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和名:ミノカサゴ(フサカサゴ科) 学名:Pterois lunulata Temminck et Schlegel, 1844 英名:Luna lionfish 分布:北海道~沖縄・朝鮮半島 撮影日時:2025-03-19 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon G7X MarkII 撮影協力:ジェスター jester.jp ワイド写真は殆ど撮りませんが、冬は透明度が良く、魚の数が少ないので、たまには、こんな感じの写真も、撮ってみたくなります。 ミノカサゴは、北海道から沖縄まで日本の広い範囲に棲息しており、伊豆では、冬でも変わらず元気です。 カサゴの仲間らしく、鰭には毒があり、刺される…
和名:スジベラ(ベラ科) 学名:Coris dorsomacula Fowler, 1908 英名:Pinklined Wrasse 分布:伊豆~東インド・西太平洋 撮影日時:2025-03-13 撮影場所:八幡野(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x (フルサイズ96mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 前にも書きましたが、八幡野は大半が岩場なだけに、川奈と少し違った魚類相が見られます。 スジベラは、伊豆からサンゴ礁にかけての普通種ですが、岩場に多く、個人的には川奈で見たことがありません。 上は雌で、下は、慶良間で撮影した若魚。 ベラは…
和名:キンセンイシモチ(テンジクダイ科) 学名:Ostorhinchus wassinki (Bleeker, 1861) 英名:Kupang cardinalfish 分布:千葉~沖縄(?) 撮影日時:2025-03-13 撮影場所:八幡野(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ96mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 八幡野に限らず、川奈にも沖縄にもフィリピンにも、温帯からサンゴ礁までどこにでもいます…と思っていたのですが、小学館の『日本魚類館』には分布が沖縄以北となっています。 どうも、よく似ているスジオ…
和名:テンクロスジギンポ(イソギンポ科) 学名:Plagiotremus tapeinosoma (Bleeker, 1857) 英名:Piano fangblenny 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2025-03-13 撮影場所:八幡野(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ (フルサイズ96mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ギンポの仲間は、下の写真のように、岩場やサンゴ礁の穴に棲んで頭だけを出していることが多いのですが、本種は、巣穴から出てしょっちゅう動き回っています。 というのも、魚の鰭や皮膚の一部を齧りとって食べるという、小…
和名:ホウライヒメジ(ヒメジ科) 学名:Parupeneus ciliatus (Lacepede, 1802) 英名:Blacksaddle goatfish 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2025-03-13 撮影場所:八幡野(ビーチ) 撮影器材:OM SYSTEM TG-7 撮影協力:ジェスター jester.jp 赤っぽい体色に白い薄めの縦縞があるのと、尾部の近くに白と暗色の斑があるのが特徴の、大型のヒメジです。 数匹から十数匹で群がっていることが多く、 串本では冬になると、なぜか岩の上に整列するのだとか。 guide-kai.com 下の写真のように、薄い黄金色になることも…
和名:アライソコケギンポ(コケギンポ科) 学名:Neoclinus okazakii Fukao, 1987 英名:なし 分布:伊豆~九州 撮影日時:2025-03-13 撮影場所:八幡野(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ(フルサイズ96mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp コケギンポの仲間は、日本近海に棲んでいるものが大半で、サンゴ礁域ではあまり見ることがありません。 大抵は、岩の穴に棲んで、頭だけを出しています。 寄っても、穴の中に全身を引っ込めることは少なく、また、一度引っ込めてもしばらくすると出てきます。 八幡野は、岩礁域が大半な…
和名:イラ(ベラ科) 学名:Choerodon azurio (Jordan et Snyder, 1901) 英名: Azurio tuskfish 分布:本州~朝鮮半島・南シナ海 撮影日時:2025-02-21 撮影場所:静浦(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 撮影協力:ふらら日和 furarab-yori.com ベラ科の魚は、どちらかというと、流線形に近いほっそりとした体型をしているものが多いのですが、このイラは、おでこが出っ張って、全体的に高い体高をしています。 底近くを、ゆっくり…
