「君の名を書きて席待ちなす時の甘やかすぎる後ろめたさは(新作)」結句は間投助詞の「よ」でも意味に大差ないけど、、ね。不尽5244首目・・・君の名を
ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。
「故郷の訛を漏らす人と居て自ず弛みぬ心の留め金(新作)」まぁ、誰にでもあること。不尽5083首目・・・故郷の
「閉店のカウントダウン今日こそは看板娘に別れを告げん(新作)」まさかジェンダー云々とか言われないだろうなぁ。不尽5082首目・・・閉店の
「四十(しじゅう)年振りに会う友郷里にて社長の奴を呼び捨てにせり(新作)」近年になり奇跡的?にラインでつながっていたので、やたらめったら再会の感激というほどではない。(が、物理的距離はとてつもなく離れている。)「どちらかがこの世にいなくなるまで、あと一回くらいは会いたいものだ。」とお互い納得して別れる。不尽5081首目・・・四十年
「老獪と若気のいたり何れ採る賢人もはや御座(おわ)しまさねば(新作)」老醜は埒外だが、、。「よりましに投じませうと促さるる反らしたる胸薄き選良(新作)」選良はもはや死語、、。こんなことを詠みたくて歌を作ってるのではないので、番外。(笑)不尽【番外】2首
「夢で会ふ異性視線を反らさずに此度も許さざるまま去にぬ(新作)」ことさら、「異性」というひっかかりのある語を使っただけの歌。不尽5080首目・・・夢で会ふ
2023前半戦83試合43勝38敗2引首位3差2024同時点83試合43勝39敗1引首位1差何と!CSに出られるかもしれないというシーズン当初にはおよそ想定外の事態!。この時点で昨年は今永・バウアー二人で12勝。今年はジャクソンとケイ、そして石田裕太郎の新加入三人で12勝。と穴埋め。そして、打では、やはり蒼彗天(オースチン)。てなわけで、今シーズンは勝敗関係なく純粋に試合を楽しめると安心していたのに、、。勝ち負けが気がかりでどうもくつろがない。(笑)まぁ、優勝の心配はしていない。巨人だと予想してる。でも、最低2試合余計に楽しめるから、ここまで粘ってるなら3位でいいからCSに行ってほしいものだ。筒香がHRをスタンドに放り込んでCS進出を決めることを夢見ているのだが、、。それにしても、新戦力の選手たち(外野手...5079首目・・・幾人か
「二時打ちし柱時計にうつつにぞ三時打てるが夢にて会ひぬ(新作)」昭和の柱時計は、いや壁掛時計ですら、1時間毎に(時刻の数だけ)時を打っていた記憶がある。(就寝するときには、時報のスイッチを切る、、。)不尽5078首目・・・二時打ちし
「とりあへず番組流せ本を出せ関知いたさぬ観光公害(新作)」京都(市)に縁を持つ者として、(現在の)府知事と市長双方の゙中高の同窓生として、一首。京都(市)がキラーコンテンツ故といえば聞こえはいいが、上の句のような安直さが現象の一因に思えて仕方がない。遠くからぼんやり考えるだけだが、シニカルに過ぎるだろうか。(まぁ、海外からのツーリストはもっと構造的な原因もあるのだろうが、、。)如何に優秀な先輩、後輩の彼等とて、「本質的」な改善は困難だろう。むしろ、期待するほうが酷というものだろう。まぁ、出来は、理屈っぽい下手な主張してる駄目歌。今日は、祇園祭の前祭の宵山だ。不尽5077首目・・・京都オーバーツーリズム考
