メインカテゴリーを選択しなおす
用事があってJR吹田駅へ久しぶりに立ち寄った。 懐かしかった。駅前の建物の外観はそれほど変わっていない。 よく楽器店の会議で吹田に通っていた。 その当時は自分にどんな未来があるのか想像つかなかった。 両親が離婚し、問題はすべて解決したかに思えていた。 子供時代の陰鬱な世界。そこから解放されたと思っていた。 実は母が毒親で自分にとってかなり有害だとは分かっていなかった。 父親は…
Yahoo!ニュースから 皮膚科では人工皮膚炎、精神科では身体表現性障害や、特定不能の衝動制御の障害と呼ばれていました。専門家の間では『ゴミ箱診断』と俗称される、どこにも行き場のない迷子のような病気だったのです。 2013年に改定された米国精神医学会の公式診断基準DSM-5で初めて『Excoriation(Skin-Picking)Disorder』として命名され、日本語では皮膚むしり症と呼ばれ始めました。グループ分けにおいても強迫…
高校生の時は、国道の路面電車に乗って通学していた。 定期券の期限が切れそうになると、次のを申し込んで購入する。 タイミングが遅れて数日間の間が空くと、乗車するのに現金の小銭が必要になる。 一度、そういう事になった。 母はその金がもったいないと怒ってわめきだした。 食事中だった。 子供の頃から金の事で文句を言われ続けて来て、それが慢性的な日常生活の風景になってしまっていた。 …
子供の頃、両親のケンカが始まると私は何も言えずに固まっていた。 父親の競艇場通いが母に知れ、言い争いが始まる。子供の私にはどうにもできない状況だ。 母の甲高い声、責め立てる声、金切り声に身がすくんだ。 静かになったところで両親が仲良くなるわけではない。 重苦しい険悪な空気だ。 私はそうやって他者のトラブルの渦中で成長した。 それに対処する方法を学ばず大人になった。 …
社会の歪と機能不全家庭 幼少の頃、生活環境が悪く、私の歯は虫歯になり折れました。 その責任は母にあります。 ただ、何とかしようと近所の歯医者へは行きました。 乳歯を折って近所の歯医者へかかりました。 そこで適切な処置をしていれば、その後の苦しみは無かった。 だから歯医者が悪いんだと思う。 何もせず放置した歯医者が。 必要な時、適切な治療を受けていたら…
健全な家庭で育った人は、自分との付き合い方を心得ている。 誰にでも長所や短所はある。 それはそのままでいいのだ。 長所を伸ばし、短所には気を付けて周囲と上手くやっていく。 自分をよく知っていれば失敗や危険を回避する事ができる。 しかし機能不全家庭で育った人は、子供時代から自分を抑え込んで生きて来た。 元々の性格に加え、機能不全家庭の影響から偏った生き方の癖、特徴が身に付いている。 …
高校生の時は、国道の路面電車に乗って通学していた。 定期券の期限が切れそうになると、次のを申し込んで購入する。 タイミングが遅れて数日間の間が空くと、乗車するのに現金の小銭が必要になる。 一度、そういう事になった。 母はその金がもったいないと怒ってわめきだした。 食事中だった。 子供の頃から金の事で文句を言われ続けて来て、それが慢性的な日常生活の風景になってしまっていた。 …
10月初旬、歯科治療が終了しました。 やっと終わりました。 待ち望んでいた治療の完成。 なのでもっと、弾けるような嬉しさがあると思ってたのですが。 そうではなく、 ゆっくり、ゆっくりと力が抜けて行く、 そんな感じになりました。 長かった。 丸3年は長かった。 毎回の治療の後、支払いを済ませ、次の予約の日程を取ります。 家に帰って、カレンダーのその日に…
家庭に憧れた事はなかった。 高校の同級生が商店街を歩いてる時、幼い子供が通ると「可愛い。」「私も子供が欲しい。」と言っていた。 私には、そういう感情や願望が全くなかった。 大人になってから、職場の女性が小さな子供を見て「旦那は要らないから、子供だけ欲しい。」と言っていた。 それも分からなかった。 子供時代、両親の争いを見て育った。 家庭は陰鬱で、夢や生きる希望を与えられない場所…
私にトラディショナル、正統で健全なものは似合いません。 2年と10か月目に入った歯医者通い。 治療は終了し、残るのは上の前歯の作成だけになりました。 待ちに待った自分の理想的な歯。 だけど歯科技工士さんが作ったのは、顔の中心が通った適切な大きさの整然と並んだ歯でした。 それを入れようとすると3本しか入りません。 元々私の上の配列が異常だからです。 犬歯と犬歯の間に…
1月の再植手術で最後だと思ってましたが、3月になって、奥歯の高さを調整する外科処置を受けました。 外科処置としては再植の方が、高度な技術の要る難しいもの…だと思います。 事前の規則も厳しいし費用もかかりました。 だけど受ける側としては3月の方が結構、キツい感じがしました。 奥歯なので耳に近く、器具で削る音が大音響に聞こえてかなり怖かったです。
