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マスクド・シュリンプゴビー (Amblyeleotris gymnocephala)
撮影日時:2019-12-08 撮影場所:セブ・マクタン島(マイタケガーデン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 小石混じりから泥地まで、様々な環境に棲息している。 香港以南の西部太平洋からインド洋にかけての、広い範囲に棲息するが、日本にはいないとされているため、和名はない。 眼の後ろから鰓にかけて、胴体と平行な黒線があり、他のダテハゼとの区別は、かなり容易い。 また、あまり知られていないが、下の写真のように、顎の下から鰓にかけて、赤っぽい線がある。 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ島(RSC) 撮影器材:Canon E…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 プーケットとピピ島の間にある外洋ポイントのマリンパーク方面へ行ってきました。4名のお客様を2チームに分けてご案内してきました。日本から、ベトナムから、インドネシアからと来て頂き、みんなで色々な海のお話をして盛り上がりましたよ。
海上保安庁の潜水士研修でリタイアする理由をご存じでしょうか?リタイアする種目は大体決まってきておりますので、その種目をご紹介いたします。
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 今回も日本からお越しのお客様とピピ島とシャークポイントに行ってきました。みなさん、3年ぶりの海外旅行ということでワクワク度が高い!そしてプーケットの賑やかさにびっくりしておりました。そうなんです、プーケットは毎日がお祭り状態です。
マスイダテハゼ (Amblyeleotris masuii)
謹賀新年 撮影日時:2019-04-19 撮影場所:セブ島(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ (フルサイズ96mm相当) 比較的深場の、泥地に棲む上に、これといった特徴がないこともあって、ダテハゼ属の中では、殆ど目立たず、名前も知られていないハゼである。 『新版 日本のハゼ』には、特徴として、「横帯が比較的細く、間隔が離れていることと、その間に不規則な網目模様があること」とあるが、かなり接近しないと、判別できない。 また、下の写真のように、背鰭の上縁に赤黒い斑点がある個体もいるが、上の写真のように、斑点がない(或いは写真でもわからない程薄い?)…
(仮称)ヒレナガダテハゼ (Amblyeleotris neumanni)
撮影日時:2019-04-197D(60)6516色T 撮影場所:セブ島(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ ヒレナガダテハゼというタイトルになっているが、前に(仮称)とあるように、セブのダイビングサービスで呼ばれている、仮の名前である。 日本からは、今のところ発見されていないこともあり、和名はまだない。 加えて、英名もつけられておらず、FishBaseでも、学名で呼ばれている。 www.fishbase.se ヒレナガダテハゼという名前の通り、第1背鰭の棘が、派手に伸びている。 ただ、よくよく見返してみれば、ダンダラダテハゼの雌の背鰭とよく似通…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 今回は日本からお越しのお客様をピピ島へご案内してきました。年末年始のお問い合わせで圧倒的に多いピピ島のファンダイビング。世界各国の人達に大人気なんですよ。今回のお客様も初のピピ島ダイビングでした。
撮影日時:2000-08 撮影場所:沖縄本島(砂辺) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 上の写真で、ヒメダテハゼの背中についているのは、キヌハダスミゾメウミウシというウミウシである。 偶然ついたわけではなく、鰭に付着して、鰭条や鰭膜を食べる、寄生者である。 ヒメダテハゼのみならず、他のダテハゼ属や、シノビハゼ属にも寄生する。 ハゼの巣穴に潜り込み、巣穴の天井から落ちて、背鰭にくっつくという話を聞いたことがあり、ゾッとしたが、今にしてみれば、これは地上における蛭の行動からの類推に過ぎないのではないかと思えてくる。 というのは、背鰭だけではなく、あらゆる鰭 (尾鰭、胸…
【ヒメダテハゼ】(Amblyeleotris steinitzi)その1
