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HITO-OMOI(ひとおもい) https://blog.goo.ne.jp/oyedih922

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

oyedih922
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2020/03/29

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  • 5022首目・・・入れ子なる

    『入れ子なる人形最も小さきが笑つてゐると思ふべからず(新作)」マトリョーシカ、、皮肉なんだが下手歌なんで伝わらない。(汗)不尽5022首目・・・入れ子なる

  • 5021首目・・・手を翳せ

    「手を翳せ揺らせハマスタ応援歌アーチを架けむ我等が225(新作)」【前奏:横浜の空高くホームランかっとばせ筒香〜】さぁ打て筒香飛ばせ空の彼方横浜に輝く大砲かっとばせホームラン打とうが、打てまいが、ともかくよかった。例えボロボロになろうとも、他のユニフォームを着た筒香を見たくなかった。不尽5021首目・・・手を翳せ

  • 5020首目・・・高鳴きの

    「高鳴きのひばり翔けあがる菜畠は春よりほかに容れるものなし(新作)」自然詠が苦手。自然を愛でる能力に欠けてるのだと自認。つくづく俳句向きではない。小理屈を捏ね回して57577を作っております。(汗)不尽5020首目・・・高鳴きの

  • 5019首目・・・捨つるもの

    「捨つるものことさら忘れものとして忘れまほしき旅立つ重さ(新作)」まやかし、、、。不尽5019首目・・・捨つるもの

  • 5018首目・・・ポスティング

    「ポスティング7年8年FA権「I✭YOKOHAMA」(あいらぶよこはま)形容(かたち)さまざま(新作)」筒香の件、出戻りなるか大詰めの段階。取っても守るとこないぞ、いやいやTAはどうせ怪我する、来季は佐野がFAだ、とか。精神衛生上、極めてよろしくないのである、、。不尽5018首目・・・ポスティング

  • 5018首目・・・辿り着きし

    「辿り着きし君の扉のボタンにもatyourownrisk(自己責任)と透かせば書かれぬ(新作)」喫茶店で『TheLongAndWindingRoad』(ポール・マッカートニーのライブもの)がBGMで流れたのを聞いて詠うった。不尽5018首目・・・辿り着きし

  • 5017首目・・・打つほどに

    「打つほどに遍く心に届きしが打つほど離れし近くの心(新作)」このまま、一件落着っぽく終わるのか、、やや気がかりだが、、。不尽5017首目・・・打つほどに

  • 5016首目・・・日記をば

    「日記をば読み返しをり掘り起こせば墓の深さはまちまちなりて(新作)」日記はある意味、記憶の捨て場。ただ記憶の深浅は自ずと異なる。不尽5016首目・・・日記をば

  • 5015首目・・・犬猫の

    「犬猫の区画は供花(くげ)が密にしてペットは愛のみ遺せり方(かた)や(新作)」供花が疎らな人の区画。人に対しては死んでも「憎」や「怨」を断つことができないのだろう。不尽5015首目・・・犬猫の

  • 5014首目・・・凡打あり

    「凡打あり美技あり三桁(みけた)の番号を背負ふ彼等の止まざる競争(新作)」ファーム戦を連日観戦。三桁背番号の「育成選手」は、一軍の公式戦には出場できない。彼等がスタジアムでプレーする姿と出会えるのは、ファーム戦だけた。2日間で100番、116番、133番、144番、193番と5人の育成選手がプレーする姿を見た。当面の目標達成は、二桁背番号=「支配下登録選手」なのだろう。Hangin.threedigits!Bravo!Fabulous!Shōta!初登板6回2安打無失点9奪三振勝利投手!不尽5014首目・・・凡打あり

  • 5013首目・・・タメ作り

    「壁つくりタメを産み出し面で打つ悩めど十(とお)に七はしくじる(新作)」ファーム戦を観戦。バッターの素振りの練習を見ていると、圧倒的にアッバースイングが多いことに気づく。今更ながら「フライボールレボリューション(革命)」を実感する。いかなるスイングが理想なのかは、おそらく結論が出ない奥深い議論なのだろう。不尽さて、明日はいよいよShōtaのメジャー公式戦のデビュー戦だ!5013首目・・・タメ作り

  • 5012首目・・・エッセンシャル

    「エッセンシャルワーカー今日もリアカーで小路小路を巡りて届けり(新作)」エッセンシャルワーカーと位置付けるなら、ふさわしい処遇がなされるべきである。まぁ、横文字が持ち出されてくる時は、大抵目眩しに使われるのが、オチなのだが。さりとて、一介の市井人としてはこんな程度の応援はしている。・お急ぎ便は使わない。・配達日時は指定する。・送料無料はなるべく避ける。(物流業者が泣いているかもしれないから)最後にもひとつ、荷物の受取時、ドライバーに「ご苦労さま」と礼を言う。(置き配は使わない)不尽5012首目・・・エッセンシャル

  • 5011首目・・・商品が

    「商品がカートにあります知らされぬ節約なせしとしばし安堵す(新作)」4996首目(3/6)の続き?五句のしばしが胆。不尽5011首目・・・商品が

  • 5009.5010首目・・・南山城、奈良行(その5)

    最後に、約半世紀ぶりに「西ノ京」に行く。薬師寺と唐招提寺を(近いのでセットで)参詣する予定だったが。薬師寺だけで圧倒されてしまう。唐招提寺は、改めて、だ。「脇侍たる日光月光だにありがたや況んや中尊薬師如来をや」(薬師寺金堂)物理的な大きさだけでなく、ググッとエネルギーが迫ってくるようなこの存在感たるや。また、大講堂には、「仏足石歌」碑があるが、撮禁だ。たいして意味もわからぬまま、石に向かって拝むばかり。(薬師寺大講堂)さて、藥師寺といえば、高田好胤!、、いやいや徳永英明だ!『徳永英明薬師寺LIVE(2007年5月)」・・・金堂と大講堂の間に立って、徳永英明の気分になって、空を見上げた。(笑)「立ち上るボーカリストの声青き空somedaysomewhere身に舞ひ落ちん」(薬師寺東塔)(薬師寺玄奘塔)(奈良...5009.5010首目・・・南山城、奈良行(その5)

