今日を過ごしたけれど ゆうべはごめんね 私の朝はまだ来ない
春の陽に飛び立ったあの蝶は この寒風の中で何思う 雨粒は羽に重かろう 夜闇は不安で怖かろう 花も固く閉じてしまった 春の陽に飛び立ったあの蝶を 私は憂い案じている
憧れは妬みになり いつしか憎しみになり やがて否定になり 行き着く果ては殺意に変わる 愛あればこその感情変化 最初から愛がなかったら 無関心でいられたものを
誰に褒められなくても 誰に見向きもされなくても 時季が来れば美しく咲く 花の頃は短くても 人の心を掴むには十分 私も 心掴まれたその一人 この時季を待ちわびていた
可愛らしい顔して 汚れた言葉で いとも簡単に残酷を吐く ゲーム感覚の裏切りに 罪悪感なんてあるわけなく 過程の意味とか空っぽでも 十分それで成り立つでSHOW 心なんていらない 銭だけよこせよ お前の価値なんてそれだけだろ あたしを見ろよ 見たならよこせ 銭だけよこせよ お...
おそろいのマグカップ ふたりで選んだマグカップ ふたつ並ぶから意味があった ひとつになったマグカップ ふたりで選んだマグカップ ひとつになったら意味がない 見るたび哀しいマグカップ
花が咲いたね 雨が降るね 昨日よりも寒くて 昨日よりも春だよ 次の晴れ間には 会いに行くよ その時には おしゃれして待ってて
それは、 真夏だと言うのに寒い午後 雨と言えばあの日の雨 今よりもっとずっと 低い視点で見える世界は 今よりもっとずっと 清らかなのに狭かった ひとり震えて ひとり泣いてた 他の選択肢はどこにもなくて 幼さと無力さは ひたすらに残酷だった 私の奥底 核なるものの中には 間違...
孤独が人を狂わせるなら その孤独を手玉に取ればいい 淋しいと思うなかれ それは自由そのものだ 哀れだと思うなかれ それは思慮深さを学ぶ機会だ なにも恐れるな 愛さえもそこにはある
あなたの幸せを願っていたのに あなたの幸せが妬ましい 素直だった頃の私と 今の私の圧倒的違い こんなんだから愛されるわけもなく だから増々醜く堕ちる 愚痴とか悪口とか そんな程度の低いことじゃない 私は呪う者 息するように呪う者 幸せってなんだっけ 遥か遠い昔に見た空にあっ...
優しい人の 優しい言葉に 甘えて 慣れて 我儘になって 大好きなのに 一番傷つけていた 取り返しがつかない所まできて 取り返したいと願う 今こそ優しい人になりたい 優しい言葉で許されたい それはもう 叶わない願いであるけれど せめて少しでも 優しい人のように 優しい言葉を真...
同じ夢を何度も見てる 目覚めた時の悲しさ 同時に懐かしさもある 同じ夢を何度も見てる 眠る時の覚悟 未だに必要だと気付く 未練とか後悔とか そんなのとっくに超えてきたはずなのに
本当なんて分からない 誰も見たことがない 誰も触れたことがない あるのかどうかも分からないものに 誰がどうやって名前をつけたの だけど痛むの 確実に痛いの 私自身のことなのに どうしたらいいかさえ分からない この感情の正しい名前を この痛みの対処法を 私は知らない
何度も諦めかけて 何度も止めかけて それでも続けてきた だから 結果がどうであれ もう十分なんじゃないかと 心のどこかで諦めている いつ止めてもいいと思っている それでも きっと まだ 続けていく それしかできない自分がいる
もう少し眠っていたいの 昨日の別れ まだ夢のようで 現実はいつもシビア ありえないことの連続 避けることなんて不可能で せめて今だけでも 夢を夢にしたいから もう少し眠っていたいの
ふれて とけて ないた ゆきの しろが せつな ねがう ぼくの ゆめは いつも きみの となり はるは はるか とおく そして ふれて ないて
風も空も少し柔らかくて そこに映るのは 間違いなく春色 なんとなくほっとして なんとなく悲しくもある 優しい思い出と 切ない思い出と どちらも胸の奥に きちんと畳んで 新しい靴をいつ履こうか 雨は嫌いなのに 新しい傘が待ち遠しい あなたにはもう会えない それだけはきっと 永...