甲子園球場誕生100周年に因むNHKの特番を視聴。中でも名場面投票結果は興味深かった。まぁ、今どきこんな投票するのは、30代以上か、野球小僧だけとは思うが。「1961年第43回夏の報徳学園対倉敷工」とか「1958年第40回夏の坂東・村椿」などが漏れてるのは時代の変遷だなぁ。このうち、第54位に関することは、【番外】8月12日の原辰徳にこのブログで以前書いたことがある。渋いと感じたのは、第50位。実は、リアルタイム視聴の記憶がある最古が、この試合だ。白黒テレビかけ流していただけなのだが、本盗の場面は確かに記憶している。(最も当時は野球のルールも分かってはいなかったが。)そんなに有名な試合であったか、と。一方、「1989年第61回春決勝の上宮のサヨナラエラー」とか「1998年第80回夏の宇部商の延長15回サヨ...5076首目・・甲子園100周年
「水飛沫君は切れぎれ今日もまた目を閉ずなかれまだ此処に居る(新作)」切れぎれになるふたり。ただ、ひとりはまだ目を見開いたままだ。不尽5075首目・・・水飛沫
「放置にはあらざり寧(むし)ろ見殺しの事ども例へば我の五七五(新作)」箴言めいた歌は大抵が駄歌。七七の下の句ができない「シューベルト7番」(笑)が常にある。不尽5074首目・・・放置には
「横恋慕さるるもしかたなきやうなる坂の頂或るひと置きて(新作)」(口語)「横恋慕されてもしかたないような坂の頂或るひとを置き」函館を旅行する前に詠んだ。どっちがいいかなぁ。四句と五句を入れ替えると自分の居場所が逆転するようにも読める。(こういうのが、作歌の面白いところ。)これまた、どっちがいいかなぁ。(笑)「横恋慕さるるもしかたなきやうなる或るひと置きて坂の頂」(俳句)「夏坂の上(ㇸ)で横恋慕さるるかな」おお、詠嘆か!(笑)ちと歌意と違う、、。(汗)「夏坂の上(ㇸ)で横恋慕されてみよ」いいかもな、(笑)不尽5073首目・・・横恋慕
(渡辺貞夫『マイ・ディア・ライフ』裏ジャケ)「昨日より半歩トリップせんとして俺のBRAVAS鏡に向かひき(新作)」整髪料(スタイリング)の歌。色気づく頃。世代は「バイタリス」、「マンダム」、「MG5」いずれでもない。しかして、「BRAVAS」だ。あの安定感のあるフォルムが好きだった。四句は、ボクであってはならぬ。俺だ。長らく使い続けたのは、FM番組の『渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ』の影響もあるかなぁ。そう、〜ブラバス、サーウンドゥ・トリップッ、『渡辺貞夫・マイディアライフ』〜だ。「ブラバス」の後は、「アウスレーゼ」を使っていた。(輪島・貴乃花のCMよりずっと後のことだから)さほど理由はない。今は、「ルシード」を使って長くなった。これまた、理由はない。ただ、時代は、無香料になった。「汝がためと懸想する人出で...5071.5072首目・・男性化粧品2首
「同窓会欠席続けアップさるる彼等は赤の他人に成り果つ(新作)」「(中高一貫男子校で、おまけに劣等生やったし)同窓会なんかに出て何がおもろいねん」、と内心毒づきながら、HPを確認している捻くれ者の歌。不尽5070首目・・・同窓会
なぜだか、野球ばかり10首の今期。五年後に戻らまほしと蔦の這ふ球場(ボールパーク)に送らんShōta(4961)キャンプイン優勝するはずなきがゆゑ却(かへ)りてシーズン愉しめる哉(4982)ウェンデルケンウィックケイにアンソニー今だ空きたる96番(4987)壁つくりタメを産み出し面で打つ悩めど十(とお)に七はしくじる(5013)凡打あり美技あり三桁(みけた)の番号を背負ふ彼等の止まざる競争(5014)打つほどに遍く心に届きしが打つほど離れし近くの心〜大谷翔平元通訳事件〜(5017)ポスティング7年8年FA権「I✭YOKOHAMA」形容さまざま(5018)手を翳せ揺らせハマスタ応援歌アーチを架けむ我等が225(5021)打たずとも構わぬ非礼を詫びるのみ帰朝報告柵越え225(番外)二番から六番いかさま誇れども...スポーツ短歌182024年上期
