お前が手放したその孤独とやらを 全部引き取って貰っといてやる だからお前は大人しくゆけ 戻ることは許さない お前の孤独と私は心中 跡形もなく消えていくから せめてお前は笑って生きてけ 後悔も詫びも情もいらない
いつもの駅前 色褪せたポスター 乱雑に並んだ自転車 賑やかな交差点 不機嫌な空 烏かと思ったら鳩 汚れた鳩 急に 泣きたくなった
鮮やかさが増すほど 痛みも増す 懐かしさとは つまり孤独 誰にも話せない秘め事 重い十字架 深い海の底に沈めて 何事もなかったかのようにしても 波音が苦しいのは 記憶の海のせい だから嫌い 涙の理由は永遠の秘密 遠い空に投げ捨てて せめてもの 夏を拒む
そろそろ君にさよならするよ 泣かないで 運命ならまた逢えるから 寂しいのは一瞬で きっとすぐに笑顔になれるから あの青の中に僕はいて あの花の側にも僕はいる 君は僕の心の真ん中に そうだよ 愛は変わらない だから 泣かないで 運命ならまた逢えるから
幸せだと感じた途端 失う怖さも否めない 素直になれなくなったのは いつからなんだろう 幸せが怖いんじゃない 失うことも怖くないよ 素直じゃない自分が 可愛くなくて 認めたくないの ねぇ、 私はもっと 素直だった はずなのに ね。 素直だった私を 知っている人は もういないか...
金色と宵闇色が混ざり合う頃 雑踏から流れてくる歌に また あなたを思い出す どうしたって切ない なにしたって切ない あなたと過ごした月日を とっくに超えてしまっているのに 思い出はいつまでも鮮やかで 泣かないようにはなったけれど すれ違う人の中に無意識に また あなたを捜し...
創造があって破壊があって 生があって死があって 壊れても死んでも また生まれ変わると言うのなら 私の心はいつになったら 生まれ変わるのか 教えてよ あの日死んだ私の心は どうやったら戻るの あなたが殺した私の心 破壊され尽くして粉々になった それでも大丈夫だよと言える...
今でも悪夢だと信じていたい あれは悪い夢 まだ醒めない悪い夢 そう だから待つの 今でもあなたを この雨の中で いつまでも いつまでも 悪い夢に惑わされながら
雨の音が優しいから 安心して眠れました それはまるで子守唄 眠っている間だけは 嫌な現実を忘れられ 淡い夢をみるのです 目覚めることのない 永遠の眠りを夢みる 目覚めた時の悲哀は また雨の音で消して
君が泣く時に 月も泣くよ 僕が切ない時に 紫陽花が泣くよ そして ふたり哀しい夜が またやってきたね それでも 一緒にいようね 哀しみが倍になっても
嫌いにならないで 私はあなたを忘れていくけれど どうぞ嫌いにならないで 幸せだった思い出はそのまま 私はあなたを忘れていくけれど どうぞ嫌いにならないで あなたも私を忘れていいから 私はあなたを好きなまま あなたを忘れていくけれど
止まない雨はないなんて 希望を知る人が言う言葉 絶望しかない私は 永遠に雨が止まない ずっと雨の中で泣く 今夜も雨の中で泣く きっと明日も雨の中 あなたがいない雨の中 その中で泣く きっと明日も
悲しい思いを抱えながら それを誰にも悟られないように 今日も笑っています 私は笑っています だからこそ知っている 笑顔の人が誰しも幸せじゃないことを だからこそ知っている 笑顔の人に救われることがあることを 不安な思いを抱えながら それを誰にも相談できずに 今日も笑っていま...
小指だけで繋ぎ止められるわけなかった 永遠の約束のはずが あっという間にするする解けて 永遠のさよならになってしまった 誰も悪くない だから仕方ない 誰も悪くない あなたも悪くない 私もきっと悪くない 自分が思うよりもっと ずっと愚かだっただけ 純粋で痛々しく悲しい恋だった...