理由なんていくらでもあって だから誰か手を引いて 街を見下ろし風に吹かれて それでも空から遠い場所で いつも見てしまうのは過去ばかり 未来の見方が分からない 未練なんてあるわけないのに 最初で最後の一歩が出ない いざとなったら泣いちゃうから だから誰か背中を押して
君を待っている間に 風が春を連れてきたよ 君はまだかな 陽射しが優しくなったよ コートを脱いだ人が過ぎるよ 君はまだかな いつものカフェにも 春メニューが増えたよ 君はまだかな
あなたの噂を聞きました あなたがまた新しい恋をしてると その恋が終わるのも時間の問題だと そんな噂を聞きました 笑って聞いて誤魔化したけど 私の心はまだ痛みます いつになったら本心で あなたの噂を笑えるのでしょうか 相変わらずのあなたのようで ホッとするやら憎らしいやら 複...
カップに残った紅茶 飲むこともなく ただ眺めてる とっくに冷えている 悲しくなる 君を思い出す 君の笑い方 君の好きな色 君の好きな紅茶 今目の前にあるのは 冷めた紅茶 君がいたら怒るかな
秘密なんて持たないほうがいい どうせバレてしまうのだから 悪事であればあるほど 秘密なんて保たれない 自分がどう思うかなんて 世論には関係ないから 秘密なんて持たないほうがいい 抱えきれないなら尚更 どうせバレてしまうのだから
消えるなら跡形もなく そっと 静かに 誰にも知らせず 雪が解けて消えるよに 願いがあるとするならば 誰かの思い出の奥底に 白い花でいられたら そんなこと思いながらも 跡形もなく消えていい
これからやってくる哀しみが 私を包むと分かっているけど 粛々と受け流すだけ きっと泣かないだろう 無駄に傷つくこともないだろう 私はもう哀しみを知ってしまっている ただまた繰り返すだけ 粛々と受け流すだけ ただそれだけのこと
ずっとあなたと一緒がいいって 独りになったら死んじゃうわって そう言っていたけれど あなたがいなくなっても 独りになっても なんとか生きている それが不自然でも なんとか生きている あれ以上の幸せも あれ以上の不幸も もうないのだけれど きっと生きていかなきゃいけなくて ど...
あのね 本当は決めてた 言いたかったこと あのね 終わっちゃったね 言わないままで あのね 今でも時々思い出して 言いたくなるんだ あのね 君が一番好きだよ ずっと言いたかった
ただ一緒にいるだけで こんなに嬉しくて こんなに幸せで この時が永遠ならいいのにって 毎回思う ただ一緒にいるだけで どんな寒さも平気になる あなたがいればそこが春 この時が永遠ならいいのにって 毎回思う
こんなに涙は流れるのに どうしてなの 悲しみはひとつも流れていかない
まだ終われないでる ずっと引きずっている それはきっと ちゃんとさよなら言わなかったから あなたは逃げた 私は責めた 好きだった気持ちを持ったまま だから今も まだ終われないでいる 未だに引きずっている とっくに終わっている恋なのに
「ブログリーダー」を活用して、poÉmiさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
薔薇の棘で傷ついて それでも嫌いにはなれない 薔薇に惹かれるかの如く 貴方に惹かれていく 痛さには増々敏感になって より痛みが強くなる なのにどうして また手を伸ばす 触れてみたい もっと近くにいたい 気付いてもらえなくても 見つめていたい 貴方は優しい棘 その優しさが私を...
あなたが思う優しさを 無理矢理押し付けられても 受け取る私には優しさじゃない どうしてそれが分からないの あなたが欲しい優しさを きっと私はこの先も 与えることが出来ないから どうしてそれが分からないの 好きだからとか 側にいて欲しいだとか ただのエゴでしかないのに どうし...
天気予報は今日もハズレ あなたに会えない あなたに会いたい 全部が全部雨のせい あなたに会えない あなたに会いたい 雨の音を聞きながら あなたに会えない あなたに会いたい 明日の天気気にしながら あなたに会いたい あなたに会えない
最初で最後になったあの日が そうなることを知っていたのならば もっと抱きしめればよかった もっとキスすればよかった もっと愛を伝えればよかった 最初で最後になったあの日が こうなることを知っていたとしても 今のこの悲しみは何ひとつ変わらない 何も誰も癒せはしないの
こんなにもこんなにも あなたへと溺れていく あなたを知らなかった頃の自分には 到底戻れるわけがない あなたが全てで あなたが呼吸の源 夢の中まで追いかけて 寝ても覚めても酔うほどに あなたへと溺れていくの
誰かが誰かの真似事ばかりで 誰が誰だか分からなくなる 誰かを超えたいと言ってる時点で もう負けていることに なぜ気が付かないんだろう 個性個性と言いながら 流行りを追いかけて 誰かの真似事ばかりで 埋もれる条件だけ揃えて 更に埋もれていくだけの それが個性と言えるんだろうか
さめざめと哭いて 白々しい朝を待つ その間の夜の深さだけが 私を抱く 眠ってるふりで 涙の余情に酔う
淡々と過ごすただの日常 思うほどの感動はない 期待もしていない そこに誰がいたって 何も変わることはない だって愛がなくなった世界 あなたがいない ただそれだけで 存在する意味さえ消えた世界
きっと君が泣いている だけど僕には何もできない 何もできないから 心が痛む 何もできないけど 心が傷む 平然といつもの仕事 だけど心は君へ翔ぶ
急だね また置いてけぼりだよ 心の準備なんてもんは あらかじめ予定があったり 前もって予測できるからするもので そんな余裕がないもんだから 何の言葉も渡せないまま ただ呆然と見送るだけだよ 全てが終わったその後で 湧いてくる言葉には 意味なんてあるわけなくて それは虚しい死...