撮影日時:2001-05-03 撮影場所:バリ島トランバン(沈船) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 南西諸島から南方のサンゴ礁域では、ダテハゼ属の中では、最もよく見かける種である。 小石やがれ場などの、比較的水の綺麗な場所に多く棲み、泥地にも棲めないことはないが、数は少ない。 また、南西諸島以南以外に、高知県、和歌山県、伊豆大島、八丈島などからも報告があるようだが、これらの地には、形状や生態がよく似たダテハゼが多い。 四島やその周辺ではダテハゼ、南西諸島以南ではヒメダテハゼというように、棲み分けているようだ。 あくまでも私見だが、もしかすると、かつては同種だった…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 アドバンスドダイバー講習の5本と1本のファンダイビング。その中で1番印象的だったのが、ファンダイビングで潜ったシャークポイントだったそう。真っ赤なソフトコーラルが一面に広がる景観は初めて見てすごく綺麗で感動したそうです。
ハチマキダテハゼ(Amblyeleotris diagonalis)
撮影日時:2002-09-30 撮影場所:柏島(竜の浜) 撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ 眼の下に、顔を一周する黒褐色の細い線があるため、他のダテハゼ属との見分けはつきやすい。 和名は、この細い線を、ハチマキに例えたものだろうと思われる。 ただ、人間の場合で考えてみれば、ハチマキは眼の上を通っており、線があるのは、ヤクザ映画で見るような、頬の向こう傷に近いかもしれない。 面白いことに、このハチマキは、完全に顔の後ろを一周しているわけではなくて、頬と頭の境目でわずかに切れている。 撮影日時:2018-12-11 撮影場所:アニラオ(ロナルドガーデン) 撮影器材:Canon E…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 今回は、リピーターのお客様と4泊5日のシミラン、リチェリューロックのダイブクルーズ全14ダイブに行って来ました。潜って、食べて、寝てをひたすら繰り返した贅沢な4日間。あっという間に終わってしまいました。海の様子はブログから。
学名:Amblyeleotris fontanesii 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ(RSN) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ 和名のニュウドウというのは、通常は僧侶のことだが、この場合は、大入道から来たものと考えられ、体が大きいことを表わしている。 その名の通り、ダテハゼ属の中でも、一番大きなハゼである。 図鑑には、最大体長20cmほどとあるが、実際に海の中で出会うと、遥かに大きい印象で、30cmくらいあるように思える。 地面から、太い棍棒が、ヌウッと突き出ているようなイメージだ。 砂地に棲むことの多いダテハゼ属にしては珍しく、手をつくと肘…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 スリランカからお越しのお客様をシミラン諸島からリチェリューロックのロングクルーズ5泊6日間をご案内してきました。今回は、息子さんも一緒に潜り、アドバンス講習も一緒にやっていきますよ。
ニチリンダテハゼ(上皇后美智子氏が名前をつけたというのは、デマ)
学名: Amblyeleotris randalli 撮影日時:2019-12-09 撮影場所:マクタン島(ヘラクレオ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100mmマクロ ドロップオフの途中にある窪みの、砂や小石が溜まったところに、大抵は1匹で、エビと共棲している。 ニチリン(日輪)という名の通り、派手な背鰭が有名で、非常に人気のあるハゼだが、個人的には、なぜかあまり縁がなかった。 マクタン島(セブの隣)のポイントで、やっと全身が出ているものを、撮影することができた。 ところで、このニチリンダテハゼという和名は、上皇后美智子氏の提案により、上皇明仁氏が命名したと言う話が、ネ…
ダンダラダテハゼ (Amblyeleotris periophthalma) その2
撮影日時:2020-03-057D 撮影場所:バリ島・ムンジャンガン(タンジュン・バル) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン 『新版 日本のハゼ』によれば、上の写真は、雄。 背鰭から棘が突出しておらず、どの棘も同じような高さになっている。 さて、和名のダンダラとは何かと、ネットで調べてみたが、出てくるのは、新選組の段だら羽織が大半だった。 山形を並べた模様を、段だらと呼ぶそうだ。 ja.wikipedia.org テントウムシの仲間に、ダンダラテントウというのがいて、この名前は恐らく、ここから取ったのだろう。 www.nature-engine…
【Blue +✖️INGRID】水中写真愛好家とアーティストINGRIDのコラボレーション。写真とアートで表現される〈水の世界〉
水中写真家・鍵井靖章さんが中心となり水中写真愛好家の作品を集めた写真展【Blue+】今回はカラーペインターアーティストINGRIDとコラボレーションでした。写真
ダンダラダテハゼ (Amblyeleotris periophthalma) その1
