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新学期が始まりました。ワクワク・ドキドキの新一年生、今年が最後でキリッとする最終学年生…色々な思いを胸に子供達は登校・登園していると思います。学校薬剤師も4月に入ると、一年間の検査の日程の段取りをします。今回は学校薬剤師の一年間をみていきましょう。
スマートドラックとは、「頭がスッキリする」「集中力が高まる」「記憶力が高まる」…等の効果をうたって流通されている医薬品やサプリメントです。受験生が親にも内緒で購入した、良かれと思って親が子供にすすめた…等、乱用による健康被害が懸念されています。
お薬は「水」で飲むのが大前提です。ですが、お水がない時はどうしますか?お水でなければ絶対にダメなのでしょうか?今回は、麦茶があるのに薬をゴクリと飲みこんでしまった女の子のお話から、お薬の適切な飲み方をお伝えしていきます。
近年の薬物乱用の問題の特徴は、大麻の事案が増えていることです。日本では「学習指導要領」により、薬物乱用防止教育が行われています。学校薬剤師、警察職員や麻薬取締官が講師となって行うことが多いです。学校薬剤師の観点から薬物乱用問題についてお話いたします。
冬場の室内環境で注意したいのは、「湿度」です。乾燥した環境では、一般的にウイルスを含んだ飛沫は小さい微粒子になりやすく拡散しやすいと言われています。そして、湿度の維持の為には室温をある程度の温度に保つことが重要です。
毎年11月10日から16日までは「アルコール関連問題啓発週間」です。「飲酒に伴うリスクやアルコール依存症について正しく理解した上で、お酒と付き合っていける社会をつくる為の教育・啓発」がその目的です。学校における飲酒に伴うリスク等の教育の推進も重要です。
学校薬剤師と「お薬教室」…かけがえのない自分の命を大切にするために、子ども達に伝えたいこと
平成20年、高校・中学学習指導要領に「くすり教育」が導入され、「医薬品を正しく使用すること」への学びがスタートしました。学校薬剤師が自ら子ども達の前で話をする場合もあれば、先生方の授業のお手伝いやアドバイスをする場合もあります。
「学校給食衛生基準」には、「衛生管理上の問題がある場合には、学校医又は学校薬剤師の協力を得て速やかに改善措置を図ること」「学校薬剤師の協力を得て、定期に検査を行うこと」と明記されています。主な検査項目についてお話しいたします。
学校薬剤師は理科室点検も行います。学校薬剤師が点検・検査を行うのは不備を指摘する監察が目的ではありません。安全で安心できる学校環境を整える為の情報収集です。今回は、理科室の主な点検項目と薬品の取り扱いについてお話しいたします。
元々学校薬剤師は、学校内での薬剤の誤用により児童が死亡するという痛ましい事故から薬品類の使用や保管を管理するようになったのが始まりです。その経緯からも保健室と関わりが深いといえます。今回は学校内で子ども達に薬を使用することについてお話いたします。
異例の早さで梅雨が明け、各地で猛暑日が続いています。熱中症は、この時期に学校を訪れると相談や質問される話題の一つでもあります。既に報道等で目や耳にしているとは思いますが、今回は別の視点から熱中症予防のお話をいたします。
プールの季節となりました。学校薬剤師はプールの水質や設備の点検もします。今回は昔と違って見る機会が減った「腰洗い槽」や「洗眼器」のこと、改めて気をつけなくてはいけない「アタマジラミ」のお話を通じて、学校薬剤師が気を配る学校のプールの注意点を紹介いたします。
学校薬剤師は子供達が安心・安全な学校生活をおくれるよう、プール検査・空気検査・照度(明るさ)検査等の学校環境衛生検査を行います。最近では、お薬教室や薬物乱用教室を行う事もあります。子供達が安心・安全な学校環境で正しいお薬の知識をもち、自分の身体を健康に保つ判断のできるよう、薬剤師は学校に赴きます。
学校薬剤師の検査の中で、照度検査はお天気の悪い日に行いたい検査です。お天気が悪い(日が差さない、暗い)状況でも学習に影響がでない明るさが保てているかを確認できるからです。今回は照度の測定方法から検査値の評価まで、お話いたします。
学校の環境衛生検査の一つに「照度検査」があります。暗い場所で物を見ると目が疲れやすくなります。暗いが故に近くで見ようとする行為は近視の進行の原因になります。リビングの照度は結構低いです。リビングでの勉強には是非デスクライトをお使い下さい。
学校薬剤師は、例年6月から7月にかけてプールの水質検査を行います。水道水と同様、プールの塩素剤投入について抵抗のある方がいらっしゃいますが、多くの細菌やウイルスに有効で使いやすい薬剤として、塩素剤の右に出るものは中々見当たらないと思います。
学校でダニアレルゲン検査を行いました。シーツやカバーの洗濯・布団の天日干し・掃除機かけ等の対策は1週間に1度以上行うのが効果的です。子供達にとって、学校は安心できる安全な場所でなければなりません。その為のお手伝いができる学校薬剤師でありたいと思います。
学校薬剤師は学校の環境衛生試験をします。その中の一つに飲料水検査があります。水は人間が生きていく上で必要不可欠なものです。学校でも給食の調理には欠かせません。残留塩素濃度測定など、「飲料水検査って、何をしているの?」にお答えしていきます。