敵わない 何ひとつ敵わない だから 願わない 全て無駄だと悟ったから 叶わない 何ひとつ叶わない それが 今ある現実
消える気なんかないわ だってもっと構ってほしいもん 死ぬ気なんてさらさらないわ だって明日の予定があるもの 明日はあなたに会いに行って 増えた傷を見てもらうの そして抱きしめてもらうの お気に入りの服を着て 私はドール あなたのドール だからもっと構って構って 私が満足するまでね
どこかで聴いたようなメロディ いつか聴いたようなフレーズ 繋ぎ合わせただけの それが新曲なんて 愛を唄っても愛なんて無い そんな陳腐な歌は 聴いている方が恥ずかしくなる やがて可哀想になる そして哀しくなる だから止めて どこかで聴いたようなメロディ いつか聴いたようなフレ...
小箱に詰められた夢 窮屈そうに 退屈そうに 欠伸をする 果てない空なんて夢 押し込められ 身動きできず 溜息をつく 夜が好き 夜が怖い 君が好き 君が憎い 今日も揺られて 明日も揺らいで 零れ落ちる 闇に堕ちる
あっという間に埋もれてく どんなに叫んでも届かない 懸命に書いた文字でさえ埋もれてく 誰も気にも留めない 誰かと誰かの愛だの恋だの 話題になっても流れてく そこに私の小さな恋が ほんの一瞬投影されたとしても 誰も気にも留めない 泣いているのは私だけで 世間は今宵も炎に揺れて...
無理。 もう、無理。って 何度思ってきただろう その度に見上げる空は 何度私を泣かすんだろう 空の色は嘘のない無加工で だからこそ芯まで染みる 今日も思った無理。を また乗り越えて もう少しだけ頑張ろうって思って また泣いた
他人から傷つけられた分だけ 自分もきっと誰かを傷つけている そういう風には考えられないらしい 相手を責めることしか考えないから いつまでも幸せだと感じられない 至って単純で自然な原理を 大人になるに従って 分からなくなっていくんだね そんな大人しか見れない子ども達は 同じよ...
何も知らないのね 何も知らないのに 知った風な口調やめて 感じ悪いわ 何にも知らないのなら 弁えて大人しくしてなさいな 喋れば喋るほど あなたの中身がすっからかんなこと 透けて丸見えになるから 弁えて大人しくしてなさいな
私が愛したあの人は もうどこにもいなくて 私が会いたいあの人は もうどこにもいなくて それなのに まだ愛してるから 会いたくなるの ヘッドライトに浮かぶ影 捜してしまうあの人の影 こんな霧雨の夜は 特に 心が追いつかない 切なさが止まらない こんな霧雨の夜は 特に
君の音がした そして泣いた 君の匂いがした だから泣いた ほどなく沈む 底知らぬまま沈む あれからどれくらい 未だに解けない
私を捜してくれているあなたに 早く逢いたくて でも 待っているだけなの ごめんね それは まるで かくれんぼ 悪戯に笑う子どものように 待っているだけなの ごめんね
泣きながら思うの 「泣かないで」 雨が降りそうね 「泣かないで」 きっと今夜もね 「泣かないで」 独りで過ごすのね 「泣かないで」
叶わないのなら 引き裂いて あなたの長い爪で 突き刺して 狂って 踊って 舞って 乱れて 堕ちて 腐ちて それが愛 紛れもない愛 愛して 愛されて 泣いて 泣くから なんて美しい夜なの 寄せて 酔って 呑んで 抱いて 叶わないのなら 殺して あなた...
このまま好きでいて このまま好きでいたい このままこの場所で このまま永遠に このまま空を見て このまま変わる色も このまま見ていたい このままあなたと
思い出した君の言葉 その意味を何度も反芻して あの頃には理解できなかった君を 君の笑顔を 君の存在を もう触れられない過去も 胸の奥に再び秘めて 気付けばホームの端 風に吹かれてた 風に吹かれてた 風に吹かれてた 泣くことは許されないから 見えない遠くを見て 風に吹かれてた...
いつもの帰り道 いつも通りの一人道 いつもいつもと繰り返し 雨降る夜に出逢いました ほのかに色づきはじめて その存在を想い出して それと同時に あの人のことも想い出して いつものように泣きました 褪せることのない想い ひとつふたつと雨に咲く その花はまるで 一緒に泣いてくれ...
