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先日降った雪が、庭先でまだ融け残って朝日に煌めいていたのでマクロレンズで撮ってみた。庭のパンジーの花をバックにマクロレンズで覗いて見ると・・朝日に照らされて融けてゆく雪の形が、いろんな動物などの氷の彫刻のように見えてきて、想像すると楽しかった。こぐまちゃん?。氷のテディベア?。雪の中から顔をだしたワンちゃん?。恐竜??。人の顔のように見える?!雪と光の織りなす楽しい自然のアートでした♪。雪と光の自然のアート
リンクを張らして頂いている、「ひだまり」のオードリーさんより、SOさんの焼き菓子を頂戴しました。お心遣いありがとうございます。息子が帰宅した時に一緒におやつタイムで頂きます。母は、無事に次の施設に入所しました。しばらくバタバタしますので、コメント欄は閉めたままで失礼します。にほんブログ村...
No.083 ヤノスソビキハゼ (Vanderhorstia papilio)
和名:ヤノスソビキハゼ 学名:Vanderhorstia papilio Shibukawa et Suzuki, 2004 英名:Butterfly shrimpgoby 分布:屋久島~インドネシア、オーストラリア 撮影日時:2019-04-21 撮影場所:セブ(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII+ 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 泥地に棲む、共生ハゼです。 体側に4個の鞍状班があり、黄色の斑点が点在しています。 日本では35m以深と、かなり深場にいますが、セブやバリでは、20mほどのところで見ることができます。 学名の種小名のpapilioは、蝶…
No.082 ヤツシハゼ (Vanderhorstia phaeostictus)
和名:ヤツシハゼ 学名:Vanderhorstia phaeostictus (Randall, Shao et Chen, 2007) 英名:Yellowfoot shrimpgoby 分布:伊豆半島・伊豆諸島~ミクロネシア・インドネシア・マレーシア 撮影日時:2023-06-20[2]7D(17-70T14W)7504-1080 撮影場所:石垣(ボールキャベツ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ200mm相当) クサハゼと同じく、広範囲に棲息し、綺麗な砂地から泥地まで、様々な環境に棲むことができます。 上の写真が雄で、…
No.081 ムーンスポッテッド・シュリンプゴビー (Vanderhorstia nannai)
和名:なし(ムーンスポッテッド・シュリンプゴビー) 学名:Vanderhorstia nannai Winterbottom, Iwata et Kozawa, 2005 英名:Moon-spotted shrimp goby 分布:フィリピン 撮影日時:2019-04-23 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 水深10mくらいまでの、浅い泥地で、ホバリングしています。 ヤツシハゼ属のハゼとしては、結構小型です。 エビと共生しますが、エビの姿は見たことがありません。 インドネシアにもいるようですが、…
なぜか、真夜中になると野菜を撮りたくなる。 野菜には、真夜中が似合うような気がする。 そんな真夜中に撮った野菜たちの写真集。 キャベツ、ブロッコリー、タマネギ、 トマト、そしてパプリカ・・・。 真夜…
No.080 マスダヤツシハゼ (Vanderhorstia wayag)
和名:マスダヤツシハゼ 学名:Vanderhorstia wayag Allen et Erdmann, 2012 英名:Wayag shrimpgoby 分布:沖縄~インドネシア・マレーシア 撮影日時:2022-08-05 撮影場所:石垣(竹富島南ゴビーパラダイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 旧版の『決定版 日本のハゼ』には、ヤツシハゼ属の1種-1として掲載されていましたが、2012年に学名が、そして2015年に和名がついたようです。 https://core.ac.uk/download/pdf/154339999.pd…
No.079 マジェスティック・シュリンプゴビー (Vanderhorstia nobilis)
和名:なし(マジェスティック・シュリンプゴビー) 学名: Vanderhorstia nobilis Allen & Randall, 2006 英名:Majestic shrimpgoby 分布:沖縄・奄美~マレーシア・インドネシア 撮影日時:2023-01-31 撮影場所:ムンジャンガン(タンジュン・バトゥ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン 撮影日時:2018-12-12 撮影場所:アニラオ(ロナルドガーデン左) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII+ 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 上の写真がオス、下がメス…
