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時間が繰り上げられた終電の後のドラマ 阿川大樹 「終電の神様 台風の夜に」
「終電の神様」の3冊目です。続けて読んでしまいました。面白いシリーズです。 舞台は池袋、有楽町、新橋界隈、それからずっと離れて鎌倉、湘南あたり。範囲がずっと広がります。それでも、終電が物語のテーマであることは変わりません。 が、この巻では台風接近によって時間が繰り上げられた終電になります。 終電が出た後は、街に取り残された人々は台風の夜を過ごさないといけません。 読みながら、そういえば子供の頃は、たまにしか来ない台風が好きだったことを思い出しました。北海道なので、来たとしても勢力は大分弱まっていました。 台風の夜の、非日常感が好きだったのかもしれません。 そんな気分が、この本では十分に楽しめま…
【「あ」の作家】時間が繰り上げられた終電の後のドラマ 阿川大樹 「終電の神様 台風の夜に」
「終電の神様」の3冊目です。続けて読んでしまいました。面白いシリーズです。 舞台は池袋、有楽町、新橋界隈、それからずっと離れて鎌倉、湘南あたり。範囲がずっと広がります。それでも、終電が物語のテーマであることは変わりません。 が、この巻では台風接近によって時間が繰り上げられた終電になります。 終電が出た後は、街に取り残された人々は台風の夜を過ごさないといけません。 読みながら、そういえば子供の頃は、たまにしか来ない台風が好きだったことを思い出しました。北海道なので、来たとしても勢力は大分弱まっていました。 台風の夜の、非日常感が好きだったのかもしれません。 そんな気分が、この本では十分に楽しめま…
【「あ」の作家】新宿の魅力 阿川大樹 「終電の神様 始発のアフターファイブ」
また「終電の神様」を読んでしまいました。「あ」の作家から進みません。昨年中に「い」に進みたいなと思っていたのですが、全然ダメですね。面白い作家さんがたくさんいるみたいです。 で、この「終電の神様 始発のアフターファイブ」は、それぞれのストーリーが少しずつ交錯します。独立したお話なのですが、ちょっとずつ登場人物間に繋がりがあったりします。そこがまた、上手だなあと感心するところ。 舞台は新宿駅、又はその周辺。特に歌舞伎町の辺り。時間帯は終電から始発までの間。そこに、様々なドラマが起こり、それぞれに進行します。 場所や時間帯の設定から、ちょっと敬遠する人もいるかもしれません。しかし、心配は不要。どれ…