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Y子さんとは 40年近く前に出会ってました。 病弱な長女が小3になり 学校を休むことが少なくなって 私は近くの大型DYI店に短時間パートで働きに出ました。 私が就いた売り場には ほぼ同じ年齢で子どもも同じクラスの母親のY子さんが 先輩としていました。 彼女はご主人が病気だったので 社員並みのフル勤務。 早く帰る私との共同作業や業務引継ぎなどもあり それなりの会話はしていたのですが 30代だった私たちは 考え方がお互い違うことを分かっていて 仕事以外では踏み込まない関係でした。 気仙沼の母の病気でパートを辞めた後でも 町内やら路線バスの中で会えば 近況報告などはしてましたが。 昨年の6月 庭の古いバラ木の枝が枯れ来て 伐るべきか抜くべきかを詳しい方に尋ねたくて 何人かの花友だちに「バラに詳しい知り合いがいませんか」と声掛けしてました。 2週間後のある日 最寄りのスーパーに行くとY子さんがいて「今 何をしているの?」と近況を聞いてみたら 「バラの花のボランティアをしている!!」と ピンポイントで教えてくれるではありませんか。 ”人の縁”を信じて 自分は引きが強い私は 即座に「この人っ!!」と思ったのです。