No.078 ヒレナガハゼ (Vanderhorstia fulvopelvis)
和名:ヒレナガハゼ 学名:Vanderhorstia macropteryx Frantz, 1910 英名:Bigfin Shrimpgoby 分布:千葉県~長崎県 撮影日時:2002-10-13 撮影場所:三保 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 泥地に棲む、かなり体長の大きなハゼで、現在のところ、日本国内からしか発見されていない、日本固有種です。 特に、静岡県の熱海、土肥、三保などから、観察例が多くあります。 学名の"macro"は、「大きな」、"pteryx"は「翼」を意味するそうなので、背鰭か尾鰭が大きいことから、この学名になったものと思われます。 上…
No.077 ヒメヤツシハゼ (Vanderhorstia fulvopelvis)
和名:ヒメヤツシハゼ 学名:Vanderhorstia fulvopelvis Suzuki et Chen, 2014 英名:Bigfin Shrimpgoby 分布:奄美~八重山、パラオ 撮影日時:2022-08-08[2] 撮影場所:石垣(ボールキャベツ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 18-135ズーム (フルサイズ200mm相当) ヤツシハゼによく似ており、撮影したときも、てっきりヤツシハゼだと思っていたが、よく見ると、体側の模様が違っている。 最初は、下の写真のように、2ペアが近くにいるという、珍しいパターンだった。 このボールキャベツというポイントは、深いと…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-05[2]アンダーウォーター・ケーブ
もう半年も前のダイビングですが、このときのログだけ、書きかけになっており、収まりが悪いので挙げておきます。 最終日、ムンジャンガン島の2本目は、アンダーウォーター・ケーブ。 ケーブといっても、洞窟というほどではなく、大きな割れ目の中に入り込んでのダイビングです。 オヨギベニハゼ このポイントでは、このオヨギベニハゼと、後述のフォークテイル・ピグミーゴビーが、シロガヤの中で群れ泳いでいます。 といっても、完全に混泳しているわけではなくて、ちょっと場所を変えて棲み分けている感じだったような…。 フォークテイル・ピグミーゴビー オヨギベニハゼは、日本にもいますが、このフォークテイルは、外国産です。 …
No.076 ビッグフィン・シュリンプゴビー (Vanderhorstia sp.)
和名:ビッグフィン・シュリンプゴビー 学名:Vanderhorstia sp. 英名:Bigfin Shrimpgoby 分布:フィリピン、西伊豆土肥 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) このハゼに限りませんが、かなりドロドロで手をつくこともできず、1m先も見えないような泥地に、こんな美しい模様をしたハゼが棲んでいるのが、不思議でなりません。 フィリピンでしか見られませんでしたが、なぜか突然、2022年に、西伊豆の土肥に出現しました。 英名のビッグフィンは、恐らくそ…
No.075 テイパーテール・シュリンプゴビー (Vanderhorstia attenuata)
和名:ヤツシハゼ属の1種-10(『新版 日本のハゼ』P542) 学名:Vanderhorstia attenuata Randall, 2007 英名:Tapertail shrimpgoby (テイパーテール・シュリンプゴビー) 分布:沖縄~マレーシア・インドネシア 撮影日時:2023-01-31 撮影場所:ムンジャンガン(タイガン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ200mm相当) スパングルド・シュリンプゴビーと同様に、日本からの正式な標本の記録はなく、和名はまだありません。 但し、西表などで、生態写真が撮られており…
西表のログ、ラストになります。 ハゴロモハゼ(嬉しさ度:★★★★★) このハゼを撮るために、日程を決めた、今回の本命でした。ただ、一番の狙いだった、婚姻色は、残念ながら撮れませんでした。また機会があれば、再挑戦したいと思います。 サキンハゼ(嬉しさ度:★★★★☆) 最近、名前のついたハゼです。ハゼ自体は何の変哲もない外見ですが、マングローブの葉の上に卵を産みつけ、稚魚が産まれるまで保護するという、珍しい習性を持っています。 下の写真は、卵のアップ。眼が見えているものも。 ヒメダテハゼ(嬉しさ度:★★★★☆) 大人しかったハゴロモハゼと違い、こちらは雄が、積極的に鰭を広げて、雌に求愛をしてくれて…