  • 5008首目・・・南山城、奈良行(その4)

    (畝傍山頂上、199メートル)橿原神宮脇から畝傍山に登ってみる。(橿原神宮、深田池)天香久山は、ヤブのせいで視界が悪くはっきりと確認できなかった。(耳成山)「畝傍山登りて耳成見ゆれども香具山見えざり心安きかな」香具山は畝火ををしと耳梨と相争ひき神代より〜以下略」(『万葉集』巻一13)(060111-14)つづく5008首目・・・南山城、奈良行(その4)

  • 5006.5007首目・・・南山城、奈良行(その3)

    (石上神宮楼門)「カミとヒト隔てがあるは道理にて石上社の禁足地かな」(石上神宮拝殿)(天理市、石上神宮)「祭神が鎮まる山に手を合わす本殿持たざる大神神社(おおみわじんじゃ)」(大神神社拝殿)(桜井市、大神神社)(060111-14)つづく5006.5007首目・・・南山城、奈良行(その3)

  • 5004.5005首目・・・南山城、奈良行(その2)

    (聖林寺山門)「邪な心兆さん愚者我さえ容るるや国宝観音菩薩」(聖林寺本堂)(桜井市、聖林寺)近代的に改修された観音堂で有名すぎる国宝十一面観音菩薩とふたり?きり?になって思わず詠んだ歌。(無論撮禁だが、本堂の仏間に写真が飾ってある。)「文殊さまお乗り賜ひし獅子像の豪快極まる眼鼻口かな」(安倍文殊院本堂)(同金閣浮御堂)(特別史跡、西古墳)(桜井市、安倍文殊院)(060111-14)つづく5004.5005首目・・・南山城、奈良行(その2)

  • 5002.5003首目・・・南山城、奈良行(その1)

    「白毫(びゃくごう)も螺髪(ほはつ)もつけず艷やかに坐します御仏蟹満寺かな」(蟹満寺本堂)(木津川市、蟹満寺)「大伽藍絶ゆれどひとり冴え冴えと十一面のみほとけぞ立つ」(観音堂)(家康公伊賀越えの道標)(京田辺市、大御堂觀音寺)ご住職みずからご説明をいただいた。昨年秋に続いて、南山城の主だった寺院を巡った。この滋味深いエリアはひとまず区切り。(060111-14)つづく5002.5003首目・・・南山城、奈良行(その1)

  • 5001首目・・・処世本

    「処世本無用の身にぞ成り果てどふと思ひ出づドクトル奈良林(新作)」ええ年こいてるし、思考も硬直化してるから処世本など無用の沙汰だ。さて、人生初のハウ・ツー本といえば、パブロフの犬的に奈良林祥センセの世代である。処世ではなく、処性か?笑ついでに、狂歌「阿部進(カバゴン)にハレンチ学園奈良林」不尽5001首目・・・処世本

  • 5000首目・・・菜の穂をば

    「菜の穂をば見つめてゐたり足止めつそうか微かに揺れていたんだ(新作)」一区切り。五千首目。口語混じり。、、相聞歌。不尽(photobycourtesyofNahoko)5000首目・・・菜の穂をば

  • 4999首目・・・誰(た)もかつて

    「誰(た)もかつて匿(かく)し持ちしが融け失せて未明手探り秘密基地かな(新作)」四句、、夢の中不尽4999首目・・・誰(た)もかつて

  • 4998首目・・・戦死者の

    「戦死者の骸(むくろ)は数として残り遺族は身罷り零となりにけり(新作)」プロレタリア文学を読んだ所為なのだが、日清戦争期から満州事変あたりの歴史に関心を向けている。満蒙、シベリア、朝鮮、台湾などへ外地に出兵(出張っていく)していく理由や過程など。(まぁ、アカデミックには一定の結論がでてるだろうし、深入りするつもりないんで、新書を乱読するに過ぎないけどね。汗)てな訳で、『朝日歌壇』じみた柄に合わない歌である。苦笑不尽4998首目・・・戦死者の

  • 4997首目・・・誰も己が

    「誰(た)も己(おの)が特等席を占めつ在り暖かき冬光の図書館(新作)」暖冬、、五句は少し力技か、、。不尽4997首目・・・誰も己が

  • 4996首目・・・憂ひをば

    「憂ひをば咎(とが)と定めて押し遣るや服飾カタログ早春号かな(新作)」まぁ、そのまんまの歌。不尽4996首目・・・憂ひをば

  • 4995首目・・・店閉じて

    「店閉じて伽藍堂(がらんどう)なる4℃(ヨンドシー)映すは我の影ひとつのみ(新作)」街歩きするとやはり車で流してるのとは異なる風景が見えてくる。4℃は、ヨンドシーである。相聞歌。不尽4995首目・・・店閉じて

  • 4994首目・・・もて余す

    「もて余す怒りの捨て場大胆に尻尾落とせりすまぬ大根(新作)」人参ではもの足りぬ、、汗。不尽4994首目・・・もて余す

  • 4993首・・・まだ好きと

    「まだ好きと付せる濁点悪筆のせいにできない濁った気持ち(新作)」口語。濁点をとると「また好きと」であるが、、。不尽4993首・・・まだ好きと

  • 4992首目・・・滴経て

    「滴(しずく)経(へ)て細流(せせらぎ)生(あ)れたり日々はつか音早めゆく雪解けの郷(さと)(新作)」聴覚の歌。プロならもっと上手く詠むんだろうが、この程度どまり。不尽4992首目・・・滴経て

  • 4991首目・・・やや高き

    「やや高きCO2の数値見つページ繰る指止めただ君を(新作)」行きつけのカフェのカウンターにはCO2計測器が置いてあるのだが、三桁が表示されることは滅多にない。店の作りは半開放なのだが、、。五句は強引な言い差し、の歌。不尽4991首目・・・やや高き

