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限定承認による弁済手続き終了後に債務が見つかった場合、残余財産の有無で対応が変わります。残余財産が有るなら弁済義務もあります。残余財産が無ければ弁済義務もないです。限定承認し後にいつまで債務を負担するのかについて明確な答えはありません。
限定承認による相続を選ぶと、プラスの財産を限度としてマイナスの財産を負担します。ただし、限定承認による相続を選ぶには複数の条件を満たす必要があります。何もしなければ単純承認とみなされるので注意してください。単純承認や相続放棄を選べない場合は限定承認しましょう。
こんにちわ。FPの金蔵(きんぞう)です。 少し前ですが、2021年にコロナで亡くなった映画俳優の千葉真一さんの相続手続きがようやく完了したいうニュースがありました。 お子さんが三人いたそうですが、借金など負債が大きく、財産全体の全容が不明だったため、お二人は<相続放棄>、お一人は<限定承認>を選択したそうです。 <相続放棄>を選択すると、最初から相続人にならなかったものとみなすという民法の規定があり、プラスの財産も相続できない代わりに、マイナスの財産(負債)からも解放されます。 残っている財産にどんなものがあるのか不明、多額の借金がある、処分に困る空き家や老朽化したマンションなどを引き継ぎたく…
相続?なにそれ、おいしいの? 28.魔法の相続?・・・限定承認
ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 足を止め、時間を掛けて読んで貰えるコンテンツを目指して。秒殺で「いいね」だけ付けやがって・・・とか読者さんを責めるのは、自身の力不足を証明するようなもの。私はそう思っています。それだけの価値がまだ無いってことですからね...
マン管過去問 H28‐17関連の民法の条文(相続の承認又は放棄をすべき期間)第九百十五条 相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内に、相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない。ただし、この期間は、利害関係
ω・) ソーッ 皆様こんばんわ、あるいはこんにちは。スケキヨです。ずっと寝不足気味です。毎朝5時くらいに、ちびのすけ(黒猫♂2歳)が「飯食わせー」と騒ぎだし、シカトしていると、窓から腹にフライングボディーアタックを食らわせてきます。強制起床させられます。スケキヨです。スケキヨです・・・・・・。 「さて・・・と」 「あれれ? お爺ちゃん、もうお帰りで?」 「まあ、いろんな話も聞けたしな」 「ちょっと待った。ついでに、ドリフじゃないけど、”もしものコーナー”も聞いてみません? どうせあっちに帰っても暇でしょ?」 「・・・しゃあないな。もう一話付き合ったるわ。で? なんの話なん?」 「熟慮期間って…
皆様こんばんわ、あるいはこんにちは。卒論合格記念の特別企画です。実は、某読者様から「『犬神家の一族』は怖くて苦手だから、水戸黄門をちょこちょこ出してほしいな・・・」とリクエストをいただいておりました。 正直どないしよか? どこをどう引っ掛けて解説するか・・・いろいろ考えた末、 「よし! 今日はこれで行こう!」 クライアントの要望にお応えするのも、大事な仕事ですからね。簡単ですが、こんなものを用意してみました。↓ 図のとおり、史実では光圀(みつくに)のあと、水戸徳川家の家督を相続したのは綱条という人物です。ただ、家督相続の話まで持ち出すと、戦前の旧民法の時代にまで話が及んでしまい収拾がつかなくな…
これも基礎編でお伝えした限定承認についてです。遺産がプラスであれば相続し、マイナス分がプラスを超えてしまえば相続しないという非常に一見合理的な相続承認の手段にも見えるんですが、手続きのためのハードルがなかなかに高いです。 まず相続人全員の合意が必要です。一人でも反対があればできません。 財産目録を正確に調べ上げることが必要です。 相続放棄に比べると集めないといけない戸籍も多いです。必要書類と費用①相続の限定承認の申述書②申述人・法定代理人等の戸籍謄本③被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍謄本、住民票除票又は戸籍附票④遺産目録(プラスもマイナスも)収入印紙800円+連絡用の郵便切手 この辺り…
相続について 基礎編 ⑪ 相続をするかしないか 承認の3パターン
③限定承認・・・相続人が得たプラスの財産の範囲内で被相続人の債務を弁済し、プラスがあれば相続し、マイナスであったとしても返済義務を負わないというものです。 一見 スゴイ良さそうに見えますが、その申立てが要件が難しく、実際に③を利用している実例は少ないです。具体的な限定承認手続きについては中級編でお伝えする予定ですが、個人でやるには難易度が高いです。専門士業による助力は必要かと思います。
司法書士の山口です。 今日は、借金を相続した場合について。 「借金を相続した場合は相続放棄でしょ!」と思うかもしれないんですが、それだけではないんです。 借金…
限定承認は、一言で言えば、家族が借金をのこして亡くなった時、借金を背負わずに済ませられ、亡くなった家族の財産で借金を返してプラスの財産が残ったら、それをもらえるという相続人にとって都合のいい制度です。