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和名:アカハチハゼ 学名:Valenciennea strigata (Broussonet, 1782) 英名:Blueband goby 分布:千葉~インド・太平洋 撮影日時:2024/08/08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ(フルサイズ160mm相当) 川奈のビーチに、アカハチハゼの幼魚がいました。 以前に紹介した成魚の写真(西表)と比較して、胴体が黒ずんでおり、顔の色もオレンジが濃くなっています。 これが個体差なのか、幼魚の特徴なのかはわかりませんが、少なくとも過去にはこれほどオレンジの濃い個体は見たことがありません。 元々、…
和名:ネジリンボウ 学名:Stonogobiops xanthorhinica Hoese et Randall, 1982 英名:Yellownose prawn-goby 分布:千葉~沖縄 和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-08-08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) どちらも、川奈ビーチの、同じ場所に棲ん…
No.102 ミツボシガラスハゼ (Minysicia caudimaculata)
和名:ミツボシガラスハゼ 学名:Minysicia caudimaculata Larson, 2002 英名:Blackspot minigoby 分布:奄美~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-01 撮影場所:西表(天竺) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ (フルサイズ160mm相当) ガラスハゼという名前がついていますが、ガラスハゼ属ではなく、ミツボシガラスハゼ属という、新しく作られた属に属しています。 砂泥地の、サンゴやヤギ、海藻などに寄り添って遊泳しており、人があまり近づくと、下の写真のように着地します。 撮影日時:2022-10-03 撮影場所:…
No.101 ナデシコイソハゼ (Eviota nigrispina)
和名:ナデシコイソハゼ 学名:Eviota nigrispina Greenfield et Suzuki, 2010 英名:Blackspine dwarfgoby 分布:奄美~西部太平洋 撮影日時:2024-07-01 撮影場所:西表(天竺) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 『旧版 日本のハゼ』ではまだ和名も学名もなく、「イソハゼ属の1種2」とされていましたが、2010年に和名と学名がつき、『新版 日本のハゼ』でも紹介されています。 上の写真は、西表の「天竺」という、テンジクダイの多いポイントで撮ったものです。 最大水深が8m…
和名:ヒメダテハゼ 学名:Amblyeleotris steinitzi (Klausewitz, 1974) 英名:Steinitz' prawn-goby 分布:伊豆諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-0 撮影場所:西表(奥ヒナイ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム(フルサイズ235mm相当) このときは、まだ見たことのないゼータサルハゼというハゼを探して、水深20mくらいの砂泥地を泳ぎ回ったのですが、残念ながら見つからず。 しばらく探した後、水深10mまで上がって、テングギンポハゼというハゼを探したのですが、こちらも見つからず。 た…
No.099 アオギハゼ (Trimma caudomaculatum)
和名:アオギハゼ 学名:Trimma caudomaculatum Yoshino et Araga, 1975 英名:Blotch-tailed pygmygoby 分布:伊豆諸島~インド・西太平洋 撮影日時:2024-07-03 撮影場所:西表(外離れ南) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン (フルサイズ134mm相当) オーバーハングになった暗がりに、数匹から十数匹が、頭をこちらに向け、腹を上に向けた状態で、群がっています。 上を仰いでいるようにしているから、「仰ぎハゼ」です。 常に暗がりの出口に頭を向けており、近づくとそのまま下がって行…
No.098 ハタタテサンカクハゼ (Fusigobius inframaculatus)
和名:ハタタテサンカクハゼ 学名:Fusigobius inframaculatus (Randall, 1994) 英名:Innerspotted sandgoby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-02 撮影場所:西表(モンスターハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 西表西部の、水底に亀がよくいるという根があるポイントで撮影した、ハタタテサンカクハゼです。 サンゴのがれ場や砂地の、大きな岩や根の陰に潜んでいることが多く、あまりそこから出歩きません。 また、単独でいることが多…
No.097 サキンハゼ (Hazeus ammophilus) -「せんせい」に乗ってきた-
和名:サキンハゼ 学名:Hazeus ammophilus Allen et Erdmann, 2021 英名:不明 分布:奄美~沖縄 撮影日時:24-06-30 撮影場所:西表(比内ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 去年、西表に来たときにも教えてもらった、サキンハゼです。 卵をマングローブなどの葉の上に産みつけ、それを保護するという、珍しい生態を持っています(上のリンクから卵のアップが見られます)。 2021年に新種記載されて学名がつき、2022年に和名がつきました。 ただ本種は、かつては、…
【ログ】西表 24/6/28-7/5 -オイランハゼの喧嘩-
和名:オイランハゼ 学名:Cryptocentrus melanopus (Bleeker, 1860) 英名:不明 分布:奄美諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(船浦ゴビーズ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ100mm相当) 去年に引き続き、オイランハゼの求愛を狙って、船浦の浅い泥地に潜りました。 またも、求愛は空振りだったのですが、今回は、喧嘩を見ることができました。 隣り合った巣穴のオス同士が、ヒレを目一杯広げて、体の大きさを見せ合いっこしていました。 ashibina-ra.com 興味深かったの…
No.096 アオベニハゼ (Trimma maiandros)
