メインカテゴリーを選択しなおす
【カンボジアニュース】児童婚と10代の妊娠防止、政府が行動計画策定へ
女性省とプラン・インターナショナル・カンボジアは、児童婚や早婚、十代の妊娠の防止に関する国家行動計画の策定に向けて意見を集めるため、初の地域協議ワークショップを7日にカンポット、10日にコンポントムで開催しました。 ワークショップには女性省のホウ・サミス長官、プラン・インターナショナル・カンボジアの代表者の他、それぞれ開催地とその周辺の州から行政や警察等関係者が出席し、児童婚と十代の妊娠を包括的に防止するための行動計画案を策定するための課題が議論されました。 サミス長官によると、女性省の2024年調査データでは18歳未満の子供の結婚率は依然として高く、正式、非公式、宗教的または伝統
現代ビジネス記事『詐欺容疑で拘束された元関東連合メンバーが東南アジアで送っていた異様な豪遊生活』を読んでの感想
こちらが本日4月1日に公開された現代ビジネスの記事です。5ページあります。 家賃80万円の豪邸に住み、電子マネー1億円超を所持…!見立真一との関係も噂されるなか…詐欺容疑で拘束された元関東連合メンバーが東南アジアで送っていた「異様な豪遊生活」(現代ビジネス編集部) @gendai_biz 3月14日、タイの首都バンコクで、カンボジアなどを拠点とする特殊詐欺グループの幹部、富沢哲也こと山口哲哉容疑者(46歳)が gendai.media その中で共感した締めの部分を以下
【カンボジアニュース】プノンペン中心部で特殊詐欺拠点摘発、中国及び台湾出身の186人を拘束
3月31日、プノンペン都内中心部チャムカーモン区の494通りと430通りの交差付近にあるコンドミニアムが摘発され、186人が拘束されました。 最近では、ミャンマーに続いてカンボジアでも摘発の機運が高まっており、日本人反社会勢力やその関係者の動向も取り沙汰されています。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。
【カンボジアニュース】首相、「手抜き」工事に警鐘、災害に強い建設への強化を訴える
フン・マネット首相は昨日7日、プノンペンで行われたモロドク・テチョー高架道路の開通式での演説で、東南アジアのいくつかの国で最近発生した地震を受けたカンボジアの対応について言及しました。カンボジアにおいても、自然災害や気候変動によるリスクを軽減するため、公共と民間の双方で物理的なインフラ構築における協力と技術的実施の強化を求めています。 完成したモロドク・テチョー高架道路を視察するマネット首相 首相は、バンコクで倒壊した高層ビルについても言及し、国土管理・都市計画・建設省、国家災害管理委員会(NCDM)、州および首都の行政機関、関係省庁および機関に対し、近隣諸国で見られるような自然災害や
【カンボジアニュース】関東連合元幹部の山口哲哉容疑者(46)を日本に移送し逮捕
本日8日にタイから東京・羽田空港に移送中の機内で、「関東連合」の元幹部でカンボジアを拠点とした特殊詐欺グループのトップとみられる、冨沢哲也こと山口哲哉容疑者が逮捕されました。 山口容疑者は2022年9月、仲間と共謀し大阪市の女性に「医療費の還付金を受け取れる」などと嘘の電話をかけ、約30万円を騙し取った疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと山口容疑者は、カンボジアを拠点とした特殊詐欺グループのトップとみられるほか、首都プノンペンにあった日本料理店「胡蝶」の実質的な経営者で、特殊詐欺グループの拠点に弁当を配達していたとみられています。 カンボジア政府高官から胡蝶のオーナーだと
【カンボジアニュース】山口容疑者と見立容疑者が静岡県内中学校で同級生と判明 同級生証言「リーダー格で不良グループの中でも中心」
フジテレビは、8日に日本に移送されたカンボジア拠点の特殊詐欺グループのトップとみられる冨沢こと山口哲哉容疑者(46)が、2012年の六本木フラワー殺人事件で国際手配されている見立真一容疑者と、中学校で同級生だったことを報じました。 静岡県内の中学校で同級生だった男性: 冨沢(山口容疑者)はリーダー格で、不良グループの中でも先頭にたって、中心という記憶は間違いなくある。(見立容疑者は)最初は普通の子が入ってきた(転校してきた)と思っていたのが、ほんの数日、数カ月で、不良グループと行動しているのを見た。 警察は、山口容疑者がフィリピンに逃亡した見立容疑者の所在について、知っている可能性