  • 4990首目・・・剥がさるる

    「剥がさるるごとく離(か)れしを情けとぞ思(も)ふこそ愚か現在(いま)ひび割れて(新作)」五句を「ひび割れたる唇(くち)」としていたがあまりに即物的なので改作。不尽4990首目・・・剥がさるる

  • 4989首目・・・オフ会に

    「オフ会に誘ふとも時還らざり書けど送らぬはわれのみなるや(新作)」読んでほしいような、読まれたくないような、、、そんな相聞歌。『とも』は、逆接の仮定条件の接続助詞不尽4989首目・・・オフ会に

  • 4988首目・・・暗き影

    「暗き影半年ごとに診る石よお落ち遊ばさざらまほしかな(新作)」突如尿管結石で七転八倒してから2年半経過した。御石様は依然として2つ体内にお住まいでいらっしゃる。お祈りするばかりである。不尽4988首目・・・暗き影

  • 4987首目・・・ウェンデルケン

    「ウェンデルケンウィックケイにアンソニー今だ空きたる96番(新作)」週刊ベースボールの選手名鑑がでる時季となった。既に「外国人投手」で四人在籍。ファンのサイトを読んでいても、バウアー残留熱望というより、今では「来てくれればめっけもん」てな感じになってるわ。私とて同様。(この文章は15日に書いているのでどうなることやら。)まぁ、バウアーひとり中4日って、チームからすると、『ローテーション破壊王』やん。それはさておき、背番号4の彼を腐すつもりは毛頭ないけど、ルーキーが表紙ってとこで、もう今シーズンを象徴しとるやろ。ついでに、バックナンバーをひっこ抜いて、暗黒時代(02~15)以降、ここ20余年間の表紙を飾った選手を書いてみた。02石井、03古木!、04タイロンウッズ、05多村、06三浦、07.08村田だっ、0...4987首目・・・ウェンデルケン

  • 4986首目・・・撮りて直ぐ

    「撮りて直ぐ三大栄養素バランスの判断くだすアプリぞ望む(新作)」炭水化物撮りすぎだよねぇ、と思っても、現在は、メニューをクリック選択して判断するアプリしかない。面倒で続かない。できれば調理前の食材並べて写真撮っただけで判断するアプリ、、できない?(って、誰かが開発中と信じている、笑)不尽4986首目・・・撮りて直ぐ

  • 4985首目・・・活きが良し

    「活きが良し言ふべからざる眼の魚されど喰われてなんぼじゃないか(新作)」スーパーで売ってる魚。眼が多少濁ってても売れ残ってたりすると、何だかちょっとかわいそうだな、どうせたいした調理しないんだし、と思って買い物かごにいれることがある。(切り身だと魚の顔?が見えないからそんなこと思わないけどね。)不尽4985首目・・・活きが良し

  • 4984首目・・・疾く買はるる

    「疾く買はるる其れは其れとて構わぬと思へど気になるCDの棚(新作)」時おり書いているように、よく利用するスーパーの2階にBOOK・OFFがある。本とCDは見つけた時に買えという金言は知りつつも、BOOK・OFFの独特な値付けで、高すぎもせず安過ぎもせずの、心が揺れる出物がある。そんなときは、1週間ほど我慢する。やがて売れてしまって棚から消えていると、胸のつかえがなくなったりする。笑この度のそんなCDがこれ。コルトレーンのライブ(アット・ハーフ・ノート、1965年)の発掘盤だが、れっきとしたインパルスから2005年に発売されたもの。不尽4984首目・・・疾く買はるる

  • 4983首目・・・電池をば

    「電池をば換ふるばかりに作動(はたらき)の蘊蓄語り尽くせる職人(新作)」いつの間にやら家電量販店やSCの腕時計の電池交換が即日対応ではなく、二週間もかかり、料金も倍額になっている。そこで街角の見過ごしそうな時計店を利用する。料金も以前と同じだ。そのうえ、蘊蓄を聞いて得した気持ち。腕で稼いできた自負を感じさせる70代とおぼしき時計職人。この人は、確かに社会を支えている。不尽4983首目・・・電池をば

  • 4982首目・・・キャンプイン

    「キャンプイン優勝するはずなきがゆゑ却(かへ)りてシーズン愉しめる哉(かな)(新作)」昨年とは、うってかわって、何の心配?もなく、楽しんだり悔しがったりできそうな2024シーズンである。不尽4982首目・・・キャンプイン

  • 4980.4981首目・・・最後の種族2首

    「隠しごと捨てたる証し襟なしのシャツを今さらなぜに今さら(新作)」「頬に当つるグラスの脚(ステム)か細きになほ掻き立てらるる愚かさよ(新作)」前回の続きめくが、寺尾聰の二、三枚後ろにあったのが、杉山清高&オメガトライブのこのアルバム。オメガトライブの七枚のシングルは、全て好きだけど(作曲は全て林哲司)、このアルバムに入ってる『ふたりの夏物語』の歌詞にインスパイアの2首。まぁ、いまカラオケしても、ラストの♪海に返すのさ、justonlyyou♪の高音はもう出ないわなぁ。不尽4980.4981首目・・・最後の種族2首

  • 4978.4979首目・・・「久しぶり」2首

    「久しぶり声かけらるる居酒屋は持たざりレコ屋と茶店はあるなり(新作)」特にこれといった理由はないんだが、『よぉ、ご無沙汰』とか、マスター(店長)に声かけられて、とってつけた言い訳するのが、小っ恥ずかしく、またまた足が遠退く。「エサ箱で見つけりなぜにかく売れし聰の愛(ラブ)が揺蕩(たゆた)ふアルバム(新作)」そこで、マスターではなく、バイトさんが店番の時に入店。LPのエサ箱を漁ると遭遇したのが、『Reflections』。GS(ザ・サベージ)をしてたことは知ってたけど、(当時の私から見ると)れっきとした30過ぎの役者してるただのオッサンだった寺尾聰。長くなるから書かないが1981年の寺尾聰の売れ方は凄まじかった。セールス記録を検索して再認識。(画像はeの文字が見づらいけど、加え煙草の火でLoveと記されてい...4978.4979首目・・・「久しぶり」2首

