〈三浦大輔監督辞任の報〉見事とは言わぬまでもきれいな引き際。お人柄だ。残り最低で4試合。名采配で楽しませ、迷采配で目一っ杯、悔しがらせてほしいものだ。最終戦「番長コール」を聞くらむはハマ甲子園はたまたペイペイ不尽はてなブログに引越して書き続けます。https://oyedih922.hatenablog.com/【番外】も一度?最終?投稿(汗)
ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。
〈三浦大輔監督辞任の報〉見事とは言わぬまでもきれいな引き際。お人柄だ。残り最低で4試合。名采配で楽しませ、迷采配で目一っ杯、悔しがらせてほしいものだ。最終戦「番長コール」を聞くらむはハマ甲子園はたまたペイペイ不尽はてなブログに引越して書き続けます。https://oyedih922.hatenablog.com/【番外】も一度?最終?投稿(汗)
2012年にOCNからgooにブログを移行し、(長めの中断期間があったものの)投稿を続けてきました。この間、歌集を二冊(第ニと第三歌集にあたる)出しました。gooの閉鎖まで一ヶ月強あるので、各歌集から自選五首を抽出して、最終投稿とします。はてなブログに引越して書き続けます。https://oyedih922.hatenablog.com/はじめての瞼に淡きあかり射し告げざるうちに手は解かれり漁火を左と右から数へあひ最後のひとつを重ねあふかな陽のひかりすみずみ浴びつ寝る夜に影に向かひてすべりゆく月花鋏深き想ひをさつくりと裁てば冷たき小指初霜ロビンソン遠くを眺むること止める朝に拾へり角持たぬ石以上、第二歌集『はじめての瞼』より待ちわびる⼈ありかつて両針の狭⾓をなむ⾒つめつづけし五分後に愛を告ぐると定むれば秒と...【番外】gooブログ最終投稿
如何ほどに己が身体(からだ)をすみずみと治めつくさば届くや一秒誇らしき筋肉ありて昂ぶりを鎮めつつかく震へ撓みぬ中距離走を見て詠んだ。不尽5350.5351首目・・・世界陸上2首
両の手で交はす握手は肯(がえ)んずるも逃がすまじとて光れり瞳両手で握手を求めてくる輩はとりあえず信用しないことにしている。不尽5349首目・・・両の手で
七つ半感ずる寝息ゆくりなし線細くなれば拡がるへただり別れの予感めく歌、、。四句がいまひとつ。不尽5348首目・・・七つ半
乗り込むは上りのぞみぞ飲みこむは失意さりとてさりとて富士は(在来線の特急は別として)新幹線で車窓の席を取ることはしないことにしている。不尽5347首目・・・乗り込むは
陰と影重ねて昏し階段で折り曲げらるれどまだ息はある公園で日時計をぼんやり見ていて詠む。不尽5346首目・・・陰と影
笑ひしが吊り上げそびれ続くるにぬいぐるみども嗤ひつるかもちなみにUFOキャッチャーとはセガの登録商標のようだ。不尽5345首目・・・笑ひしが
ありもせぬ言ひ訳あへて投ぐるときカプリパンツの胡乱(うろん)な丈よ頭に来るが、やっぱ好きみたいな。(笑)不尽5344首目・・・ありもせぬ
スタンドで手を叩けども三盗より難(かた)しと汝の横顔見つむよりは無論、比較の格助詞だ。不尽5343首目・・・スタンドで
「独りでも寂しからじと決めつつも他人(ひと)が減りゆくさまを見遣りぬ」ありふれた歌である。不尽5342首目・・・独りでも
「あとさきにゆきつもどりつ未だ見ぬ人をかばかり恋ふるは文(あや)なし(新作)」なんだか少しセンチメントな歌になってしまった。文なし=訳がわからない不尽5341首目・・・あとさきに
「夏踊り翳す掌探りつつここに居るよと告ぐる唇(新作)」踊りは、「見る専」である。不尽5340首目・・・夏踊り
「無縁なりされど涼しき色を塗る無縁の人よ足指の爪(新作)」ちょい、センシュアル。危ない人の歌か、、苦笑不尽5339首目・・・無縁なり
「シミを過ぎほくろ乗り越え流るれどたちまち乾く真夏の涙(新作)」日射しが強すぎるゆえのエレジー?である。不尽5338首目・・・シミを過ぎ
「落つる滝浴ぶる飛沫は惑ひたる身体の熱さふたりに告げり(新作)」千住博の『ウォーターフォール』を見て詠む。このウォーターフォールの背景がほの暗い闇だったせいかもしれぬ。不尽5337首目・・・落つる滝
「振り向きつ後退りせしは懸崖(けんがい)に追ひ込まるるや誰と知らずも(新作)」焦燥感、、単に2時間ドラマの見すぎか、、(汗)不尽5336首目・・・振り向きつ
「拘(こだわ)りを消去(ディレート)せんとて来た海は鍵(キー)を見失ふばかり目映(まばゆ)し(新作)」海に近い駅を通り過ぎた時に詠んだ。下の句が句跨りで、もともと大した出来ではない歌なのだが、「鍵(キー)を見失ふほどの目映(まばゆ)さ」と『体言止め』にするのとどちらがいいかなぁ。不尽5335首目・・・拘りを
「犬が呼ぶ犬が応へる犬たちが呼び合ひながらひとりに気づく(新作)」四句がなんだか妙だが、このままにしておく。不尽5334首目・・・犬が呼ぶ
「いざ行かん雨の日地下街ウォーキング二往復半目標達成(新作)」酷暑の折、思はぬ無料エクササイズ。不尽5333首目・・・雨の日に