好きになって久しいね きっかけは最早覚えてないけど それでも褪せることなく増す思いは 上限なんてものを知らないよ 聴き慣れた君の声にも 優しい言葉にも 何度も救ってくれる笑顔にも その都度改めて恋するんだ 何度も君に恋するこの思いは 上限なんてものを知らないよ 君が好きだよ...
どんなに心を込めても どうせあなたには伝わらない わかっているのに 心ってやつは言うことを聞かない 私のものなのに 私以上の意思を持つ 頭では冷めている だが心が叫ぶ 愛を叫ぶ あなたへ 報われなくても 心が叫ぶんだから ならばせめて 伝われ
泣いていたあの子が その後どうなったかは 知る由もなくて だけど時々思い出すよ まるで映画のワンシーンのように 泣いていたあの子の 赤いハイヒールだけが 霞んでいく背景の中で いつまでも鮮やかだよ まるで映画のポスターのように 泣いていたあの子は 縁もゆかりも無いけれど 時...
毎日変化しながら 何ひとつ変わらない街 何者かの影響受けながら 何者にも影響を与えない人 愛してくれと言いながら 愛してはくれない君 どうしたらいい どうしたらいい どうしたらいい 誰も何も答えてはくれないから 僕は どうしたらいい どうしたらいい どうしたらいい 放り出さ...
拒んでいた 拒んでいたはず なのに 瞳に閉じ込められたその瞬間 いとも簡単に 恋に 落ちた 抜け出すことのできない沼 冷たさがいつしか 火照る肌に心地良く だから抱いて その腕で その唇で 奪って 私を心ごと 沼の底の方 息もせず 恋をしてるから
低気圧に殺られてる 心も蝕まれてる あれほど会いたかったのに そんな気も失せている 全てがどうでもいい 何もかも駄目になっていい それより先に私自身が 低気圧に殺られてる
遠い昔のことなのに 転んだ時の痛さが忘れられないの それで臆病になっている 消えたはずの傷が疼くの 未だに疼くの もう忘れてしまいたいよ
雨の匂い それだけなら平気だったのに 雨の匂いに混じって 優しい花の香りを感じた 何の花かわからないけれど 私を泣かすには十分 ねぇ どうしてなの こんな優しさもあるんだね 都会の片隅 排気ガスの息苦しさから 少しだけ救われた気がした
君がいたから始まった物語 偶然の出会い それは必然 他愛ないじゃれ合い いつしか恋心 触れた指先 感じた体温 日毎に燃えていくのに 切なさに揺らめいて 永遠を夢見て 夢に敗れて 出会う前よりも悲しみを知った 恋物語も 夢物語も 悲哀物語も 君がいたから始まった物語 そして ...
他人事だと素通りしていた できれば関わりたくなかったから 助け合いなんて暇人のすることで 助けてもらうほど情けなくもないと ど偉い勘違いで生きてきた 優しくなくていい 損をしなければそれでいい 利用されるかするかの世界 そんな思考で生きていたから 優しい人になんて出会わなか...
いつまでもガキみたいなこと言ってんなよ 言われて悔しいと思ってない 悔しかったのは 本当に思ったのは お前がそれを自分自身に言い聞かせているからだ 夢を捨てて 自分を失くして 心を無くして 死んだ目して それが描いた夢なのか 夢を語る人を馬鹿にするのは 間違いなく嫉妬だろ ...