  • 4977首目・・・一桁の

    「一桁の体脂肪率と思しきがマシンでランに没入せるを見ゆ(新作)」トレーニングジムに通いだして15年目。マシンでランする速度も時間ももはや駄々下がりである。驚嘆、羨望、揶揄が混じりあう一首。不尽4977首目・・・一桁の

  • 4972-4976首目・・・鉄歌5首

    奈良を旅した、とりあえずは鉄歌のみ、、。「ワゴン押す販売員は消え失せて現在(いま)行き来する警備員かな(新作)」「行き違ひ待ちたる列車は先に発ち窓越しの人何ぞ恨めし(新作)」「窓口は鎖され此処も無人駅もはや頷かざるを得ぬかも(新作)」「抑揚に戸惑ふ駅名アナウンスかく身内(みぬち)より離(か)るるや大阪(新作)」「次の停車駅は生駒です。」私い・こ↑・ま車内放送い↑・こ・ま「まもなく、鶴橋です。」私つ↑・る・は・し車内放送つ・る↑・は・し「駅売りの柿の葉寿司に手が延びぬ関西人は鯖好むなり(新作)」橿原神宮前駅(『中谷本舗』)、大和八木駅(『うめもり』)と2日続けて駅構内売店で購入しホテルに持ち帰る。不尽4972-4976首目・・・鉄歌5首

  • 4969-4971首目・・・後鳥羽帝関係史跡巡り

    (水無瀬神宮、正面鳥居)(水無瀬神宮御社殿、島本町)「気に入りの水無瀬宮とて後鳥羽帝さも遊芸の限りを尽くさん(新作)」かって当地にあった水無瀬離宮は、スーパー文化人・趣味人後鳥羽帝の私的空間(プライベートスペース)。(椋橋(くらはし)総社本殿、豊中市)「乱(たたかい)を誘発せしむるは寵愛を受けし亀菊が収めし荘園(新作)」(元は亀菊という名の白拍子であった)伊賀局(いがのつぼね)が有していたのが、長江と倉橋の荘園。(正確な場所は、不明らしいが、、。)(後鳥羽天皇若松行宮跡、大阪市住吉区)「兵(つわもの)を募らんとして御座したる帝をお迎えせし行宮の跡(新作)」熊野詣のついでか、こと寄せてか、解らないが、ともかくも帝が御座しました場所。なかなか隠岐には行けそうもないので、大阪府内の後鳥羽帝関係史跡巡り。(051...4969-4971首目・・・後鳥羽帝関係史跡巡り

  • スポーツ短歌17  2023年下半期

    「十八年ぶりにダイブをせし人に問はばや水質改めらるる乎(か)」~2005年以来の虎のアレ~(4878)「XXが足らざり優勝できぬベイ無数の言葉入るも虚し」(4901)☆伏せ字歌、汗。「法令に触れざる虎キチダイバーを見遣るグリコのランナー明(あか)し」~アレのアレ(20231105)~(4915)野球3。たった三首、、。作歌はノーマルペースだったのに、スポーツが詠めなかった、、何故かな。スポーツ短歌17 2023年下半期

  • 4967.4968首目・・・記憶2首

    「追憶とふ記憶の沼に踏み入れば痺れる甘さ滲み出づるなり(新作)」「湿り気を帯びたる記憶この指で剥がせばやはり重なりあひて(新作)」加齢とは、記憶を深堀りすることを強いるものだ。4967.4968首目・・・記憶2首

  • 4966首目・・・呼吸(いき)すれど

    ふとした契機からプロレタリア文学を読む破目に、、。三大プロ小説と言えば、鉄板は『海に生くる人々』・『太陽のない街』・『蟹工船』。『海に生くる人々』葉山嘉樹(1926年、大正15年)文章がこなれてない、としばしば感じる。だが、それが却って船内労働の過酷さや混沌とした水夫達の思いを伝える。ストライキの決起に至るまで、至ってからも、必ずしも一枚岩ではない登場人物たちの心のゆらぎがよく伝わる。内容はややセンチメントな箇所もあるが、三作の中では、作者のほのかは暖かみを感じる。再読する気持ちが起きる。『太陽のない街』徳永直(1929年、昭和4年)労働争議の勃発から鎮圧までを体験をもとに、リアリスチックに描く作物。場面の転換が目まぐるしくて人物の性格の掘り下げが今ひとつで感情移入しずらい。ただこのスピード感はとても共感...4966首目・・・呼吸(いき)すれど

  • 4965首目・・・コロココロ

    「コロココロ芽キャベツたまさか転がりて汚れてなほも甘きか郷土(新作)」はじめて料理したら案外おいしかったんで一首。不尽4965首目・・・コロココロ

  • 4964首目・・・文字以前

    「文字以前さりとて隠せざる気持ちオムレツに這ふケチャップの痕(新作)」まぁ、あるわね。こんなこと。ない?笑不尽4964首目・・・文字以前

  • 4963首目・・・袈裟懸けに

    「袈裟懸けに烏は横切り闊歩せり侮りたるに謀(たばか)られしか(新作)」上の句の、してやられた感がすべて。不尽4963首目・・・袈裟懸けに

  • 4962首目・・・図書館の

    「図書館の蔵書につきたる開き癖間々(まま)疎ましきこだわる力(新作)」拘りと拘泥の線引きは難しい。自分では気づかない心の動きであろうから。不尽4962首目・・・図書館の

  • 4961首目・・・五年後に

    「五年後に戻らまほしと蔦の這ふ球場(ボールパーク)に送らんShōta(新作)」WrigleyField(シカゴ・カブスの本拠地)筒合がMLBに行くときと少し気分が異なる。向こう最長4年間は優勝できなくなったのはほぼ間違いないので、我がベイに復帰することを切に望む次第。不尽4961首目・・・五年後に

  • 4960首目・・・お百度を

    「お百度を踏むに足らざる願ひとて触るるは一度膝丈の石(新作)」寺社で「お百度石」を見ると、本堂との隔たり(一回分の距離)をつい目測してしまう。汗不尽4960首目・・・お百度を

