メインカテゴリーを選択しなおす
和名:ヒョウモンダコ 学名:Hapalochlaena cf. fasciata (Hoyle, 1886) 英名:Blue-lined octopus 分布:日本~西部太平洋 撮影日時:2024/12/07 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ86mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 川奈に行って来ました。 前回は8/24ですから、3ヵ月半ぶりになります。 9月はセブに行き、10月は静浦とマクタンに行き、11月はコロナで感染しの上、この季節は北東の風が吹いて川奈が潜水禁止になる日が多…
No.142 ハナハゼ (Ptereleotris hanae)
和名:ハナハゼ(クロユリハゼ属) 学名:Ptereleotris hanae (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Blue hana goby 分布:千葉~奄美 撮影日時:2000-12-10 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 撮影協力:ジェスター jester.jp ハナハゼは、以前にも紹介しましたので、説明には、一部重複しているところもあります。 kasurihaze.hatenablog.com 青っぽい体と、尾びれの先端から伸びている、6本(増減あり)の軟条が特徴です。 千葉や伊豆が主な棲息域で、他の地方に…
No.141 スケロクウミタケハゼ (Pleurosicya boldinghi)
和名:スケロクウミタケハゼ(ウミショウブハゼ属) 学名:Pleurosicya boldinghi Weber, 1913 英名:Soft-coral goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2000-07-17 撮影場所:柏島(後浜3) 撮影器材:100マクロ x 1.4倍テレコン ウミトサカの幹に、保護色のようにして棲みついており、なぜか下を向いていることが多いです。 写真のように白っぽい個体もいれば、もっと赤っぽい個体もいます。 かなり広い範囲に分布しており、伊豆でも、それなりに観察することができますが、なぜか写真はフィルム時代のものばかりで、デジカメになってからは、見たことが…
No.140 キンセンハゼ (Koumansetta hectori)
和名:キンセンハゼ(キンセンハゼ属) 学名:Koumansetta hectori (Smith, 1957) 英名:Hector's goby 分布:八丈島~マレーシア 撮影日時:1997-01-05 撮影場所:マブール(ヨシポイント) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン(?) 第1背びれと第2背びれに黒い斑点があり、体には黄色の縦線が走っています。 がれ場や砂地の上、十~数十cmのところを、常にホバリングしており、寄ると、ピッとテレポートしたかのようにわずかに移動し、こちらの様子を窺うかのように、そこに留まっています。 ホバリング姿勢を保つためか、胸びれを体から…
No.139 イエローフィン・リーフゴビー (Priolepis sticta)
和名:なし 仮称:イエローフィン・リーフゴビー(イレズミハゼ属) 学名:Priolepis sticta Winterbottom et Burridge, 1992 英名:Yellow fin Reefgoby 分布:不明 撮影日時:2019-04-24 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクアバディズ・セブ aqbudsliloan.iinaa.net 『新版 日本のハゼ』のp.545に掲載されている、イレズミハゼ属の1種-4と思われます。 まだ、和名はありません。 イレズミハゼ属の…
No.138 ホシカザリハゼ (Istigobius decoratus)
和名:ホシカザリハゼ(クツワハゼ属) 学名:Istigobius decoratus (Herre, 1927) 英名:Decorated goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2019-12-13 撮影場所:マクタン(オランゴ島タリマ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアス・ダイバーズ aqdceb.com マクタン島から少し沖合いにある、オランゴ島のポイントで撮影した、ホシカザリハゼです。 地味なクツワハゼ属の中でも、あまり目立たないハゼですが、背びれの先端は、思いもかけず、美しいブルーで彩られてい…
No.136 アカイソハゼ (Eviota masudai )