和名:コウライトラギス(トラギス科) 学名:Parapercis snyderi Jordan et Starks, 1905 英名:U-mark sandperch 分布:伊豆~西部太平洋 撮影日時:2025-02-07 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 川奈ビーチでは、最も一般的なトラギスで、砂地や岩の上でじっとして、獲物の小魚を狙っています。 多くのベラと同じように、若い間は雌、年をとってからは雄に変化する、雌性先熟の性転換を行ないます。 また…
和名:イタチウオ(アシロ科) 学名:Brotula multibarbata Temminck et Schlegel, 1847 英名:Goatsbeard brotula 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2025-02-07 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon G7X MarkII 撮影協力:ジェスター jester.jp 去年の8月に、イタチウオの顔を撮影しましたが、先日の川奈では、珍しく全身を出している姿を撮影できました。 kasurihaze.hatenablog.com 図鑑によれば、イタチウオには12本の髭があるそうで、アップの写真で数えてみると、確かに12本あ…
和名:ボンボリカエルアンコウ(カエルアンコウ科) 学名:Antennarius hispidus (Bloch et Schneider, 1801) 英名:Shaggy frogfish / Shaggy angler 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2025-01-09 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp マクタンの写真の整理に時間がかかるので、その前に行った、川奈のログを。 エントリーして、ガイドロープよりも堤防寄りの、浅い岩場の、海藻が生い茂っている上に…
No.145 コクテンベンケイハゼ (Priolepis akihito)
和名: コクテンベンケイハゼ(イレズミハゼ属) 学名:Priolepis akihito Hoese et Larson, 2010 英名:Emperor reefgoby 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2025-01-09 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 『旧版 日本のハゼ』でも和名はありましたが学名はついておらず、2010年に学名がつきました。 種小名がakihitoとあるように、平成上皇に献名された種で、英名も、Emperor reefgobyとなっていま…
No.144 クロユリハゼ (Ptereleotris evides)
和名:クロユリハゼ(オオメワラスボ属) 学名:Ptereleotris evides (Jordan et Hubbs, 1925) 英名:Blackfin dartfish 分布:千葉~インド・太平洋 幼魚 撮影日時:2024-12-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 成魚 撮影日時:2018-07-25 撮影場所:阿嘉(ブツブツサンゴ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 上が幼魚…
和名:イトヒキベラ(ベラ科) 学名:Cirrhilabrus temminckii Bleeker, 1853 英名:Threadfin wrasse 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ベラ科の魚は、「ベラはベラ」などと言われて、あまりダイビングでは人気がありません。 しかしながら、このイトヒキベラを含むイトヒキベラ属のベラたちだけは、その姿かたちや色彩の美しさから、根強いファンを多く抱え…
和名:イソカサゴ(フサカサゴ科) 学名:Scorpaenodes evides (Jordan et Thompson, 1914) 英名:Cheekspot scorpionfish 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/12/27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 小型のカサゴで、伊豆では普通種です。 実際、2000年頃の川奈では、カイメンの上などあちこちで見かけていましたが、2024年以降は、初めてです。 この個体は、岩の割れ目で…
【ログ】川奈 24/12/27 -フィコカリス・シムランス-
和名:なし 学名:Phycocaris simulans Kemp, 1916 英名:Hairy Shrimp 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/12/27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 読者の方はお気づきかと思いますが、このブログの水中写真は、大半が魚です。 実際、海の中ではエビ・カニ・ウミウシなどは、殆ど撮影しておらず、教えてもらっても頷くくらいです。 ただ、このシムランスというエビは、有名で人気があり、全く知らないでいるの…