「仄(ほの)かなり稍々(やや)くきやかに心づけば滲み消えゆくその名は希望(新作)」希望の経年変化(劣化?)、、まぁ、こういう定義めく歌は駄作が多い。不尽5332首目・・・仄かなり
「思ひ出の裏側に生ふる数本の柔らかなれど棘の鋭(と)きかな(新作)」怖ゝ触れる、いや触れてしまう思い出ゆえに、忘れ難い。不尽5331首目・・・思ひ出の
「漕艇部背なに染め抜く若き等は等しき色の腕(かいな)生やせり(新作)」生活圏にはボート部を持つ高校が2つある。不尽5330首目・・・漕艇部
「陰謀論流れ出づるも凡人(なみびと)が見抜けらるるは猿芝居とよ(新作)」昨今、ド素人も「ええかっこしぃ」で、安直に使いがちな言葉。低級な代物は、古来?「下衆の勘繰り」というのだがね、、。さて、「論」ではなく一事象ではあるが、かの有名な平家のソレも、「鹿ヶ谷事件」と呼ばれる場合が珍しくはないらしい。不尽5329首目・・・陰謀論
「戦友と上梓せし亡父(ちち)の戦記をば開かず四十余年経ちたり(新作)」私自身は(もはや死語の)『戦争を知らない子供たち』に属するのだが、亡父は、外地に従軍していた。場所は、マレー半島北部。シンゴラは、タイ南部のシンガポールとの国境辺りのようだ。広義では、「マレー作戦」と呼ばれた任務のためらしい。幸い玉砕するような戦地・戦局ではなかったようで、終戦後帰還した。そんな父は、戦後37年が経ってから、幹事となり、戦友向けに冊子(回想録)を2回にわたり印刷・発行した。2冊ともB6判だが、150ページ余でそこそこの厚みだ。手に取れる場所には保管しているのだが、未だに開いて読むことができずに今日に至っている。20代の頃には、「どうせ昔を懐かしがってるだけやろ。元帝国軍人が、、」と嫌悪していた。今はさすがにそんな不埒な?...5327.5328首目・・・戦後80年2首
「定食屋三角巾のいと白き若き女将に大盛頼めり(新作)」ただごと歌。不尽5326首目・・・定食屋
「口ぐせのまんまのメール変わらざり会はず久しきヤツの「つーかさ。」(新作)」あるある?不尽5325首目・・・口ぐせの
「地球儀を弾きつ彼等と地続きでなきを確かむディールディールディール(新作)」「仏壇の母に証書の本物をチラリにあらでしかと見せにき(新作)」賞味期限?3ヶ月程度!のクズ歌、、。二首目・・四句は品下る表現だが、該当事象はもっとお下劣。母は二十歳で亡くした。不尽5323.5324首目・・・狂歌二首
「汝(なれ)指しぬ六行きりの時刻表失ふまでの残りの時間(新作)」国内には鉄道の駅が九千六百あるらしい。不尽5322首目・・・指さしし
図書館の雑誌コーナーで「角川短歌」を偶々手にしてしまい!、歌人村木道彦の死去を知った。(2024年9月号)村木道彦は、1942年11月生〜2024年3月没、享年81歳。今頃知ったのか!感だが、それなりの理由はある。というのも、2010年に一旦作歌を辞めた際に、短歌雑誌を読むことも辞めてしまった。およそ6年後の2016年に作歌を再開したのだが、短歌雑誌は読まずに今日に至っている。併せて、NHK短歌も見なくなった。新聞への投稿も再開せずじまいだ。従ってここ15年ばかりは、短歌界で何が起こっているかほぼ解らない状況で、無知無反省無目的のまま、無恥無闇に?歌を詠み見続けているのだけなのだ。さて、当該号の特集記事では歌人柴田典昭による50首ベストの選歌があり、歌集『天唇(1974年)』からは22首選ばれている。「現...5321首目・・・口語短歌のことなど、、
「レシートの裏に最期の走り書き文月尽日GoodLuck,dear.(新作)」一応、こんな走り書きも「文」と見做そう。不尽5320首目・・・レシート
「石礫撃てども足を取らるれば汝に届かざり灼けたる川原(新作)」、、破局。不尽5319首目・・・石礫
「夏の夜線を結べど二人にはよしなしごとぞ大三角形」私が通った「小学校」には天文台があった。後年、全国的にも珍しいと知った。不尽ブログの引越先を決めかねている、、。5318首目・・・夏の夜
「西日じりり日陰恋しがやすやすとキックボードの娘(こ)は抜き去りぬ(新作)」真夏の夕刻、目的地が西の方角にあると、ツイてないと思う。浄土が西にあるとは信じがたい、、。不尽5317首目・・・西日じりり
7月22日付けで渋谷陽一さんの訃報に接する。(7月14日没、74才)ブログなどにかなりの方々が記事をアップされている。彼の影響力の大きさを感じる。凡百のことしか書けないのだが、彼の『ヤングストリート』や夏季などのロック集中講座?を、愛聴していた。彼自身の嗜好ははっきりしていた。しかしながら、今思うと、彼の幾分熱さを抑えた(まぁ、政則や憲章と比べてだが、、(汗))理知的な語り口には、ロックの評論を根付かせようという意思が根底にあったのだろう。リスナーとして、真剣に聞いていた。楽しかった。そして若かった。渋谷陽一さん、RIP。1970年代後半に音楽の興味がロックからジャズに移った。パンクロックが隆盛になって、ロックが単調で五月蠅い音楽になったのが一因だ。(ハードロックは五月蝿く感じなかったのに、、(笑))それ...5316首目・・・若き日に