撮影日時:2001-10-14 撮影場所:柏島(竜の浜) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍 x 2倍テレコン ダテハゼ属の中では、派手な模様をしており、オレンジ色に近い横縞は、海の中でも、結構目立って、一瞬、珍しいハゼかと思って、泳ぎが止まってしまうことがある。 雌は、上の写真のように背鰭の棘が伸びており、もっと人気が出てもいいと思うのだが、ハゼ好きの中でさえ、なぜか、殆ど話題になることはない。 稀種というほど珍しいわけではなく、かといって、どこにでもいるというほど、普通種でもないという、中途半端な立ち位置のせいかもしれない。 (続く) ブログ村ランキングに、参加して…
ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その3
撮影日時:2002-10-04 撮影場所:柏島(後浜4) 撮影器材:Canon EOS-5+100マクロ ダテハゼは、沖縄からも観察されているが、あくまでもレアケースであり、観察例の大半が、千葉から柏島の間となっている。 これは、ダテハゼのほぼ南限に近い、その柏島で撮影したもの。 後浜の4番ブイという、ホタテツノハゼなどの共生ハゼがいるポイントで、なぜダテハゼを撮っていたのかと言われそうだが、恐らく、狙っていたハゼを引っ込ませてしまい、出待ちのときに撮ったのだと思う。 このときは、100mmマクロをつけたカメラと、100mmマクロに1.4倍テレコンをつけたカメラを、2台持って入っており、フィル…
ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その2
撮影日時:2001-05-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 1.4倍テレコン 川奈ビーチは、水深1桁の浅い岩場と、岩場から小さな崖を降りた、水深8-15m程度の、砂泥地とから成っている。 大半のダテハゼは、崖を降りた水深8mくらいのところに棲んでいるのだが、この個体は、崖の上の岩場にいた。 巣穴の近くに来た、他のダテハゼ(右上)を追い払ったり、口を広げてこちらを威嚇したりと、なかなか活発なハゼだった。 ダテハゼの種小名は、japonicaである。 ジャポニカではなく、ヤポニカとよむらしい。 もちろん、日本にちなんだ名前であり、恐らく最初の標本が、日本…
ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その1
撮影日時:2000-06-10 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 50mmマクロ x 1.4倍テレコン ダテハゼ属の大半は、熱帯に適応した種で、成魚の北限は、柏島、和歌山、伊豆諸島くらいまでである。 ところが、このダテハゼは、北方まで棲息範囲を広げており、伊豆や千葉にもいる。 なので、伊豆や千葉で、ダテハゼ属特有の横縞模様を持つ成魚のハゼを見たら、ほぼダテハゼと考えてよい(幼魚は、伊豆まで流れつくことが、結構ある)。 IOP、富戸などにも勿論いるが、川奈のビーチには、非常に大きな個体が多数棲んでおり、初めて見たときは、驚いた。 (実物を見たことはなかったが、)ニュウドウ…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 今回は、タイに留学中の大学生をピピ島へご案内してきました。初めてダイビングに挑戦したYちゃんも初ダイビングでサメとカメも見れてラッキーな1日になりました。ダイバーのMちゃんも初めてタイの海で潜ることが出来ました。
ズグロダテハゼ (Amblyeleotris melanocephala)
撮影日時:2001-10-16 撮影場所:柏島(サルガウド) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコンx1.4倍テレコン 水深:35m 頭部が黒いから、ズグロ(頭黒)ダテハゼ。 学名の、melanocephala”という種小名もまたギリシャ語で頭が黒いという意味だそうである。 www.kochi-u.ac.jp 横縞は3本しかなく、水の中でもわかるくらい黄色かったと、ログにある。 柏島では、水深35mと、かなり深いところにいた。 このときは、100mmマクロレンズに、2倍と1.4倍のテレコンを2段重ねにしており、合計の焦点距離が、何と300mm。 ピント合わせには苦労していた…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その4
撮影日時:2017-07-18 撮影場所:水納島(ケーブル) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 x 2倍テレコン 前述したように、クビアカハゼは、周囲に岩や石があるところに、巣穴を作る。 そして、その岩や石につかまるようにして、眼の位置を高くして、周囲を監視する。 甚だしきは、上の写真のように、90度を越え、オーバーハングに挑戦するボルダーのような姿勢でいたりもする。 それでいて、写真のように、共生エビの触角は、しっかりとハゼの体に触れているから、器用なものだ。 先述のアークフィン・シュリンプゴビーも、石につかまって見張りをしている個体はいたが、 それに拘るわけではなく、下のように、完全に平…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その3