和名:アオベニハゼ 学名:Trimma maiandros Hoese, Winterbottom et Reader, 2011 英名:Zigzag pygmygoby 分布:八丈島~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(鳩間北西) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム西表(光の宮殿) (フルサイズ235mm相当) 2011年と、かなり最近になって、学名がついたハゼです。 『旧版 日本のハゼ』では、「ベニハゼ属の1種-2」とされていましたが、2013年に和名がついたらしく、アオベニハゼとなりました。 小さなベニハゼ属の中でも、…
和名:クツワハゼ 学名:Istigobius campbelli (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Pugnose goby 分布:千葉~沖縄、香港(稀にインドネシア) 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ104mm相当) ベラギンポの砂地から帰る途中、水深5mくらいを泳いでいたら、1mほど下の海底で、クツワハゼが、縄張り争いをしているのを見かけました。 2匹が体を平行にし、下の写真のように、相手の回りを互いにぐるぐると回りながら、ひれをすべて広…
和名:オニハゼ 学名:Tomiyamichthys oni (Tomiyama, 1936) 英名:Monster shrimpgoby 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2024-06-12[1] 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ220mm相当) ジェスターの鬼頭さんにガイドして貰って、久々にオニハゼに会うことができました。 川奈のビーチには、さまざまな共生ハゼが棲んでいますが、一年中見られるのは、多い順に、クサハゼ、ダテハゼ、カスリハゼ、イトヒキハゼ、そしてこのオニハゼの5種くらいです。 中で…
和名:セホシサンカクハゼ 学名:Fusigobius duospilus Hoese et Reader, 1985 英名:Barenape goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 砂地から、岩場に少し上がったところで、セホシサンカクハゼを教えてもらいました。 伊豆にもいるようですが、どちらかと言えば、南方のサンゴ礁の白い砂地で見かけることの多いハゼです。 背びれに、1本の垂線と、その後ろに黒斑があるのが特徴です。 また、サンカクハ…
和名:イチモンジハゼ 学名:Trimma grammistes (Tomiyama, 1936) 英名:Black-striped pygmygoby 分布:千葉~台湾 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ235mm相当) ビーチの壁際に、ガイドの鬼頭さんがアカイソハゼを見つけてくれたのですが、それを撮影している時に見つけました。 本種が所属するベニハゼ属(Trimma)は、派手な色模様をして、南のサンゴ礁に棲むことが多いのですが、本種はもっぱら日本近海に棲み、模様も何となく地味な感…
No.093 スミレハナハゼ (Ptereleotris uroditaenia)
和名:スミレハナハゼ 学名:Ptereleotris uroditaenia Randall et Hoese, 1985 英名:Flagtail dartfish 分布:南西諸島~西太平洋 撮影日時:2024-04-20 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ160mm相当) かつては、英名の通り、フラッグテール・ダートフィッシュとかフラッグテール・ダートゴビーとか呼ばれており、比較的最近(2015)、和名がついた魚です。 和名の由来は、尾鰭の黄色と両脇の黒の模様を、三色スミレに見立てたも…
No.092 ケショウハゼ (Oplopomus oplopomus)
和名:ケショウハゼ 学名:Oplopomus oplopomus (Valenciennes, 1837) 英名:Spinecheek goby 分布:南西諸島~インドネシア 撮影日時:2024-04-22 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ91mm相当) この種ともう1種しか所属しない、ケショウハゼ属という属のハゼです。 普段は、巣穴近くの泥地に着底しており、時折わずかに浮き上がっては、海底を滑るように移動します。 着底時と移動中は、第1背びれを閉じており、停止する瞬間にのみ、開きます。 その…
川奈で、最も数が多いと思われるハゼが、このクサハゼです。 理由の一つは、泥地でもサンゴ礁の綺麗な砂地でも棲める、その柔軟性にあるように思われます。 今回は見ることができませんでしたが、人がいない時には、すべてのひれを広げて、美しい姿のホバリングを見せてくれます。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、…
撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 南方では珍しくない、カタボシオオモンハゼですが、これまでは分布が伊豆諸島以南だったのが、最近では伊豆半島でも珍しくなくなってきたようです。 これも、温暖化の影響だと思われます。 オオモンハゼ属の特徴は、目の下に黒い横帯があることと、上唇の端が広がっていること。 また、カタボシオオモンハゼという名前は、肩(胸びれの上方)に、星(黄色っぽい斑点)があるところから来ています。 -------------------------------------------------…
かつて定番だったクツワハゼとホシノハゼが、最近は少なくなったと聞いていた川奈ですが、この日は比較的多くを見ることができました。 クツワハゼは、目の後ろの水平方向の赤茶色の線が特徴です。 上は岩棚の上の海藻地帯、下は砂地で見たもので、微妙に色合いが違っているのは、環境に合わせて目立たないようにしているのでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応…
クツワハゼと同じく、クツワハゼ属の1種です。 やはりクツワハゼと同じく、地味であまり顧みられることもないハゼですが、婚姻色になると、ひれや体の模様が、青く輝いて見えます。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応援いただけると、有り難いです。 インスタグラム、始めました。 https://www.instagram.com/kasuri_haze/ ブ…
川奈に初めて潜ったときに、驚いたのが、その存在すら知らなかったカスリハゼと、富戸、大瀬崎、IOP等で見たものとは比較にならないほど大きいダテハゼでした。 残念ながら、この日に見たダテハゼは、通常クラスの大きさでした。 これからもっと成長して、あの驚くほど大きなダテハゼを、再び見ることができるのでしょうか。 それとも環境の変化によって、川奈でもこの大きさが普通になってしまったのでしょうか。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------…