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【シノビハゼ属】 (Ctenogobiops tangaroai)
シノビハゼ属は、日本では6種が知られている。 半透明の灰色の体に、縦長の褐色斑が縦に複数並んでおり、胸鰭に、白い斑点があるという共通点があり、一目で他の属と見分けがつく。 逆に、シノビハゼ属だとはわかっても、どの種かを見分けるのは、水中では難しい。 まず、第1背鰭の、棘の長さで分けると、1)背鰭の第1、第2棘とその間の鰭膜が、極端に長い→ハタタテシノビハゼ 2)背鰭の第1棘が長い→ヒメシノビハゼ3)背鰭の第2棘が長い→アオヒゲシノビハゼ4)背鰭の棘がどれも長くない→シノビハゼ、ホホスジシノビハゼ、シルバースポット・シュリンプゴビー(C. formosa)、オビシノビハゼということになる。 1)…