タイと国境を接するミャンマーなどの犯罪拠点で、日本人を含む多数の外国人が特殊詐欺などの犯罪に加担させられている問題で、8日の山口(富沢)容疑者移送と同じ飛行機で訪日中のタッチャイ監査総監が、警察庁の楠芳伸長官を表敬訪問し、詐欺組織の壊滅に向けて連携を強化していくことを確認しました。 楠長官が「詐欺対策は国際社会共通の課題と認識している。これからも日本警察とタイ警察が連携して取り組んでいきたい」と述べると、タッチャイ氏は「私もこれから騙される日本人が減るように、できる限りの協力を全てさせてもらうと約束する」などと応じました。そして特殊詐欺事件の捜査に貢献したとして、日本から感謝状が贈ら
【カンボジアニュース】カンボジア拠点の詐欺収益を隠匿容疑で中国人夫婦を逮捕 チャイニーズドラゴン関係者か
投資詐欺による金を隠匿したなどとして、福岡、佐賀両県警は18日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿・仮装)の疑いで、いずれも中国籍で大阪市東住吉区の会社役員、許丁容疑者(37)と、妻で会社役員の朱暁慶容疑者(36)を逮捕しました。約33億円の犯罪収益をマネーロンダリング(資金洗浄)したとみられています。2人が経営する貿易会社「川阪」の名義が使われており、同社に対しても本日19日に同容疑で書類送検する方針です。 逮捕容疑は2024年6月、41~77歳の男女15人から外国為替証拠金取引(FX)への投資資金と偽って振り込ませた被害金を、2人が経営する会社名義の口座に移す際、取引先からの入金と
【カンボジアニュース】トクリュウ対策が「喫緊の課題」、楠警察庁長官の就任会見
27日付で就任した楠芳伸警察庁長官が記者会見し、SNSなどで緩やかにつながり強盗や詐欺を行う「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」の対策を「喫緊の課題」に挙げ、取り締まりの強化や関係省庁・団体と連携した抑止対策を進めていく考えを示しました。 楠長官は、昨年8月以降に関東地方で相次いだ闇バイトを通じた強盗などについて「新たな発生は確認されていないが、引き続き指示役らの検挙に向け捜査を徹底していく」と決意を表明しています。また、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺、クレジットカード不正利用事件などの昨年の被害額が合計で2000億円を超える「極めて憂慮すべき状況だ」と指摘し、「トクリュ
外務省は海外在留邦人数調査統計の結果を発表しました。この統計は在外公館が2024年10月1日現在で、それぞれの管轄区域内に在留する邦人数を在留届ベースで推計したものです。在外邦人の総数は129万3097人で前年度とほぼ同数となりました。 カンボジアの在留邦人数は、長期滞在者・永住者合計で、国別31位の3012人でした。前年は30位3215人でしたので、6.3%の減少となります。ピークは2020年の27位5057人でしたが、その後4年連続で減少が続いています。現在の人数は2016年の3049人とほぼ同等になります。 在留届を出していない長期滞在者も一定数いると推定されます。カンボジア
【カンボジアニュース】アップルとグーグル、史上最大の 3.7兆円規模のカンボジア発「ダークウェブ」アプリを削除
米フォーブスなどの報道によると、史上最大のダークウェブ市場を運営していたとして、1月14日に告発されたカンボジア企業Huione Groupのアプリが、アップルとグーグルのアプリストアで過去数カ月間に渡って配信されていたことが明らかになりました。 暗号資産関連の犯罪を追跡するEllipticとChainalysisによると、Huione Groupは、テレグラム上で資金洗浄サービスなどを提供するHuione Guaranteeの背後にあるとされている組織です。Ellipticは14日、同プラットフォームの取引高が240億ドル(約3兆7500億円)に達し、史上最大の不正オンライン市場に
【カンボジアニュース】大手不動産会社Golden Treeが第3四半期決算を発表、会社は楽観、監査人は懸念
カンボジアの大手不動産会社Golden Treeは、グリーンボンドとしてカンボジア証券取引所に上場している唯一の不動産会社です。商業ビルV TrustやサービスアパートメントAmara Residenceなどを運営しています。Golden Treeのクイ・バット前会長は、別会社CIC(Cambodian Investors Corporation)やPark Cafeチェーンのオーナーで、国際的不動産チェーン・センチュリー21のカンボジア代表でもありましたが、今年の8月に詐欺容疑などで逮捕されています。今後のカンボジア不動産業界の指標として今回の発表が注目されていました。 同社の四半
日本人を狙うカンボジア地面師 後藤良一が実際にやった地面師事件を公開!