撮影日時:2000-07-18 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン これも柏島のクビアカハゼで、おそらくは雄。 ヤノダテハゼの写真と同様に、シャッタースピードをかなり落として、海の色を出したもの。 kasurihaze.hatenablog.com たぶん、1/30か、もしかすると1/15くらいまで、落としたかもしれない。 鰭も目一杯広げてくれて、結構、お気に入りの1枚。 せっかく、これだけ鰭を広げてくれたのだから、もっと露出を変えて、色々なショットを撮ればよかったものを、この1枚しかない。 恐らく、フィルムが、最後の1枚だったのではないかと思…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 プーケットで久しぶりに再開できたお客様。かれこれ何年ぶりでしょうか?お互い朝の挨拶は「変わらないね~!」からスタート。それではラチャノイ島とラチャヤイ島でダイビングしてきた時の様子をまとめてみました。
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その2
撮影日時:2001-10-2030 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン 『新版 日本のハゼ』によれば、こちらが雄らしい。 前日の写真の前年の、ほぼ同じ時期に、同じポイントで撮ったもの。 実は、手持ちのクビアカハゼの写真は、柏島が圧倒的に多い。 柏島まで行って、クビアカハゼを、わざわざ狙ったわけではない。 クビアカハゼが好む環境があるということもあるが、柏島は何しろポイントが深いので、深場で撮影後、浅場に上がって来て、安全停止の時間が長くなる。 加えて、深場では滞在時間が短いため、フィルムが消費しきれず、余った時間で被写体を探していたら、こうなっ…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その1
撮影日時:2002-10-03 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン ダテハゼ属の中では、かなり普通種に近い。 胴体の模様が独特なので、一目でわかる種でもある。 『新版 日本のハゼ』では、生息水深3-30mとなっているが、どちらかと言えば、5-10mくらいの浅場で目立つ。 岩場に近い場所を好み、何もないような白い砂地にいる場合でも、実は巣穴のすぐ脇には岩があって、そこに登っていたりする。 これまで意識したことがないが、『新版 日本のハゼ』によれば、雌雄で、模様が微妙に違っている。 この写真は、雌のようだ。 胴体の模様だけでなく、腹鰭・臀鰭・尾鰭も…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 今回は、シミラン諸島2泊3日のスケジュールで、シミラン諸島4−9番とボン島での合計11本のダイブクルーズをしてきました。透明度はどこも20mオーバーと良く、場所によっては流れが強かったようですがたくさん楽しんでいただけました。
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その5
撮影日時:2002-08-16 撮影場所:水納島(コーラルガーデン) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン ヤノダテハゼという和名は、矢野維幾氏という、西表島の有名なガイドさんの名前に、ちなんでいる。 また、その学名であるyanoiも、矢野氏にちなんでつけられている。 矢野氏というのは、『決定版 日本のハゼ』と『新版 日本のハゼ』に掲載されている、写真の大半を撮った人物で、日本のダイビング界におけるハゼウォッチングの、はしりとも言うべき人である。 学名を、人の名にちなんでつけるのを、献名という。 和名の場合も、献名と言うかはわからないのだが、ここではどちらも献名と呼ぶこと…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その4
撮影日時:2016-07-19 撮影場所:水納島(第1ブイ) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 x 2倍テレコン(200mm相当) ヤノダテハゼは、尾鰭が見えないと、他のダテハゼ属と見分けがつかないという話をしたが、水中で実際に見ると、上のような感じである。 コンデジのTG-4で撮影したもので、周囲が明るくて、ストロボが殆ど発光しておらず、横縞が、かなり暗く見える。 慣れていないと、ヒメダテハゼやミナミダテハゼと間違えても、不思議ではない。 これが、ライトを当てると、下のような感じに見える。 横縞が、黄色っぽい薄い色合いをしていることから、少し慣れた人なら、ヒメダテハゼでもミナミダテハゼでも…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その3