2年前に歯の治療を始めたのがきっかけで子供時代を振り返るようになり、更に去年5月から自助グループに通い始めました。 自助グループは、様々なテーマ別に分かれています。 最初、間違えてギャンブル依存症の家族会に行きました。 そこは依存症者の親御さんや配偶者の方の集まりでした。 テキストにギャンブル依存症本人の借金を、家族や身内が代わりに返済してはいけないとありました。 病状が悪化する…
一昨年から必要だと言われていた、歯の再植手術を7日に受けてきました。 所要時間、一時間30分。 左上の奥歯の治療です。 抜歯はさすがに強烈でしたね。 やや時間がかかりました。 麻酔が効いているので最初はほとんど感覚がありません。 だけど作業が進んでいくにしたがって、歯が器具で揺さぶるように動かされ…
アダルトチルドレンは大人になってから、合理的に効率よく人生を歩んでいけないとテキストに載っていた。 幼少時代から親である大人が、自分たちの勝手な都合で育てたためだ。 保育園に預けると金がかかるから、幼い私を家に置いた母。 自宅で洋裁業をしてる母。 側にいると仕事の邪魔になる。 しゃべってうるさいから口の中に長く残るお菓子を入れていた。 何もかも大人の勝手な解釈で育ててきた。…
松岡要は演奏を常に先輩と比べるだけだった。 こいつも母と同じで他人と比べた。 母は従姉をいつも引き合いに出して私を貶した。 松岡も同じだ。否定するだけで先が無い。 比べる指導法や教育法は その子にとって未来が無いのだ。 その子は先輩でも従姉でもない。 別の人間なのだから…
2か所の自助グループへ参加してみました。 たぶんどんなに話しても吐き出しても、自分の中の恨みは消えてなくならないと思うんだけど、話さなかった事を話せる場があるというのは、ありがたいです。 それに、とても不思議な感じがします。 親しくなった相手にも、あまり話さないでやり過ごしてきた事を、余計な前置き抜きで先に言ってしまえる。 よく考えると凄い事です。 こういうシステムがアメリカで生…
26日は歯医者さんの日でした。 また雨。 なぜか雨になるめぐり合わせ。 なのでJRではなく、阪急で出かけました。 左下、サイドの歯を削る事にしました。 奥から順に触っていって、今日は仮歯を挟んだ手前の歯。 仮歯を挟んだ奥の歯は結構痛くて、麻酔を足してもまだ痛みを感じてたんだけど、今回のはほとんど痛みは無かったです。 神経治療は2度に分けてしています。 一本だけのレン…
布を切り離すとそこから解れるのを防ぐために、裁断と同時に布の解れ止めをするミシンがある。 ロックミシンといって機能はそれだけの専門の機械だ。 普通のミシンとは形状が全く違う。 ロックミシンは業務用だ。 それは普通のミシンより大きな音がする。 仕事の工程によってはロックミシンを延々とかけ続ける時もある。 機会音が響き続ける。 ほんの数分で済めばいいが、作業によっては1時間近く…
小学生の時は同級生がよく家へ遊びに来ていた。 その度にお菓子と飲み物を出していたが、それにお金がかかる事を母は快く思っていなかった。 私は全く気づかなかったのだが、思わぬ所でそれを知らされる。 学校の行事で保護者が集まっていた。 顔を合わせても挨拶ひとつしない、母に突然言われた。 よく家へ遊びに来ていたその子のお母さんの事だ。 『来るたびにあれだけお菓子を出してやってるのに、あり…
ミシンの騒音とアイロンを台に叩く鈍い音、そんな作業場で暮らした。私が生まれた時からの日常だ。 父親はバイク(カブ)で役所へ出勤する。だから日中は家に居ない。家は母の仕事場だった。一日中ミシンを踏むか手縫いの細かい作業をしていた。 私は母の仕事しか知らない。 父親の役所での仕事を具体的に聞いた事はない。 会話が無かったからそういう話題も出なかったように思う。 水道局だったはずだ。知っ…
私が幼少の頃から生涯、外へ働きに出た母の姿を見た事はない。 いつも家にいて作業場で洋裁をしていた。 ミシンを踏んでいない時は手縫いの細かい作業をしていた。 仕事はお客様の採寸から始まる。 その前にデザインの打ち合わせをするのだが、生地はどちらかが用意するか、お客様が持ち込まない時はこちらが商店街の生地屋さんへ行き調達する。 ボタンやファスナーもストックに適切なものが無ければ、裁縫…
子供の頃、正月に飾っていた鏡餅、今のように真空パックされていないから、お供えから下ろして食べる時期にはカビだらけになっている。 それをカビの部分だけ取り除いて食べていた。 青いカビを取り除いても、目には見えない状態で広がっているのだと思う。それをお雑煮にして食べるのだが、口の中がカビの臭いでいっぱいになる。 嫌でたまらなかったが、子供の頃は我慢して食べていた。 (いつからか私はカビの…