こんにちは、ジェット谷です。 日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送り
【カンボジアニュース】DMMの仮想通貨盗難は北朝鮮による犯行と判明、カンボジアとの関係性も
仮想通貨の取引業務を手がけるDMM Bitcoinで、今年5月に発生したビットコイン4502.9BTC(約482億円相当)の不正流出について、12月24日に警察庁やFBIなどは、北朝鮮のサイバー攻撃集団による犯行と特定したことを発表しました。 北朝鮮政府関連のサイバー攻撃集団「Lazarus Group」の1部門である「TraderTraitor」が今回のビットコイン不正流出に関与し、今年3月にLinkedIn上でTraderTraitorが転職活動に関するリクルーターになりすまし、DMM Bitcoinのウォレットの管理を委託していたGincoの従業員に接触したことです。この従業員
カンボジアを訪問した秋葉国家安全保障局長は、昨日20日9時からフン・セン上院議長を表敬し、上院議長からは「リアム海軍基地の改修が終わった後の最初の外国艦船寄港について、海上自衛隊艦船を招待したい」旨の言及がありました。 秋葉局長とフンセン議長上院議長表敬での会談 その後、ローズウッドホテルで、ネット・サブーン副首相らとの昼食会談が行われました。サブーン副首相はフン・セン政権下で、昨年まで長らく国家警察長官を務めていた人物です。またディ・ヴィチア国家警察副長官などが同席していることが確認できます。ヴィチア将軍はマネット首相の義弟にあたり、国家警察において中央治安局を統括するほか、テロ対策
12月18日にタイ警察が発表したところによると、タイに拠点を構える日本人特殊詐欺犯が摘発されました。背後にいる暴力団を立証できない事案が大半の中で、容疑者の1人は山口組の構成員だと発表されています。 1つ目の拠点は、プール付きの豪華なヴィラで、携帯電話、タブレット、コンピューター機器など42点のほか、コールセンターのかけ子の会話映像や騙された被害者情報なども見つかりました。ここで逮捕された日本人はタカユキとハジメと名前が報道されています。 2つ目の拠点はチョンブリー県の別の住居で、日本人男性3人が逮捕されています。携帯電話、タブレット、ホワイトボードなどが押収され、捜査の結果、被害
【カンボジアニュース】秋葉国家安保局長がカンボジアとフィリピンを訪問予定
秋葉剛男国家安全保障局長は、17日から21日までフィリピンとカンボジアを訪問中です。秋葉氏は地域情勢や安保分野の協力について、両国政府関係者との意見交換を行う予定だと日本政府が発表しました。 日フィリピン両政府は今月5日、同志国に防衛装備品などを無償で支援する「政府安全保障能力強化支援(OSA)」の文書に署名しています。カンボジアは中国との経済や安保面での連携を深めており、アメリカからの懸念が生じています。 また両国は、最近注目されている闇バイトの指示役など、トクリュウを始めとする反社勢力の拠点としても注目されており、カンボジアへは警察庁や内閣官房の高官が意見交換などを目的に訪れて
【カンボジアニュース】ADB報告で不動産のシャドーバンキングなどによる金融危機に懸念
地元紙Cambodianessは、アジア開発銀行 (ADB) が12月13日に発表したカンボジアの国別診断調査報告をもとに「カンボジアの経済発展は危機に瀕しており、経済基盤の狭さと不動産市場におけるシャドーバンキングの野放図な拡大によって引き起こされる金融崩壊の危険に脅かされている」と報じています。 https://cambodianess.com/article/adb-study-shadow-banking-lack-of-diversification-threaten-cambodias-growth-ambitions カンボジアにおけるシャドーバンキングの台頭は、政策
【カンボジアニュース】プノンペン拠点の特殊詐欺事件、34人目となる「道具供給役」を逮捕、被害は約30億円
カンボジアを拠点にした巨額特殊詐欺事件で、新たにグループの犯行道具などの供給役の男がフィリピンから移送中の飛行機内で逮捕され、9日午後2時半頃に成田空港に到着しました。これで逮捕者は34人になりました。 警察によりますと、佐々木洋平容疑者(36)は水に入れると溶けて証拠隠滅できる紙などの犯行道具や生活必需品を日本からフィリピンの拠点に供給していたということです。日本にいた佐々木容疑者はプノンペンの拠点が現地当局の捜索を受けたことを受け逃亡し、その後フィリピンに潜伏していましたが、10月に現地当局によって身柄を確保されていました。 フィリピンで拘束された佐々木容疑者 この事件を巡って