函館本線の「山線区間」に乗って来た。乗換駅は長万部。(室蘭本線との分岐駅だ。)この地にゆかりの作家が居る。和田芳恵(よしえ)だ。(1906(明治39)年生~1977(昭和52)年没、71歳))かつて樋口一葉の作物を読んだ際に、彼のことを知った。『樋口一葉の日記』を始めとする一葉研究の第一人者だ。編集者生活が長かった芳恵だが、晩年は小説を書いて居たことを知る。しかも、『とつぜん成熟した』と丸谷才一が絶賛するほど短編の名手だとのこと。折角の機会であり、それら晩年の作物を40作ほどを読んでから北海道の旅に出た。男女の色恋模様の話がほとんどで、(当時の)リアルな男女関係を描いた作物は、巧妙だ。しかしながら、現時点から見ると女性観や倫理観などはやや類型的で、古めかしい「昭和」を感じさせる。他方、記憶の襞に分け入り思...5315首目・・・途中下車は「長万部」
「できるとこ全部やってと言へるだけましと思ひつ胸騒ぎせり」二句までは南場オーナーの言そのままである。胸騒ぎ、、いい意味でも悪い意味でも、、(汗)他チームファン目線だと、破れかぶれ?(笑)不尽5314首目・・・できること
「似たる人に出会ひし浜辺昼顔に聞けど潮騒掻き消したまひぬ(新作)」『君の名は』知っているのに、何をか聞かんや?不尽5313首目・・・似たる人に
「灸すゑむ宣(のたま)ふ民の居るかぎり替へる気はなし変はる気もなし(新作)」「些かに緩まむとても錆つきたる螺子よりましか風見鶏たち(新作)」嗚呼素晴らしき哉、民主主義国家日本。不尽5311.5312首目・・・灸すえる、些かは
「たどたどしき言葉の亀裂(クラック)AIが埋めればしばし愛は凪ぎたり(新作)」生成AIの概念がわからない。大きくは人を幸福にしそうだが、『ぼくって何』(古!)という個人も産むんだろうなぁ。不尽5310首目・・・たどたどしき
「愛情の定義を見直す目論見は遺りし我が逝く後とせよ(新作)」物事に対する消極的な抵抗、、「逃げ」とも言う。不尽5309首目・・・愛情の
「そこに我(わ)は居らざりとなむ告げられつるこの手を如何にこの手は胸に(新作)」「千の風になって」の本歌取りっぽい作。思慕に悔恨を加えてみた。不尽5308首目・・・そこに我(わ)は
「一介の社員に過ぎぬと思しきも強張(こわば)る総会出入口にて(新作)」風物詩、、。不尽5307首目・・・一介の
「灯りをば落として聞けば刻む音こころの窪に添ひつつ落ちぬ(新作)」NHK-FM「ジャズ・トゥナイト」はほぼ欠かさず聴いている。「ケニー・バレル」の回は心地よかった。不尽5306首目・・・灯りをば
「睦言(むつごと)を背を向けながら遣りすごすやがて眠りに落ちればひとり(新作)」ロマンス(恋愛小説)を読んでいるできるこの類。下の句で『それでも孤独感』を詠んでみたが、、二流の作詞家ってとこ、かな。(汗)不尽5305首目・・・睦言(むつごと) を
アタックがさも単調に思ほゆる紺を阻みし白き壁なり(5194)背負ふもの大きならむや駅伝の六区の走者(ランナー)震へる腿よ(5195)いたずらにフェイズ重ぬるばかりにてゴールラインはじわり遠のく(5199)96(バウアー)が再び光臨せんと知るザ・プロフェッショナルわくわく止まじ(5217)フムフムと選手名鑑ページ繰り皮算用のほくほくほくと(5224)再びのハマのマウンド願ひつつ凱旋Shōtaに弥栄(いやさか)あれかし(5249)立喰ひで一球速報曇りたるレンズ晴れれば逆転ホーマー(5270)インパクトプレーヤー縦に切り裂きて励起したるやFW一丸(5279)オフロードパスの擲(なげう)ち疑はざるバックローの漢(かん)絆のチェイス(5290)もう一度白球(たま)を追ふべし帰りたる野球の星を明々とせん(5291)そ...スポーツ短歌2025年上半期
「いと愚か今朝も贔屓の引き倒しコメント読まずにおくべきなるも(新作)」助詞「も」は、逆接の確定条件。偶々日本一になったので、勘違い?して培われてきた『ベイス☆ボール』の真髄?を忘れがちである。自戒。・・にしてもだ、溜飲を下げるような勝ちっぷりも少ないのである。不尽5304首目・・・いと愚か
「乞ひたれば見せかけだけの赦しとてドミノ倒しの青信号かも(新作)」系統信号、、。青の場合は「奥の方」からドミノ倒しになってくることが多いような、、、気のせいかな。不尽5303首目・・・乞ひたれば
「意趣返し立ち竦みをり冷や汗の落差が告ぐる深き恨みよ(不尽)」返す側にとっては、メンタル的に、ある種の快感。不尽5302首目・・・意趣がえし
「配役(キャスティング)未定の脚本(シナリオ)現世にて演技未満の独白(モノローグ)かも(新作)」三句がそれなりに肝。不尽5301首目・・・配役(キャスティング)
「そんなはず見返す人にウインクを慌てつ返す10番(テン)ピンタップ(新作)」ゴメン、よそ見してた。私はサウスポーなのでセブンピンがタップする。不尽5300首目・・・そんなはず
「見下して見上げて平衡保つるに紫陽花揺れて葉に蝸牛(新作)」対比。少し足りない、平衡とは歌ことばではなかろう。技量が不足。不尽5299首目・・・見下して
「秘めたる花こころの裡(うち)でひらくとき樹木のさざめきさへ咎めたし(新作)」古くさくって、既視感あり?不尽5298首目・・・秘めたる花