No.073 ツバメクサハゼ (Vanderhorstia steelei)
和名:ツバメクサハゼ 学名:Vanderhorstia steelei Randall et Munday, 2008 英名:特になし 分布:伊豆~インドネシア・マレーシア 撮影日時:2018-12-12 撮影場所:アニラオ(ロナルドガーデン左) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 2008年に学名がついた、比較的最近になって知られたハゼです。 体側に、黄色の横線が多数あるのと、この写真ではわかりにくいですが、尾鰭の先端が、二股になって尖っているのが特徴です。 『新版 日本のハゼ』によれば、和名は、尾鰭が燕尾型になっているところに基づい…
No.073 スパングルド・シュリンプゴビー(Vanderhorstia dorsomacula)
和名:スパングルド・シュリンプゴビー 学名:Vanderhorstia dorsomacula Randall, 2007 英名:Spangled shrimpgoby / Dorsalspot shrimpgoby, 分布:フィリピン・インドネシア・マレーシア 撮影日時:2019-04-21 撮影場所:セブ(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 日本からの正式な標本の記録はなく、和名はまだありません。 但し、静岡、和歌山、西表などで、生態写真が撮られており、『新版 日本のハゼ』にも、「ヤツシハゼ属の1種-9(P541…
帰宅してから、1ヵ月が経過してしまいましたが、西表のダイビングログの続きです。 今稿は、小型ハゼ編。 アカテンコバンハゼ。嬉しさ度:★★★★★。 比較的、撮りやすいサンゴにいてくれました。何度も挑戦して、眼の写っていない写真を量産したハゼだけに、嬉しかったです。 アイコバンハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 上の、アカテンコバンハゼの棲んでいたサンゴと、すぐ近くのサンゴにいて、あっちを撮ったりこっちを撮ったりと、タンク1本の殆どを、この2種で費やしました。 イチモンジコバンハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 真っ黒なハゼで、ヒゲが見えないので、たぶんこの種ではないかと。幼魚は、可愛いので有名ですが、成魚を…
No.072 シマオリハゼ (Vanderhorstia ambanoro)
和名:シマオリハゼ 学名:Vanderhorstia ambanoro (Fourmanoir, 1957) 英名:Ambanoro prawn-goby 分布:伊豆~インドネシア 撮影日時:2019-12-10 撮影場所:マクタン(マッドヘヴン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 泥地に棲むことが多いですが、それなりに融通が効くらしく、さらさらの砂地に近いところに棲んでいる場合もあります。 ヤツシハゼ属の中では、よく見かける普通種で、慣れた人には撮影してもらえないくらいです。 近寄ってもあまり引っ込まず、かえってふらふらと巣穴から出…
No.071 クロエリカノコハゼ (Vanderhorstia hiramatsui)
和名:クロエリカノコハゼ 学名:Vanderhorstia hiramatsui Iwata, Shibukawa et Ohnishi, 2007 英名:不明 分布:伊豆諸島、高知県 撮影日時:2002-10-01撮影場所:柏島(ひょっとして勤崎)撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 撮影した2002年当時は、まだ和名も学名もなく、柏島では、「モンナシキラキラハゼ」という通称で呼ばれていました。 『初版 日本のハゼ』(2004年発行)には、「ヤツシハゼ属の1種-5」として紹介されています。 この写真も、キザクラハゼと同じく、ドイツの海洋生物データベースに掲載され…
今回は、前半を石垣島、後半を西表島で潜ってきました。 しかしながら、石垣と西表は船で1時間足らずの距離とはいえ、一度、荷造りをして、20kg以上ある荷物を2個持ってフェリーに乗るのは、かなり大変でした。 おかげで、すっかりバテてしまい、西表の最終日のダイビングはできませんでした。 西表の宿は、さわやか荘さん。 www.sawayakasou.com お世話になったダイビングサービスは、遊びなーら(あしびなーら)さん。 小笠原と西表で修業後、近年独立。 海の生物全般に詳しく、勉強熱心なガイドさんでした。 ashibina-ra.com ログは、まずハゼ以外の魚から。 今回は、魚以外の生物には、殆…
No.070 クサハゼ (Vanderhorstia sp.)
