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中年の危機を乗り越える|ミッドライフクライシスとお金・夫婦・仕事のリアル体験談
ミッドライフクライシスや鬱は誰でもなる 可能性があります。 40歳を越えたあたりで、突然「このままでいいのか?」 と感じることはないでしょうか。 私がブログをはじめたのも、プライベートカンパニー をやっているのもこの時の経験が影響しています。 精神的にきつくなる原因としてお金が絡んでくる 事も現実的には多いのではないかと。 ミッドライフクライシスとお金とどう向き合ったかという お話をなるべく丁寧にお話したいと思います。 この記事で少しでも心が軽くなる方がいらっしゃれば幸いです。 ナイーヴな話なので、あくまで私個人の経験と 考えである事をご留意ください。 ミッドライフクライシスとは?私の場合のき…
こんにちは、50代オッサンtrrymtorrsonです。 僕ももう50歳を過ぎて1年くらい経ちますので、過去をリセットするために、今回から「50代オッサン」でいきたいと思います。 さて、僕は糞みたいなサイコパス上司と組んで適応障害のような状態となり半年間の休職を経験した人間です。 働くことの難しさ、仕事と家庭の両立、いわゆるワークライフバランスについてずっと考えてきました。 trrymtorrson.hatenablog.com 「セロトニントランスポーター」という遺伝子があるそうですが、日本人はこの遺伝子が短い人が多く、不安を感じやすくて傷つきやすいと言われています。 日本人の8割から9割が…
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 自分自身の自己評価と、他人から見た客観的な評価。 これはなかなか難しい問題です。 いや難しいというか、自ら能動的に動いて結果を出したり、他人からの好意的なフィードバックがあると、客観的な評価は悪くないのかなと想像できます。 しかし、自ら動くことなく、他人の目ばかり気にしていても状況は良くならない。 ほっておいても45歳を過ぎたあたりから、全体的な能力やパフォーマンスがじわじわと落ちてくる。 髪が薄くなったりシワやシミが増えて老けて見えるようになったり腹が出てきたり。 年甲斐の無い失敗をして組織内のポジションが悪化したり。 徐々に中心的な…
ポール・ブールジェ「自分の考えたとおりに生きなければならない」
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 前々回から、PIVOTのYouTube動画で山口周さんと佐々木さんが対談している動画のことを書いています。 ツッコミどころがないわけではないんですが、山口さんの語り口が心地よくて何回も見てしまいます。 山口さんは最近メディアでの露出が増えて著書も書店に多く並ぶようになった人です。 そして最近『人生の経営戦略』という最新作を出されて、そしてそのダイジェストを佐々木さんと一緒に紹介している動画なんです。 今回はその前半の動画についてです。 非常に内容が濃くて、全部にふれるのは意味がないので、このなかで山口さんがあるフランスの文学者の言葉を引…
『人生の経営戦略』とは。中年の危機で彷徨うおじさんたちはどうすればいいのか?
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 先日、PIVOTのYouTube動画で山口周さんが中年の危機とユングについて語っているのを見て非常に身につまされました。 山口さんは最近メディアでの露出が増えて著書も書店に多く並ぶようになった人です。 そして最近『人生の経営戦略』という最新作を出されて、そしてそのダイジェストを佐々木さんと一緒に紹介している動画なんです。 それで、とりあえず先日記事に書いたのは、ユングのライフサイクル論における「中年期の危機」についてでした。 で、PIVOTで山口さんが語っている「人生の経営戦略」の内容についてふれたいと思います。 僕はこの動画に引っかか…
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 僕は5年前にパワハラ上司のプレッシャーに耐えかねて半年間仕事を休職した人間です。 僕がはてなブログを5年前に始めてからずっと書いてきたことは、主に「中年の危機」「中年クライシス」に関することです。 それで、タイトル下にも「中年の危機」と入れています。 最近になって、この「中年の危機」というのを言ったのは、かの有名な心理学者カール・グスタフ・ユングらしいと知りました。 次のPIVOTの動画で、山口周さんが中年の危機とユングについて語っています。 www.youtube.com 僕はこの動画に引っかかって何回も見て、YouTubeで文字起こ…
【職場復帰37】大英帝国「栄光ある孤立」。50代で本当に自立し孤立していく
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 過労とパワハラによる半年間の休職。 それから復帰してちょうど5年が経過しました。 5年というのは大きな節目です。 休職しているあいだにはてなブログを始めて5周年。 自らの休職体験と40代就職氷河期世代の問題を中心に据えてライフログを記録してきました。 この5年間のあいだに、50代に突入。 しかし僕の中では40代の精算が終わった感じがしません。 したがって、ブログもSNSも40代のまま修正無し。 長女の誕生から始まって、家業の継承、戸建て住宅の建築や引っ越しや住宅ローンの開始。双子の二女と三女の誕生、仕事上の多忙と環境の激変。夫婦関係の危…
あのねわたしは家庭をもったこともないし子どもも産んでいない、社会的労働も随分長い間してないし、手に職もないそれでも顔を上げて生きてます!!と中年クライシスに悩んでいる世の人々に語り掛けたい。*思ったのだけどテレビのなかに登場した中年クライシスの男の人も女の人も「人と比べる」「社会的なイメージに呪縛されている」ことからくる苦しさが大半を占めているのではないかしら?(肉体的な変化、気力の減退など物理的...
NHK『クローズアップ現代』の【「中年期の不安」に向き合い 寄り添う 小泉今日子さんの50代からの生き方】を観る。「四十代の頃、子連れの人を見てかすっと痛みを覚えた…」「なんでも話せる友だちはワタシもいないかな…」「両親はすでに他界してワタシの番になったらどうすればいいんだろう…」等、小泉さんの素直な胸のうちが語られていた。*また番組のなかでは中年クライシスに直面している男女も登場。男性は大学の教員や企業人...
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 今回の読書レビューは、河合薫さんの『50歳の壁 誰にも言えない本音』です。 河合さんは、ユダヤ系アメリカ人、アーロン・アントノフスキーの「健康生成論」とその中核概念である「SOC(Sense of Coherence=首尾一貫感覚)」を論拠として、我々中年の生き方を研究しておられる健康社会学者です。 僕も注目している識者の一人で、下の記事も書きました。 trrymtorrson.hatenablog.com 『50歳の壁 誰にも言えない本音』は、基本的に『THE HOPE 50歳はどこへ消えた?半径3メートルの幸福論』の延長線上にある著…
いつまでが人生のパーティだったのか?「パーティーが終わって、中年が始まる」を読む
phaさんの新書を読みました。 わたしは、この方の著書は読んだことがなかったんですが、「しないことリスト」「がんばらない練習」などは店頭でみかけた覚えがあります。 このたび、題名と、「定職につかず、家族を持たず、不完全なまま逃げ切りたい」「元日本一有名なニートがまさかの中年クライシス!!?」という帯にひかれて手に取りました。 いや~~、本の帯ってすごいですよね。すべての本質がここにあるような、、編集者の力を感じます。 そして、この題名。 私はとっくにパーティは終わってて、通常生活をしている人間ですが、 「ん?そもそもわたし、パーティしてる時期っていつだったっけ?」 という疑問がわきたち、彼の人…