「想ひ出はゆるり置きたるはずなれど剥がれぬやうに仕向くる人よ(新作)」恨み節、、いやいや満更でもなかったりして。不尽5297首目・・・想ひ出は
「ジャケットの横顔指で弾きつつLの発音すらままならぬ(新作)」いわんや、Rをや、、、。Lennonreallylikestowritealovelyrics.不尽5296首目・・・ジャケットの
「雲見上ぐる人よ願ひは時として重なるやうで乱るるものらし(新作)」結句の「らし」もなかなか使い方が難しい助動詞。不尽不尽5295首目・・・雲見上ぐる
「痛みには深さと拡がりあればこそ赦しを乞はんとして舌先は(新作)」大袈裟のような、センシュアルのようなだが、、奥歯が虫歯になった。久しぶりの歯医者通いだ。不尽5294首目・・・痛みには
「地下鉄で逢瀬重ねり階段を登れば明るき人々悔し(新作)」地下鉄と言えば私が思い浮かべるのは、梅内(うめない)美華子さんの歌。「階段を二段跳びして上がりゆく待ち合わせなき北大路駅」1990年頃の作のようだ。ちなみに京都市営地下鉄が開通したのは、1983年。今出川駅(彼女の在籍校の最寄駅)と詠まないのも、様々考えを巡らせてくれる。さて、梅内作に比べて薄汚れた歌であることよ。不尽5293首目・・・地下鉄で
「手帳には七七久しく遺されり誰に問ふべき言ひ出しかねて(新作)」(プロは知らないが)私の場合、上の句のみの詠みかけが多いので、例外の歌かな、、。不尽5292首目・・・手帳には
1974年10月14日巨人✕中日26回戦8回裏ワンアウト(中日投手は佐藤政夫、捕手は金山仙吉、中堅手は井手峻、主審は松橋慶季、二塁塁審は田中俊幸。)昭和を生きた人であれば、長嶋茂雄の訃報に一片の感想も持たない人は皆無に違いない。私とて『巨人・大鵬・卵焼き』を実感として知っている最後のほう?に属する世代なので、もちろん例外ではない。さて、1974年10月14日は調べると月曜日なのだが、おそらく長嶋茂雄の引退試合があるので、学校から速攻で帰宅したのだろう。しっかり「4チャンネル(読売テレビ)」で見ていた。(雨で日曜日の試合が順延になったせいらしいが、、。)併殺打となったショートゴロを打ってファーストまで駆けていく長嶋茂雄の表情を覚えている。これから幾多の懐古談が出てくるだろう。切ないが、それらを読みながら御冥...5291首目・・・「長嶋茂雄は野球の星に帰りました、、。」
リーグワンは「東芝ブレイブルーパス東京」が連覇。締まったナイスゲームだった。CSを契約してないのでリーグワンの試合を見る機会はほとんどないのだが、やはり大学生のゲームとは迫力が違うな、と。おぉ、スタジアムに響く『(マイケル)リーチ・コール』も聞けたぞ!「オフロードパスの擲(なげう)ち疑はざるバックローの漢(かん)絆のチェイス(新作)」不尽ついでに書くのだが、「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が来ていた白黒はサード(!)・ジャージとのこと。何と!懐かしのラガー襟付きのジャージではないか!(襟を掴んで倒されるので、競技用としては、2000年一ケタ代にはすっかり姿を消していたと記憶する。)5290首目・・・BL東京連覇。
「逆引きで探し当てむと花言葉ページ繰る指後ろめたきも(新作)」誰がどうやって決めたのか定かではない花言葉、、。さりとても。不尽5289首目・・・逆引きで
「果てもなし祈りを捧ぐるごときGIG(ギグ)鼓動に気づき鼓動を忘るる(新作)」晩年は加速度的に神がかったコルトレーンのプレイ。(評価が別れるが)小市民なりの?カタルシスを味わえるのでどちらかというと好きなほう。ただ聴くには、TPOを著しく選ぶけど。(汗)不尽5288首目・・・果てもなし
「御神籤の待ち人失せ物よそごとと思ひ為したり春旅の雲(新作)」四句の心境は、ビミョーである。不尽5287首目・・・御神籤の
「貸出をあへて受けずに図書館の或る日の最後の客となりたり(新作)」わざと引かれる後ろ髪。「の」を重ねるのは、上手な歌ではないのであるが。不尽5286首目・・・貸出を
「セーノとふ掛け声久々耳にしつ今日のタスクを我(わ)はチェックせり(新作)」掛け声が新鮮で力強かった。三句が甘いが、それこそ言葉が出てこない。(苦笑)不尽5285首目・・・セーノとふ
「踊り場はここにもあるや上りくる名もなきものと行き違ふらん(新作)」踊り場は自覚できるとは限らない。不尽付、失笑ニ句「腐るほどあるとは言わぬ気品あり」「食品庫二畳なれども換気良」5284首目・・・踊り場は
「微風(そよかぜ)にせせらぎさざなみ蠱惑めく皐月にありて囁き来たる(新作)」語感とリズムの一首。『HaveYouNeverBeenMellow』(そよ風の誘惑)を聴いて詠んだ。不尽5283首目・・・微風に
「触れざるを悔やみて乗れば通り雨ロマンスカーの窓を打ちたり(新作)」「地中化の恵みはあらむ然れど汝が彼の日指差しし街は掻き消ゆ(新作)」町田からはこね16号に乗車。車種はEXE30000形。不尽5281、5282首目・・・小田急はこね号
「此の枝が今年も伸ばす若枝を刈らねばならぬ墓掃除かも(新作)」俳人ではないので「切字」のことをあまり解っていない。(気を配らないのほうが当たってるか、、。)不尽5280首目・・・此の枝が