和名:アカイソハゼ(イソハゼ属) 学名:Eviota masudai Matsuura et Senou, 2006 英名:Masuda's dwarfgoby 分布:千葉~沖縄 撮影日時:2001-05-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 棚と砂地との間に、よく出没していますが、比較的臆病なので、気づいたときには隠れていることも多いハゼです。 接近するのには注意が必要ですが、時間をかければそれなりに寄れます。 川奈には、このアカイソハゼと、よく似たイソハゼとが、同じような場所に暮らしているのですが、どのように棲み分けているのかは…
No.136 チャガラ (Pterogobius zonoleucus)
和名:チャガラ(キヌバリ属) 学名:Pterogobius zonoleucus Jordan et Snyder, 1901 英名:なし 分布:日本、朝鮮半島、済州島 撮影日時:2001-09-02 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 漢字で書くと、「茶殻」でしょうか。 この、ちょっと変わった和名の由来を調べてみましたが、下の記事に、「海面に茶殻を散らしたように泳ぐことが名前の由来になっています。」とありました。 www.gogo-zoo-aquarium.com 岩場に多いハゼですので、川奈では、かなりレアです。 とはいえ、撮影した20…
No.135 サビハゼ (Sagamia geneionema)
和名:サビハゼ(サビハゼ属) 学名:Sagamia geneionema (Hilgendorf, 1879) 英名:なし 分布:日本、朝鮮半島、済州島 撮影日時:2000-03-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 +100マクロ 日本近郊にのみいる、水温の低い地方に順応したハゼです。 属の学名Sagamiaは、相模湾にちなんでいるそうです(『新版 日本のハゼ』より)。 撮影した2000年頃には、川奈のビーチにいっぱいいたのですが、2024年には、殆ど姿を見かけなくなってしまいました。 そのせいで、デジタルの写真は1枚もありません。 もっと、丁寧に撮影しておけばと、後悔…
花壇の花はやはり春の花が美しい。 花をマクロで主人公にした写真は数少ないが、皆さんにご披露してみたいと思います。 『花壇で育った花達』命の記録 ラナンキュラス(春) ビオラ(春) リビングストンデイジー(春) ビオラとリナリア(春) ネモフィラ(英名:ベイビーブルーアイ)春...
No.134 アケボノハゼ (Nemateleotris decora)
和名:アケボノハゼ(ハタタテハゼ属) 学名:Nemateleotris decora Randall et Allen, 1973 英名:Elegant firefish, Purple firefish 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2000-07-17 撮影場所:柏島(後浜3) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 柏島に通い詰めていた頃、後浜の水深18mに出現した、アケボノハゼです。 ガイドさんが、他の人たちを連れて深場に行き、私はヘルプの人と、その場に残してもらいました。 沖縄では、同属のハタタテハゼに追われてか、水深30mを越えた深場にいるのが大半で…
No.133 オバケインコハゼ (Signigobius biocellatus)
和名:オバケインコハゼ(インコハゼ 属) 学名:Exyrias belissimus (Smith, 1959) 英名:Mud reef-goby 分布:沖縄~インド・太平洋 撮影日時:2023-02-02 撮影場所:バリ島ムンジャンガン(V3) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ104mm相当) 撮影協力:Sari Dive & Cottage saridivebali.com 以前に紹介した、イトヒキインコハゼと同じく、インコハゼ属に属しており、地を這っています。 イトヒキインコハゼよりも、泥っぽいところを好む上、体が…
No.132 (通称)カニハゼ (Signigobius biocellatus)
和名:カニハゼ(通称) 学名:Signigobius biocellatus Hoese et Allen, 1977 英名:Twinspot goby, Crab-eyed goby 分布:パラオ、フィリピン~インドネシア 撮影日時:1996-10-27 撮影場所:マブール(ドラゴンパッチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン? 上の写真は、マブールで撮影したもので、ポジ時代のものです。 サンゴのがれ場に、ペアで住んでおり、砂を咥えては吐き出しています(下の写真参照)。 撮影日時:2020-03-06 撮影場所:ムンジャンガン(パールハウス) 撮影器材:EOS7D…
昨年の秋に初めて彼岸花を撮ったが、その切っ掛けは若くして自ら死を選んだ母の想いについて記したかったから。母親の思い出は幼い頃の記憶を探っても何一つ見当たらなかったが母の後ろ姿だけは今も心の中に刻み込まれている。今回は父について…。11月5日は42歳で亡くなった父の命日だった。父(信夫)については過去の記事で何度も書いて来たが、パトカーをタクシー代わりに使って静岡から藤枝に帰った時の事が最も印象深く残...