No.143 ベンケイハゼ (Priolepis cincta)
和名:ベンケイハゼ(イレズミハゼ属) 学名:Priolepis cincta (Regan, 1908) 英名:Banded reef goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ)7D(60T14)28053 撮影器材:EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ベニハゼと同様に、亀裂や岩棚の天井面に、背中を下にして貼りついています。 大抵は、やはりベニハゼのように頭をこちらに向けていますので、全身写真を撮るには、幸運と根気が必要です。 上の写真の子も、や…
和名:サツマカサゴ(フサカサゴ科) 学名:Scorpaenopsis neglecta Heckel, 1837 英名:Yellowfin scorpionfish 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズmm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 伊豆から南国のサンゴ礁まで、砂地に棲んでおり、川奈のビーチでもよく見かけます。 エラが張ったような顔つきと、上を向いた大きな口が特徴で、ニライカサゴとよく似ています。 海中での見分け方は…
和名:カミソリウオ 学名:Solenostomus cyanopterus Bleeker, 1854 英名:Ghost pipefish 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ90mm相当) 日本の太平洋沿岸から、南国のサンゴ礁まで、数は多くありませんが、あちこちに分布しており、川奈でもよく見かけます。 ペア或いは単独で、海の中をふらふらと漂っており、枯葉に擬態しているという話ですが、確かにそっくりです。 大きいほうが雌で、小さい方が雄…
和名:イトヒキベラ 学名:Cirrhilabrus temminckii Bleeker, 1853 英名:Threadfin wrasse 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズmm相当) イトヒキベラ属の魚と言えば、美しい婚姻色で有名ですが、深いところに棲んでいることが多いこともあって、あまり目にしたことがありません。 その中で、このイトヒキベラは、比較的浅い海に棲み、しかも、個体数も結構多いので、婚姻色を目にする機会も多い魚です。 この写…
和名:センネンダイ 学名:Lutjanus sebae (Cuvier, 1828) 英名:Emperor red snapper 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024/8/23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 魚礁の下に、アカオニガゼというガンガゼの仲間のウニが、1匹だけ、鎮座していました。 ガイドさんは魚礁に群がる小魚を狙って浮上していったのですが、私は、イシモチか何かがいるんじゃないかと思って上から覗き込むと、小さなセンネンダイの幼魚が、コショウダイの仲間の…
和名:アオウミガメ 学名:Chelonia mydas (Linnaeus, 1758) 英名:Green turtle 分布:伊豆~インド洋、大西洋、太平洋 撮影日時:2020/08/08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:OLYMPUS TG-7 川奈のビーチには、12年も前からアオウミガメが居ついています。 www.yomiuri.co.jp しかしながら、これまで見たのは1度きりで、しかもその時はカメラを持っておらず、写真に収めることができたのは、初めてです。 上の写真と下の写真は、別の個体です。 上の方の名前はわかりませんが、下はゼニガメという名前だそうです。 ----------…
和名:クマノミ 学名:Amphiprion clarkii (Bennett, 1830) 英名:Yellowtail clownfish 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-08-08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 8/8に、川奈で潜って来ました。 前回が6/12なので、約2ヵ月ぶり。 2ヵ月の間に、水温は20度から27度へ爆上がり! 昔の、沖縄並です。 ちなみに、今の沖縄は、水温29-30度。 サンゴも白化し、瀕死状態だそうです。 写真は、卵からハッチアウト寸前の、クマノミの幼魚たち。 …
和名:シマヒメヤマノカミ 学名:Dendrochirus brachypterus (Cuvier, 1829) 英名:Dwarf lionfish 分布:伊豆半島~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ196mm相当) 小型のミノカサゴの仲間ですが、ミノカサゴのように浮遊していることはあまりなく、岩などの物陰に隠れるようにして暮らしています。 ミノカサゴ属との違いは、胸びれの鰭膜が切れ込まず、鰭条の先端近くまで繋がっているところだそうです(山と渓谷社『…