「インパクトプレーヤー縦に切り裂きて励起したるやFW一丸(新作)」ラグビーで途中出場で存在感を示す選手を「インパクトプレーヤー」と言う。今シーズンのプレーオフ進出チームが出揃った。CS以外のBSや地上波テレビ中継も数試合あるので見ようと思う。不尽5279首目・・・インパクト
泉鏡花は、1873年(明治6年)生〜1939年(昭和14年)、65歳没。畏れを為して近づかないでいたが、意を決して全集(『鏡花全集』全15巻(エムティ出版、1994)に取り付く。だが、途中で音を上げた。文章自体の難解さより、文体が馴染めない。(倒置法で文末に名詞を持ってくることが多い。)、加えて妙に方言めいた会話が多いところ。この二つで話がすっと身体に入ってこない。もとより息の長い作家人生を送った鏡花だが、そんな訳で明治まででギブアップだ。明治時代の作物に限定し、それなりの評価がある「中編以上」の作物31作を読む。(名作の『婦系図』については、4342首目・・・明治のベストセラー小説を読む③でアップ済。)年代順に心に留まった作物の感想を書いておく。「義血侠血」1984M27芝居がかってて胸躍る名作「夜行巡...5278首目・・・泉鏡花を読む
「若き日に竹刀置き気を整へし君が最終講義を終ふとよ」朋への献歌。不尽5277首目・・・若き日に
「求愛の合図(サイン)生き物各々に捻(ひね)くれものとして一夜を過ごせり(新作)」上の句と下の句との距離(離れ具合)は悪くないなと自賛。(但し、生の事実は下衆である。)「求むれど捻れたままの春の夜」、、季語を知らない無理くり俳句化。(あまり知る気もないが、、。)不尽5276首目・・・求愛の
「白がかる黒と呼びたきならば呼べ黒がかりたる白との差をや(新作)」二分法に何ら異義はないのだが、何事もそうそうぶった切られては、いささか面食らう。(「140字思考」とあながち無関係ではあるまい。)不尽5275首目・・・ 白がかる
「秒針の音より早き鼓動にて時折重なり日付を越えり(新作)」点と線からなる生。不尽5274首目・・・秒針の
「愛されぬ理由(わけ)を嘆きつる口吻(こうふん)に凡(およ)そそぐはぬ唇持つが(新作)」片戀、、。不尽5273首目・・・愛されぬ
「大縄跳び巡る大波越ゆるほど歓喜じわじわ幕切れぷつり(新作)」昔も今も、、ではなかろうか。不尽5272首目・・・大縄跳び
「愛ゆゑに飲み込まるるに情け無く蠕動(ぜんどう)運動追いやられたり(新作)」蠕動運動は意思とは関係なく行われる。敗者の歌。不尽5271首目・・・愛ゆゑに
「立喰ひで一球速報曇りたるレンズ晴れれば逆転ホーマー(新作)」きつねうどんの湯気、、。嗤い話にならないうちにこのロゴを貼っておく。(汗)不尽5270首目・・・立喰ひで
「異国人街中大股散歩(ストロール)船旅客船(クルーズシップ)寄港日好天(新作)」見慣れない西洋系の外国人が街中に溢れるのでそれと知れる。「客船が留まる春空異国人」無理くり俳句にするとこんな感じか?(汗)不尽5269首目・・・異国人
「ennui(気怠し)と訳を充てたる人は誰(た)ぞシーツを乱したるふくらはぎ(新作)」ennui=アンニュイ解説?略。不尽5268首目・・・ennui
「掌を大きく拡げ手を振りたる入学式の小さき人よ(新作)」偶には詠むまともな?歌。三句を「振りたる手」とするのが正統的?だろうが、上下で断然する感覚があり、読み下した。不尽5267首目・・・掌を
弔ひの仕来たりさまざま粛々と郷に従ひ悲しみ分かつ俗信と言はるるものの逆縁(ぎゃくえん)で遺(のこ)さるる婆(ばば)の背中は丸し納骨室(カロート)に骨撒き終へばいつの日か土に還らん妹(いも)を追ひつつ居住地とかなり離れた県で執り行われた葬儀に赴いた。故人とは(心情的には他人とは言い難いが)法律上は「親等なし」という関係だ。葬儀は(宗派というより)風習の異同を感じさせてくれる。子供が親に先立ついわゆる逆縁の場合、親は斎場には同行しない(長くなるので理由は割愛する)。45年前に、私の母が亡くなった際の、祖母もそうだった。しかしこの習わしも次第に薄れていると葬儀社の方から聞いた。また、(生まれ育ちが関西なので)遺骨を骨壺にいれたまま納骨することに違和感があるが、この地は関西同様、妻に先立たれている故人の骨を、室内...5264-5266首目・・・葬送3首
「自らが招きしピンチに抑ふるは八番打者ぞ吼ゆるべからず(新作)」5チームと一巡したが、まぁ、慌てず騒がず、、の心境でございます。不尽5263首目・・・自らが
「覆道(ふくどう)を行けば切れ切れコマ送り残雪の嵩春の峠よ(新作)」偶にはこんな歌も詠む、と。「ふくどう」の説明は略。不尽5261首目・・・覆道(ふくどう)を
「死に様のみ伝へ聞きしつフェイスブック面影遺す口元ありて(新作)」久々訪れた。ともかく合掌。R.I.P.。不尽5260首目・・・死に様のみ
「二人だけ歌うマサムネもう少し上手な嘘でいいのにと現在(いま)。(新作)」FMで1995年の流行り歌が流れていた。スピッツの『ロビンソン』。(マサムネは、草野マサムネだ。)口語。終句の「現在(いま)」が全て。句点を付けて、軽い嘆息を表しているつもり。5259首目・・・ふたりだけ