搾取する者と搾取される者 人を憎む者と憎まれる者 傷つく者と傷つける者 描く者と描かれる者 愛する者と愛される者 泣く者と泣かす者 広める者と傍観する者 そのどれでも その誰でも みんな雨に濡れる
いつもやさしい顔をして 迎え入れてくれる夜の入口 滑り込んだ途端に 呆気なく鮮やかに裏切る 何度も繰り返すうちに 分かってきたいつもの手口 それでも いいのよ それで いいの やさしいから好きよ 裏切りだろうと何だろうと 迎え入れてくれるだけで 私の居場所になるのだから
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お前が手放したその孤独とやらを 全部引き取って貰っといてやる だからお前は大人しくゆけ 戻ることは許さない お前の孤独と私は心中 跡形もなく消えていくから せめてお前は笑って生きてけ 後悔も詫びも情もいらない
何個目かなんて数えていない 何個目だっていいじゃない お好きなだけどうぞご自由に 押し売りはしないけれど 決して制限はしない 出し惜しみもしない それが愛ってもんよ あなたにそれが解るのならば あなたにもそれが出来るのならば お好きなだけどうぞご自由に 見返りは求めちゃいけ...
あなたの夢が叶う頃 当然その中に私もいるんだと いれるんだと思ってた それこそが夢だった 夢から覚めて気付いた 気付かされた なにもかもが夢だったあの頃
君だけでいいと思ったんだ 他には何もいらない 君だけ僕の側にいてくれたら それだけで 生きていけると思ったんだ 本当だよ 嘘じゃない なのに 君はいないから いないから もう生きていけないって思いながら 今日も今日とて生きている そのことに何の意味もない 君はいないから 僕...
淋しさや悲しさを 誰かのせいにしたい君 愛されたいと言いながら 自分以外は誰も愛さない君 過ちを消去したいと言いながら 過去にしがみついている君 痛々しいほどの執着は ある意味情熱さえ感じるほど 僕が伸ばし続けた手を振り解いといて 手を離したと責めるのは間違いだと気付け 優...
まだ始まってもいないのに もう終わりの哀しみが押し寄せてくる 季節は夏 刹那の夏 遠くなるほどに鮮やかに あなたの夢を見る それは夕べも そして今夜も 哀しみに抱かれながら 叶うことのない願いを胸に宿す そして今夜も
どうして言えるの こんな雨の中で どうしてそんな言葉 冷たい雨の中で 僕の静寂を壊しといて どうして君は 平然としていられるの 僕の理解を超えた君 この雨の中へ消えていけ
もう夏なんだね あれから何度目かの 孤独を数えてる
雨上がりに月が見えて それが、嬉しくて だけど、切なくて そして、君を想うんだ
ミントチョコを食べながら 君のことを考えてるよ ミントチョコが好きな君 そんな君を好きな僕 きっとこれから先の人生 ミントチョコを見るたびに ミントチョコを食べるたびに 絶対君が僕の脳内にやってくる そんなこと思ったら 急に愉快になってきた ミントチョコを食べながら 君のこ...
海に続く道に哀しみが横たわっている そこを通らずに戻るのか 一気に跨いでしまうのか それとも 立ち止まって 寄り添って また憂いて 涙するのか 降り出した雨の中で答えに迷う私は その哀しみの痛みを知っている 海に続く道 風景は変わってしまったのに 哀しみだけはまだ横たわっている
本気か嘘か判断つかない だけど あなたの言葉はショックだった 「そんなの覚えてないよ」 あなたにとってはその程度 覚えてないのは仕方ない としても そんなのって何 あなたにとってはその程度 私の重要が「そんなの」で片付けられた あなたの言葉はショックだった
きっと逢いたかったのに そんな素振りは一切見せない 素直じゃない者同士 それで丁度いい こんなんでもいいじゃない ふたりらしくていいじゃない だってこれも愛だから
浮かんでいた月は恥ずかしそうに その身を隠すこともできず 夜の熱風は気怠さを助長して 飛び出した蝙蝠も気怠そうで また夜が来た 君だけが来ない また夜が来た 切なさだけ深くなる 明日には何もかもなかったことにして 平然と嘘をつく日常が戻るけど 今夜の月の形だけは 瞳の奥に焼...
