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水納島はどんな島?体験記とアクティビティやツアー、アクセスなどの情報も
こんにちは、haggyです。 沖縄旅行を計画中の方、沖縄本島から行ける離島・水納島(みんなじま)はいかがでしょ…
No.047 ヒメシノビハゼ (Ctenogobiops feroculus)
学名:Ctenogobiops feroculus英名:Sandy prawn-goby 分布:南西諸島~インド・太平洋 撮影日時:2001-08-13 撮影場所:水納島(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 先に説明したように、背鰭の第1棘が長いのが、このヒメシノビハゼ。 「ヒメ」とつく場合は、大抵、他の種類よりも体が小さいことを示している。 極めて普通種で、どちらかというと、浅場に多い。 この写真を撮ったのも、海水浴ができるビーチで、水深1,2mのところである。 大抵は、下の写真のように、ペアでエビと共生する。 さほど警戒心は強くないのだが、他のシノビハ…
No.046 ハタタテシノビハゼ (Ctenogobiops tangaroai)
英名:Tangaroa shrimpgoby 分布:南西諸島~中西部太平洋 撮影日時:2017-07-20 撮影場所:水納島(第2ケーブル) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 どれもよく似たシノビハゼ属の中で、間違えようがないほど目立って異なっているのが、このハタタテシノビハゼである。 背鰭の第1棘と第2棘の両方がピンと伸び、しかも、その間の鰭膜も伸びているため、水中でも遠くから見分けが容易だ。 ミニドロップオフの下の、少しオーバーハングになっているようなところに、エビと共生する。 大抵は、2匹でペアになっている。 背鰭は、上の写真のように立っているときと、身体の横に倒れているときがあるが、…
No.039 オニハゼ (Tomiyamichthys oni)
英名:Monster shrimpgoby 撮影日時:2001-08-16 撮影場所:水納島(イエローフィッシュロック) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 東伊豆の川奈から、南国のサンゴ礁まで、非常に分布域が広い。 上は、沖縄の水納島の写真で、白いサンゴ礁に合わせて、白っぽい体色をしている。 あまりハゼの見つからないポイントで、しかも、この年は他のポイントでもオニハゼがやたら少なかったが、見つけたこの子は、サービス満点で、鰭を全開にしてくれた。 撮影日時:2002-04-14 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ 1.4倍テレコン…
No.036 オドリハゼ (Lotilia klausewitzi)
撮影日時:1998-08-11 撮影場所:石垣島(竹富島ヨスジの根2) 撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ x 2倍テレコン 英名:Dance shrimpgoby 透明度のいいサンゴ礁の、オーバーハングになった、白い砂が溜まっているようなところに棲んでいる。 その名の通り、踊るような仕種が可愛くて、白黒の美しい模様と相まって、ダイバーに、人気のあるハゼである。 但し、かなり臆病で、一度引っ込むと、出てくるまで待つのに、かなり根気が必要だったりする。 体の数倍のサイズのエビを従え、胸鰭をカヌーのパドルのように動かして、巣穴の前で、ホバリングしている。 オーバーハングに巣穴があることから…
ミナミダテハゼ (Amblyeleotris ogasawarensis)
撮影日時:2001-08 撮影場所:水納島 撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ ヒメダテハゼほどではないが、普通種。 サンゴ礁の、小石混じりの綺麗な砂地に棲んでいることが多い。 眼の下に、赤褐色の垂線(下向けに垂直に降りていく線)があるのが、最大の特徴である。 胴体に、5本の横縞があり、尾鰭には、U字形の6本目の縞がある。 尚、『新版 日本のハゼ』にある、「第1背鰭の基底中央に半円形の赤色小斑紋」というのが、最初はよくわからなかったが、下の写真の、矢印の先にある模様を指すものと思われる。 『新版 日本のハゼ』には、「単独でエビと共生する」とあるが、ペアでいることも結構あるようだ…
旅行記 怒涛の10日間海遊び!西表島&宮古島(5)西表島から宮古島へ/ フェリスヴィラスイート上野
夏休みを利用して、西表/宮古島にスノーケリング旅行に行ってきました!全行程で10日間。 石垣/西表島 1日目 移動日 羽
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その4
