メインカテゴリーを選択しなおす
地図と拳 [ 小川 哲 ]→通常の書籍3冊分はあるから腰を据えてかかってくだせえ!
内容紹介(出版社より)【第168回直木賞受賞作】【第13回山田風太郎賞受賞作】 「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。 ひとつの都市が現われ、そして消えた。日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。 【著者紹介】…
山田風太郎 (ふうたろう) のSF時代小説「柳生十兵衛死す」を読んだのは今年の1月でした。二人の剣豪が主人公として登場します。一人は江戸時代の3代将軍、徳川家光の頃に生存していた時代劇でお馴染みの「柳生十兵衛」。そして、もう一人は室町時代の3代将軍、足利義
山田風太郎 (やまだふうたろう) の明治小説全集から「警視庁草紙」上下を読みました。「オール読物」(文藝春秋) の1973年7月号から1974年12月号にかけて連載された18篇の短編小説を、一冊にまとめたものです。風太郎の膨大な著作中で、私の読んだことがあるのは、「忍法
週刊 マンガ便 勝田文「風太郎不戦日記(1)」(MORNING KC)
勝田文「風太郎不戦日記(1)」(MORNING KC) 2021年、1月3日。ヤサイ君のマンガ便、初荷ですね、届きました。入っていたのがこの作品、「風太郎不戦日記(1)」(講談社)でした。 驚きました
週刊 マンガ便 勝田文「風太郎不戦日記(2)」(MORNING KC)
勝田文「風太郎不戦日記(2)」(MORNING KC) 妙に醒めていてシニカル、それでいて、ニヒルになり切れない根性なしの、医学生「山田誠也」の戦時下での生活が続いています。 のちに山田風太郎と
週刊 マンガ便 勝田文「風太郎不戦日記(3)」(MORNING KC)
勝田文「風太郎不戦日記(3)」(MORNING KC) 小説家山田風太郎の「戦中派不戦日記」(講談社文庫)を漫画化している勝田文「風太郎不戦日記」が第3巻で完結しました。 文庫本になったのがもう50年く
山田風太郎 小学館小学館文庫429ページ昭和20年の「戦中派不戦日記」に続く、昭和21年の日記。 敗戦の翌年。東京をはじめ灰燼に帰した都市の姿はいまではまったく想像もつかないが、いちばん近いのは、おそらくウクライナの都市、あの姿ではないだろうか。 主要都市が徹底的に破壊され、経済が完全に停止した上に、海外の兵士たちが続々と帰還。 食料は配給制が敷かれるが、量が少ないうえに遅配が続き、都市生活者は飢えと貧...
山田風太郎 角川書店角川文庫山田風太郎ベストセレクション603ページ不戦日記というからには戦争に反対する立場からの日記と思ったら、その逆で、肋膜炎による丙種合格で兵役につけなかった若者、戦地で戦おうにも戦うことができなかった若者による昭和20年1月から12月までの日記。 当時23歳大学生で、医師のタマゴである作者の日々の思いは、硫黄島陥落、東京大空襲といった敗色濃厚な中にあっても意気軒昂で、本土決戦で最...
山田風太郎筑摩書房ちくま文庫p334太平洋戦争開戦の最初の一日。終戦ときの15日間。世界や日本各地で同時期に何が起こっていたかを、既存の資料を並べて提示した作品最初の一日における日本人の熱狂ぶりはすごい。いまだったらもっとすごいことになるのだろうな。...
天才鬼才 山田風太郎が愛した酒のアテ チーズ肉トロ これいけます
<アツアツをちょい食べ 旨い家庭の味 実は冷めても旨い> 自ら主張したことはないらしいですが、食通としても有名だった山田風太郎氏。氏の晩酌はウィスキーをボトル三分の一、ロックでやるのが定番だったとのことです。お好みはサントリー。銘柄はなんだったんでしょう。寡聞にして知りません。(コロナブックス「作家の酒」の写真を見るとROYALのようです)その晩酌のアテとして少なからぬ回数、テーブルの上に乗ったのが「チーズ肉トロ」 「正しくは肉のチーズトロというべきだろうが、語呂の関係でチーズの肉トロと呼んでいる」のだそうで、我が家で愛用する料理、として紹介されています。 山田風太郎オリジナルレシピの扱いをさ…