No.131 ロングレイド・ピグミーゴビー (Trimma nasa)
和名:なし(ロングレイド・ピグミーゴビー(ベニハゼ属)) 学名:Trimma nasa Winterbottom, 2005 英名:Nasal-bar pygmygoby, Long-rayed pygmygoby 分布:フィリピン~インドネシア 撮影日時:2024-10-21 撮影場所:マクタン(マリンステーション) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアス・ダイバーズ aqdceb.com 外国版のアオギハゼです。 アオギハゼと同じように、ちょっとしたオーバーハングの窪みで、逆さになって泳いでいます。 東南アジア方…
No.130 イエローヘッド・ピグミーゴビー (Trimma stobbsi)
和名:なし(イエローヘッド・ピグミーゴビー(ベニハゼ属) ) 学名:Trimma stobbsi Winterbottom, 2001 英名:Stobbs' pygmygoby,Yellowhead pygmygoby 分布:高知、パラオ、フィリピン~インドネシア 撮影日時:2024-10-21 撮影場所:マクタン(マリンステーション) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアス・ダイバーズ aqdceb.com 撮影日時:2024-10-21 撮影場所:マクタン(マリンステーション) 撮影器材:Canon EOS7D …
No.129 キャンディケイン・ピグミーゴビー (Trimma cana)
和名:なし(キャンディケイン・ピグミーゴビー(ベニハゼ属)) 学名:Trimma cana Winterbottom, 2004 英名:Candy-cane pygmy goby 分布:フィリピン~インドネシア、パラオ 撮影日時:2024-10-26 撮影場所:マクタン(マリゴンドンケーブ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ (フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアスダイバーズ aqdceb.com フィリピンを代表するベニハゼで、あちこちで見かけます。 ベニハゼにしては珍しく、オーバーハングの暗がりの中などではなく、サンゴの上など表に棲んでいるので、そ…
【ログ】マクタン24/10/21-10/27 -アンボンスズメダイ-
和名:アンボンスズメダイ 学名:Chromis amboinensis (Bleeker, 1873) 英名:Ambon chromis 分布:沖縄・小笠原~インド・太平洋 撮影場所:2024-10-25[2] 撮影器材:マクタン(アクエリアスビーチ) Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) これも、フィリピンに多いスズメダイです。 日本にもいるので、和名(2001年、IOPニュース12巻5号)がありますが、小笠原と八重山諸島くらいしか報告がなく、あまり一般的ではありません。 アンボンというのは、インドネシア東部にあるアンボン島のことで、ここで最初に…
【ログ】マクタン24/10/21-10/27 -アクシルスポット・ラス-
和名:なし(アクシルスポット・ラス(ベラ科)/ハリコエレス・ポドスティグマ) 学名:Halichoeres podostigma (Bleeker, 1854) 英名:Axil spot wrasse 分布:インドネシア、フィリピン 撮影日時:2024-10-24 撮影場所:マクタン(ストローハット) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 日本にはおらず、フィリピンからインドネシアにかけての海域でしか見られないそうですが、同地では普通種です。 結構泳ぎが早く、2023年12月のマクタンでは、後ろ姿やぶれぶれの写真しか残せませんでした。 英…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -タルボッツ・デムワーゼル-
和名:なし(タルボッツ・デムワーゼル) 学名:Chrysiptera talboti (Allen, 1975) 英名:Talbot's demoiselle 分布:インド・西部太平洋 撮影日時:2024-10-25 撮影場所:マクタン(アクエリアスビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 先のローランズ・デムワーゼルと同じく、フィリピンの海には必ずいる、スズメダイで、ドロップオフに、単独から数匹で群れています。 頭部は、上部が黄色(オレンジ色)で、下部が白、体が藍色からうす紫色。 背びれには、水色で彩られた黒斑があり、成魚になっ…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -ローランズ・デムワーゼル-