  • 4954-4959首目・・・滋賀行(その2)

    宝厳寺参道石段(竹生島、長浜市)「港より四半刻なれど降り立てば心ここちよく震へ騒ぎぬ」竹生島(長浜市)「秀頼公何を願ひて移築せりかくも堂々宝厳寺唐門」宝厳寺唐門宝厳寺本堂「拝所にて授かる土器(かわらけ)投ずるに鳥居潜れば願ひぞ叶はん」都久夫須麻神社本殿宮崎鳥居「険しきにあらねど広き園城寺数多の宝抱へて久し」園城寺(大津市)総門園城寺観音堂「名鐘を撞かまほしきは道理にて無料にあらぬも道理なるかな」三井の晩鐘「閼伽井屋(あかいや)の三井の霊泉湧き出づる音妙なりてしばし聞き入る」三井の霊泉(051123-24)おわり4954-4959首目・・・滋賀行(その2)

  • 4949-4953首目・・・滋賀行(その1)

    (百済(ひゃくさい)寺本坊庭園)百済寺赤門「石垣の参道行かば仁王門秘仏と知るも本堂目指す」百済寺(東近江市)石垣参道「秀次公拓きし堀に降り立ちて近江の商ひ殷賑を思(も)う」八幡堀(近江八幡市)「戦国の戦場(いくさば)なりしも高月の人々仏を御守り続けし」「重々しき化仏載せれど渡岸寺(どうがんじ)観音様の涼しき顏(かんばせ)」渡岸寺観音堂(長浜市)山門渡岸寺観音堂(長浜市)本堂「鏡面に倒しまに映ゆる高月の火除け観音二度掌を合はせり」高月観音堂(大円寺)、(長浜市)十一面千手観音立像(051123-24)つづく4949-4953首目・・・滋賀行(その1)

  • 4948首目・・・今しばし

    「今しばしまつげに留むひとしづく落つる速さを知らしめんとす(新作)」下の句が決まらない。うむむ、、。不尽4948首目・・・今しばし

  • 4947首目・・・崩れつつ

    「崩れつつなほ形なす砂時計粒子が宿す産み出す力(新作)」円錐の美しさを詠んだ。不尽4947首目・・・崩れつつ

  • 4946首目・・・アカペラで

    「アカペラで『YES-YES-YES』唄ひしも軛(くびき)は解けざる許されぬ恋(新作)」年末に恥じかき歌。『YES-YES-YES』は、もちのろん、オフコースのナンバー。オフコースといえば、『さよなら』辺りからぐぐっと右肩上がりで、絶頂期のまま解散したアリスに取って代わったという印象だが、今年は、谷村新司が鬼籍に入った。程なくして、もんたよしのり、大橋純子と、立て続けに、、。あっという間に『夏女ソニア』は、永遠に生で聞けなくなった。(ちなみに、大橋純子のヒット曲では『サファリナイト』が一番好き。)2024年は、(ひとり)カラオケにもっと行こうと思う。改めて、年末に合掌。不尽4946首目・・・アカペラで

  • 4945首目・・・氷雨にて

    「氷雨にて思ひきりし人切れ切れにディステニーとふ英語で溶かせり(新作)」上の句、佳山明生。下の句、マイラバ(MyLittleLover)、汗。不尽4945首目・・・氷雨にて

  • 4944首目・・・逢引きに

    「逢引きに割かるる行数数えなば何れか捨てむ捨つるべきかも(新作)」恋愛小説読書中、、。選ぶではなく、捨てる、である。不尽4944首目・・・逢引きに

  • 4943首目・・・ぎっしりと

    「ぎっしりと肩組みあへど不揃ひが産み出す隙間灯り落ちたり(新作)」山田太一さん(11月29日没)の追悼について、女優高橋ひとみの記事を読んで一首。『ふぞろいの林檎たち』(「1」だけ)は、『男たちの旅路』と同様、かなり思い入れがある。両作とも、後に、当時、大和書房から出ていた『山田太一作品集』というシナリオ本を購入したほどだ。『ふぞろい林檎たち』の高橋ひとみといえば、中井貴一演じる仲手川良雄に接客した個室マッサージ嬢が彼女だったシーンを鮮烈に覚えている。「え''え''っっ、、」である。(こんなかわいい娘出てくるはずあらへんやろ、と、、。汗)ユーチューブでそのシーンを見返すと、高橋ひとみ演じる伊吹夏恵は、何と!「エリー」という源氏名の名札を付けているではないか!不尽4943首目・・・ぎっしりと

  • 4940-4942首目・・・近江鉄道三首

    「オリエントブルーの車両淡海(おうみ)行くかつて纏ひしは西武イエロー(新作)」「夜勤明けと思しき人等乗り込みてしばし揺らるるローカル私鉄(新作)」「見上ぐれど音のみ聞こゆる新幹線事もなげなり古参の鉄路(新作)」過日、近江鉄道に初乗車。『西武イエロー』(近江鉄道は、西武鉄道グループ)の塗替えが意外に進んでいるとの感。琵琶湖をイメージさせるかの塗色はなかなかいい。新幹線との並走区間があるのは不知だった。高架の真横ゆえ、新幹線からはE席でも見づらいせいかもしれぬ。ご他聞に漏れず、近江鉄道さんも、経営難のようだ。不尽写真が飛んでしまった!画像なし。トホホ。4940-4942首目・・・近江鉄道三首

  • 4939首目・・・テレビ塔

    「テレビ塔昇りて偏(ひとえ)に叫びしも離ればなれの減衰地点(新作)」久しぶりに名古屋のテレビ塔を見上げたので、一首。ただ、栄のランドマークのこの塔から、もう電波は飛んでいない。不尽4939首目・・・テレビ塔

  • 4938首目・・・無踏切

    「無踏切地下化高架化目(ま)の当たり駆ける電車が消えつつある街(新作)」はいはい、鉄男歌。不尽4938首目・・・無踏切

  • 4937首目・・・甘やかな

    「甘やかな懐柔されど抗へぬ背を向けし汝が紡ぐハミング(新作)」スキャットやヴォカリーズよりくぐもっている分、誘因する力をハミングにはあると思う。不尽4937首目・・・甘やかな