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「君の名を書きて席待ちなす時の甘やかすぎる後ろめたさは(新作)」結句は間投助詞の「よ」でも意味に大差ないけど、、ね。不尽5244首目・・・君の名を
「識らざりて為し得ざらむことばかりにて気づけば鉄本繰りて休らふ(新作)」本屋に行くことが好きなのだが、根がペシミストなんで、凹んでしまうことが、ままある。そして、結局、鉄道本の棚にたたずむこととなる。さても、『鉄道ジャーナル』の休刊には驚いた。メカ音痴の文系人間や旅情派の鉄にとっては、『鉄ファン』や『鉄ピク』より、フィットする雑誌だったと思うのだが、、。不尽5243首目・・・知らざりて
「さあ吐けと迫れど海が恋しきか只管(ひたすら)口を割らざる浅蜊(あさり)(新作)」3%食塩水を作るのって、、面倒。不尽5242首目・・・さあ吐けと
「地下アイドルオフステージで友人と談笑したり模試の結果(リザルト)(新作)」偶々出くわしただけで、もとよりチェイスする嗜好はない。(汗)不尽5241首目・・・地下アイドル
「愛しくも激しき流れ生(あ)れぬよう心の傾(かたぶ)き均(なら)してをれど(新作)」河口の街に住んでいるので気づきにくいが、川が流れているのは高低差があるからだ。未練がましい5句、、。不尽5240首目・・・愛しくも
「歌集をば立ちて読みたる女生徒の細胞ふつふつ粒だちたらむ(新作)」詩歌のジャンルでは、ここ一、二年くらい短歌がブームとの文字を時折り目にする。行きつけの大型書店(ジュンク堂)で、短歌本と俳句本の占めるスペースが逆転していて、そのことをやや実感する。弱・青年層の作歌が増えているとされている。そういえばジュンク堂でも、いわゆる若い人が歌集を立ち読みしている姿は何度も見かける。(一方、句集を手にしているの見かけたことは、一度もない。)ついでに書くと、月刊誌NHK短歌とNHK俳句の紙面を瞥見しても、短歌は明らかに若者を意識したページ数が多い(事の是非は於くとして)ようだ。とはいえ、あの「短歌研究」が隔月刊になるのには、驚いた。不尽5239首目・・・歌集をば
(猿沢池)(秋篠寺)(本堂)しめやかにかつしどけなく動き初む秋篠寺の伎芸天なり(法華寺)(本堂)(新薬師寺)(本堂)神将の宮比羅(くびら)大将剣を持て守り給はん新薬師寺かな*亥年の守護神は十二神将のうちの宮比羅(くびら)大将。(興福寺、中金堂)(南円堂)(三重塔)(猿沢池と南円堂)*五重塔は修復中二方から光を受くる阿修羅像影に交はる手と手は奇(あや)し(三笠山、冬季閉山中)三笠山若草匂はぬ冬なれば登りてまほろば見下ろし能はず(奈良公園)資料画像(奈良わくわくガイド様より)下枝は食べ尽くされて奈良公園高さ二メートルの鹿摂食線(ディアーライン)とぞ(070205-07)おわり5234-5238首目・・奈良行(その2)
(法隆寺廻廊の「胴張り」(エンタシス)円柱)(唐招提寺、金堂)(鑑真和上御廟)一命を賭して来たりし上人の願ひに叶ふる国となりぬや(法隆寺、中門)(中門廻廊)(金堂、五重塔)(夢殿)一念を細き御身にただ立てりすくとおおはすは百済観音(中宮寺、本堂)ああ頬にお触れあそばし指先と羨ましきぞ半跏思惟像(法輪寺、三重塔)(法起寺、三重塔(現存最古))(西大寺)(西大寺、本堂)(西大寺、東塔跡)大寺(おおてら)の威光数々西大寺今は鉄路の要衝地にて(070205-07)つづく5230-5233首目・・奈良行(その1)
「憧れをないものねだりと含められ気づけば含むる大人になりぬ(新作)」ジジィの繰言ってやつで、、駄作。不尽5229首目・・・憧れを
「この部屋がこんなに広かっただなんて眼を合わそうとしない言い訳(新作)」口語。(ひとり)カラオケご無沙汰してるなぁ、と気づいて作った。不尽5228首目・・・この部屋が