「楕円形(オーバル)の文字盤長き径下(お)るる針はもどかし細き手首は(新作)」終句を推敲前は、「細き手首よ」としていたが手首と針のつながりを少し意識させたかった。まぁ、何れにしても、句跨りの傷歌だが、、。不尽5258首目・・・楕円形(オーバル)の
「一度には生地が剥がれぬデニッシュの甘き打算に眼をそらしつつ(新作)」センシュアルな歌。下の句が甘っちょろくて決まってない。不尽5257首目・・・一度には
「床につき母を想へば母は子を思ひつ眠れぬ夜も在りけむ(新作)」母の夢を見ることはもう数年に一度くらいだ。去る者日々に疎しではなく、成仏している証だなぁ、と思うようにしている。「けむ」は過去推量。(推量の助動詞はほんとに難しい。)不尽5256首目・・・床につき
「白黒の銀幕の中棲み居たる汝(なれ)の瞳は何色ならむ(新作)」例えば『陽の当たる場所』でリズ(エリザベス・テイラー)を見たときの感想のような歌。不尽不尽5255首目・・・白黒の
「DVDケースに容れらるる名画貶めらるるばかりの軽さ(新作)」自分に取っての名画となると「思い出」という付加価値が付いているのである。なのに、何たる軽さよ、との嘆き歌。二束三文の◯◯◯◯のCDと比べて尚更の感。(まぁ、これは単に、ケースの材質の違いの所為なのだが、、(汗))不尽5254首目・・・彼の名画
「限りなく敷き詰めたきも隙生(うま)るる点描画をば恋へども冥し(新作)」西洋画の本をパラパラ見ていて詠む。新印象派(西洋画)の作品自体は明るい色調なのだが、、。不尽5253首目・・・ 限りなく
「五芒星(ごぼうせい)描けど傾(かたぶ)き鈍(なまくら)なる心に躙り寄る魔ぞ甘き(新作)」一筆で書けるが、そのせいか、歪になってしまう五芒星の形。不尽5252首目・・・五芒星
5251首目・・・映画『名もなき者、A COMPLETE UNKNOWN』を見る
ボブ・ディランが米フォーク界の寵児となってから、『エレクトリック』・ディランに舵を切るまでを描いた伝記的な作品。1960年から65年に当たる。洋楽を聞き始めたのが1972年頃なので、知ったかぶりをするつもりはない。とはいえ、後追いで、ディランの「70年代まで」の有名どころの曲は、ひととおりは知っている。ただ、あのクセのある声や歌唱に、難解な詩が相まって正直苦手だった。既にレジェンド扱いだったので、敬して遠ざける、みたいな存在だった。同時代的なシンパシィで聞いてきたコアなファン(現時点では70歳以上だろう)はともかく、日本国内で(大衆的な)認知度が高まったのは、初来日した78年以後ではなかったろうか。(『武道館』とタイトルされたライブ盤も出ている。)ともあれ、この映画、ボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)...5251首目・・・映画『名もなき者、ACOMPLETEUNKNOWN』を見る
「右肩の可動領域狭まりて汝を支へざる言ひ訳となす(新作)」「Frozenshoulder」とは言い得て妙だ。微妙にセンシュアルな歌のつもり、、。不尽5250首目・・・右肩の
5249首目・・・MLB開幕戦シカゴ・カブスVSロサンゼルス・ドジャース
「再びのハマのマウンド願ひつつ凱旋Shōtaに弥栄(いやさか)あれかし(新作)」試合結果など問題ではない。メジャーリーガー今永の勇姿が全て。数年後(?)を待ち焦がれるばかり。不尽5249首目・・・MLB開幕戦シカゴ・カブスVSロサンゼルス・ドジャース
「冬枯れの親水護岸河口までひとりとひとりでいいのだろうか(新作)」口語。文語なら結句は「よしとすべきや」か。だが、より莫とした気分や景色を出したかった。でも、濁音が多くて音的には調べがイマイチかな。不尽5248首目・・・冬枯れの
〈三浦大輔監督辞任の報〉見事とは言わぬまでもきれいな引き際。お人柄だ。残り最低で4試合。名采配で楽しませ、迷采配で目一っ杯、悔しがらせてほしいものだ。最終戦「番長コール」を聞くらむはハマ甲子園はたまたペイペイ不尽はてなブログに引越して書き続けます。https://oyedih922.hatenablog.com/【番外】も一度?最終?投稿(汗)
2012年にOCNからgooにブログを移行し、(長めの中断期間があったものの)投稿を続けてきました。この間、歌集を二冊(第ニと第三歌集にあたる)出しました。gooの閉鎖まで一ヶ月強あるので、各歌集から自選五首を抽出して、最終投稿とします。はてなブログに引越して書き続けます。https://oyedih922.hatenablog.com/はじめての瞼に淡きあかり射し告げざるうちに手は解かれり漁火を左と右から数へあひ最後のひとつを重ねあふかな陽のひかりすみずみ浴びつ寝る夜に影に向かひてすべりゆく月花鋏深き想ひをさつくりと裁てば冷たき小指初霜ロビンソン遠くを眺むること止める朝に拾へり角持たぬ石以上、第二歌集『はじめての瞼』より待ちわびる⼈ありかつて両針の狭⾓をなむ⾒つめつづけし五分後に愛を告ぐると定むれば秒と...【番外】gooブログ最終投稿