撮影日時:2002-08-16 撮影場所:水納島(コーラルガーデン) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン 前述したように、ヤノダテハゼは、ヤシャハゼなどと同じく、サンゴ礁の透明度の良い白い砂地に棲んでいる。 日本で透明度の良い白い砂地と言えば、慶良間と奄美が有名だが、沖縄本島の沖合いにある水納島も捨て難い。 15m以浅とかなり浅いところに、白い砂地が広がっていて、タイミングが合えば、ヤシャハゼもヤノダテハゼも、撮り放題である。 この島には、ダイビングサービスが1件だけあり、減圧症になる前も、減圧症から復帰したときも、非常にお世話になったが、廃業してしまった。 写真は、そ…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その2
撮影日時:2000-07-21 撮影場所:柏島(後浜1.5番ブイ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロx2倍テレコン 何度も言うように、ヤノダテハゼとオーロラ・シュリンプゴビーは、尾鰭の模様が違うくらいで、非常によく似ている。 (厳密に言えば、オーロラは目の下に赤い帯があるが……) 同じ地域に棲んでいれば、ややこしくてしょうがないだろうが、分布域をみれば、インドネシアのスンダ列島を境に、オーロラはインド洋、ヤノダテは西太平洋と、見事に棲み分けている。 オーロラを呼ぶときに、「ヤノダテのインド洋版」と呼ぶ人もいる。 (出典:FishBase) 恐らくは、最初は同一種だったものが、地殻変…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 インド在住のお客様。ご予約時は、ピピ島での体験ダイビングの予定でしたが、ダイビング予定日の海況が思った以上に風が強く波もあることからラチャノイ島に変更してダイビングとシュノーケリングをたっぷりと楽しんで頂きました。
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その1
撮影日時:2020-03-10 撮影場所:バリ(ムンジャンガン島・POS1) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロx1.4倍テレコン 西にオーロラ・シュリンプゴビーあれば、東にはヤノダテハゼあり……というわけではないが、かなり似ているハゼである。 どちらも、ダテハゼ属の中では、極端に派手な、尾鰭の模様をしている。 ヤノダテハゼの尾鰭を、炎のような模様と言う人もいるほどだ。 この尾鰭が写っていないと、ただのダテハゼと見分けがつかないのは、オーロラと同じである。 60マクロx1.4倍テレコンというのは、ちょっと変わった組み合わせで、60x1.4で84mmになる。 EOS7…
オーロラ・シュリンプゴビー (Amblyeleotris aurora) その2
撮影日時:2000-02-12 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ(2倍テレコン) オーロラ・シュリンプゴビーは、写真のように、サンゴ礁の白い砂地に棲んでおり、パートナーは、ほぼ100%の確率で、コトブキテッポウエビと決まっている。 コトブキテッポウエビは、自身が紅白の絢爛な姿をしている上に、美しく派手なハゼ(ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ等)とのみ、共生する。 そのため、ハゼだけでなく、エビを上手に絡ませることで、非常に写真映えする姿になる。 話かわって、オーロラ・シュリンプゴビーという名前は、学名のauroraか…
オーロラ・シュリンプゴビー (Amblyeleotris aurora) その1
撮影日時:2000-02-09 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ(2倍テレコン) このオーロラ・シュリンプゴビーは、インド洋にしかいない(もちろん、日本にはいない)、共生ハゼである。 日本で言えば、ヤノダテハゼが近縁ではないかと思う。 特徴は、何と言ってもその尾鰭のド派手な模様で、逆に言えば、この模様が写っていない場合は、他のダテハゼ属とあまり変わらない。 従って、オーロラ・シュリンプゴビーを撮るときは、尾鰭が巣穴の外に出ているものを狙わないと、意味がないと言えよう。 写真は、モルジブの、ヴィラメンドゥというリゾートの、ダイビング…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 今回は、マンツーマンでピピ島のファンダイビングへご案内してきました。たまたまマンツーマンでしたが、お一人参加でも追加料金がかかることなくツアーに参加でき、船上でも温かく美味しいご飯を食べることができるサービスにとても喜んでいただきました。