和名:クサハゼ 学名:Vanderhorstia sp. 英名:不明 分布:千葉・伊豆~インドネシア 撮影日時:2000-07-02 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 温帯の伊豆から、熱帯のインドネシアにわたる、広い地域に分布します。 また、手がめり込むような泥地から、慶良間の砂と泥が混じったような比較的清浄な底質にも棲んでおり、非常に多種多様な環境に適応したハゼであると言えます。 かつては、学名 Vanderhorstia mertensi とされ、これにちなんで英名Mertens' prawn-goby とされていましたが、この種…
No.069 キザクラハゼ (Vanderhorstia kizakura)
和名:キザクラハゼ学名:Vanderhorstia kizakura Iwata, Shibukawa et Ohnishi, 2007英名:とくになし分布:伊豆大島~沖縄 撮影日時:2001-10-20 撮影場所:柏島(勤崎) 撮影器材: Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン x 1.4倍テレコン 『新版 日本のハゼ』には、棲息水深45m以深とありますが、柏島で、35mから40mくらいのところで撮影したと、ログブックにあります。 和名・学名がついたのは2007年で、初版の『日本のハゼ』では、「ヤツシハゼ属の1種」と呼ばれており、撮影した当時も、ヤツシハゼspと呼ばれていました…
【ログ】石垣 23/06/18~6/22(5) その他ハゼ編
今回は、これまで紹介して来た小型ハゼ以外の、共生ハゼ・浮遊系ハゼ、匍匐型ハゼを、まとめて紹介します。 登場は、撮影できて嬉しかった順です。 トンガリハゼ属の1種-1。嬉しさ度:★★★★☆。 ポイント:サンドテラス 初撮影ではありませんが、しっかり鰭を開いている上に、オレンジの斑点の色が綺麗に出ているので、写真としてはかなり満足しています。 ゼブラハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 ポイント:ゼブランド 見たいとリクエストでお願いしたハゼです。このポイントは、ゼブランドというその名の通り、ゼブラハゼがわんさか群れているポイントでした。 背鰭を開いている写真を、何とか撮りたかったのですが、残念。 アカハ…
No.068 (通称) ミナミヤジリハゼ (Tomiyamichthys sp.)
