メインカテゴリーを選択しなおす
何をもって幸福とするか価値観は人それぞれである、ただ幸福と言うのは充実感で幸福度の持続時間の長さ、そういう意味では喜びや嬉しさは点、幸福は線というのは確かかもしれない。 しかし生まれてから死ぬまで幸福の連続ということはありえないことで浮かぶ日もあれば沈む日もあるのが普通だ、だから幸福にあまりこだわるのも善し悪しのような気がする。 2年前に亡くなった作家の山本文緒さんの作品「自転しながら公転する」のなかで主人公の女性が嫁ぐ娘に「別に幸福になろうとしなくてもいいのよ、幸福にならなきゃと思いつめるとちょっとの不幸が許せなくなる、少しくらい不幸でいいのよ、思いどうりにならないものよ」というフレーズがあるが、まさにその通りで人生なんて思いどうりにいかないもの、幸福感は人それぞれの感じかたの問題、少しくらい不幸でいい...少しくらい不幸でいい!?
成功することと幸福は同じようで違う、成功は具体的な目標がある、受験に合格する、〇〇会社に就職する、サラリーマンであれば毎月の予算を達成する、結婚する等、人それぞれ違うものだが、目標を達成したからといってそこで終わりではない、達成感は一瞬のものである。 幸福というのは充実感で、それが幸福度、その幸福度の持続時間の長さこそ幸福度でそれは老若男女、だれもが条件は同じような気がする。 成功と幸福、どちらも手にしている人もいるだろし、どちらも手が届かないでいる人もいるだろう、成功と幸福ということで思い出すのは「喜びや嬉しさは点、幸福は線」という先人の言葉である、成功という喜びや嬉しさは一瞬だけど、幸福は線、私にとってなぜか腑に落ちる言葉である。喜びや嬉しさは点、幸福は線