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アップステージ —シャイなわたしが舞台に立つまで―/児童文学・青春小説/感想・レビューなど
「あのね、演劇人は、くよくよしないものなのよ。 顔をあげて、目を前にむけるの。わたしの好きな言葉はね、”とびらがひとつ閉まるたびに、新しいとびらがひらく”というの。 あなたにとって、そうなると思っているわ、シーラ、心からね」 アップステージ/ダイアナ・ハーモン・アシャー・作/評論社 シャイなシーラは目立つことが苦手で、すぐに顔が真っ赤になってしまいます。でも本当は歌うのが大好きで、舞台に立つことをあこがれてもいます。 そんなシーラがアメリカの中学校での ”ザ・ミュージック・マン” のミュージカルで、バーバーショップ・カルテット(四人組のおじさんの合唱団)の1人に選ばれます。 しり込みをしつつ、…