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No.059 ドラキュラ・ゴビー (Stonogobiops dracula)
和名:なし 学名:Stonogobiops dracula Polunin et Lubbock, 1977 英名:ドラキュラ・ゴビー/ドラキュラ・シュリンプゴビー(Dracula shrimp-goby) 分布:インド洋(セイシェル、モルジブ) 撮影日時:2000-02-09 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 日本はもちろん、フィリピンやインドネシアなどの太平洋にもおらず、モルジブなどのインド洋固有種です。 特徴は、ネジリンボウのように黒い縞が斜めになっておらず、体に直角に近いこと。そのため、「捩れていないネジ…
No.042 ファン・シュリンプゴビー (Tomiyamichthys latruncularius)
英名:Fan shrimp-goby, YellowFin shrimp-goby, 分布:高知県以南の西部太平洋、インド洋 撮影日時:2002-10-04 撮影場所:柏島(後浜4) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 他の人は、普通に写真を撮っているのに、自分には縁遠いハゼというのがいるもので、このファンシュリンプゴビーも、その1つである。 モルジブのヴィラメンドゥでは、バディが散々撮っていたのだが、存在にすら、気づかなかった。 撮影日時:2000-02-07撮影場所:モルジブ・ヴィラメンドゥ(ハウスリーフ撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍…
オーロラ・シュリンプゴビー (Amblyeleotris aurora) その2
撮影日時:2000-02-12 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ(2倍テレコン) オーロラ・シュリンプゴビーは、写真のように、サンゴ礁の白い砂地に棲んでおり、パートナーは、ほぼ100%の確率で、コトブキテッポウエビと決まっている。 コトブキテッポウエビは、自身が紅白の絢爛な姿をしている上に、美しく派手なハゼ(ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ等)とのみ、共生する。 そのため、ハゼだけでなく、エビを上手に絡ませることで、非常に写真映えする姿になる。 話かわって、オーロラ・シュリンプゴビーという名前は、学名のauroraか…
オーロラ・シュリンプゴビー (Amblyeleotris aurora) その1
撮影日時:2000-02-09 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ(2倍テレコン) このオーロラ・シュリンプゴビーは、インド洋にしかいない(もちろん、日本にはいない)、共生ハゼである。 日本で言えば、ヤノダテハゼが近縁ではないかと思う。 特徴は、何と言ってもその尾鰭のド派手な模様で、逆に言えば、この模様が写っていない場合は、他のダテハゼ属とあまり変わらない。 従って、オーロラ・シュリンプゴビーを撮るときは、尾鰭が巣穴の外に出ているものを狙わないと、意味がないと言えよう。 写真は、モルジブの、ヴィラメンドゥというリゾートの、ダイビング…
ムラサメハゼ (Cryptocentrus fasciatus) その2
撮影日時:2001-2-12 撮影場所:モルジブ(ボリフシ・ハウスリーフ) ムラサメハゼは、ブラック・シュリンプゴビーの英名の通り、黒い個体が多い。 また、和名が最近ついただけあって、日本では比較的珍しく、ネットでも、日本よりも、フィリピンからマレーシアやインドネシアなどの赤道近くで撮られた写真が、圧倒的に多い。 インド洋のモルジブにもいて、写真は、ボリフシの、沈船ポイントで撮影したもの。 身体が、こういう鮮やかな黒色をしている場合は、和名の元になった頬の斜線の代わりに、水玉模様があるようだ。 (続く) ブログの更新を待ちきれない方は、200種類を越えるハゼの写真がまとめて見られる、こちらをど…