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ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その3
撮影日時:2002-10-04 撮影場所:柏島(後浜4) 撮影器材:Canon EOS-5+100マクロ ダテハゼは、沖縄からも観察されているが、あくまでもレアケースであり、観察例の大半が、千葉から柏島の間となっている。 これは、ダテハゼのほぼ南限に近い、その柏島で撮影したもの。 後浜の4番ブイという、ホタテツノハゼなどの共生ハゼがいるポイントで、なぜダテハゼを撮っていたのかと言われそうだが、恐らく、狙っていたハゼを引っ込ませてしまい、出待ちのときに撮ったのだと思う。 このときは、100mmマクロをつけたカメラと、100mmマクロに1.4倍テレコンをつけたカメラを、2台持って入っており、フィル…
ブチハゼ (Cryptocentrus inexplicatus) その2
撮影日時:2019-12-10 撮影場所:マクタン(マッドヘヴン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII 100マクロ 前日の写真とそっくりだが、タイムスタンプが、3分ほど空いている(こちらが後)ことから、恐らく、別の個体だと思う。 砂地に棲む共生ハゼの巣穴は、横向けに掘られているのが普通だが、ブチハゼを始めとする泥ハゼの巣穴は、この写真のように、縦になっていることが多い。 泥地で、巣穴の出口を横向けに作ろうとすると、天井が崩れてくるために、このように、縦に作るしかないのではないかと思う。 前日の写真の個体は、その巣穴の外側まで出てきて、横向けになっていたが、この個体は、巣穴の中でホ…
ヒノマルハゼ (Cryptocentrus strigilliceps) その3
撮影日時:1999-05-07 撮影場所:慶良間(阿護の浦) 撮影器材:Nikon F4,レンズ不明 ヒノマルハゼは、比較的、泥地に近い場所に巣穴を作っている。 そのため、サンゴ礁が発達して水が綺麗な慶良間にはあまりいないが、このポイントは、座間味島の阿護の浦という、かなり泥が水底に溜まった、内湾のポイントである。 泥ハゼの例に違わず、自分よりも大きなエビと共生している。 泥の巣穴だから、少しの波やうねり、加えてダイバーなどによって、すぐに巣穴が崩されるのだが、エビは、巣穴が何度崩れても、健気に修復工事を続ける。 その姿はまるで、ギリシア神話に出てくる、シーシュポスのようだ。 ブログ村ランキン…
ギンガハゼ (Cryptocentrus cinctus) その4
撮影日時:1998-12-29撮影場所:石垣島、川平湾奥 水深:1m以浅 ギンガハゼには、黄色の個体(黄化個体)以外に、上の写真のような、白黒の個体がいる。 なぜか、これまでに見たギンガハゼの大半が黄化個体で、白黒個体というのは、このときしか見たことがない。 かつては、黄色と白黒は、別々の種だと思われており、黄色い個体はコガネハゼと呼ばれていたが、後に、どちらも同じギンガハゼであることが判明した。 従って、ギンガハゼという和名は、白黒の方につけられた名前である。 写真は、石垣島の川平湾の奥のほう、真珠の養殖をやっているそのさらに奥の、水深1mくらいのドロドロのポイントで撮影したもの。 周囲には…
ギンガハゼ (Cryptocentrus cinctus) その2
撮影日時:1998-7-23撮影場所:石垣島、川平湾、船着き場 水深:1m以浅 石垣島の、マンタと真珠で有名な川平湾の、ダイビングサービスが船を繋留する砂浜で撮ったもの。 水深は、満潮時でも1mくらいのところで、あっちを見てもこっちを見ても、ギンガハゼがうじゃうじゃいた。 それまで、ギンガハゼを見たことがなかったので、かなり嬉しかった。 ボートダイビングが終わった後に、残タンクを借り、1時間以上粘らせてもらった。 12kgのウェイトをつけたが、それでも身体が浮くので、ガイドさんに上から押さえてもらったような記憶がある。 海水浴のできる砂浜で、ダイバーも船に乗る際に歩くところなので、巣穴がしょっ…