和名:なし(ローランズ・デムワーゼル(スズメダイ科)) 学名:Chrysiptera rollandi (Whitley, 1961) 英名:Rolland's demoiselle 分布:インド・西部太平洋 撮影日時:24-10-25 撮影場所:マクタン(アクエリアスビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) セブを始めとする、南の海を代表する、スズメダイの1種です。 幼魚は、このように頭の部分に水色の輪っかがあり、背びれに黒斑がありますが、成魚になると、下の写真のようにどちらも消えて、ツートンカラーとなります。 撮影日時:24-0…
No.128 ホシクズベニハゼ (Trimma milta)
和名:ホシクズベニハゼ(ベニハゼ属) 学名:Trimma milta Winterbottom, 2002 英名:Red-earth pygmygoby 分布:高知県~中・西部太平洋 撮影日時:2024-10-26 撮影場所:マクタン(マリゴンドンケーブ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 2002年に新種記載され、2007年に和名がつきました。 従って、2004年に刊行された『旧版 日本のハゼ』では、まだ、「ベニハゼ属の1種-1として紹介されています。 「ホシクズ」の由来は、眼と眼の間の水色の虫食い模様を、星屑になぞらえたものだとか…
No.127 アワセイソハゼ属の1種3 (Sueviota sp. 3)
和名:アワセイソハゼ属の1種3 学名:Sueviota sp. 3 of Suzuki and Shibukawa in Senou, ed. (2004) 英名:不明 分布:沖縄~西部太平洋 撮影日時:2024-10-23 撮影場所:マクタン(アクエリアスビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) なかなか正体がわからず、初めて見た種かと思いましたが、バリでも1枚だけ、撮影していました。 『新版 日本のハゼ』に出ている写真よりも、鼻先が長い感じというのが、迷わせられる原因でした。 アワセイソハゼ属という、イソハゼ属によく似た属のハ…
アロハ〜 お元気ですか 今日もブログにお越し頂きありがとうございます ランキング応援ありがとうございます にほんブログ村にほんブログ村 幸せになる5つのポ…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -ホソガラスハゼ が、スケルトン-
和名:ホソガラスハゼ 学名:Bryaninops loki Larson, 1985 英名:Loki whip-goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-10-26 撮影場所:マクタン(マリゴンドンケーブ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) また、ホソガラスハゼ(たぶん)の登場です。 今回は、ガイドさんが後ろからライトを当ててくれたおかげで、透明な体がさらに透き通り、レントゲンのようなスケルトン写真になって、骨まで見えています。 --------------------------------------------…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -ハナナガモチノウオ-
和名:ハナナガモチノウオ(ベラ科 ホホスジモチノウオ属) 学名:Oxycheilinus celebicus (Bleeker, 1853) 英名:Celebes wrasse 分布:和歌山~西部太平洋 撮影日時:2024-10-27 撮影場所:マクタン(ヤス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) ガイドさんに教えられないと気づかないほど、小さな幼魚で、ミズタマサンゴの回りをふらふらと泳いでいました。 ブダイか何かだと思ったら、ネットで「ハナナガモチノウオ」の幼魚だと、教えてもらいました。 尾びれ基部の眼状斑の後ろの、白い弧が特徴だそう…
No.126 ブラッドスポット・ピグミーゴビー (Trimma haimassum)
和名:なし(ブラッドスポット・ピグミーゴビー) 学名:Trimma haimassum Winterbottom, 2011 英名:Blood-spot pygmygoby 分布:フィリピン・マレーシア・インドネシア等 撮影日時:2024-10-24 撮影場所:マクタン(ストローハット)7D(100)27107 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 両眼の周囲と間に、虫食い状の複雑な模様があるのと、眼の下に青(白)いラインがあること、そして、体に殆ど模様がないのが特徴です。 上の写真はかなり赤みが強い個体ですが、下のように(或いはそれ以…
No.125 アカスジウミタケハゼ (Pleurosicya micheli)