  • 4936首目・・・公理抱く

    「公理抱く数学者等を羨めり汝に証を立て続けしが(新作)」数学における公理は(定理と異なり)証明できないものである、、、とか。不尽4936首目・・・公理抱く

  • 4935首目・・・源氏名に

    「源氏名にあらざる君のフルネーム知りたる奴を何ぞ羨む(新作)」この係り結びは、疑問か、反語か、、読み手に委ねよう。笑不尽4935首目・・・源氏名に

  • 4934首目・・・川上弘美の「文庫」をまとめ読み。

    三冊積んでいたのを、一掃。「森へ行きましょう」(長編、単行本2017年刊)少しの『あるある』を持ち込んで、心地よい違和感に引き込む川上弘美の魅力。前半はいつもどおりの世界。でも、最後に、人生に折り合いをつけるには一度は森で迷うことが必要という、まとめた感がある分不思議度が薄まる。パラレルワールドで描くのは成功してるのかな?「ぼくの死体をよろしくたのむ」(短編集、単行本2017年刊)川上弘美の短編の作物は、心を大きく振幅させないので、心がなだらかな状態のときに読むに限る。いい意味で落胆しないし、感動もしない。でも、そこそこしあわせ感覚が味わえる。(二つともSF的だが)別れの哀しみを緩やかに描く『二百十日』と『スミレ』に⭕を付けた。「某」(長編、単行本2019年刊)ファンタジカルな作物はある意味安心して読める...4934首目・・・川上弘美の「文庫」をまとめ読み。

  • 4933首目・・・一人来て

    「一人来て紅き葉踏めば遺す音サクサクのみぞ今年の秋よ(新作)」昔々、「サクサクと落葉を踏めばさくさくと少し小さい君の音する」と詠んだことが、ある。不尽4933首目・・・一人来て

  • 4932首目・・・麗らかに

    「麗らかに染めつ前線春上り錦降らしめ秋下るかな(新作)」切れ字を使ってみた。日本語?としては、「前線は麗らかに染め春上り錦降らしめ秋下るかな」が正しいかな、、。不尽4932首目・・・麗らかに

  • 4931首目・・・中間点

    「中間点折返点通過点弁(わきま)へざるまま今日も過ぎをり(新作)」マラソンを見てて作ったんだけど、ジジイの悔恨とも処世訓ともいえないこの類いの歌は、大抵つまらんわな。笑不尽4931首目・・・中間点

  • 4930首目・・・はじめての

    「はじめてのステレオに針落とすときジャケットまた見ぬ君微笑めり(新作)」なつかし昭和系のブログに、ステレオの広告の写真が載ってたので詠む。このステレオとは、「シスコン」のこと。システムコンポーネント!70~80年代かな。死語?!、。汗不尽4930首目・・・はじめての

  • 4929首目・・・天ならぬ

    「天ならぬ人が作れば零四つ頭(ず)の上(へ)に並ぶる諭吉翁かな(新作)」2024年に紙幣の顔が変わるらしいので、忘れない?うちに。まぁ、20年前にも誰かが詠んでる歌だろうねぇ。でも実業家Sの顔を新札に刷るのは、あからさまって気分がするけど。不尽4929首目・・・天ならぬ

  • 4928首目・・・唯ひとり

    「唯ひとりなりたし乗り込む鈍行のボックスシートに頭ふたつ見ゆ(新作)」「旅」はひとり旅に限るのだが、、という歌。不尽4928首目・・・唯ひとり

  • 4927首目・・・はらはらと

    「はらはらと歌が降りにき交差点密かに君の名付して呼びをり(新作)」ちと、大袈裟と思われるかもだが、過去に「ミューズ(詩神)」が降りてきたことがある。今から16年前の初冬。歩道の落葉が右往左往していた。「□橋」と名前のある交差点で信号待ちをしていた時のこと。三十一文字がいきなり次から次へと浮かんできた。確か四、五首だった。あわててビルの陰に駆け込み、スマホのメモに一気に流し込んだ。あんなことは、一度きりだ。まぁ、泡沫歌人ゆえ、たった一度きりの僥倖だろう。これからも、ないに違いない。それは「天啓」というべきなのだろうが、今でもあれは君のせいだと思っている。そのことを告げる機会はいくらでもあったのに、、、。不尽4927首目・・・はらはらと

  • 4926首目・・・秋澄めば

    「秋澄めば君の輪郭さえざえとも少し近くにいたはずなのに(新作)」甘すぎて、情けない。、、不尽4926首目・・・秋澄めば

  • 4923-4925首目・・・小春日和三首

    「何処へ行く迷ふくらいの幸せは雲ひとつなき晩秋(おそあき)小春日(新作)」「屋上の看板外され久しきが何を告げしか朧となりぬ(新作)」「キャンバスの靴をば仕舞ふその前に歩いてめざす晩秋(おそあき)小春日(新作)」冬にはキャンバス・スニーカーが履けない場所に住んでいる。不尽4923-4925首目・・・小春日和三首

  • 4922首目・・・鼻の先

    「鼻の先つぎつぎ弾けとびぬ泡溶けれど堪(こら)へきれずに午後は(新作)」初句が即物的、、ちょっとセンシュアルな感じ。ラジオからユーミンの『海を見ていた午後』が流れたので一首。歌詞の♪貨物船が通ってた♪グラスはテーブルに置かれていたイメージだげど、こちらは、ストローで相手が飲もうとしている刹那のイメージ。不尽4922首目・・・鼻の先

  • 4921首目・・・冥き道

    「冥き道選びて帰りし夜なれど蹴飛ばす石さへ見当たらざりき(新作)」たまには普通の歌を詠む、、四句。「蹴飛ばす石ころ」と生の事実に留めるか、「蹴飛ばす石さへ」と含意を見せてしまうか、難しいところ。プロなら、石ころを採るのかなぁ。不尽4921首目・・・冥き道

