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血液をサラサラにする薬の違いは?【抗凝固薬と抗血小板薬の違いを解説】
血液をサラサラにすると説明するお薬がありますが、どうして血液をサラサラにするお薬を何種類も飲まないといけないのだろうと思ったことはありませんか?一言で「血液をサラサラにする薬」と言っても、お薬が作用している所と目的が違うのです。
脳梗塞を発症すると、元々発症しやすい危険因子を持っている事もあり、再発の危険性も高くなる事が知られています。従って、例え初期治療がうまくいったとしても、再発を予防するための対応も必要になります。この場合、再発危険因子である高血圧や糖尿病などの生活習慣病の治療と血栓形成を予防する抗血小板薬や抗凝固薬の内服が挙げられます。
アテローム血栓性脳梗塞は動脈硬化が主な原因となる疾患で、元来欧米に多かったものの近年国内でも増えています。超急性期には血栓溶解療法や血管内治療が、急性期以降は抗血小板薬が治療の中心となります。回復期・慢性期には再発リスクを抑えるため高血圧や糖尿病、脂質異常に対する薬剤が使用されます。
アデノシン二リン酸(ADP)P2Y12受容体阻害薬は血小板凝集を抑制する抗血小板薬です。 虚血性心疾患のステント治療後などに、アスピリンと併用して使用されます。 この抗血小板薬を2剤併用することをDA
抗血小板薬・抗凝固薬の説明「出血傾向に注意してください」って何?
抗血小板薬、抗凝固薬など血液をサラサラにする薬剤を内服している方にどのように薬の説明をしていますか? 薬剤情報提供書のテンプレートに 「出血傾向に注意してください」とか 「けがに注意してください。」