和名:アカスジウミタケハゼ(ウミショウブハゼ属) 学名:Pleurosicya micheli Fourmanoir, 1971 英名:Michel's ghost goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:24-10-25 撮影場所:マクタン(ストローハット) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) マクタン島北部のエンガニョという地域にある、ハゼの豊富なストローハットというポイントで撮影しました。 体の中心を赤い線が走り、その線が尾びれのところで下方に折れ曲がっているのが特徴です(『新版 日本のハゼ』による)。 色々なホスト(住…
No.124 ホソガラスハゼ (Trimma annosum)
和名:ホソガラスハゼ 学名:Bryaninops loki Larson, 1985 英名:Loki whip-goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-10-27 撮影場所:マクタン(ヤス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 普通のガラスハゼよりは、細身なので、ホソガラスハゼだと思うのですがここいらへんは、ガラスハゼ属の1種とかいうのがあふれていて、しかも海外なので、確信はありません。 教えてもらったときは、卵には気づきませんでしたし、ファインダーを覗いたときには、中の眼には気づきませんでした。 ---------…
このところ曇りや雨のスッキリしない空模様が続いている。雨の日が続くと、カメラ片手で写ん歩に行くモチベーションも上がらないので、ブログにアップする写真に苦労する。そんな時の愉しみの一つは、雨上がりに庭先の里芋の葉っぱ等の上に付いた水滴の煌めく世界を、カメラのマクロレンズを通して覗いて見ること。マクロレンズを通してファインダー越しに覗き見る世界は、自然の光と色が織りなす自然のアート、ファンタステックな夢の別世界を見るようです。里芋の葉っぱの上で煌めく水滴。✨キラキラ輝いて、自然の宝石箱を開けたよう!。まるで煌めく水滴の銀河のようです!。全てクロスフイルターモードで撮ってます。秋雨の続く鬱陶しい空模様をしばし忘れて・・スッキリ爽やかな清涼感を感じていただければ幸いです。葉っぱの上で煌めく水滴の銀河
続けさまに発生した、2つの台風に悩まされ、午前1本だけの日もありましたが、何とか毎日潜ることができました。 さてこの、ガマアンコウも、マクタンで見たかった魚の一つです。 といっても、ガマアンコウという和名の魚がいるわけではなく、ガマアンコウ科の1種ということです。 撮影日時:2024-10-25 撮影場所:マクタン(アクエリアスビーチ) 撮影器材:OM SYSTEM TG-7 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、上位まで上…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -モンハナシャコが組んずほぐれつ-
24日は海がさらに荒れて、ハウスリーフも潜れないということで、車でエンガニョという北部のポイントへ。 浅場で、面白いものを見ました。 2匹のモンハナシャコが、組んずほぐれつしていたのです。 最初は、色の濃い方(A)が薄い方(B)を背後から抱きかかえていたので、交尾かと思いましたが、やがてBの方が態勢を入れ替え、Aを押し倒しました。しばらくそのまま揉み合っているうちに、片方(A,Bどちらかは不明)が逃げ出しました。 これは、何をしていたのでしょう。巣穴の取り合いをしていたのでしょうか。 -------------------------------------------------------…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -カエルアンコウ属不明種-
台風がマニラの近くを通っており、セブ・マクタンもかなり影響を受けています。おかげで、昨日も今日も潜れたのは午前中の1本のみ。沖には白波が立っていました。 写真は、たぶん、カエルアンコウだと思うのですが、詳細は不明。浅場のうねりの中で、何とか撮影できました。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、上位まで上がったと思うと、また下がったりと、エレベータ状態です。引き続き、クリックして応援いただけると、有り難いです。 インスタグラ…
No.123 ペガススベニハゼ (Trimma annosum)
和名:ペガススベニハゼ 学名:Trimma annosum Winterbottom, 2003 英名: 分布: 撮影日時:2024-10-21 撮影場所:マクタン(マリンステーション) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ (フルサイズ160mm相当) 何度も書いていますが、さほど稀種でもないのに、縁のなかった魚というのはいるもので。 このペガスス(なぜかペガサスではない)ベニハゼも、その一つでした。 棚の上にいるのを、アクエリアスの衣さんが教えてくれて、岩の隙間からカメラを縦にして、何とか1枚だけストロボを当てることができました。 ----------------…
アロハ〜 お元気ですか 今日もブログにお越し頂きありがとうございます ランキング応援ありがとうございます にほんブログ村にほんブログ村 昨日は仕事の帰りに…
【ログ】マクタン10/21-10/27 -アーグスコメット-
