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No.051 シルバースポット・シュリンプゴビー(Ctenogobiops formosa)
和名:なし 学名:Ctenogobiops formosa 英名:Silver-spot Shrimpgoby 分布:南西諸島~西部太平洋 撮影日時:2019-12-08 撮影場所:マクタン(マイタケガーデン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 背鰭に伸びた棘がなく、胴体には、焦茶色の縦長の斑点の周囲に、青い小点が円形を描いている。 まだ和名はないが、沖縄でも発見されており、遠からず和名がつくのではないかと思われる。 下の写真は、幼魚で、成魚よりも鰭の模様が鮮やか。 撮影日時:2022-08-08 撮影場所:石垣島(伊土名水路) 撮影…
No.050 ホホスジシノビハゼ (Ctenogobiops maculosus)
撮影日時:2022-08-06 撮影場所:石垣(名蔵湾エイトロックス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) シノビハゼ属の中では、比較的内湾の、砂泥域に棲息している。 背鰭の棘は伸びず、和名の通り、頬にオレンジ色の筋がある。 下の写真は、あくびをしたところ。鰭の長さなどは、こちらの方がよくわかるだろう。 撮影日時:2018-05-15 撮影場所:[2]セブ(アクアバディズビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) かつては、紅海やセーシェルに棲む、セーシェル・シュリンプゴビ…
No.049 シノビハゼ (Ctenogobiops pomastictus)
英名:Gold-specked prawn-goby 撮影日時:2017-07-18 撮影場所:水納島(がんばるオジサン) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 18mm x 2倍テレコン(フルサイズ200mm相当) 何の形容詞もついていない、シノビハゼ。 「ザ・シノビハゼ」と、呼ばれることがある。 これは、ただシノビハゼと呼ぶと、シノビハゼ属一般を指しているのか、シノビハゼ(Ctenogobiops pomastictus)という、種そのものを指しているのか、わからなくなるためである。 こういう混乱を避けるため、和名には、「マ」とか「ホン」といった接頭辞をつけることが多い。 例えば、「マハゼ」…
No.048 アオヒゲシノビハゼ (Ctenogobiops mitodes)
英名:Sandy prawn-goby, Sand Shrimpgoby 分布:南西諸島~中西部太平洋 撮影日時:2018-07-26 撮影場所:阿嘉(ニシバマ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 背鰭の拡大写真 『決定版 日本のハゼ(2004)』では、種小名がsp. とされていたが、『新版 日本のハゼ』では、現在の種小名(mitodes)になっている。 前者では、C. tongaensis ではないかとされていたが、その後の研究で、C. mitodesが新種として記載され(2007年)、2012年に和名がついたらしく、存在が知られた…
【シノビハゼ属】 (Ctenogobiops tangaroai)
シノビハゼ属は、日本では6種が知られている。 半透明の灰色の体に、縦長の褐色斑が縦に複数並んでおり、胸鰭に、白い斑点があるという共通点があり、一目で他の属と見分けがつく。 逆に、シノビハゼ属だとはわかっても、どの種かを見分けるのは、水中では難しい。 まず、第1背鰭の、棘の長さで分けると、1)背鰭の第1、第2棘とその間の鰭膜が、極端に長い→ハタタテシノビハゼ 2)背鰭の第1棘が長い→ヒメシノビハゼ3)背鰭の第2棘が長い→アオヒゲシノビハゼ4)背鰭の棘がどれも長くない→シノビハゼ、ホホスジシノビハゼ、シルバースポット・シュリンプゴビー(C. formosa)、オビシノビハゼということになる。 1)…