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市川準「トニー滝谷」パルシネマ 第4回SCC(シマクマ・シネマ・クラブ)は二人して「読んでから見る!」 の作品でした。村上春樹の短編小説「トニー滝谷」の市川準監督による映画化作品で
こうして改めて並べてみると壮観だ。『アフター・ヤン』(21)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cb731df709c4e7de5f1a2b9d8f502a69『MINAMATA-ミナマタ-』(21)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a4a430c5e82c64d9e675dc1206664bba『約束の宇宙(そら)』(21)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/83b11c5fd977e43fded56428e86de466『RyuichiSakamoto:CODA』(17)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f5d7558261dd9f647a58b921edebbd55『レヴェナン...坂本龍一の映画音楽1
【本】村上 春樹『レキシントンの幽霊』~記憶は薄れて影の影になり、やがて消えていく~
1、作品の概要 『レキシントンの幽霊』は1996年に刊行された村上春樹の短編小説集。 『レキシントンの幽霊』『緑色の獣』『沈黙』『氷男』『トニー滝谷』『7番目の男』『めくらやなぎと眠る女』の7篇からなる。 『トニー滝谷』は2005年に市川準監督・脚本で映画化された。 主演はイッセー尾形、宮沢りえ。音楽は坂本龍一が担当した。 2、あらすじ ①『レキシントンの幽霊』 友人のケイシーが住んでいる古い屋敷。 「僕」はロンドンに1週間出張をするケイシーの代わりに留守番をすることに。 最初の晩の夜中に目を覚ました僕は奇妙な物音を耳にする。 ②『緑色の獣』 夫の不在時に地の底から這い出してきて、家の中に侵入…