セブ島の隣にある、マクタン島に来ています。 セブでダイビングというと、通常は、こちらを指します。 見たいと思っていた、アーグスコメットがいきなり登場。 タナバタウオの、南洋版です。 時間がないので、こんなところで失礼します。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、上位まで上がったと思うと、また下がったりと、エレベータ状態です。引き続き、クリックして応援いただけると、有り難いです。 インスタグラム、始めました。 https:/…
アロハ〜 お元気ですか 今日もブログにお越し頂きありがとうございます ランキング応援ありがとうございます にほんブログ村にほんブログ村 毎日少しづつ編ん…
No.122 ビッグスポット・ミニダートフィッシュ (Aioliops megastigma )
和名:なし(ビッグスポット・ミニダートフィッシュ) 学名:Aioliops megastigma Rennis et Hoese, 1987 英名:Bigspot minidartfish 分布:フィリピン・マレーシア・インドネシア 撮影日時:2019-12-10 撮影場所:マクタン(マッドヘヴン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ (フルサイズ160mm相当) フィリピン(マクタン島)とインドネシア(バリ島)で見ましたが、どちらでも泥地ポイントの奥まった窪みに、数匹から十数匹で群がってホバリングしていました。 かつては、オオメワラスボ科とされていましたが、最近の…
No.121 イトヒキインコハゼ (Exyrias akihito)
和名:イトヒキインコハゼ(インコハゼ属) 学名:Exyrias akihito Allen et Randall, 2005 英名:Akihito's goby 分布:八重山諸島~西部太平洋 撮影日時:2023-04-08 撮影場所:アニラオ(ダリラウト) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 撮影日時:2023-04-06 撮影場所:アニラオ(ダキエダ) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 このハゼは、日本では、一際有名です。 というのも、学名の種小名がakihitoとなっているように、海外の学者によって、著名なハゼ学者である平成上皇(名前が明仁)に対して、献名されているからです。 アニラオで…
No.120 アオイソハゼ (Eviota prasites)
和名:アオイソハゼ(イソハゼ属) 学名:Eviota prasites Jordan et Seale, 1906 英名:Hairfin dwarfgoby 分布:紀伊半島~中西部太平洋 撮影日時:2000-05-05 撮影場所:奄美南部(皆津崎) 撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ x 2倍テレコン アオイソハゼは、イソハゼ属の中でも普通種の方で、ほぼあらゆる環境で見られます。 半透明な体の中心部が赤くなっており、背骨の上を白い斑点が縦列しています。 また、体の上部に赤い小斑点、下部に白い斑点が散在しています。 よく似た種類にコジカイソハゼというのがいて、水中で見分けるのは殆ど不可能…
No.118 キンホシイソハゼ (Eviota storthynx)
和名:キンホシイソハゼ 学名:Eviota storthynx (Rofen, 1959) 英名:Storthynx dwarfgoby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-01 撮影場所:西表(天竺) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 撮影日時:2024-10-02 撮影場所:静浦(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 静浦には、キンホシイソハゼが、いっぱいいました。 泥地の、サンゴや転石の上にいるハゼなので、見か…
和名:カスリハゼ 学名:Mahidolia parvida (Tanaka, 1915) 英名:不明 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:20ゼ24-10-02 撮影場所:静浦(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 前のログにも書きましたが、静浦にはカスリハゼが大変多くいました。 ですが、どれもこれも、カメラを向けると引っ込むものばかり。 何とか鰭を広げてくれたのが、この個体くらいでした。 ----------------------------------------------------…
和名:ヨコスジイシモチ 学名:Apogonichthyoides sialis (Jordan et Thompson, 1914) 英名:Twinbar cardinalfish 分布:伊豆~フィリピン 撮影日時:2024-10-02 撮影場所:静浦(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 先日、西伊豆の静浦に行って来ました。 静浦というのは、伊豆半島の西側のつけ根あたりにあり、沼津市街から車で30分足らずのところのポイントです。 www.pdflymarina.com 自宅のある平塚からは、車…
