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本州では”桜の満開だより”も聞かれているのに 当地は今冬の降雪量が多かったせいかまだ雪が残っています。 我が家の庭もいつもより雪解けが遅く 私は1週間かけてレンガの小道をようやく掘り出しました。
前の記事からの続きです。 我が家の黒猫りぃちゃん”の犬版”みたいな黒ワンちゃんを連れた女性から ”収拾がつかなくなった庭へのアドバイスを頼まれたけれども インテリアのことなら多少知識はあるけど ガーデンやエクステリアは全くの素人。 それに震災後 故郷の実家が更地になった消失感から 明確なテーマを決めて園芸本やら園芸セミナーを受け その通りに花苗を植えたけれど 好きな感じに仕上がらなかった。 それならと 持てる知識(インテリア・色彩・ディスプレイ・景観)を駆使して自分の感覚が気に入るように植え直して作ったのが「天使が遊ぶ庭」。
昨日は道内に”暴風雪警報”が出て 「不要な外出は控えて下さい」とテレビ画面にテロップで流れていました。 もちろん外出などせず 連日の朝・昼・晩の雪かき作業に備えて 体力を温存させていたのですが そんなことばかりじゃ気分も上がらないので 春用に植えた新種チューリップが咲く様子を思い浮かべて ニマニマ。 5年前の庭作りの際 だいぶ前に頒布会で購入したオランダ産・チューリップ球根が 消えたり原種戻りしたことに気づきました。 私的に 整列して植えられたチューリップに面白さが湧かず 咲き終えた後に葉っぱが枯れるまでの 1ケ月半放置もじれったく思っていたのです。 なので以降は 毎秋に富山や新潟の「珍しい!…
昨年末「花のカレンダー」が無いことに気づいて 11月末からお客さんに配る「ロイズガーデンカレンダー」を急いで入手しました。 年末付録「花カレンダー」」が目当てで 「LEE」や「花の時間」を買ったこともあったけど 雑誌記事を読むことも無く 近年は "ROYCE"が商品購入したお客様に配る「ガーデンカレンダー」を飾ってました。
いつもの年より 花苗の痛み激しかったり消滅が多っかたりで 都度お気に入りを失い悲しむのですが 明日or来年 新しい”花苗”に出会うかもしれないと 気持ちを切り替えて庭作業に励みました。 予想のつかない自然界の変動が「この北海道や日本からも始まった」と 目の前の小さな庭のエピソードから感じることがありましたが 半年間雪に埋もれる北海道の宿根草たちは 自分たちで環境への順応力を更新し きっと来春も芽吹いてくれることと思います。
天候不順な4月 に 一足早く咲いた花たちを楽しみ 猛暑の6.7月でも花々が逞しく咲きてくれて まさに「天使が遊ぶ庭」の名にふさわしい真夏の夕暮れを彩ってくれました。
石の小道を作り終えて 最初に手掛けたのは 裏道路側にあるイチジクの木の位置変え。 東北生まれの私は秋に実るイチジクを煮たコンポートが好きで 毎年でも食べたいと願っていたのですが 北海道ではイチジクの木は育たないと言われて 諦めていたのですが 2018年にお店で「一才イチジク」の苗を見つけて ダメ元で植えみたら5年目の今年実も葉っぱも繁りました。 でも せっかく作った”石の小道”の遮る枝ぶりだったので ぐるっと120度程回転させて添え木をしました。
「シャドウガーデン・小道作り」 レイアウト基本の小道作り(W330~240×H1000)は 元々のレンガ小道と繋げたかったので 天候待ちや野暮用やらで作業終了まで20日間を要しました。 私の庭や大工作業は 仕事で培った感覚やセンスをフル活用したい割には いつも試行錯誤の一人コツコツ作業となります。
我が家の自宅裏には「幅2M長さ10M」の敷地があり これまで隣家との目隠し用の木を植えていて 春には勿忘草やマーガレットが咲く原っぱ状態でした。 2018年 私が”天使が遊ぶ庭”と呼ぶ庭を作るために土地を掘っていると 沢山石ころが出てきたので裏庭に持って行って敷いていたのですが 5年の間に 樹木剪定で石を散らしたり雑草が伸びたりで収拾がつかず 9月初めの最後の黒松剪定後に 日陰を好む宿根草を植える”シャドウガーデン”を作ることにしたのです。
北海道の史上初暑かった夏が秋の彼岸を過ぎてようやく涼みましたが さすがの私も猛暑の間は庭には出ず 水やりで夕方に僅かな時間滞在するだけでした。 改めて庭の点検をすれば ”寒に強い苗”として育てられた北海道ナーサリーたちには この暑さが耐えられなかったようで 10~12苗程枯れてました。 画像の挿して竹棒は ダメになった苗の目印なのですが 空白が多過ぎて補充用苗を急遽購入したのですが 数が少なかったので今年は他の家の庭も 同じような感じだったと思います。