撮影日時:2017-07-18 撮影場所:水納島(ケーブル) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 x 2倍テレコン 前述したように、クビアカハゼは、周囲に岩や石があるところに、巣穴を作る。 そして、その岩や石につかまるようにして、眼の位置を高くして、周囲を監視する。 甚だしきは、上の写真のように、90度を越え、オーバーハングに挑戦するボルダーのような姿勢でいたりもする。 それでいて、写真のように、共生エビの触角は、しっかりとハゼの体に触れているから、器用なものだ。 先述のアークフィン・シュリンプゴビーも、石につかまって見張りをしている個体はいたが、 それに拘るわけではなく、下のように、完全に平…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その5
撮影日時:2002-08-16 撮影場所:水納島(コーラルガーデン) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン ヤノダテハゼという和名は、矢野維幾氏という、西表島の有名なガイドさんの名前に、ちなんでいる。 また、その学名であるyanoiも、矢野氏にちなんでつけられている。 矢野氏というのは、『決定版 日本のハゼ』と『新版 日本のハゼ』に掲載されている、写真の大半を撮った人物で、日本のダイビング界におけるハゼウォッチングの、はしりとも言うべき人である。 学名を、人の名にちなんでつけるのを、献名という。 和名の場合も、献名と言うかはわからないのだが、ここではどちらも献名と呼ぶこと…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その4
撮影日時:2016-07-19 撮影場所:水納島(第1ブイ) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 x 2倍テレコン(200mm相当) ヤノダテハゼは、尾鰭が見えないと、他のダテハゼ属と見分けがつかないという話をしたが、水中で実際に見ると、上のような感じである。 コンデジのTG-4で撮影したもので、周囲が明るくて、ストロボが殆ど発光しておらず、横縞が、かなり暗く見える。 慣れていないと、ヒメダテハゼやミナミダテハゼと間違えても、不思議ではない。 これが、ライトを当てると、下のような感じに見える。 横縞が、黄色っぽい薄い色合いをしていることから、少し慣れた人なら、ヒメダテハゼでもミナミダテハゼでも…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その3
撮影日時:2002-08-16 撮影場所:水納島(コーラルガーデン) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン 前述したように、ヤノダテハゼは、ヤシャハゼなどと同じく、サンゴ礁の透明度の良い白い砂地に棲んでいる。 日本で透明度の良い白い砂地と言えば、慶良間と奄美が有名だが、沖縄本島の沖合いにある水納島も捨て難い。 15m以浅とかなり浅いところに、白い砂地が広がっていて、タイミングが合えば、ヤシャハゼもヤノダテハゼも、撮り放題である。 この島には、ダイビングサービスが1件だけあり、減圧症になる前も、減圧症から復帰したときも、非常にお世話になったが、廃業してしまった。 写真は、そ…
クロホシハゼ (Cryptocentrus nigrocellatus) その2
撮影日時:2001-08-13撮影場所:水納島(第1ブイ)撮影器材:Nikon F4、100マクロ、2倍テレコン テレコンをつけているとはいえ、これだけ近づけた写真は、私のライブラリの中でも珍しい(ノートリミングである)。 クロホシハゼは、それほど数は多くないので、出会うチャンスは少ないが、一度見つけると、寄ってもなかなか引っ込まないという、嬉しいハゼである。 ところが、人の身体が入らないような、小さなオーバーハングの下に巣穴を作っている上、こちらに頭を向けているために、頭方向からしか近づけないことが多い。 しかも、尾鰭だけは、必ずと言っていいほど、巣穴の中に入れているため、横から全身を撮影し…
クロホシハゼ (Cryptocentrus nigrocellatus) その1
撮影日時:2001-08-13撮影場所:水納島(第1ブイ)撮影器材:Nikon F4、100マクロ、2倍テレコン 前日に書いたように、ここからは、イトヒキハゼ属のうち、胴体に日の丸のような丸い模様のある、ハゼたちを取り上げる。 クロホシハゼ、ヒノマルハゼ、タカノハハゼの、「日の丸御三家」と勝手に呼んでいるグループである。 御三家共に、比較的浅場に棲息しており、分かっていて探さないと、ダイバーの目に止まることは、少ないかもしれない。 最初は、日の丸模様が、一番クッキリとしている、クロホシハゼから。 写真からわかるように、鰓のところに、真っ黒の円形の斑点があり、かつ、その周囲に白い縁取りがある。 …