メインカテゴリーを選択しなおす
しくじり漢方⑩ 風邪には葛根湯!ではないよね…漢方薬が身体に優しいばかりではない話
「漢方が好き!」と言いながら、若い頃は雑多な知識を寄せ集める事しかできず、恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。今回は知名度抜群の葛根湯のお話です。
風邪かも!そんな時、どうしますか?受診する前に、薬を飲む前に、出来ることがあります。その為には、自分の身体の状態を観察することが大事です。漢方の観点から、風邪は「青い風邪」と「赤い風邪」に分けられます。それぞれの対策・養生をお伝えいたします。
日本国民の4人に1人は頭痛もち…といわれるぐらい、メジャーな?身体の不調である頭痛。そして、その大半が受診せずに市販の医薬品やサプリメントで対処しているともいわれています。一見、セルフメディケーションが進んでいる不調ともいえそうですが…。
しくじり漢方⑨ 漢方薬の使い方は多種多様…患者さんが釣藤散の服用を躊躇した訳
一般の医療従事者は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は西洋医学のDr.の「?」から釣藤散の服用をためらってしまった患者さんのお話です。
脳腫瘍といわれて:余命宣告から5年10か月 ⑨ 薬を正しく扱えているのかな
● 7月1日 【気温:明け方28℃/日中24℃】 おかしな気候で一日中雨が降っていた 様子を見ていたけど夕方から 下痢や粘膜便が続き(4回) 『脳腫瘍といわ…
しくじり漢方⑧患者さんが大建中湯を止めた訳…調剤薬局での打ち明け話
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は大建中湯をやめてしまった患者さんの話です。
しくじり漢方⑦えっ?補中益気湯がダメって訳じゃないよね??…調剤薬局でのエピソード
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は処方箋の漢方薬が補中益気湯から六君子湯へ変更になった時のお話です。
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は、薬剤師の説明で思わぬ誤解を招いた五苓散のお話。
しくじり漢方④ えっ?この咳も小青竜湯?~小青竜湯の“証”を考える~
「漢方が好き!」と言いながら、若い頃は雑多な知識を寄せ集める事しかできず、恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「え
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は調剤薬局であった、漢方薬のメーカー変更についての失敗談です。
「漢方が好き!」と言いながら、若い頃の恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて少なく、漢方家の方が「えっ??」と思うようなエピソードも数知れず。今回は小青竜湯での失敗談です。
同じだけど違うもの?違うけれど同じもの?…漢方エキス剤の中身を考える
価値観の違いがあるとはいえ、それなりの出費にはなる漢方薬。お得な方が良いに決まっています。お得であれば続けやすい…これも大事です。ですが、同じ名前の漢方薬ならどれも同じではありません。その同じでない理由をお話したいと思います。
先日の“漢方薬のお値段”について「高いと思います!」のご意見が。確かに昔から漢方薬は“お金持ちのもの”と思われがちです。ですが、「漢方薬が高いのではなく、国民皆保険の影響かな」というご意見も。国民皆保険について考えてみたいと思います。
「運動脳」は、「スマホ脳」の著者の本です。本国(スウェーデン)では、「スマホ脳」より売れたそうです。「スマホ脳」でも著者は運動の大切さに触れていましたが、更に詳しく説明されています。薬と違って副作用のない運動。試してみる価値は多いにあります。
漢方薬に対するハードルの一つは「値段」ではないでしょうか。多くの漢方薬局が「相談無料」をうたっているとはいえ、「買わずに帰りづらい」「高価なものを薦められたら、どうしよう」…等、二の足を踏む方が少なからずいらっしゃいます。
