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先日、また奄美大島へダイビングに出かけました。東京(羽田空港)から奄美空港までは約1266Km離れていますが、もう奄美にも秋到来といった印象でした。 今回は3…
ギンガハゼ (Cryptocentrus cinctus) その4
撮影日時:1998-12-29撮影場所:石垣島、川平湾奥 水深:1m以浅 ギンガハゼには、黄色の個体(黄化個体)以外に、上の写真のような、白黒の個体がいる。 なぜか、これまでに見たギンガハゼの大半が黄化個体で、白黒個体というのは、このときしか見たことがない。 かつては、黄色と白黒は、別々の種だと思われており、黄色い個体はコガネハゼと呼ばれていたが、後に、どちらも同じギンガハゼであることが判明した。 従って、ギンガハゼという和名は、白黒の方につけられた名前である。 写真は、石垣島の川平湾の奥のほう、真珠の養殖をやっているそのさらに奥の、水深1mくらいのドロドロのポイントで撮影したもの。 周囲には…
ギンガハゼ (Cryptocentrus cinctus) その3
撮影日時:1998-7-23撮影場所:石垣島、川平湾、船着き場 水深:1m以浅 前日と同じく、石垣島の船着き場で撮影したもの。 よく知っている人には今更だが、ギンガハゼは、共生ハゼの仲間で、エビと一緒に棲んでいる(共生と呼ぶ)。 エビは、せっせと巣穴を作り、その間、ハゼは外敵が来ないか、見張りをする。 他にも、共生することで、互いに様々なメリットがあると言われている。 新発見! 餌でつながるハゼとテッポウエビの 共生関係はワンパターンではなかった ところで、ハゼは、大人になってからエビと共生するわけではなく、幼魚の頃から、エビと棲んでいる。 大抵は、幼魚のハゼには、まだ幼いエビが、一緒にいるこ…
ギンガハゼ (Cryptocentrus cinctus) その2
撮影日時:1998-7-23撮影場所:石垣島、川平湾、船着き場 水深:1m以浅 石垣島の、マンタと真珠で有名な川平湾の、ダイビングサービスが船を繋留する砂浜で撮ったもの。 水深は、満潮時でも1mくらいのところで、あっちを見てもこっちを見ても、ギンガハゼがうじゃうじゃいた。 それまで、ギンガハゼを見たことがなかったので、かなり嬉しかった。 ボートダイビングが終わった後に、残タンクを借り、1時間以上粘らせてもらった。 12kgのウェイトをつけたが、それでも身体が浮くので、ガイドさんに上から押さえてもらったような記憶がある。 海水浴のできる砂浜で、ダイバーも船に乗る際に歩くところなので、巣穴がしょっ…
ギンガハゼ (Cryptocentrus cinctus) その1
撮影日時:2002-3-11 撮影場所:パラオ(PPRビーチ) 水深:約3m 黄色いハゼというと、多くのダイバーが連想するのが、このギンガハゼだ。 しかしながら、大抵は、水深6mより浅いところにしかいないため、特にボートダイビングでは見ることは少なく、目撃談の大半は、フタホシタカノハハゼか、ムラサメハゼである。 見分け方としては、この写真のように、背鰭に水色の斑点があれば、ギンガハゼということになる。 ちなみに、背鰭に同心円状の縞があれば、フタホシタカノハハゼ、放射状の縞があれば、ムラサメハゼであることが多い。 写真は、パラオのPPRビーチで撮影したもの。 ビーチエントリーで、入ってすぐの比較…