  • 4920首目・・・『地上』(島田清次郎作)を読む。

    4784-4787首目・・・金沢逍遙(その1)で、以前から気になっていた『地上』を読もうと決める。と書いた。小説家島田清次郎は1899年(M32)に生まれ、1930年(S5))に亡くなった。『地上』は、二十歳のデビュー作だ。抑圧からの解放を希求する若者の息づかいがしっかり伝わる。少しのロマンスもある。やや大言壮語の嫌いもあるけど、若者ゆえの気負いだろうと許せる範疇だ。でも、「さぁ、これから」で終ってしまう。この一部だけでは何とも消化不良だ。『地上』はほぼ1年おきに4部まで刊行された。だが、現在は2部以降は、容易には読めない状況にある。4部までで50万部を売り上げた大正年間を代表する大ベストセラーの作物なのに、、。そんな事情も知りたくて、『誰にも愛されなかった男』(風野春樹著)という評伝を手にする。評伝では...4920首目・・・『地上』(島田清次郎作)を読む。

  • 4919首目・・・汝を追ふ

    「汝(なれ)を追ふ明日に踏みいる汝を追ふ離(か)るる背滲む汝を追ふ息(新作)」危なかっしい歌か、、はたまた箱根駅伝か、、不尽4919首目・・・汝を追ふ

  • 4918首目・・・真理ゆゑ 

    「真理ゆゑ時制は常に現在形されば過去形失恋(ロストラブ)とぞ(新作)」英語の「時制の一致」の例外ってやつね。単語としてはこのlostは過去文詞だろうけど。不尽4918首目・・・真理ゆゑ 

  • 4917首目・・・矢絣を

    「矢絣を解き放つべき夕まぐれいつしか止みぬ数え唄かな(新作)」しばしの別れ歌。当初、二句を「静かに溶かす」としてたけど、主体の意志を出そうと改作。不尽4917首目・・・矢絣を

  • 4916首目・・・雨粒に

    「雨粒に怖づ怖づうなづく紅き花気づかざるふり発つ岐れ道(新作)」秋雨の歌不尽4916首目・・・雨粒に

  • 4915首目・・・アレのアレ

    前夜の『日本のエース』の惜別熱投の余韻の中、青柳の意地にやられたなぁ。でも、よりによって、、ノイジーのHRかよ。サト輝なら、まぁ諦めもつくけど、、。とまれ、(最終戦決着は2023だけだったけど)オリックスが出たここ3年間の日シリは、野球の面白さを味わえたよなぁ。(2020は、2年連続スイープという日シリの権威を問われかねない状況だったことを思えば尚更。)来年も日シリでオリックスの野球を見たいものだ。(まぁ、相手は、我がベイスタースでは、ないことは当確だろうが、、涙)「法令で裁けぬ虎キチダイバーを見遣るグリコのランナー明(あか)し(新作)」不尽4915首目・・・アレのアレ

  • 4914首目・・・ 算数の

    「算数の年齢算を解くがごと互ひに等しく年加えたり(新作)」相手は男性とだけ書いておこう。算数の年齢算を解くがごと年の差変はらざるまま老えりでもいいんだけど、老いという言葉をあまり使いたくないんで、、。不尽4914首目・・・算数の

  • 4913首目・・・ 変はらずに

    「変はらずに若しと言はるる面映ゆさ同じ言葉を返さんとして(新作)」言いさし、の歌。相手は女性とだけ書いておこう。不尽4913首目・・・変はらずに

  • 4912首目・・・本日の

    「本日のBMI値を確かめりしかと当てむぞ噴流式泡風呂(ジェットバス)にて(新作)」スーパー銭湯で詠む。何を何処に?脇腹の贅肉にジェット水(湯)流)を!不尽4912首目・・・本日の

  • 4911首目・・・注がるる

    「注がるる視線をしかと受け止めつ台詞馥郁(ふくいく)たる立役者(新作)」久しぶりに観劇。観衆の期待、羨望を瞬時に己が身体に入れ変換してから紡ぎ出される台詞。立役者の存在感。不尽4911首目・・・注がるる

  • 4910首目・・・少々と

    「少々とひとつまみの差を思いしる今宵の煮物と君へのひと言(新作)」口語。3句が胆。さじ加減とはよく言ったものだ。されど過剰だと取り返しがつかないのは、料理も人の言葉も同じ。不尽4910首目・・・少々と

  • 4909首目・・・新しき

    「新しき三年日記亡き人の命日書きぬ生まれ日書きぬ(新作)」・・・母より一回り長く生き、父が亡くなった年齢となった。不尽4909首目・・・新しき

  • 4908首目・・・ゆとりとて

    「ゆとりとてゆるり始めし遊戯をば弛(ゆる)みと呼ぶや。赦せよ、貴女(あなた)。(新作)」懺悔、、?弁解、、?「ゆ」で韻を踏んでみた。不尽4908首目・・・ゆとりとて

  • 4903-4907首目・・・台東~足立~墨田区駆け足散歩

    (大師前駅に到着する東武8000系)夕刻に所要あり、その前の駆け足散歩の記録。「我等のみ義あるや戦火交えたり無血開城良しとなさざり(新作)」(彰義隊戦士者碑)(台東区、上野恩賜公園)戊辰戦争に関心がある。ここは『上野戦争』の舞台。ご存じ西郷さんの銅像が背を向けているのが何とも言えぬ。「一心に振る試験管パッションやアンビシャスなど綯(な)い交ぜにしつ(新作)」(野口英世博士銅像)(台東区、上野恩賜公園)去年箕面でみたのと、ほぼ同じポージング。五頭身!、こちらが忠実か?ちょっと尊大な感じが英世っぽい。「九体目の阿弥陀仏をばひた拝む東京国立博物館にて(新作)」(特別展「京都・南山城の仏像」)(台東区、上野恩賜公園)実は先日浄瑠璃寺を訪れた際に、一体の阿弥陀仏が出展中だった。予定外だったが、ここでお会いできるとは...4903-4907首目・・・台東~足立~墨田区駆け足散歩

  • 4902首目・・・松原みき20回忌(遅っ、汗)

