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維摩経 - 現実生活の肯定。在家仏教=家に在る人々の仏教を学ぶ。
世俗の生活の中で仏教を打ち立てるという動き。家庭を大切にし、世俗の職業を追及しながら仏教の精神を活かし、行動する。その代表的な経典が維摩詰所説経です♪♪ 維摩経(ゆいまきょう) NHKこころを読む 仏典 第13回 講師: 中村元(なかむら はじめ) 夏ぐらいから時々この「維...
『大比丘三千威儀(または『三千威儀経』)』(上下巻)という文献がある。要するに、比丘として修めるべき、諸威儀や修行法などを簡潔に示した文献なのだが、色々と学ぶことが出来るので、見るようにしたいという気持ちがある。今日は、その巻上の冒頭から引用してみた。仏弟子とは、二種有り、一つには在家、二つには出家なり。在家とは、初め五戒を受けて本と為し、三悪趣を遮り、人天の福を求む。以て未だ能く永く捨家・眷属・縁累を捨てざるが故に、更に三戒を加えて前の五戒を助け、一日一夜に未来世に永く出因縁を種えよ。出家とは、行に始終、上中下業有り。下出家とは、先づ十戒を以て本と為し、形を尽くして受持す、家・眷属・因縁・執作を捨て、俗人等に於いて是れ出家なり、具戒に於いての故に是れ在家なり、是れを下出家と名づく。其れ中出家とは、次に応...『大比丘三千威儀』に示す在家と出家の話
本文には無いことでも、補って読むと分かる文脈もある。以下の一節などはどうか。復た次に、是の菩薩、慈悲心を生じ、阿耨多羅三藐三菩提を発し、布施し衆生を利益せんとし、其の須いる所に随いて、皆、之を給与す。持戒して衆生を悩まさず、諸苦を加えず、常に無畏を施し、十善業道を根本と為し、余は是れ衆生を悩まさざる遠因縁なり。戒律、今世に涅槃を取ると為す故に、婬欲、衆生を悩まさざると雖も、心、繋縛する故に大罪と為す。是を以ての故に、戒律中、婬欲を初と為す。白衣、不殺戒、前に在り、福徳を求むると為すが故に。菩薩、今世に涅槃を求めず、無量世中に於いて生死を往返し、諸もろの功徳を修す。『大智度論』巻46「釈摩訶衍品第十八」まず、上記の文献は、鳩摩羅什訳『大品般若経』に対する注釈であるから、大乗仏教だし、菩薩の戒律としても「十善...『大智度論』に見る出家と在家の戒の違い
大乗仏教のこころ 平川彰 大乗は在家仏教&一乗仏教(一つの乗り物)
法華経 無一不成仏(むいちふじょうぶつ)! 一切衆生にはことごとく仏性がある♪♪ 大乗仏教のこころ 平川彰 大法輪閣 大乗仏教のこころ カバーのインド菩提樹 令和4年(2022年)7月31日 村内伸弘撮影 「大乗仏教のこころ」 本のタイトルがいいですよね!まず! ピッタリ...