和名:カマスベラ 学名:Cheilio inermis (Forsskal, 1775) 英名:Cigar wrasse 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) ガイドの鬼頭さんに教えられて、急いで撮った4枚のうち、何とかピントが合った唯一の写真です。 どちらかと言えば南方系の魚で、図鑑などにはサンゴ礁域にいるとあり、これはまだ成長しきっていないステージです。 カマスベラの和名の由来は、恐らくカマスに似た細長い体形から来てい…
和名:オニカサゴ 学名:Scorpaenopsis cirrosa (Thunberg, 1793) 英名:Weedy stingfish 分布:千葉~鹿児島 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ51mm相当) 岩礁域にいる普通種で、岩場で保護色になって貼りついています。 上の写真は、かなり画像処理してあり、海中ではライトを当てるか浅場で出会うかしない限り、なかなか存在がわからないため、手をつく寸前に気がつくことも、しばしばです。 カサゴの仲間らしく、背びれには毒があ…
和名:コロダイ 学名:Diagramma pictum (Thunberg, 1792) 英名:Painted sweetlips 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/06/12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ51mm相当) エントリーしてすぐ、棚上を泳いでいるときに、コロダイに出会いました。 前回にも見かけていましたが、こんなに近づいたのは、初めてです。 最初は岩陰に潜んでいましたが、 カメラを向けるとこちらを向き、 一番上の写真のようにこちらの目の前で反転して、 ゆっくりと泳…
和名:キタマクラ 学名:Canthigaster rivulata (Temminck et Schlegel, 1847) 英名:Brown-lined puffer 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) ビーチの棚上に、キタマクラがいました。 驚いたのは、何もしないのに、大きく膨らんでいたことです。 これまで、フグが膨らむのを見たのは、人に捕まって悪戯されたときと、エソに捕まって食われようとしているところくらいです。 …
和名:クツワハゼ 学名:Istigobius campbelli (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Pugnose goby 分布:千葉~沖縄、香港(稀にインドネシア) 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ104mm相当) ベラギンポの砂地から帰る途中、水深5mくらいを泳いでいたら、1mほど下の海底で、クツワハゼが、縄張り争いをしているのを見かけました。 2匹が体を平行にし、下の写真のように、相手の回りを互いにぐるぐると回りながら、ひれをすべて広…
和名:ベラギンポ 学名:Trichonotus setiger Bloch and Schneider, 1801 英名:Spotted sand-diver 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) どちらかと言えば、南方系の魚ですが、伊豆でもよく見られます。 川奈ビーチの棚上、水深7mくらいの砂地の上で、乱舞していましたが、ジェスターさんと私たちが着いてしばらくすると、上のように着底してしまいました。 ちなみに、乱舞してい…
和名:オトメハゼ 学名:Valenciennea puellaris (Tomiyama, 1956) 英名:Maiden goby , Orange-spotted sleeper-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ112mm相当) ビーチの棚の上の、水深7mほどの場所で撮影した、オトメハゼです。 たいてい、ペアになって砂底を泳いでは、このように砂をいっぱいに咥えて、中に入る小さな生き物を食べています。 どちらかと言うと、南…
和名:オニハゼ 学名:Tomiyamichthys oni (Tomiyama, 1936) 英名:Monster shrimpgoby 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2024-06-12[1] 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ220mm相当) ジェスターの鬼頭さんにガイドして貰って、久々にオニハゼに会うことができました。 川奈のビーチには、さまざまな共生ハゼが棲んでいますが、一年中見られるのは、多い順に、クサハゼ、ダテハゼ、カスリハゼ、イトヒキハゼ、そしてこのオニハゼの5種くらいです。 中で…
和名:ホシテンス 学名:Iniistius pavo (Valenciennes, 1840) 英名:Peacock wrasse 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ140mm相当) ジェスター鬼頭さんのガイドで、川奈で潜ってきました。 棚の上の水深一桁の、ちょっと(かなり)泳ぐ砂地ポイントに、ホシテンスの幼魚がひらひらと舞っていました。 木の葉に擬態していると言われていますが、本当につかみどころがないというか、ピントが合ったと思ったと…