和名:なし(仮称:ミナミヤジリハゼ) 学名:Tomiyamichthys sp. 英名:不明 分布:南西諸島~インドネシア 撮影日時1999-08-13 撮影場所:西表(比内ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン ずいぶん前から、日本にいることは知られていましたが、まだ和名がつきません。 ヤジリハゼに似ているということで、ネットなどでは、ミナミヤジリハゼという通称で呼ばれていることが多いようです。 『初版 日本のハゼ』では、ヤツシハゼ属の1種とされていましたが、『新版 日本のハゼ』では、ヤジリハゼがオニハゼ属に帰属したのと同じく、こちらも、オニハゼ属に改められ…
前のブログでは、イソハゼを紹介しました。 kasurihaze.hatenablog.com 今回は、イソハゼ以外の小型ハゼたちです。 撮影できて、嬉しかった順になっています。嬉しさ度は、★★★★★が最高。 シマイソハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 シマイソハゼ属のハゼは、あまり写真に撮っていなかったので、ガイドさんにお願いしていた種でもあります。 (通称)ホムラダマシ。嬉しさ度:★★★★☆。 『新版 日本のハゼ』には、ハゼ科の1種-14(P486)として、紹介されています。 和名も学名もまだなく、ホムラハゼに似ているところから、ホムラモドキとかホムラダマシとか呼ばれています。 このホムラダマシは…
No.067 アオスジヤツシハゼ (Vanderhorstia cyanolineata)
和名:アオスジヤツシハゼ 学名:Vanderhorstia cyanolineata Suzuki et Chen, 2013 英名:不明 分布:沖縄~パラオ・インドネシア 撮影日時:2020-03-03 撮影場所:ムンジャンガン(グラスハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロx 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 新種として記載されたのが、2013年ですから、つい最近です。 和名の由来は、(恐らく)下半身に青い筋が入っているところから。 ヤツシハゼ属の仲間としては珍しく、ほぼ常時、ホバリングしています。 しかしながら、定まった巣穴があって、エビと共生…
石垣は、がれ場が多く、小さなハゼ、特にイソハゼが豊富にいました。シズクイソハゼという種を、最も撮りたかったのですが、残念ながら、見つけることができませんでした。 イソハゼは、よく似た模様のものが多くて、同定が間違っているものも多いかと思いますが、専門家に聞くと時間がかかり過ぎるため、間違いが判明したら、後日修正していきます。 撮影できて、嬉かしった順になっています。嬉しさ度は、★★★★★が最高。 スミツキイソハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 初撮影なので、結構嬉しい筈なのですが、撮影したときは、この種だとは全然気づいていなかったので(老眼でよく見えていない)、少し嬉しさが落ちます。 雄は、背鰭が長…
No.066 ハラマキハゼ (Psilogobius prolatus )
和名:ハラマキハゼ 学名:Psilogobius prolatus Watson et Lachner, 1985 英名:Longjaw shrimpgoby 分布:沖縄~インドネシア(マリアナ諸島、インド洋等?) 撮影日時:1998-03-23 撮影場所:慶良間(阿護の浦) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 3種しかいないハラマキハゼ属という、かなりレアな属のハゼで、日本近海では、この種しか見られません。 名前の由来は、胴体の横縞が、ハラマキのように見えることから来たものでしょう。 沖縄などでは、比較的よく見られますが、人気があってリクエストされるというハゼでは…
No.065 ハゴロモハゼ (Myersina macrostoma)
和名:ハゴロモハゼ 学名:Myersina macrostoma Herre, 1934 英名:Bigmouth shrimpgoby 分布:沖縄~フィリピン・インドネシア 撮影日時:2023-06-27 撮影場所:西表(ナダラ川入口) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ115mm相当) 2023年6月の西表で、初めて、ハゴロモハゼを撮影することができました。 美しいことで有名なハゼですが、河川が海に注ぐ河口域の、水深2mより浅いところに生息しているため、通常のダイビングでは、まず見られません。 しかも、観察・撮影には、次の…
【ログ】石垣 23/06/18~6/22(2) ハゼ以外小型魚類編
石垣島のログ第2弾。ハゼ以外の、小型の魚類編です。 今回は、カエルウオ(イソギンポ科)が結構多かったですね。これは、タテガミカエルウオの幼魚。もう少し大きくなると、体色が黒っぽくなって、あまり可愛くなくなってしまいます。 人気の、モンツキカエルウオ。巣穴の向きが斜めで、真正面から撮れなかったのが残念。全身を出していたところも撮ったのですが、遠くて光量の足りない証拠写真になってしまいました。 本当なら、黄色か黒のはずなので、確証はありませんが、インドカエルウオの幼魚っぽいです。 フタイロカエルウオ。上半身は黒ですが、下半身は黄色という2色(ふたいろ)です。穴の外に出ていたときに、撮影できなくて残…
No.064 ミホノハゴロモハゼ近似種3 (Myersina sp.)
