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No.038 オニツノハゼ (Tomiyamichthys smithi)
英名:Smith's shrimpgoby, Redeyed shrimpgoby 撮影日時:2019-04-23 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 肘まで埋まるような泥地に棲み、エビと共生する。 最初に存在を知ったのは、ダイビング雑誌か何かに、西表の海にいると紹介されたときだ。 そのときは、確か40mを越えた水深だった記憶があり、とても行けないと思ったのだが、セブでは、20m以浅で見ることができる。 写真の個体は、棘がちょっと短いのが残念だが、これまで、全身を出して臀鰭まで見せてくれたのは、こ…
マスクド・シュリンプゴビー (Amblyeleotris gymnocephala)
撮影日時:2019-12-08 撮影場所:セブ・マクタン島(マイタケガーデン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 小石混じりから泥地まで、様々な環境に棲息している。 香港以南の西部太平洋からインド洋にかけての、広い範囲に棲息するが、日本にはいないとされているため、和名はない。 眼の後ろから鰓にかけて、胴体と平行な黒線があり、他のダテハゼとの区別は、かなり容易い。 また、あまり知られていないが、下の写真のように、顎の下から鰓にかけて、赤っぽい線がある。 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ島(RSC) 撮影器材:Canon E…
学名:Amblyeleotris fontanesii 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ(RSN) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ 和名のニュウドウというのは、通常は僧侶のことだが、この場合は、大入道から来たものと考えられ、体が大きいことを表わしている。 その名の通り、ダテハゼ属の中でも、一番大きなハゼである。 図鑑には、最大体長20cmほどとあるが、実際に海の中で出会うと、遥かに大きい印象で、30cmくらいあるように思える。 地面から、太い棍棒が、ヌウッと突き出ているようなイメージだ。 砂地に棲むことの多いダテハゼ属にしては珍しく、手をつくと肘…
ニチリンダテハゼ(上皇后美智子氏が名前をつけたというのは、デマ)
学名: Amblyeleotris randalli 撮影日時:2019-12-09 撮影場所:マクタン島(ヘラクレオ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100mmマクロ ドロップオフの途中にある窪みの、砂や小石が溜まったところに、大抵は1匹で、エビと共棲している。 ニチリン(日輪)という名の通り、派手な背鰭が有名で、非常に人気のあるハゼだが、個人的には、なぜかあまり縁がなかった。 マクタン島(セブの隣)のポイントで、やっと全身が出ているものを、撮影することができた。 ところで、このニチリンダテハゼという和名は、上皇后美智子氏の提案により、上皇明仁氏が命名したと言う話が、ネ…