如何ほどに己が身体(からだ)をすみずみと治めつくさば届くや一秒誇らしき筋肉ありて昂ぶりを鎮めつつかく震へ撓みぬ中距離走を見て詠んだ。不尽5350.5351首目・・・世界陸上2首
両の手で交はす握手は肯(がえ)んずるも逃がすまじとて光れり瞳両手で握手を求めてくる輩はとりあえず信用しないことにしている。不尽5349首目・・・両の手で
七つ半感ずる寝息ゆくりなし線細くなれば拡がるへただり別れの予感めく歌、、。四句がいまひとつ。不尽5348首目・・・七つ半
乗り込むは上りのぞみぞ飲みこむは失意さりとてさりとて富士は(在来線の特急は別として)新幹線で車窓の席を取ることはしないことにしている。不尽5347首目・・・乗り込むは
陰と影重ねて昏し階段で折り曲げらるれどまだ息はある公園で日時計をぼんやり見ていて詠む。不尽5346首目・・・陰と影
笑ひしが吊り上げそびれ続くるにぬいぐるみども嗤ひつるかもちなみにUFOキャッチャーとはセガの登録商標のようだ。不尽5345首目・・・笑ひしが
ありもせぬ言ひ訳あへて投ぐるときカプリパンツの胡乱(うろん)な丈よ頭に来るが、やっぱ好きみたいな。(笑)不尽5344首目・・・ありもせぬ
スタンドで手を叩けども三盗より難(かた)しと汝の横顔見つむよりは無論、比較の格助詞だ。不尽5343首目・・・スタンドで
「独りでも寂しからじと決めつつも他人(ひと)が減りゆくさまを見遣りぬ」ありふれた歌である。不尽5342首目・・・独りでも
「あとさきにゆきつもどりつ未だ見ぬ人をかばかり恋ふるは文(あや)なし(新作)」なんだか少しセンチメントな歌になってしまった。文なし=訳がわからない不尽5341首目・・・あとさきに
「夏踊り翳す掌探りつつここに居るよと告ぐる唇(新作)」踊りは、「見る専」である。不尽5340首目・・・夏踊り
「無縁なりされど涼しき色を塗る無縁の人よ足指の爪(新作)」ちょい、センシュアル。危ない人の歌か、、苦笑不尽5339首目・・・無縁なり
「シミを過ぎほくろ乗り越え流るれどたちまち乾く真夏の涙(新作)」日射しが強すぎるゆえのエレジー?である。不尽5338首目・・・シミを過ぎ
「落つる滝浴ぶる飛沫は惑ひたる身体の熱さふたりに告げり(新作)」千住博の『ウォーターフォール』を見て詠む。このウォーターフォールの背景がほの暗い闇だったせいかもしれぬ。不尽5337首目・・・落つる滝
「振り向きつ後退りせしは懸崖(けんがい)に追ひ込まるるや誰と知らずも(新作)」焦燥感、、単に2時間ドラマの見すぎか、、(汗)不尽5336首目・・・振り向きつ
「拘(こだわ)りを消去(ディレート)せんとて来た海は鍵(キー)を見失ふばかり目映(まばゆ)し(新作)」海に近い駅を通り過ぎた時に詠んだ。下の句が句跨りで、もともと大した出来ではない歌なのだが、「鍵(キー)を見失ふほどの目映(まばゆ)さ」と『体言止め』にするのとどちらがいいかなぁ。不尽5335首目・・・拘りを
「犬が呼ぶ犬が応へる犬たちが呼び合ひながらひとりに気づく(新作)」四句がなんだか妙だが、このままにしておく。不尽5334首目・・・犬が呼ぶ
「いざ行かん雨の日地下街ウォーキング二往復半目標達成(新作)」酷暑の折、思はぬ無料エクササイズ。不尽5333首目・・・雨の日に
「知らざるを嘆き遣りたる一日に知らぬ振りにて遣り過ごすこと(新作)」訳知り顔の歌はほぼ失敗作。とはいえ、年を重ねるほど大きくなる思い。不尽5166首目・・・知らざるを
「高(たか)が否然れど読書というべきぞこのテーブルの高さに気が散る(新作)」行きつけのドトール店のテーブル高さが最も読書に集中できる。コメダ(統一されてるか?)も星野珈琲も、少し高すぎるのだ。ジャズ喫茶では読書はせず瞑想半分、居眠り半分である。不尽5165首目・・・高が否
「高級なる住宅街に迷ひ入る夕刊配達バイク軽やか(新作)」住んでいる土地の地域紙も夕刊紙は、今年度から廃刊になった。三大紙も配達を辞めた地方もあるとのこと。理由は宜無いところ。しかし、係ることは無縁(夕刊は読むべきもので、配達があるのが当たり前)の街区もあるのだろう。(「日本近代文学館」の帰路に、M区のK、S区のSを歩く羽目になって感じたこと。)不尽5164首目・・・高級なる
「帰らまほしからざる日いとくきやかに帰りたき日のおぼろぞ悔しき(新作)」ペシミストの性であろうか、、。不尽5163首目・・・帰らまほし
「流行語大賞候補のリスト見つ世間知らずとやや安堵せり(新作)」30語中全く知らず、皆目見当もつかぬのが18語。下の句は自虐ではなく、こんなことに心を動かされずとも、生活できていることの小市民的安堵(笑)。不尽5162首目・・・流行語
「鬼神をも驚かしむる進化にて今宵天辺(てっぺん)横浜の星(新作)」2024年のチームスローガンは「横浜進化」。さりとてCLIMAXのFINALからは、半ば口あんぐり状態。でも最終戦はベイらしく派手に決めた!一番大きな歓声を上げてしまったのは、、。最も感慨深かったのは、、。(7?8?回くらいの攻撃時にチラッと写ったこれ!)最高にジーンときたのは、、。果たせなかったリーグ優勝。まぁ、いつかするでしょう。(苦笑)弱かろうが、お得意の「ベイス☆ボール」を繰り広げようが、いつまでも応援してまいります。とりわけ楽しかった2024シーズン、ありがとうございました。I☆YOKOHAMA(__)m不尽5161首目・・・下剋上日本一成就