和名:なし (仮称:ミホノハゴロモハゼ近似種3) 学名:なし (Myersina sp.) 英名:不明 分布:フィリピン~インドネシア 撮影日時:2023-01-30[1] 撮影場所:ムンジャンガン(グラスハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ200mm相当) バリのログでも紹介した、ミホノハゴロモハゼ近似種3です。 No.63で紹介したマーメイドゴビーに、非常によく似た種で、マーメイドとの大きな違いは、背鰭が尖っていないところ。 セブでも見たのですが、そのときは、穴の中に後半身を入れており、3分待っても、結局、全身を…
No.062 ブラックスピア・シュリンプゴビー (Myersina lachneri)
和名:なし(日本にはいない) 学名:Myersina lachneri Hoese et Lubbock, 1982 英名:Black-spear shrimpgoby (ブラックスピア・シュリンプゴビー ) 分布:香港~フィリピン・マレーシア・インドネシア 撮影日時:2019-04-19 撮影場所:セブ(RSN) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII+ 60マクロ (フルサイズ96mm相当) ハゴロモハゼ属のハゼで、巣穴の上で、縦になってホバリングしています。 かなり臆病で、不用意な近づき方をすると、尾鰭から、スルッと巣穴に入ってしまいます。 そのせいもあって、エビと共生しているは…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-05[1] ガーデンイール・インサイド
バリのダイビングも、いよいよ最終日。 satomimantarey.com 前日までは、客が私一人だったのですが、この日は、バリ島内を旅行しながら、リモートで仕事をしているという人が参加し、ムンジャンガン島に行くことに。 ですが、ダイビングの傾向が違うということで、有り難いことに、マンツーマンでガイドをつけていただきました。 1本目は、ガーデンイール・インサイドというポイントへ。 横帯が、背鰭の基点よりも前方にあることから、『新版 日本のハゼ』にある、ガラスハゼ属の1種-1ではないかと思われます。 ウミショウブハゼ属の1種-2ではないかと思いますが、これも未確定。背鰭を全く広げてくれなかったの…
No.061 クロオビハゼ (Myersina nigrivirgata)
和名:クロオビハゼ 学名:Myersina nigrivirgata Akihito et Meguro, 1983 英名:Black-line shrimp-goby (ブラックライン・シュリンプゴビー) 分布:沖縄~西部太平洋 撮影日時:2022-08-077D(100) 撮影場所:石垣(伊土名ボールキャベツ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) ここからは、ハゴロモハゼ属 (Myersina) と呼ばれる、ハゼの仲間です(イトヒキハゼについては後述)。 ハゴロモハゼ属に共通する性質としては、泥地でエビと共生し、ホバリングしていま…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-04[2]パールハウス
パールハウスというのは、かつて、真珠の養殖場があったところだそうです。 フタホシホシハゼ(Asterropteryx bipunctata)。 それほど稀種というわけではないのに、なぜか前回見損ねて、今回は、是非とも見たかったハゼです。ホシハゼ属にしては、かなり大型で、ホシハゼの倍くらいあります。一見地味ですが、写真に撮ると、こうして美しい模様をしています。もう少し背鰭を立ててくれると、嬉しかったのですが。 ヒレフリサンカクハゼ(Fusigobius signipinnis)。 がれ場の普通種。その名の通り、背鰭を立てたり倒したり、ピコピコと振ります。ちなみに、近似種で同じような動きをするハゼ…
No.060 ヤシャハゼ (Stonogobiops yasha)
和名:ヤシャハゼ 学名:Stonogobiops yasha Yoshino et Shimada, 2001 英名:Orange-striped shrimpgoby(オレンジストライプド・シュリンプゴビー) 分布:日本の太平洋岸、稀に西部太平洋 撮影日時:2018-07-24 撮影場所:慶良間(安室東) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII+ 60マクロ (フルサイズ96mm相当) ネジリンボウ属は、どれも人気がありますが、中でも人気が高いのが、このヤシャハゼでしょう。 白い清浄な砂地を好み、原則的に、紅白のコトブキテッポウエビのみと共生します。 体に、他の種のような黒い横縞模様…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-04[1] タイガン