「へたうまの間柄にて君画きしラテアートそと解(ほぐ)れゆくかな(新作)」如何なる間柄を指すか、読み手に委ねよう。(笑)不尽5227首目・・・へたうまの
「弾かるるグラスの漣(さざなみ)伝播して離(か)るる心の弾み初めしか(新作)」一見技巧的だけど、あんまし中身ない歌。不尽5226首目・・・弾かるる
「啄木は一輪挿しを求めけむ疑はざりて店先に立つ(新作)」自己の煩悩として最も捨て去りたいのは、間違いなく、、「羨」。啄木歌の本歌取り。正直、啄木の芝居がかったナルシスト系の歌はあまり好きではないのだが、、『友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ』不尽5225首目・・・啄木は
「フムフムと選手名鑑ページ繰り皮算用のほくほくほくと(新作)」今年の顔は、順当の牧さん。昨年は名鑑号を手にして、「(前略)・・・背番号4の彼を腐すつもりは毛頭ないけど、ルーキーが表紙ってとこで、もう今シーズンを象徴しとるやろ。・・・(後略)」と、このブログに書いたのだった。結果、2024シーズンは貯金わずか2の3位。だが、今シーズンの面子を見るとポジ要素が多すぎる。貯金2で終わるはずはないっ!。V争いすることは間違いあるまい。(・・・と、控えめに書いておく。)不尽5224首目・・・フムフムと
「等しきに飽き足らざるやもう一本線を重ぬる過ぎたる愛は(新作)」合同記号「≡」のこと。不尽5223首目・・・等しきに
「リーダーの目配せひとつ揺らせしめ弾ませしむるCOMBO(コンボ)なるかも(新作)」・・・使役助動詞「しむ」である。「ベース弾きロン・カーターには足らざれど長駆でビシバシ低音繰り出す(新作)」・・・リヴィング・レジェンドの身長は193cm(!)らしい。「口ずさむは何ぞや配達パートナー蕎麦屋の出前失せつつあれば(新作)」・・・『モーニン』のフレーズがアドリブで出たので、いわゆる『蕎麦屋の出前』の故事(?)に因んだ一首。(UberEatsでは、配達パートナーさんと呼ぶようだ。)不尽5220-5222首目・・・ジャズ・フェス
「立春の眼(まなこ)の氷ひび割れて例えば名前に菜がつく人の(新作)」贈答歌なのに、マイナー調になってしまった。寒波のせいと、ご容赦を、、。不尽5219首目・・・立春の
「饒舌にひとつの言葉待ち侘びつ心の洞を展げて止まじ(新作)」言いたいことは決まってるのだが、表現が下手な失敗作。不尽5218首目・・・饒舌に
「96(バウアー)が再び光臨せんと知るザ・プロフェッショナルわくわく止まじ(新作)」ま、バウアーが来たから即27年ぶりのセ・リーグ制覇できると思うほどお人好しではない。けれども、あのスリリングなパフォーマンスをも一度見ることのできるワクワク感たるや。不尽5217首目・・・96(バウアー)が
ある日のコンベンションホールのアトリウム。市内に在る高校書道部の作品展に出くわした。揮毫(きごう)してあるのは、自作の短歌。50点ほどあったろうか。気に入った歌を、4点書き写す。今入れた麦茶のグラス結露する速さで高二の夏を占う色褪せた剣道防具しまう時夢の後先自分に問うた僕の名を祖父が忘れてしまうほど時の流れは人を待たないブーケトス任されたって結婚の幸せの意味まだわからない最後の歌が一番好きだ。完成度では一首目だろうし、二首目の上の句の静謐な感じも捨てがたい。だが、四首目の一切の理屈が無くて苛性に読み下した若さの勢い。口語の軽みがそれを引き立てている。「わからない」ことの潔さとともに、(いずれ?)「わかる」ことへのとまどいを感じる。、、、三首目を本歌取りして私の一首。「逆縁(ぎゃくえん)の後に呆けし祖母「...5216首目・・・書道展にて