顆粒や錠剤の漢方エキス剤を誰もが目にする時代となりました。エキス剤は、煎じた薬(煎液)の水分を飛ばしたものからつくられています。「煎じ薬がでないと!」「エキス剤は薄い!」と主張する漢方家もいらっしゃいます。今回は“煎剤vsエキス剤”のお話です。
「日本の市販薬は効かない定説について」実は日本に暮らす外国人には、日本の薬は効かないと言う定説がある。身体の大きな欧米人だけでなくアジア人でも割とよく聞く。✖…
自分は冬になると冬季鬱の影響で過眠になるのだが、なぜだか最近またやたらと眠い日が続いている、やたらと眠れる。デエビゴとサプリメント(L-テアニンとGABA)の…
患者な薬剤師⑥ ~目のトラブル編 その目のカユミは何のせい?~
コンタクトレンズをやめて(諦めて?)2年近くになります。予想通り、目の充血や目やには圧倒的に減りました。ですが、最後まで残ったのは目のかゆみです。今回は花粉症だけが原因とは限らない、目のかゆみについてのお話です。
漢方薬は本当に効く?効かない? 〜「効かない!」と言われてしまう原因を考えてみた〜
「漢方薬なんて効かない!」と、よく耳にします。本当にそうでしょうか?漢方薬の歴史は4000年です。 「効かない」・「気休め」であるなら、ここまで受け継がれていくものでしょうか。なのに、何故「効かない!」のか。その原因を考えてみましょう。
20年前にニキビの薬について質問してくれた少年は、私に患者さんの悩みや不安に寄り添う服薬指導の大切さを教えてくれました。ここ数年でニキビの治療は随分と進化しました。そのニキビが子供を悩ませているのなら、皮膚科の受診を考えていただきたいと思います。
「漢方薬は、長く飲まなきゃダメなのでしよ?」と、よく言われます。確かに慢性化した症状や体質改善を目的とした場合、1〜2か月単位で続けてもらうことが多いです。一方、急性期の症状には素早く効果を発現する漢方薬もあり、基本的には長期服用することはありません。。
お薬は「水」で飲むのが大前提です。ですが、お水がない時はどうしますか?お水でなければ絶対にダメなのでしょうか?今回は、麦茶があるのに薬をゴクリと飲みこんでしまった女の子のお話から、お薬の適切な飲み方をお伝えしていきます。
近年の薬物乱用の問題の特徴は、大麻の事案が増えていることです。日本では「学習指導要領」により、薬物乱用防止教育が行われています。学校薬剤師、警察職員や麻薬取締官が講師となって行うことが多いです。学校薬剤師の観点から薬物乱用問題についてお話いたします。
学校薬剤師と「お薬教室」…かけがえのない自分の命を大切にするために、子ども達に伝えたいこと
平成20年、高校・中学学習指導要領に「くすり教育」が導入され、「医薬品を正しく使用すること」への学びがスタートしました。学校薬剤師が自ら子ども達の前で話をする場合もあれば、先生方の授業のお手伝いやアドバイスをする場合もあります。
元々学校薬剤師は、学校内での薬剤の誤用により児童が死亡するという痛ましい事故から薬品類の使用や保管を管理するようになったのが始まりです。その経緯からも保健室と関わりが深いといえます。今回は学校内で子ども達に薬を使用することについてお話いたします。
漢方薬が食前や食間服用とされているのは、空腹時の方が効果が高いとされているからです。ですが、実は食後服用だと効果が著しく落ちるというエビデンス(科学的根拠)はありません。色々な工夫によって「続ける」事で漢方薬の効果を実感してもらえたら嬉しいです。
お薬を飲み忘れた時、間違っても一度に2回分を飲んではいけません。お薬を飲み忘れた場合の一般的な対応についてご説明します。自分が服用するお薬の内容を知り、上手に使って健康に役立てたいものです。
余ったお薬(残薬)のお問い合わせは、よくある質問の一つでもあります。同じお薬を続けている方の場合、主治医やかかりつけの薬局に残薬の調整をしてもらいましょう。処方箋でだされたお薬は、ご本人だけのものです。他の人にあげないで下さい。健康の為に正しい使い方を。
右眼の緑内障で片眼のみの点眼だと、目薬1本で2ヶ月過ごせる計算になります。「緑内障の目薬は高いし、片眼だと1ヶ月以上あるから、なくなるまで使い続けていいよ」とドクター。通常、目薬の使用期限は開封後1か月です。本当に大丈夫か、メーカーに尋ねました。