「雨やどり客は我(わ)のみがエヴァンスのヒアズ・ザット・レイニー・デー流れ来ぬ(新作)」『HereThat'sRainyDay』は、BILLEVANSの「Alone」のA面1曲目。5160首目・・・雨やどり
「通販のカタログ処分せざりしをやや悔いてをり衣替えかな(新作)」無駄遣い、、、四句のややが未練がましい、、(笑)。不尽5159首目・・・通販の
「旧友のブログに投稿躊躇へり去る者日々に疎し然(さ)もなむ(新作)」より根っこから言えば相手が友と考えていてくれたか、なんだが、、。(汗)不尽5158首目・・・旧友の
「歩くのが他人(ひと)より早い「はい」に◯(まる)信号変わりて飛び出すもまた(新作)」この問いは、なんとなく理解できるのだが、、。というより(もう些かサビつき気味だが)関西人の遺伝子やで、。不尽5157首目・・・歩くのが(続・問診票)
「復刻版ルビはあれども舊字體(きゅうじたい)手繰り調べつきやう花に向かふ(新作)」春陽堂(1925年~1927年)の復刻板で『鏡花全集(全十五巻)』を第一巻から読み始めた。旧かなづかいは読み慣れているものの、(総ルビ付きなので助かるのだが)漢字は、旧字体なので、新字体を手繰りよせつつゆっくり読め進める、、。不尽5156首目・・・復刻版
「珠玉とは物々しくも浮き身取り汁の輪帯びる玉子もどかし(新作)」そろそろ、おでんの季節。人それぞれ好みはあろうが、玉子が主役と信じて?いる。何と言っても、茹で玉子にするひと手間がかかっている。他のものは、単にぶち込むだけだし。とはいっても、おでん屋ではないので、出汁の色が全体に付くまでは、待っていられない、、、という歌。(笑)不尽5155首目・・・珠玉とは
慶事、再び!嬉しいに違いないんだけど、ファイナルStの1〜3戦までは、別のチームかと、、。(これは私の!?ベイスターズではないぞ、みたいな。)いずれにせよ、進出は投手陣の踏ん張り。(チーム名『世界一楽しいピッチャー陣』)ポストシーズンに、2+6+4(+α)も、ベイの試合が見られるなんて、儲けもんの一言に尽きる。「些(いささ)かに食傷したる咆哮も全き余地なき牧の勝鬨(かちどき)(新作)」(「き」で脚韻)不尽5154首目・・・セ・リーグCSファイナルSt勝利!日本シリーズ進出!
「安売りの『一生忘れない』逝くまでに一度は思ひ出さむどまりぞ(新作)」発語者のカタルシスに鼻白む、、。他人事にあらず、(汗)不尽5153首目・・・安売りの
「秒針はかくも遅きか鼓動より汝に会いたき態(てい)身に沁みぬ(新作)」追加で十八番系の歌、、下の句は、若干引き気味に詠んだ。不尽5152首目・・・秒針は
『双針(ふたはり)が重なる時刻求むべき式を書き留む心鎮めん(新作)」「計算式どほり双針重なるも真実(まこと)は二層構造、いまさら。(新作)」十八番系の歌である。不尽5150、5151首目・・・時計2首
「CSは勝つが負けよが本拠地の戦(いくさ)を是とす大勝すれども(新作)」慶事があった翌日は、スポーツ新聞を(最低2紙)買うことにしている。昨シーズンの今永のノーノー試合以来だ。3位通過のCSでは球団に実入りはないし、例え敗退しても、ファンの前で決着が付くのが区切りとしてはいいかも、な。・・・不遜な発言でございますが・・。(汗)さて、ファイナルSは、東とウィックが居ないので、スイープ(三連敗)も充分覚悟の上。でも、フォードがHRをぶち込んだので、ファイナルSでは、筒香に打ち納めの一発を期待するや切。蛇足だけど、阪神の監督就任ということで、来シーズンは、藤川球児さんの解説が聞けないので、テレビの野球中継を見る楽しみがひとつ少なくなるなぁ。不尽5149首目・・・セ・リーグCSファーストS勝利!
映画の正式タイトルは、「ポール・マッカートニー&ウイングス-ワン・ハンド・クラッピング」。1974年8月に彼の「アビーロード・スタジオ」で収録されたものの、映像(と多くの音源)はお蔵になっていたもの。当時、ポールは、32歳。ウイングスのLPでは、「バンド・オン・ザ・ラン」('73)から「ビーナス・アンド・マース」('75)の間の時期に当たる。この頃は、「ミュージック・ライフ」を毎月、隅から隅まで一文字余さず読んでいた。だが、当時のLPは2200円と購入するには、やはり高価な代物だった。然りながら、ウイングスの「バンド・オン・ザ・ラン」もその前作の「レッド・ローズ・スピードウェイ」('73)も『所有』していた。リアル・ビートルズ体験はない('70年の解散から2年後あたりから洋楽を聴き始めた)のだが、'70年...5148首目・・・映画「ワン・ハンド・クラッピング」を見る
「問診票「他人(ひと)より食べるのが早い」お里が知れる気もすれど「はい」(新作)」「糖尿病」の罹患リスクに関する設問と最近知った、、、。不尽5147首目・・・問診票
「堂々たる橋脚やうやく立ち上がり傍ら退(の)くを拒むひとつ家(新作)」しばしば見かける風景、、そしてやがてすっかり忘れてしまう風景。不尽5146首目・・・「堂々たる」