「戦死者の骸(むくろ)は数として残り遺族は身罷り零となりにけり(新作)」プロレタリア文学を読んだ所為なのだが、日清戦争期から満州事変あたりの歴史に関心を向けている。満蒙、シベリア、朝鮮、台湾などへ外地に出兵(出張っていく)していく理由や過程など。(まぁ、アカデミックには一定の結論がでてるだろうし、深入りするつもりないんで、新書を乱読するに過ぎないけどね。汗)てな訳で、『朝日歌壇』じみた柄に合わない歌である。苦笑不尽4998首目・・・戦死者の
「誰(た)も己(おの)が特等席を占めつ在り暖かき冬光の図書館(新作)」暖冬、、五句は少し力技か、、。不尽4997首目・・・誰も己が
「憂ひをば咎(とが)と定めて押し遣るや服飾カタログ早春号かな(新作)」まぁ、そのまんまの歌。不尽4996首目・・・憂ひをば
「店閉じて伽藍堂(がらんどう)なる4℃(ヨンドシー)映すは我の影ひとつのみ(新作)」街歩きするとやはり車で流してるのとは異なる風景が見えてくる。4℃は、ヨンドシーである。相聞歌。不尽4995首目・・・店閉じて
「もて余す怒りの捨て場大胆に尻尾落とせりすまぬ大根(新作)」人参ではもの足りぬ、、汗。不尽4994首目・・・もて余す
「まだ好きと付せる濁点悪筆のせいにできない濁った気持ち(新作)」口語。濁点をとると「また好きと」であるが、、。不尽4993首・・・まだ好きと
「滴(しずく)経(へ)て細流(せせらぎ)生(あ)れたり日々はつか音早めゆく雪解けの郷(さと)(新作)」聴覚の歌。プロならもっと上手く詠むんだろうが、この程度どまり。不尽4992首目・・・滴経て
「やや高きCO2の数値見つページ繰る指止めただ君を(新作)」行きつけのカフェのカウンターにはCO2計測器が置いてあるのだが、三桁が表示されることは滅多にない。店の作りは半開放なのだが、、。五句は強引な言い差し、の歌。不尽4991首目・・・やや高き
「剥がさるるごとく離(か)れしを情けとぞ思(も)ふこそ愚か現在(いま)ひび割れて(新作)」五句を「ひび割れたる唇(くち)」としていたがあまりに即物的なので改作。不尽4990首目・・・剥がさるる
「オフ会に誘ふとも時還らざり書けど送らぬはわれのみなるや(新作)」読んでほしいような、読まれたくないような、、、そんな相聞歌。『とも』は、逆接の仮定条件の接続助詞不尽4989首目・・・オフ会に
「暗き影半年ごとに診る石よお落ち遊ばさざらまほしかな(新作)」突如尿管結石で七転八倒してから2年半経過した。御石様は依然として2つ体内にお住まいでいらっしゃる。お祈りするばかりである。不尽4988首目・・・暗き影
「ウェンデルケンウィックケイにアンソニー今だ空きたる96番(新作)」週刊ベースボールの選手名鑑がでる時季となった。既に「外国人投手」で四人在籍。ファンのサイトを読んでいても、バウアー残留熱望というより、今では「来てくれればめっけもん」てな感じになってるわ。私とて同様。(この文章は15日に書いているのでどうなることやら。)まぁ、バウアーひとり中4日って、チームからすると、『ローテーション破壊王』やん。それはさておき、背番号4の彼を腐すつもりは毛頭ないけど、ルーキーが表紙ってとこで、もう今シーズンを象徴しとるやろ。ついでに、バックナンバーをひっこ抜いて、暗黒時代(02~15)以降、ここ20余年間の表紙を飾った選手を書いてみた。02石井、03古木!、04タイロンウッズ、05多村、06三浦、07.08村田だっ、0...4987首目・・・ウェンデルケン
「撮りて直ぐ三大栄養素バランスの判断くだすアプリぞ望む(新作)」炭水化物撮りすぎだよねぇ、と思っても、現在は、メニューをクリック選択して判断するアプリしかない。面倒で続かない。できれば調理前の食材並べて写真撮っただけで判断するアプリ、、できない?(って、誰かが開発中と信じている、笑)不尽4986首目・・・撮りて直ぐ
