「山梨湯けむりツアー殺人事件」「尾道・倉敷殺人ルート」、そして『三十六人の乗客』
妻に付き合って、バスツアーを題材にしたトラベルミステリードラマを続けて見た。1本目は、名取裕子主演の「早乙女千春の添乗報告書10山梨湯けむりツアー殺人事件」(00)。監督・長尾啓司、脚本・いとう斗士八。舞台は山梨ということで、甲府、石和温泉、昇仙峡などを巡る旅。ツアー客は、記憶喪失の兄(辰巳琢郎)と妹(細川ふみえ)、訳ありの夫婦(中西良太、相本久美子)など。途中で殺人事件が起きても平気でツアーを続けるのはご愛敬。名取演じる千春の上司役の蟹江敬三、執事役の沼田爆がいい味を出していた。2本目は「西村京太郎サスペンス十津川警部シリーズ15尾道・倉敷殺人ルート」(98)。監督・脇田時三、脚本・長坂秀佳。尾道・倉敷2泊3日のツアーバスがジャックされたという報を聞き、十津川警部(渡瀬恒彦)は驚く。そのバスには十津川の...「山梨湯けむりツアー殺人事件」「尾道・倉敷殺人ルート」、そして『三十六人の乗客』
2022/08/31 22:53