札幌の小さな自宅庭に 天使が遊ぶ庭と仰々しい名前を付けた理由は下記の通りで 植物という生物に向かい合うときは 「自分の五感や直観を信じて使う!!」の気持ちで始めた庭作業も 今年で6年目。 今年の春も ちゃんと芽を出してくれるかなと様子をみていたのですが 珍しかったり気に入った苗に限って ダメになったものがいくつかありました。 その度にがっかりするのですが 動物に比べてがっかり度が軽くて済むのが植物育ての楽な所です。
今年は全国的に桜の開花が早く 札幌も例年より2週間早い4月中旬に開花。 開花後に急に気温が下がって肌寒くなり 右足の痛み残る私は「今無理をしたら この先庭作業ができなくなりますよ」の整体先生にお言葉で 自重をしてました。 ガーデニング仲間たちは きっと私が庭作業を始めているだろうと見込んで見学に来てましたが 逸る気持ちがあっても草花が内蔵しているシステムプログラムに合わて作業をしたいが私流。
コロナ禍の中 市内の小児病棟に3歳の孫が原因不明の高熱で緊急入院。 付き添いで病院で寝泊まりする長女との連絡手段はメールのみ。 血液検査の結果も知らされず 高熱が出たまま24時間が経過し 孫は熱性けいれんを起こしました。 長女から 夜中に悲鳴のようなメールが届いても 私にはなす術が無し!! 寝不足の朝 庭に出れば花たちは静かに息をひそめて 花を咲かしてくれました。 追い打ちをかけるように届けられたのが 93歳の高齢実父のコロナ感染知らせ。 居ても立ってもいられない。 かと言って騒ぐことも 動き回ることもできず 私は庭で天を見上げる祈り人となった。 庭に咲く花たちも 私が静寂を求めているのを察してか 気配を消して静かにしてくれた。
我が家の庭は6月が美しいと思っていたら 7月も美しい!! 自画自賛で 自分庭の美しさに見惚れて過ごしていました。 道行く人たちからも花の美しさを褒めて貰うようになったある日 私の庭「天使が遊ぶ庭」に憧れて眺めていた 黒い小さな犬を連れた女性から声をかけられました。 話すうちに 不思議なご縁を感じて 彼女の家の庭作りのアドバイスをすることに。
「宿根草花壇のガーデンデザイン(中級・上級者編)を学ぶ中で 自然植生をモデルにした「ナチュラリステイック・プランディング」の植栽デザインの手法を取り入れた「メドウガーデン」と言う言葉に 初めて出あったのです。 ゆくゆくは私の小さな「天使が遊ぶ庭」を 自然界の野の花が咲くような庭にしたいです。 北海道の草花が 季節の移ろいの中で変化する様を眺めていたいのです。 激変する気候にめげず 寒さに強い宿根草が育つ過程を見ていたいのです。
6月は 北海道の花々が一番美しく咲く季節。 我が家の「天使が遊ぶ庭」の宿根草たちも ”一番可愛い”とばかりに咲いてくれます。 この時期の私は 朝から庭作業に没頭してい 夕方になると昼寝から目覚めた愛猫・りぃちゃん(16歳♀)が 庭の散策にお出まし。
2018年の1年目は レンガの小道作りで終わり 翌年から主に 北海道で育てられた宿根草を植えて迎えた4年目の春。 今年が初心者ガーデナーにとって 日ごろの成果が目で見える ドキドキな庭の幕開け。
北海道のガーデニングの始まりは5月に入ってからで 終いは雪が降る11月末くらいまでの半年間。 昨年は狭くて長い庭に コツコツと女一人で細くて長いレンガの小道を作り 9月6日の北海道胆振地震の余波で 植栽を植えることなく庭作業は終了。 閉ざされた冬の間 何も植えられていない状態だからこそ素敵な花苗に出会いたいと 色々カタログを取り寄せてリストアップしてました。 しかし本州花苗が 寒い北の地でちゃんと育つのだろうかとか 道産苗でも実物を見てから自分の目で丈夫な花苗を選びたいと思ってました。 そして5月の連休に入る少し前 ”奇跡”に出会いました。 何気無く覗いたPCに ネット販売を続けていた”花苗店…
「2019年6月に咲いた花」 札幌のガーデニングが始まる5月初旬 ”奇跡的”にネットで全国販売をしている宿根草苗専門店が「今年初の期間限定で店頭販売」をするの記事を発見。 そこは我が家に近い場所にあり 寒冷地苗を得意としている店でした。 昨年レンガの小道は完成したけれど 宿根草が植えられていない状態の「天使が遊ぶ庭」の 初年度花苗購入予算額は30000円。 インテリア業をしていても宿根草の知識が無い私は 初めて行く花苗店でしたが自前の庭図面と画像を持参して 「植えたい花苗や 目指す庭のイメージ」の他 60代の私が一人でメンテナンスをすること。 25年後 元気と健康を維持して自分で庭仕舞いをした…