和名:オキナワベニハゼ 学名:Trimma okinawae (Aoyagi, 1949) 英名:Orange-red pygmygoby 分布:相模湾~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム + クローズアップレンズ (フルサイズ320mm相当) オキナワベニハゼという和名の通り、沖縄に多いハゼです。 本州や、フィリピンなどの南洋にもいることはいますが、さほど数は多くありません。 川奈で見たのは、今回が初めてでしたが、昔から、伊豆のあちこちで見られているようで、季節来遊魚ではないよ…
和名:シュンカンハゼ 学名:Callogobius shunkan Takagi,1957 英名:なし(東アジアからしか発見されていないため) 分布:日本、香港、韓国 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ120mm相当) 光の入らない、岩と海底の隙間に棲んでおり、黒っぽい体と相まって、発見するのが難しいハゼです。 見つけたからといって、カメラを急いで向けたり、ライトで照らすと、すぐに岩陰に逃げ込んでしまいます。 この個体も、ガイドのジェスター鬼頭さんに見つけてもらいましたが、ライトを明る…
和名:コケギンポ 学名:Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902) 英名:不明 分布:本州、伊豆諸島 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 棚上の岩の穴に棲む、コケギンポです。 稀に、穴から全身を出してくれることもありますが、大抵はこうして穴の中に顔以外を引っ込めています。 そのせいもあって、コケギンポ科のどの種かを、見分けるのに苦労します。 実際のところ、上の写真は、もしかするとアライソコケギンポという種かもしれません。 両種…
和名:アカイソハゼ 学名:Eviota masudai Matsuura et Senou, 2006 英名:Masuda's dwarfgoby 分布:千葉~沖縄 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) ダイバーの間では、かなり昔から、イソハゼとよく似ているが体が赤いものがいるということが知られており、通称アカイソハゼと呼ばれていました。 2003年に、通称通りの和名がつきましたが、そのときはまだ正式な学名がなく、sp.(○○の1種)とされていました。 その後、200…
和名:セホシサンカクハゼ 学名:Fusigobius duospilus Hoese et Reader, 1985 英名:Barenape goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 砂地から、岩場に少し上がったところで、セホシサンカクハゼを教えてもらいました。 伊豆にもいるようですが、どちらかと言えば、南方のサンゴ礁の白い砂地で見かけることの多いハゼです。 背びれに、1本の垂線と、その後ろに黒斑があるのが特徴です。 また、サンカクハ…
和名:イチモンジハゼ 学名:Trimma grammistes (Tomiyama, 1936) 英名:Black-striped pygmygoby 分布:千葉~台湾 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ235mm相当) ビーチの壁際に、ガイドの鬼頭さんがアカイソハゼを見つけてくれたのですが、それを撮影している時に見つけました。 本種が所属するベニハゼ属(Trimma)は、派手な色模様をして、南のサンゴ礁に棲むことが多いのですが、本種はもっぱら日本近海に棲み、模様も何となく地味な感…
和名:ダルマオコゼ 学名:Erosa erosa (Cuvier, 1829) 英名:Pitted stonefish 分布:伊豆~インド・西部太平洋 撮影日時:2024/06/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ100mm相当) 頭が丸くてやたら大きく、ダルマ(達磨)オコゼ(虎魚)という和名にぴったりの、大変ユーモラスな体つきをしています。 ちなみに、上の写真は左斜め前から見たところ。 図鑑では、海底の石や人口物に寄り添っているとありますが、川奈ではもっぱら、砂地の真ん中の、何もないと…
和名:ヒレナガカサゴ 学名:Neosebastes entaxis Jordan et Starks, 1904 英名:Orange-banded scorpionfish 分布:静岡~沖縄 ジェスターの鬼頭さんに、ヒレナガカサゴの幼魚を教えてもらいました。 jester.jp 普段は深場にいるため、ダイビングでは、滅多に見ることができない稀種です。 背びれが長いことから、この名前がついたと思われます。 体長は、ほんの3cmほど。 真っ黒のため、ライトで照らされないと、存在に気がつきません。 というか、教えてもらっても、最初はわかりませんでした。 下の写真は、正面顔。 ------------…
和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 川奈に行って来ました。 ガイドは、ジェスターの鬼頭さんです。 jester.jp 先週は、台風が来るので到底潜れないだろうと諦めていたら、意外にも問題なく潜れたそうで、駄目元で聞いてみればよかったと後悔しきりです。 ヒレナガネジリンボウが出たというので、撮りに行ったのですが、危うく真上を通りそうになって鬼頭さんに止められました。 にじり寄ろうとする前に、ストロボ2,3発ですぐ引っ込…