だいぶくたびれてきたから もう捨ててもいいや そう思っていざ手に取ると あともう少しだけって思い直す その繰り返しで まだ手元にある 愛着と言えば聞こえはいいけど そういうのでもない気がする 好きとか嫌いを超えたもの 無くてもいいけど失くしたくない だからまだこの夏も 迷い...
忘れていてもいいの でも時々思い出してね 矛盾しているけれど それが本音なの 普段の生活に私はもう必要ないから それでも時々 何かのきっかけがあったら 私を懐かしく思い出してほしい 心の奥がくすぐったくなるくらいの ほんのちょっとでいいから それが本音なの
微熱を帯びたまま ゆっくりと 終りを迎えたから 気掛かりなんだろうな 今でも 放出する場を失って 君という存在も失って 僕の思いだけが 残ってしまったよ みっともなく 綺麗に見える暗い浜辺も 朝日が照らせば残骸だらけ 今の僕のようだよ
予定外の夏は 切なさだけが浮き彫りになり 白い雲にも 寄せる波にも 慰めることはできない 誰のせいでもないけれど 誰かのせいになるのなら 全部押し付けて逃げ出したい 中途半端な自分だから 何もかも中途半端なままで 何一つ解決はせず 問題だけが増えていく 教えてもらった方程式...
思い出して 泣いちゃって 会いたくなって 泣いちゃって 恋しくなったら 泣いちゃって そんな涙が また今夜も 遠ざかるほどに 色濃くなって 思い出なんて 厄介なだけなのに 消し去ることが 出来ないままに 思い出して 泣いちゃってばかり
負の感情を隠して 君は優しく歌う だけど目の淵に滲む感情までは 隠しきれていない 私には判ってしまうから 誰もが浮かれているこの空間で 君は本当は悲しくて 私もやっぱり悲しくて そして 君は優しく歌う 私の好きな歌を だから だから 私はやっぱり悲しくて
ぼんやりと ただ ぼんやりと 空でもなく 山でもなく ましてや 海でもない 私の夏を 探して見てた どこにもないのに どこにもないから 内心 あきらめてるのに それでも ぼんやりと ただ ぼんやりと 私の夏を 消えた夏を 思い出の夏を 探して見てた 私の夏...
優しさばかり貰っていたのに 優しくなれない自分がいた 分かっていても 認められずに わがままを貫いていた 君が泣いていること 分かっていても 幼い思考で わがままを貫いていた それでも君は側にいてくれたね 変わらぬ優しさでいてくれたね 愛をちゃんと考えた時 真っ先に君が浮か...
あっという間に埋もれてく 掘り返しても 掘り返しても 追いつかない 見失いたくないのに あっという間に見失う 大切なのに 大切だと思ったのに 戻ってこない 離したくなかったのに あっという間に消えていく その残像さえ追うことができず 放心するだけの 今
初めての会話であなたから かわいいと言われたことを 私は永遠に憶えているのに あなたは私に かわいいと言ったことはないと言う 照れ隠しのようでもなくて 本当に本気で憶えていない感じが 悔しくて悲しくて憎らしい あなたが他の誰かや物を かわいいと言うたびに 嫉妬以上の思いが込...
蝉が鳴く あれから、一年 蝉が鳴く でも、一年だけじゃない 蝉が鳴く 交差する時空と感情 恋しさと切なさのグラデーション 今の私を彩る 蝉が鳴く また、夏が始まる
あの日を最後に 私には朝が来ない 最後の朝は 優しい光の中だったことが救い 思い出が優しいって それだけで救い あれからずっと 朝の来ない日を過ごしてる 妙に懐かしく思い出す時 必ず涙が溢れる その思い出の中には 必ずあなたがいる あの日を最後に 私には朝が来ない 最後の朝...
もう、どうでもいい 何度もそう思って もう、どうでもいい 自暴自棄に生きて そう 自暴自棄なのに 生きている自分が滑稽で 泣くに泣けなくなってた きっと明日もこんな日なのに もしかしたら明日は、なんて 何を甘いこと思ってんだろ もう、どうでもいいと思ってたのに きっと明日も...
