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『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その29 『手なしむすめ〈KHM31〉』 【あらすじ(要約)】 粉ひきの男は貧乏で、水車と一本のりんごの木しかなくなってしまいました。 森で薪を取っていると、お爺さんが来て「水車の後ろに立ってるものをくれるなら、金持ちにしてやる」と言いました。 それはりんごの木と考え、粉ひきは「いいですよ」と答えて、その男に証文を書きました。 すると男は「三年後に取りにくる」と言い、行ってしまいました。 粉ひきは帰ると、おかみさんが「お金が山のように入ってきたんだけど、どうしたの」と言いました。 粉ひきは「森で会った男が宝をくれると約束したから、代わりに水車の後ろに立ってる…