「活きが良し言ふべからざる眼の魚されど喰われてなんぼじゃないか(新作)」スーパーで売ってる魚。眼が多少濁ってても売れ残ってたりすると、何だかちょっとかわいそうだな、どうせたいした調理しないんだし、と思って買い物かごにいれることがある。(切り身だと魚の顔?が見えないからそんなこと思わないけどね。)不尽4985首目・・・活きが良し
「疾く買はるる其れは其れとて構わぬと思へど気になるCDの棚(新作)」時おり書いているように、よく利用するスーパーの2階にBOOK・OFFがある。本とCDは見つけた時に買えという金言は知りつつも、BOOK・OFFの独特な値付けで、高すぎもせず安過ぎもせずの、心が揺れる出物がある。そんなときは、1週間ほど我慢する。やがて売れてしまって棚から消えていると、胸のつかえがなくなったりする。笑この度のそんなCDがこれ。コルトレーンのライブ(アット・ハーフ・ノート、1965年)の発掘盤だが、れっきとしたインパルスから2005年に発売されたもの。不尽4984首目・・・疾く買はるる
「電池をば換ふるばかりに作動(はたらき)の蘊蓄語り尽くせる職人(新作)」いつの間にやら家電量販店やSCの腕時計の電池交換が即日対応ではなく、二週間もかかり、料金も倍額になっている。そこで街角の見過ごしそうな時計店を利用する。料金も以前と同じだ。そのうえ、蘊蓄を聞いて得した気持ち。腕で稼いできた自負を感じさせる70代とおぼしき時計職人。この人は、確かに社会を支えている。不尽4983首目・・・電池をば
「キャンプイン優勝するはずなきがゆゑ却(かへ)りてシーズン愉しめる哉(かな)(新作)」昨年とは、うってかわって、何の心配?もなく、楽しんだり悔しがったりできそうな2024シーズンである。不尽4982首目・・・キャンプイン
「隠しごと捨てたる証し襟なしのシャツを今さらなぜに今さら(新作)」「頬に当つるグラスの脚(ステム)か細きになほ掻き立てらるる愚かさよ(新作)」前回の続きめくが、寺尾聰の二、三枚後ろにあったのが、杉山清高&オメガトライブのこのアルバム。オメガトライブの七枚のシングルは、全て好きだけど(作曲は全て林哲司)、このアルバムに入ってる『ふたりの夏物語』の歌詞にインスパイアの2首。まぁ、いまカラオケしても、ラストの♪海に返すのさ、justonlyyou♪の高音はもう出ないわなぁ。不尽4980.4981首目・・・最後の種族2首
「久しぶり声かけらるる居酒屋は持たざりレコ屋と茶店はあるなり(新作)」特にこれといった理由はないんだが、『よぉ、ご無沙汰』とか、マスター(店長)に声かけられて、とってつけた言い訳するのが、小っ恥ずかしく、またまた足が遠退く。「エサ箱で見つけりなぜにかく売れし聰の愛(ラブ)が揺蕩(たゆた)ふアルバム(新作)」そこで、マスターではなく、バイトさんが店番の時に入店。LPのエサ箱を漁ると遭遇したのが、『Reflections』。GS(ザ・サベージ)をしてたことは知ってたけど、(当時の私から見ると)れっきとした30過ぎの役者してるただのオッサンだった寺尾聰。長くなるから書かないが1981年の寺尾聰の売れ方は凄まじかった。セールス記録を検索して再認識。(画像はeの文字が見づらいけど、加え煙草の火でLoveと記されてい...4978.4979首目・・・「久しぶり」2首
「一桁の体脂肪率と思しきがマシンでランに没入せるを見ゆ(新作)」トレーニングジムに通いだして15年目。マシンでランする速度も時間ももはや駄々下がりである。驚嘆、羨望、揶揄が混じりあう一首。不尽4977首目・・・一桁の