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仕事と年齢にとらわれないイギリスの豊かな常識/感想レビュー・要約
「イギリス人はなぜゆっくりと人生を楽しめるのか」 という問いかけから始まるこの本に出会ったのは、息詰まるような職場から抜け出してほんのつかの間のお昼休みに古本屋さんを眺めている時でした。 あれからもう十年以上もこの本が、私の愛読書になるとは思ってもみませんでした。 76歳になり杖を突いて歩くイギリスの片田舎の老婦人が、 「来月から私はフィレンツェの大学に1年間イタリア語を勉強しに行くのよ」 という。 日本では一部の特別な人を除いては見つけることのできないこんな生き方を、普通のイギリス人が持っていて、 年齢に関係なく人生を輝いて生きている姿に強いあこがれを私は抱き続けています。 仕事と年齢にとら…