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資本論における労働の価値とは?#労働と労働力の価値の違いについて
コンビニで資本論に関する簡単で面白そうな本があったので、空いた時間で読んでいます。 きちんと1冊の本を読み切ることができないことも多いのですが、頑張って読み切りたいと思います。 本自体は全体的に超訳ということで、字数も少なく絵や図で分かりやすいです。 しかし、時代背景も違うせいか「労働と余剰価値」の概念について理解ができません。 資本家は労働者の給料(コスト)を低く抑えて、多くの価値を生み出す商品を生産することを望んでいることは分かりますが、私達が貰っている給料は労働に対する対価なののでしょうか? 疑問だったので調べてみました。 カール・マルクスの『資本論』における「労働の価値」は、一般的な意…
自分らしく生きる力を高める方法:資本主義社会に頼らない生き方を考える
資本論に関することを勉強していて、ふと人間関係のストレスも大きくは資本主義社会に関連しているのかな?と感じました。 まあ会社勤めをしていればどうしても人間関係のストレスは生じます。 自営で生計を立てることができれば、会社勤めよりはストレスは低くなるかもしれませんが、それでもゼロにはならないと思います。 自分はなるべく自給自足で家庭菜園をして暮らしていくのが夢なのですが、資本主義社会に頼らずに生活していくことはできるのか?と思い調べてみました。 ■ 資本主義に「頼らない」とはどういうこと? 現代社会は「お金を稼ぐ → お金で生活する」という仕組み(資本主義)で動いています。つまり: 会社に雇われ…
アメリカのトランプ大統領が発動した相互関税は、日本国を含む世界各地で株価の下落をもたらしているようです。1929年の世界大恐慌が第二次世界大戦の遠因として指摘されているように、証券市場での株価暴落は、全世界に大惨事をもたらしかねないリスクがあります。第一次世界大戦後に訪れた未曾有の好景気を背景に発生した証券バブルの崩壊が原因とされ、あたかも、この歴史の流れを当然のことのように捉えがちですが、果たして、ニューヨーク株式市場での株価暴落は、‘歴史の必然’であったのでしょうか。マルクス主義の祖であるカール・マルクスは、‘資本家’側の視点から『資本論』を執筆しています。このため、同書には、株価暴落に関する興味深い記述があります。それは、「あらしが過ぎ去れば、これらの証券は、失敗した企業または山師企業を代表するもの...株価暴落はチャンス?
カール・マルクスは、文化・文明の証とも言える人類の思弁的な精神活動、即ち、学問、芸術、宗教等よりも、生物としての人類の営みを重視し、それ故に、現実としての経済メカニズムの分析と解明に没頭しました。同方針に基づけば、研究生活の集大成ともなる『資本論』は、実学の書となるはずでした。しかしながら、政治の世界にあって、‘資本主義陣営’と‘共産主義陣営’が鋭く対峙した冷戦がイデオロギー対立とも称されたように、今日では、共産主義は、マルクスが軽視したはずの思想や価値観の問題として見なされています。それでは、何故、こうした‘倒錯’が起きてしまったのでしょうか。その第一の原因は、マルクス、並びに、マルクスの支援者の真の目的が、表向きとは別のところにあったからなのではないでしょうか。昨日の記事の結論部分でも述べたように、二...グローバリストと共産主義者との共闘関係
M62.資本主義では幸せになれない?(書籍 資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか?)
雑記62資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか? 久々の書評です。毎週水曜日、幕張新都心のTSUTAYA併設STARBUCKSで書籍を立ち読み(座り読…
バイデン大統領は、欧州訪問を締めくくる演説で、また、激しいプーチン大統領非難をくり返したようです。そして、「この男が権力の座にとどまり続けてはいけない」と言い放った言葉は、さすがにアメリカ側も、政権転覆の意図を表明したとされることを恐れて、ブリンケン国務長官が「吾々はロシアを体制転換させる戦略はもっていない」と釈明したようです。でも、「非難されるべきはウラジミール・プーチンだ」と言い、プーチン大統領を「虐殺者」、「真の悪党」「戦争犯罪人」「人殺しの独裁者」などいう言葉で、非難し続けてきたバイデン大統領の本心、また、アメリカ政府の本心は、政権転覆によって、ロシアを弱体化したり、アメリカに敵対しない政権にしようという意図があるのではないか、と私は疑います。なぜ、バイデン大統領が、各国の大統領や首相と個別に電話会談を...ウクライナ戦争の背景と人類の危機を乗り越えるシステムの確立