前回、ウエイトベルトのトラブルで、あまり落ち着いて撮影できなかったタイガンに、再挑戦。ちなみに、そのとき、リークチェック用の、ポンプの蓋を閉めなかったため、ハウジングの中に水滴がついていたという話をしました(下記リンク)。カメラは特に問題なく動作したため、日本に帰ってからも放置しておいたのですが、どうやらそれが原因で、レバーが塩噛みし、4月のアニラオでハウジングが使えないという羽目に陥りました。 kasurihaze.hatenablog.com アサバノホオカギハゼ(Ancistrogobius yanoi)です。 ホオカギハゼ属は、4種が知られていますが、これまで、イトカケホオカギハゼとウ…
No.058 ヒレナガネジリンボウ (Stonogobiops nematodes)
和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:伊豆~西部太平洋 撮影日時:2019-08-19 撮影場所:阿嘉(安室東) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) ずいぶん前から、存在が知られていましたが、学名だけで、なかなか和名がつかず、ヒレナガネジリンボウとか、ハタタテネジリンボウ とかいう仮称で、呼ばれていました。ダイバーはヒレナガ、アクアリストはハタタテと呼んでいたことが、多かったような気…
No.057 キツネメネジリンボウ (Stonogobiops pentafasciata)
和名:キツネメネジリンボウ 学名:Stonogobiops pentafasciata Iwata & Hirata, 1994 英名:なし(日本固有種のため) 分布:伊豆(大瀬崎・富戸)~奄美大島 撮影日時:2002-10-03 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 高知県柏島で発見され、学名と和名のついた、日本固有の共生ハゼです。 www.jstage.jst.go.jp 大瀬崎にもいるというので、川奈で探して、ハチマキダテハゼを見つけ、「キツネメネジリンボウがいた!」と、大騒ぎしたことを、よく覚えています(似てます…よね?)。 尚、…
2本目は、V4へ。日本で言えば、4番ブイというところです。 このダイビングは、あまり印象に残っていません。ハゼより、ミラクルトリプルフィンという、ヘビギンポとか、 カブラヤテンジクダイとかが、印象的でした。 カエルウオの1種、バンダブレニー。魚よりも、バックのホヤ(?)のインパクトが強いです。 クジャクベラだと思います。バックは綺麗ですが、鰭を広げるまで、待つだけの粘りがありませんでした。 カミソリウオ。これも、鰭を広げてくれませんでした。 セボシウミタケハゼ(?)。 ハタタテサンカクハゼ。 メガネベニハゼ。 チョウチョウコショウダイの幼魚。動きが面白くて、カメラより、ビデオ向きの被写体です。…
No.56 ネジリンボウ (Stonogobiops xanthorhinica)
和名:ネジリンボウ 学名:Stonogobiops xanthorhinica Hoese et Randall, 1982 英名:Yellownose prawn-goby 分布:伊豆~西部太平洋、ミクロネシア 撮影日時:2002-10-04 撮影場所:柏島(後浜4) 撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ x 1.4倍テレコン ねじりんぼう(捩りん棒)というのは、魚の名前にしては、ちょっと変わっていますが、元は、棒状にねじって作った、飴のことを言うそうです。体側の黒い斜めの縞模様を、ねじれ模様に見立てて名付けられたものですが、実際には、この縞模様は左右対象になっていて、ねじれてはいませ…
今回は、潜る前日にハウジングの不具合が判明し、せっかく持っていったEOS7D MarkIIを、全く使うことができませんでした。 幸い、TG-4を、裸で持って行っていたところへ、ヴィラマグダレナのオーナーが、ハウジングだけ貸して下さったので、写真を撮ることができました。 divemagdalena.com ただ、いつもの一眼に慣れていると、TG-4だと、なかなかピントが合わず、しかも老眼で、液晶画面の細かいところが殆ど見えないため、ピンぼけになっているかどうかも、わからない有様です。 というわけで、自戒を込めて、量産したピンぼけ写真を、一挙公開。 まずは、暗がりで宙に浮いていて、一眼でも難しいア…