足音 ドアを閉める音 もっと言えば ドアを開けた時の 空気の変化 それで分かる あなたの機嫌 私はその度に 嬉しくなったり 不安になったり それを あなたは分かっているの? 私の足音 私がドアを閉める音 もっと言えば 私がドアを開けた時の 空気の変化 あなたはどれだけ分かっ...
夜明けの頃に見た色は 哀しく滲んで部屋を染めた 遠くに聴こえる列車の音に 得も知れぬ懐かしさを感じて 泣いた 誰も知らないところで あなたの知らないところで 泣いた 重ねた嘘が私を苦しめる あなたの知らない夏が来る 不安で押し潰されそうになっても 素知らぬ顔で歩けるけれど ...
忘れたい あなたを忘れたい 捨てたい あなたとの思い出捨てたい どれひとつも忘れられず どれひとつも捨てられない 忘れたいと思いながらも あなたを思い出して 捨てたいと思いながらも あなたとの思い出に囲まれている 忘れたいのに未だに 何も捨てられずに あなたを思っている
昨日の哀しみが まだ瘉えないうちに 今日の哀しみと相まって 波となって押し寄せる 逃れるすべなくのみ込まれて 自分の位置さえ見失う 毎日がその繰り返しなのに ひとつも慣れない 抗うすべも知らない でも 慣れたら終わりなのかなって なんとなく思っている
君の悲しみに触れた指先が冷たい そして、何も言えない 慰める言葉も寄り添う言葉も 何も言えない 何も言えないまま時間だけが過ぎて 己の非力さに打ちのめされている
どうでもいいことに意味を付けて どうでもいいことを今日も繰り返す 笑わせているつもりが 笑われている人生でも 笑えない人生より 一億万倍上等だ そうさ それでいいんだ どうでもいいことさえ無いより そうさ それがいいんだ 意味なんてどうにでもなるんだから 笑わせて 笑われて...
あなたが入ってきただけで 空気が震える 無機質だったモノたちに 呼吸を感じる モノトーンの世界が一瞬で 鮮やかになる 嫌いだったモノたちを 少しだけ 好きになってもいいと思えた午後 見上げた狭い空は いつの間にか夏だった
いつも気にしてる 今日も気にしてる 君を 気にしてる 今日は何をしてるのかだとか 誰と過ごしているのかだとか 僕とは関係のない世界線 気にしたところで 現状に変わりはない 変えようがないのに いつも気にしてる 今日も 君を 気にしてる そして明日も 茹だるような気持ちのまま...
真っ赤な雫 一滴落とした これは計算よ あなたの反応 見たいだけ これくらい 誰でもするのよ その後のことは 成り行きまかせ これは恋よ 演技じゃない 嘘でもない 真っ赤な雫 一滴落とした
瞳の奥が揺れてるね 泣いていいよ いいんだよ 死にたいと思うほどの涙なら 流していいんだよ いいんだよ 他人が何と言おうと 他人には分からない痛みなんだから 痛いと叫んでいいんだよ いいんだよ 独りで抱え込まないで 僕ならいるよ いつもいる
蝶の命が儚いなんて 誰が決めたの 誰が言ったの 目の前で舞う蝶は 美しく 華やかで そして 永遠 花から花へと歌い 私を夢界へ誘う 縦横無尽に舞い 私の鼻先でとまる 蝶の命が儚いなんて そんなの嘘よ 信じないでね あなたが見る蝶も 美しく 華やかで そして 永遠
いつかの言葉 今頃になって やけに沁みてくる こういうことかって 妙に納得してる あの頃の自分は 大人ぶっていただけで なにものにも充たない果実 青臭く尖ってみせてただけの 喰えない果実 落ちて転がれば 誰にも見向きもされず 腐っていくだけ 大人の言葉は聞き流してた だけど...
本音は隠したまま 短いやり取り だけどそれだけで 読み取ってほしかった 無理なことは分かってるんだけど 本音を隠したまま 短いやり取り だけどそれだけで 読み取ってしまってた あえて無視していたのは守るため 何を? 誰を? 君を? 僕を? 君を嫌いになりたくなくて 僕を嫌い...