君が泣いた時に 夜が始まった 永遠に明けない夜だ 朝日とはさよならした それだけの覚悟をした 僕は君を抱えて 暗闇を歩いていくんだ 大丈夫さ 君は泣いていていいよ 僕がいる
愛してると言わない あなたの愛してるを どうやって信じればいいの 愛してると言う 私の言葉を あなたは信じないと言う 互いの愛してるが交差する すれ違って 故にぶつかり合って 哀しく色づく それは溜息色 或いは涙色 もしかしたら毒色 一息に呑み込んで また言うわ 何度でも ...
思い出なんかいらないから 笑える明日を頂戴 も少し欲を言えば あなたと笑い合える そんな希望の明日を頂戴
夏の風の匂いがして 甦る記憶の中の私は いつものように泣いていた それが悲しくて 他人事のように ただ可哀想で 夏なんて嫌いと 夜空に呟く まだ雨は降らない だから帰らない 嘘のような本当の話は 誰にも打ち明けず まだ雨は降らない だから帰らない 帰る場所に あなたはいない...
なんにもしたくない日 なんにもしないでいた 誰にも会いたくないから 誰にも会わずにいた あなたにさえも 会いたくなかった こんな私を 見せたくなかった
何の反省もないような人生とか 一つの後悔もない人生とか そんなもん意味ないだろ 這いつくばって 泣き喚きながら それでも生きていくのが 結局のところ 格好良い人生になっていく
神の領域にあること 君は孤独の中で行う 躊躇もせず 泣きもせず 細い指は慣れている 瞳の奥は企んでいる 躊躇もせず 泣きもせず 繰り返す ただ繰り返す 何度も そう何度も
思い出に浸らせはしない ただ柔く 未熟な羞恥も 日々の反省も 一瞬で黙らせ 首筋から全身に抜けていく この一瞬に 生きていてよかったと思わせる 夜風よ
全部を投げ出したい気持ちと 全部を拾い集めたい気持ち どちらも本気で どちらも本音 あなたを好きでいる気持ちも あなたを忘れたい気持ちも どちらも悲しくて どちらも本音 未だに私はそこにいる
憂いている 今日も私は 憂いている 揺れたから 凪いだから その都度に 憂いている 流れたから 壊れたから 溜息と共に 憂いている そんな私を 貴方もまた 憂いている 誰か止めて 私の憂いを そう願って 憂いている
心の準備なんて出来てない いつだって恋は突然 奪って奪われて 与えて与えられ 気がつけば夢中 世界が恋を中心に動いて 泣くも笑うも恋次第 何度繰り返していても 心の準備なんて出来るはずない いつだって恋は突然
約束をする時は 必ず守ると誓う前提 約束を忘れることなど 考えもしない前提 愛も信頼も永遠も 当たり前に思う前提 それらは目には見えないけれど 確実にあると信じている前提 結論 何も残っていない 受け入れ難い現実がある
あれからずっと探している そう 多分あれからずっと あなたと出逢ったあの春の夜 あなたが消えたあの春の雨 私はずっとあの春が恋しくて あの春をずっと探している また出逢えなかったこの春も 往かないでと願いながら 何度目なのかも忘れたけれど そう 多分あれからずっと あの春を...
会いたくなかった 今のあなたになんか 会いたくなかった 今のあなたには 何の魅力もないから 会いたくなかった 思い出だけでよかった 綺麗なまま閉じ込めて 今のあなたになんか 会いたくなかった 出会ってしまった後悔を この先ずっと引きずって この一瞬を忘れるために どれだけの...
懐かしいような 初めてのような 安心して でも、 心ときめいて 甘い香りのような 温かい陽だまりのような そんな夢をみたの 全部が あなただった
見ないふりしていただけ 知らないふりをしていただけ それで許せるなら 許したいと思ってた 無理だった どうしても無理だった 心が嫌だと喚いて 愛が憎しみに変わることを知った だから選んだ 別れを選んだ それ以外の選択肢は 完全に無かった
思い出よりも 今がよければ それに越したことはない されど 思い出にしか 拠り所がないのなら 気が済むまで浸ればいい いつか そんなことさえ 笑い話になる日が来たら その時にこそ 会いに来てほしい その日まで 待っているから
生き甲斐なんかなくたって ちゃんと生きていけるんだから 何の取り柄もなくたって ちゃんと生きていけるんだから 堂々と生きていけ いらない過去なら捨てていけ 人を蔑む奴らなんかの 心無い言葉に傷むことはない 隠れてこそこそするような 恥じる生き方だけはするな 堂々と生きていけ...
遠くまで と思っていたの どこまでも遠くまで あなたと わたしだけで できるだけ遠くまで ふたりなら 行けると思っていたの 醒めれば夢だったけど 今でも遠くまでの 夢をみてる