アロハ〜 お元気ですか 今日もブログにお越し頂きありがとうございます ランキング応援ありがとうございます にほんブログ村にほんブログ村 先日、白金台にあ…
【ログ】セブ[6] 24/9/4-9/13 -スパングルド・シュリンプゴビー?-
和名:なし(スパングルド・シュリンプゴビー) 学名:Vanderhorstia dorsomacula Randall, 2007 英名:Spangled shrimpgoby / Dorsalspot shrimpgoby 分布:フィリピン・インドネシア・マレーシア 撮影日時:2024-09-07 撮影場所:セブ(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) スパングルド・シュリンプゴビーだと思うのですが、以前に撮ったものは背びれに目立つ黒斑があったのに対し、これには黒斑が全くありません。 kasurih…
No.118 タンザクハゼ (Oxymetopon compressus)
和名:タンザクハゼ 学名:Oxymetopon compressus Chan, 1966 英名:Robust ribbon goby 分布:南西諸島~中・西部太平洋 撮影日時:2024-09-08 撮影場所:セブ(小人リゾート前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +60マクロ (フルサイズ96mm相当) ブルーバード・リボンゴビー、セイルフィン・リボンゴビーなどと同じ、タンザクハゼ属の仲間で、2024/10/10現在、和名がついているのは、この種のみです。 和名がつく前は、英名のロバスト・リボンゴビーと呼ばれていました。 他のタンザクハゼ属と同じく、単独、ペア、或いは数匹の群…
【ログ】セブ[6] 24/9/4-9/13 -テーパーテール・シュリンプゴビー-
撮影日時:2024-09-11 撮影場所:セブ(小人リゾート前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 以前にも紹介した、テーパーテール・シュリンプゴビーです。 kasurihaze.hatenablog.com 前の写真は、背びれが完全に立っていませんでしたが、今回は背びれの立った写真を撮影することができました。 実は、下の写真の方が、第2背鰭まで綺麗に写っており、気に入っているのですが、こちらは、尾びれの前に、余計なものが写りこんでしまっています。 何とも残念! --------------------------…
No.117 ネイクト・ダートフィッシュ (Parioglossus nudus)
和名:なし(ネイクト・ダートフィッシュ) 学名:Parioglossus nudus Rennis et Hoese, 1985 英名:Naked Dartfish 分布:フィリピン~インドネシア 撮影日時:2024-09-11 撮影場所:セブ(小人リゾート前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ134mm相当) 日本には今のところおらず、和名はありません。 頭から背骨に沿って、オレンジの縦縞があり、その下に茶色の縦縞が並行して走っているのが特徴です。 このハゼが属するサツキハゼ属というのは、マングローブなどにいること…
No.116 フタスジハゼ (Ctenogobiops aurocingulus)
和名:フタスジハゼ 学名:Callogobius sclateri (Steindachner, 1879) 英名:Pacific goby 分布:高知~インド・太平洋 撮影日時:2024-09-12 撮影場所:セブ(RSC-N) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ109mm相当) オキナワハゼ属の1種らしく、頭部に隆起があり、鰭の棘も一本一本がピンと張り詰めて、荒々しい感じの姿かたちをしています。 大きな岩をガイドさんが持ち上げた下に、隠れていました。 体が小さくて動きが速く、しかも周囲の環境に溶け込んだ色をしている…
No.115 オビシノビハゼ (Ctenogobiops aurocingulus)
和名:オビシノビハゼ 学名:Ctenogobiops aurocingulus (Herre, 1935) 英名:Gold-streaked prawn-goby 分布:奄美諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-09-10 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 少し泥の混じった、がれ場や砂地に棲息し、エビと共生します。 頬に黄色い車線があるところは、ホオスジシノビハゼに似ていますが、これに加えて、腹部に黄色い数本の横帯があるのが特徴です。 稀種というほどではありませんが、シノビハゼ属の…