冬の間に 何冊かの園芸本を読み込み 細くて長い「天使が遊ぶ庭」は自然の野原をイメージして レンガの小道に沿うように手前を低く(20~40㎝)して中央(40~70) 奥に行くにしたがって高く(70~120)なるよう草花を配置する ”ボーダーガーデン”にする。と決ました。 ~~before ~~ before 「ネット販売の花苗店が 期間限定で店頭初販売をするお店」に 描いたレイアウト図を持参して花色や葉色・形等を考慮して選びました。 しかし7月中旬に ボーダーガーデンらしい風情が出たころに 計画的に植えた草花に私が閉そく感を抱き だんだん庭作業が楽しくなくなり スランプに陥ったのです。 思っても…
nijinoringo.hatenablog.com 粘土質の土壌改良がされていない庭の初植え花苗は 68年ぶりの連日の真夏日にもめげず持ち堪えてくれました。 北海道の9月では 秋植えの宿根苗は少なく 春用宿根苗も僅かで庭作業的はほぼ終盤。 5月から9月に植えた「天使が遊ぶ庭」の ”こんな風に咲く思わなかった・・・。 この場所に植えるのはマズかった・・・」とかの花具合や発育の反省や改善を学ぶのは 来年以降になるでしょう。 それでも庭の穴掘り作業の面白さにめざめた私は レンガの小道を挟んだ右側の庭を 来春の備えて少し広げました。 「9・10月に咲いた宿根草」 11月の「天使が遊ぶ庭」 ~~とても…
年が明けて2月初め アジア圏からの雪まつり観光客からの新型コロナ肺炎が拡大し 北海道は大変な一年となりました。 今でもコロナ禍が続いている年の瀬が近づき ようやく2020年の「天使が遊ぶ庭」作業日誌をUPすることができます。 私自身は雪が溶けた4月後半から 11月末まで て 土に触れ草花と一緒に過ごして ”札幌市民の外出自粛要請”にもあまり戸惑うことなく 毎日庭で過ごしてました。
・2018年 庭の地面をならして400個ミックスレンガで小道造り。 完成して間もない9月6日 胆振東部地震が発生して北海道は全域停電に。 ・2019年 植栽する宿根草探のとき 近隣の宿根草専門店の初「期間限定直 営店」に偶然出合う。 ・2020年2月 北海道はコロナ禍による緊急事態宣言 又は外出自粛を発令。 2021年9月末 コロナ禍の自粛は解除されるが 生活様式は激変してお家時間の見直しが始まっていた。 こじつけのような話ですが 今思えばギリギリのタイミングで 庭作りを始めて終えたと思います。 北海道 特に私が住む札幌市内は コロナ禍による影響が大きく 緊急事態の制限内容もどこの地域よりも早くて そして厳重でした。 私が落ち込むことなく淡々と 日々の生活を送ることができたのは 目の前に「天使が遊ぶ庭」があり 手入れや管理することで気分がまぎれていたからです。 後日談ですが 顔見知りの方 見知らぬ通りかがりの方々にも 我が家の庭の元気で美しい花々が慰めとなっていたようです。 そんなことを含めて 下記の守護神様からのメッセージは とても有難いものとなりました。
我が家に庭に一番花が咲いている時期でもあり 新しい植栽を植える時期でもあります。 4M×15Mの細くて長い小さな庭は 私が一人でレンガを敷いて小道を作り その後の宿根草を植えも 用具作りも 気ままに好きなように作業して形にしています。
北海道で園芸苗が一番出回るのは6月で 草花が一番美しい咲くのも6月です。 宿根草植え初年度の昨年は 4月~10月までの間「庭のどこかで花が咲いている」こと考えて花苗を植えてたのですが 連休明けから咲き出した花を見て 首都圏の非常事態宣言に合わせて休業となった私は イメージ通りの花とか 予想外の色とかに一喜一憂して気分転換してました。
今年の7月は北海道ってこんなに暑かったかしらと思う程 異常気象で連日暑い日が続きました。 「5月6月は 庭に棲んでいる」と言われた私も さすがに熱中症と日焼けを避けて 日が昇る前の1時間と日が沈む頃の水やり1時間の作業でした。
例年なら お盆過ぎたら秋風が吹くと言われる北海道で 今年は8月に入っても過酷な猛暑は続きました。 5月6月に植えた寒冷地に強い宿根草花には 粘土質の赤土の上に黒土が10㎝乗る状態の悪い土壌で 初めて体験する暑さだったと思います。 花苗に付いている説明タグのアドバイスに従い 日向や日陰と植えたつもりでも 照り付ける日差しの強さで 日中葉っぱも花もヘタり 夕方にようやく息を吹き返す感じでした。 せっかく植えた花苗たちがダメになるかもと ハラハラしてたのでがどうにか持ち堪えてくれました。 私の庭の花苗たちが 自然界の異常気象にも適応できる強さを持っていたのは 本来の種DNAや栽培土壌の質など生まれ育…
8月の暑さが涼む頃 北海道の園芸店では苗物が店頭から消え 花苗を庭に植える人がいなくなります。 それなのに私は 秋に咲く寒冷地に強い宿根草が欲しくてネット検索し 購入して植えてました。