和名:アカハタ 学名:Epinephelus fasciatus (Forsskal, 1775) 英名:Blacktip grouper 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/5/23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ68mm相当) 久しぶりに川奈に潜って、一番驚いたのが、このアカハタです。 何しろ、過去の川奈では一度も見たことがなく、南方の魚だと思い込んでいましたので。 でも、20年くらい前に大瀬崎などから記録があるので、それなりにいたのかもしれません。 ----------…
和名:ウミテング 学名:Eurypegasus draconis (Linnaeus, 1766) 英名:Short dragonfish 分布:日本~西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ56mm相当) 日本から、太平洋のサンゴ礁までの広い地域に分布しており、砂地の上を、ゆっくりと這うようにして、移動しています。 ペアでいることも多いですが、このときは単独でした。 セブでは、下の写真のように、草地の上を這っていたせいか、綺麗な緑色をしていました。 you…
和名:アカオビハナダイ 学名:Pseudanthias rubrizonatus (Randall, 1983) 英名:Red-belted anthias 分布:日本~インド・西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ108mm相当) 分布は上の通り、日本~インド・西太平洋となっていますが、生命の星・地球博物館のデータベースに掲載されているのは、なぜか殆どが日本のものです。 初めて見たのは、大瀬崎の先端だったと思いますが、川奈で見たのは、今回が初めてです。 …
和名:マツカサウオ 学名:Monocentris japonica (Houttuyn, 1782) 英名:Pineconefish 分布:日本~インド西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ160mm相当) 川奈で初見かと思いきや、過去に3回も写真に撮っていました。 岩陰の凹んだところや、海中の魚礁の下など、上が開けていない暗がりにいます。 下顎が光る魚として有名ですが、あまり強い光ではないそうで、光っているところを水中で目撃したことはなく、水族館で見たこ…
No.092 ケショウハゼ (Oplopomus oplopomus)
和名:ケショウハゼ 学名:Oplopomus oplopomus (Valenciennes, 1837) 英名:Spinecheek goby 分布:南西諸島~インドネシア 撮影日時:2024-04-22 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ91mm相当) この種ともう1種しか所属しない、ケショウハゼ属という属のハゼです。 普段は、巣穴近くの泥地に着底しており、時折わずかに浮き上がっては、海底を滑るように移動します。 着底時と移動中は、第1背びれを閉じており、停止する瞬間にのみ、開きます。 その…
川奈で、最も数が多いと思われるハゼが、このクサハゼです。 理由の一つは、泥地でもサンゴ礁の綺麗な砂地でも棲める、その柔軟性にあるように思われます。 今回は見ることができませんでしたが、人がいない時には、すべてのひれを広げて、美しい姿のホバリングを見せてくれます。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、…
川奈に初めて潜ったときに、驚いたのが、その存在すら知らなかったカスリハゼと、富戸、大瀬崎、IOP等で見たものとは比較にならないほど大きいダテハゼでした。 残念ながら、この日に見たダテハゼは、通常クラスの大きさでした。 これからもっと成長して、あの驚くほど大きなダテハゼを、再び見ることができるのでしょうか。 それとも環境の変化によって、川奈でもこの大きさが普通になってしまったのでしょうか。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------…
クツワハゼと同じく、クツワハゼ属の1種です。 やはりクツワハゼと同じく、地味であまり顧みられることもないハゼですが、婚姻色になると、ひれや体の模様が、青く輝いて見えます。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応援いただけると、有り難いです。 インスタグラム、始めました。 https://www.instagram.com/kasuri_haze/ ブ…
かつて定番だったクツワハゼとホシノハゼが、最近は少なくなったと聞いていた川奈ですが、この日は比較的多くを見ることができました。 クツワハゼは、目の後ろの水平方向の赤茶色の線が特徴です。 上は岩棚の上の海藻地帯、下は砂地で見たもので、微妙に色合いが違っているのは、環境に合わせて目立たないようにしているのでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応…