    命日の10月7日を忘れていた。2004年から19年が過ぎた。みき様、合掌。少し胸騒ぎ?がして調べる。と、前月末に過去アルバムの全てがUHQCD仕様で発売。(20回忌のせい?何らか動きは来年の没後20年と思ってたけど、、。)とまれ、慌てて、オリジナルアルバムで唯一CDを持っていなかった『CoolCut』を購入。(ちなみにオリアルLPは全コレクト済み。)されど、松原みきは、もう肉声を聞くことが叶わない。そのためか、どうも聞き流しができず、センチになってしまう。だから、心の容量があるとき以外は、滅多に聞かないのが正直なところ。で、大好きな『JazzyNight』のシングルとアルバムのバージョン聞き比べで、供養?を済ませました。(上の画像のベストアルバム(83年発売)収録は、アルバムバージョン。)改めて合掌。「紋...4902首目・・・松原みき20回忌(遅っ、汗)

  • 4901首目・・・終戦。2023ベイスターズ

    (2024年には居ない(居ないかも)面々)「XXが足らざり優勝できぬベイ無数の言葉入るも虚し(新作)」伏せ字?歌。笑あぁ、、終わった、終わった。昨年は嶺井、そして、今永・タナケン。来年は一体誰をご贔屓にすればいいか、、。涙バウアーは、ソフトバンクでもいいからNPBに残ってほしい。ザ・プロフェッショナルだもの。見ててわくわくするから。ソトも案外とファンでした。グッバイ!?不尽4901首目・・・終戦。2023ベイスターズ

  • 4900首目・・・映画【幾春かけて老いゆかん】を見る。

    主演は歌人馬場あき子。歌人の、しかもドキュメンタリーの映画ができるなんて、空前絶後、とさえ考えてしまう。卒寿も過ぎたが、なお矍鑠(かくしゃく)。まごうことなきLivingLegendだ。道を極めた人にのみ備わる融通無碍な佇まいが横溢。誰もが驚くであろう二千通の(投稿短歌の)葉書の山を前にした選歌のシーン。目にもとまらぬ早さだ。先生曰く、「下の句だけを見る。」『着地』を見てるんだな、と思った。上の句の着想が秀でてても、トメがしっかりしていなければならないと、解釈した。ただそれは、こぎれいにまとめよ、というのとも異なるのだろう。そこが、短歌の奥深さ、面白さなんだろう、と小賢しくも。汗私自身は、完全なlonely歌人だが、先生を私淑している。いやいや、私淑と書くことさえ、おこがましいというものだ。思えば二十年以...4900首目・・・映画【幾春かけて老いゆかん】を見る。

  • 4897-4899首目・・・南山城・大原行(その3)

    (寂光院山門)南山城の三寺と洛北大原の訪問記。「八百年(やつももとせ)後に生くれど御鎮まり給へと合わす掌(て)大原陵かな(新作)」(後鳥羽天皇大原御陵)「身罷りし際(きわ)に五色の糸を引く女院の力いかにかそけき(新作)」(寂光院本堂)「苔生ゆる庵の跡に零るる陽灌頂巻(かんぢょうのまき)浮かぶもあわれ(新作)」(建礼門院御庵屋跡)(大原西陵(建礼門院御陵))(花の道の「朧の清水」)大原行きの目的は、偏愛?する後鳥羽天皇ゆえ。後鳥羽帝の即位は三種の神器なきまま。なぜなら、壇之浦で異母兄の安徳天皇ともに海に沈んだからだ。そして、寂光院は、安徳帝の実母建礼門院徳子の隠遁の地。平家物語の最終・灌頂巻を読んでから出掛けたので惻惻(そくそく)たる思い。よって、三千院は、付けたし(!)である。されど、往生極楽院の観世音・...4897-4899首目・・・南山城・大原行(その3)

  • 4894-4896首目・・・南山城・大原行(その2)

    (浄瑠璃寺九体阿弥陀堂)南山城の三寺と洛北大原の訪問記。「中尊を拝めど戻りまた拝む下品下生(げほんげしょう)の我が身とぞ知る(新作)」「宝池水面静けき此岸にて仏座(ましま)す彼岸を恋へり(新作)」(浄瑠璃寺九体阿弥陀堂)(浄瑠璃寺三重塔)「時を経て顏(かんばせ)解(ほぐ)るる磨崖仏さても悟りの面持ちにして(新作)」(当尾(とうの)の石仏の一つ「藪の中三尊磨崖仏」)アクセス面から二の足を踏んでいた。やっと訪れた南山城。やはり圧巻の浄瑠璃寺。何だか塔ばかり撮ってるけど、御堂の中の仏様は、撮禁やし仕方ない。駅近の蟹満寺、観音寺はまたの機会に。(050922-24)つづく4894-4896首目・・・南山城・大原行(その2)

  • 4891-4893首目・・・南山城・大原行(その1)

    (岩船寺山門)南山城の三寺と洛北大原の訪問記。「彷徨ひし京(みやこ)のひとつ恭仁京(くにのみや)訪ふ人は絶ふるに等し(新作)」(恭仁京(740-744)跡)「みかのはら望みて高き補陀洛(ほだらく)山五重の塔は浮かぶがごとし(新作)」(海山住寺五重塔)「埋めつくす花々なくば阿字池に臨みてすくと建つ三重(みえ)の塔(新作)」(岩船寺三重塔)(050922-24)つづく4891-4893首目・・・南山城・大原行(その1)

  • 4890首目・・・手鏡は

    「手鏡は心を映すと定むれば指紋の脂滲めど遺る(新作)」上の句が凡庸。なので四句を即物的にした。五句は「遺りて滲む」。さぁ、どっちがいい、、汗不尽4890首目・・・手鏡は

  • 4889首目・・・鳴かねども

    「鳴かねども幾許(いくばく)告がまほしきかな蜻蛉(せいれい)浮かび停まりては飛ぶ」蜻蛉=とんぼ五句の「停まりて飛びぬ」を、反復する感じを出したいので改作。不尽追記あぁ、ついに、健二朗。悲しい。4889首目・・・鳴かねども

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