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2018/05/10

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  • 自ら

    壊れる前に壊したい この手で 自ら 誰かに壊されるくらいなら この手で 自ら 些細な抵抗 それが願望 あなたは知らない 私の本心 壊されるくらいなら 殺めたい この手で 自ら

  • 剥がれたメッキ

    メッキだらけの愛よりも 心からの優しさが欲しかった 高価なネックレスよりも 一緒に花火を見に行きたかった 高級レストランの食事より 私の手料理を 美味しいと言って食べてほしかった あなたの自慢のスポーツカーの 助手席に座る人は 自慢できる美人なら誰でもいいんでしょ? 私の心...

  • 哀しみの塊

    どんな暑さにも溶けていかない カランコロンと氷を混ぜるように 簡単に面倒なもの全部混ぜ合わせて 溶かせてしまえばいいのにな

  • 一撫

    さよならと言ったのはいつだったか 忘れてしまったのに さよならと言われたのはいつだったか 嫌なほど覚えている 上書きされない哀しみは 色褪せることもなくチカチカと 目の奥にも 心の底にも 焼き付いてしまっていて 消せないの 消えないの 一撫でいいから そっと消して

  • 中止

    夏の 夜の 花は 雨に 泣く

  • for

    細胞レベルで傷んでく 止まらない 止められない どうせならもっと深く 刻んで 刻んで 刻んで 今日もどこかで泣いているあの子のために

  • 夏の夜のあなた

    一瞬で引き戻す力のメロディ 悲しい夏はとっくの昔に 終わってるはずなのに 思い焦がれて待ち続けた夜 狭い部屋に広がる宇宙 どうにもならない孤独と 憧れの恋はいつもワンセットで 流行りのルージュを買うことも 新しいバッグを買うことも 贅沢だからと諦めて 全てを諦める癖がついて...

  • 君がいる空

    僕の知っている空には いつも君がいるよ そんな台詞で 私は安易に恋に落ちた その先の空を いつも二人で見てきた これからも、と 願っていたのに 私の知っている空には いつも君がいるよ 遥か遥かの 遠く遠くの空に

  • 雨の花

    雨の花が泣いている 夏の太陽が意地悪で 雨の花が泣いている 夏の花はまだ咲かず 雨の花が泣いている だから私は側にいる 雨の花が腐ちていく 思い出だけは美しく

  • 耳に涙

    涙は流れて 耳に溜まる また今夜も 平気よ いつものことだもの 涙は流れても 上を見ているの だから平気よ いつものことだもの

  • ぼんやりと~消えた夏を探して~

    ぼんやりと ただ ぼんやりと 空でもなく 山でもなく ましてや 海でもない 私の夏を 探して見てた どこにもないのに どこにもないから 内心 あきらめてるのに それでも ぼんやりと ただ ぼんやりと 私の夏を 消えた夏を 思い出の夏を 探して見てた 私の夏...

  • 君に捧ぐ

    優しさばかり貰っていたのに 優しくなれない自分がいた 分かっていても 認められずに わがままを貫いていた 君が泣いていること 分かっていても 幼い思考で わがままを貫いていた それでも君は側にいてくれたね 変わらぬ優しさでいてくれたね 愛をちゃんと考えた時 真っ先に君が浮か...

  • 放心

    あっという間に埋もれてく 掘り返しても 掘り返しても 追いつかない 見失いたくないのに あっという間に見失う 大切なのに 大切だと思ったのに 戻ってこない 離したくなかったのに あっという間に消えていく その残像さえ追うことができず 放心するだけの 今

  • キスで塞ぐ

    初めての会話であなたから かわいいと言われたことを 私は永遠に憶えているのに あなたは私に かわいいと言ったことはないと言う 照れ隠しのようでもなくて 本当に本気で憶えていない感じが 悔しくて悲しくて憎らしい あなたが他の誰かや物を かわいいと言うたびに 嫉妬以上の思いが込...

  • 夏が始まる

    蝉が鳴く あれから、一年 蝉が鳴く でも、一年だけじゃない 蝉が鳴く 交差する時空と感情 恋しさと切なさのグラデーション 今の私を彩る 蝉が鳴く また、夏が始まる

  • 最後の朝

    あの日を最後に 私には朝が来ない 最後の朝は 優しい光の中だったことが救い 思い出が優しいって それだけで救い あれからずっと 朝の来ない日を過ごしてる 妙に懐かしく思い出す時 必ず涙が溢れる その思い出の中には 必ずあなたがいる あの日を最後に 私には朝が来ない 最後の朝...

  • もがく

    もう、どうでもいい 何度もそう思って もう、どうでもいい 自暴自棄に生きて そう 自暴自棄なのに 生きている自分が滑稽で 泣くに泣けなくなってた きっと明日もこんな日なのに もしかしたら明日は、なんて 何を甘いこと思ってんだろ もう、どうでもいいと思ってたのに きっと明日も...

