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振り返った目に飛び込んできたのは,鍾乳石の作る壁龕の陰にひっそりと置かれた厨子甕。材質は石灰岩かな。飾りの殆ど刻まれていない,家形の簡素な造り。 あ,厨子甕っていうのは遺骨を納める蔵骨器で,沖縄の洗骨(遺体を風葬した後に残った遺骨を洗って再埋葬する)という葬制に必須なもの。内地で一般的な火葬では骨の一部しか「回収」しないから骨壷も小さいけど,洗骨の場合は全身の骨を納めるので結構大きくなります。 こ...
入口には何故か鳥居が・・・琉球在来の聖地になんで内地の鳥居があるのよ。こーゆーごちゃ混ぜ感は嫌い!なので,写真は撮りませんよ。被写体にも入り込まないようにアングル選んで撮るからねっ(←ミョーなところで原理主義者 www) 鬱蒼と茂った木々に挟まれた急階段を上がると,目の前の崖にセメントで設られたお墓が。 浜比嘉島には浜集落と比嘉集落それぞれに現在も祭祀を司るノロ(祝女)がおられるとのことで,こちらは比嘉...
アマミチューの墓のある小島から浜比嘉島へ戻って。ここからどうしようかと,一思案。ぶっちゃけノープランなのですよ,例によって(笑) 事前に調べたところでは,比嘉漁港の反対側の小さな岬には拝所があるようだけど・・・お昼は浜漁港の方で食べることにしていたので,方向が逆。行ってみたいではあるけど体力も温存したいし,ということでそのまま浜の方へ歩き出しますよ。 向かいには平安座島〜宮城島が横たわって見えます...