  • 空気の変化

    足音 ドアを閉める音 もっと言えば ドアを開けた時の 空気の変化 それで分かる あなたの機嫌 私はその度に 嬉しくなったり 不安になったり それを あなたは分かっているの? 私の足音 私がドアを閉める音 もっと言えば 私がドアを開けた時の 空気の変化 あなたはどれだけ分かっ...

  • あなたの知らないところで

    夜明けの頃に見た色は 哀しく滲んで部屋を染めた 遠くに聴こえる列車の音に 得も知れぬ懐かしさを感じて 泣いた 誰も知らないところで あなたの知らないところで 泣いた 重ねた嘘が私を苦しめる あなたの知らない夏が来る 不安で押し潰されそうになっても 素知らぬ顔で歩けるけれど ...

  • どれひとつも

    忘れたい あなたを忘れたい 捨てたい あなたとの思い出捨てたい どれひとつも忘れられず どれひとつも捨てられない 忘れたいと思いながらも あなたを思い出して 捨てたいと思いながらも あなたとの思い出に囲まれている 忘れたいのに未だに 何も捨てられずに あなたを思っている

  • 哀しみの波

    昨日の哀しみが まだ瘉えないうちに 今日の哀しみと相まって 波となって押し寄せる 逃れるすべなくのみ込まれて 自分の位置さえ見失う 毎日がその繰り返しなのに ひとつも慣れない 抗うすべも知らない でも 慣れたら終わりなのかなって なんとなく思っている

  • 何も言えない

    君の悲しみに触れた指先が冷たい そして、何も言えない 慰める言葉も寄り添う言葉も 何も言えない 何も言えないまま時間だけが過ぎて 己の非力さに打ちのめされている

  • 笑ってみろ

    どうでもいいことに意味を付けて どうでもいいことを今日も繰り返す 笑わせているつもりが 笑われている人生でも 笑えない人生より 一億万倍上等だ そうさ それでいいんだ どうでもいいことさえ無いより そうさ それがいいんだ 意味なんてどうにでもなるんだから 笑わせて 笑われて...

  • あなたが変えた午後の世界

    あなたが入ってきただけで 空気が震える 無機質だったモノたちに 呼吸を感じる モノトーンの世界が一瞬で 鮮やかになる 嫌いだったモノたちを 少しだけ 好きになってもいいと思えた午後 見上げた狭い空は いつの間にか夏だった

  • キョウのボク

    いつも気にしてる 今日も気にしてる 君を 気にしてる 今日は何をしてるのかだとか 誰と過ごしているのかだとか 僕とは関係のない世界線 気にしたところで 現状に変わりはない 変えようがないのに いつも気にしてる 今日も 君を 気にしてる そして明日も 茹だるような気持ちのまま...

  • 計算

    真っ赤な雫 一滴落とした これは計算よ あなたの反応 見たいだけ これくらい 誰でもするのよ その後のことは 成り行きまかせ これは恋よ 演技じゃない 嘘でもない 真っ赤な雫 一滴落とした

  • いいんだよ

    瞳の奥が揺れてるね 泣いていいよ いいんだよ 死にたいと思うほどの涙なら 流していいんだよ いいんだよ 他人が何と言おうと 他人には分からない痛みなんだから 痛いと叫んでいいんだよ いいんだよ 独りで抱え込まないで 僕ならいるよ いつもいる

  • 夢界蝶

    蝶の命が儚いなんて 誰が決めたの 誰が言ったの 目の前で舞う蝶は 美しく 華やかで そして 永遠 花から花へと歌い 私を夢界へ誘う 縦横無尽に舞い 私の鼻先でとまる 蝶の命が儚いなんて そんなの嘘よ 信じないでね あなたが見る蝶も 美しく 華やかで そして 永遠

  • 青い果実

    いつかの言葉 今頃になって やけに沁みてくる こういうことかって 妙に納得してる あの頃の自分は 大人ぶっていただけで なにものにも充たない果実 青臭く尖ってみせてただけの 喰えない果実 落ちて転がれば 誰にも見向きもされず 腐っていくだけ 大人の言葉は聞き流してた だけど...

  • 自責

    本音は隠したまま 短いやり取り だけどそれだけで 読み取ってほしかった 無理なことは分かってるんだけど 本音を隠したまま 短いやり取り だけどそれだけで 読み取ってしまってた あえて無視していたのは守るため 何を? 誰を? 君を? 僕を? 君を嫌いになりたくなくて 僕を嫌い...

  • 紫雨

    溜息で色付く世界 外は雨 紫色の雨 泣き始めてどれくらい? 外は雨 紫色の雨 明日もきっと泣いている 外は雨 紫色の雨

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