資金洗浄(マネーロンダリング)を防止する手段として、実質的支配者に関する規制の変更が国際的に注目されています。米国やEU等における規制の変化も顕著です。 ムーディーズの発表した「実質的支配に関するホワイトペーパー」によると、犯罪者は資金洗浄を行うために不動産などの新たな種類の資産や手段に手を伸ばしていますが、これに対する規制も変化しています。不動産や不動産所有は、イギリスやシンガポール、ニュージーランドなど各国の最近の規制変更においても主要議題になっています。 ムーディーズ「実質的支配に関するホワイトペーパー」 イギリスでは新たな規制措置により、国内に不動産を所有したり関係する取引を
【カンボジアニュース】昨年拘束のアンロンベン拠点の特殊詐欺で4人が再逮捕
カンボジアを拠点に特殊詐欺を行っていたとして、佐賀県警組織犯罪対策課は11月27日、太民太容疑者(55)ら男性4人を再逮捕しました。複数のメディアの報道によると、他に再逮捕されたのは、神奈川県大和市上和田、自称自営業の武内徹(35)、兵庫県芦屋市公光町、無職の麦谷祐太(33)、京都府宇治市羽拍子町、無職の松原準一(53)の3人です。 今回の4人を含む日本人7人は昨年5月、カンボジアのタイ国境アンロンベンの特殊詐欺拠点で現地警察に身柄を拘束され、その後日本に強制送還されました。他の3人は帰国後に逮捕されたものの、今回の4人については警察が任意で事情を聴くなどして、慎重に調べを進めていま
【雑文】国家公安委員会の「マネロン」年次調査書に「トクリュウ」を初記載、犯罪収益を海外に持ち出して洗浄と指摘
犯罪によって得た収益の出所を隠し捜査機関による検挙を逃れようとするマネー・ロンダリング(マネロン・資金洗浄)について、国家公安委員会が作成した調査書が、昨日11月28日に公表されました。「対テロ」だけでなく「犯罪」によるマネロンについても注目が集まっており、その一部として匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)についても明記されました。 今年の調査書には首都圏の連続強盗事件にも関与しているとみられるトクリュウが、マネロンを行っている主体として初めて記載され、「強盗や特殊詐欺、悪質なリフォーム業など様々な犯罪で得た資金を風俗営業などの新たな資金獲得活動にあてるなどし、犯罪収益を還流させな
【雑文】過去の報道から新たに浮き彫りになる、反社とカンボジアのつながりの一角
現代ビジネスの記事「山口組・高山清司氏と定例懇談「浪川会」トップ、異例の引退劇の理由《九州ヤクザ道仁会・浪川会同時トップ交代へ》」などによると、九州で抗争していた2つの暴力団のトップ交代が行われるようです。その一方の浪川政浩(朴政浩)氏は潤沢な資金源を持つことで知られ、半グレ人脈から他の指定暴力団トップまで幅広く交友関係を持っていました。山口組の高山清司若頭や神戸山口組の井上邦雄組長とも頻繁に会合を持っており、特に高山若頭とは毎月のように弘道会の本拠である愛知まで出向いて会っていたとも報じられています。 浪川会はカンボジアとつながりのある組織の1つとして以前より名前が取り沙汰されて
【雑文】闇バイト=トクリュウ=暴力団=フィリピンそしてカンボジア(NHK、新潮などの報道を見ての感想)
自称「ルフィ」が統率するグループによる連続強 盗や特殊詐欺に絡んで、指示役とされる4人が フィリピンから強制送還されてから1年半以上が経過しました。60億円以上が奪われたとされる事件が、いま改めて注目されています。 11月18日のNHK報道では、ルフィーグループとJPドラゴンの関係が明らかにされました。それに続き本日発売の週刊新潮では、JPドラゴンと広域暴力団との関係性が報じられています。 JPドラゴンは元暴力団員らがフィリピンを拠点に立ち上げた犯罪グループです。フィリピン国内での違法賭博など様々な事業に関与しているとみられ、その規模の大きさから日本の暴力団の関与が噂されていました
カンボジアへの送金や投資を斡旋している業者らが、日本料理店など健全な商売を営む人々に対して、誹謗中傷したり恫喝するなどの事例が散見されています。そのような言動は、海外においても輩の習性なのでしょうか。 また、そういった輩は政府高官や現地弁護士などとの関係性を誇示するほか、長年に渡りインターネットでの発信を積極的に行うなどして、表層的な信頼性を自己アピールしているようです。 昨年来、その一部が摘発され報道されている特殊詐欺のほか、最近は闇バイトの指示役なども注目されてきましたが、それらはまだ氷山の一角です。反社の活動は、マネーロンダリングなど幅広く取り沙汰されています。 在留邦人の
【カンボジアニュース】カンボジア拠点で特殊詐欺、フィリピンに逃げた責任者ら4人逮捕
カンボジアを拠点に特殊詐欺の電話をかけたとして、埼玉県警は18日に清原淳容疑者(30)ら4人をフィリピンから航空機で移送し、日本の領空で詐欺容疑で逮捕しました。 このグループをめぐっては、詐欺などの容疑で既に29人が逮捕、起訴されていますが、当局によると清原容疑者は拠点の責任者をしていたとみられ、確認された被害は全国29道府県で総額約30億円と推計されています。 同時に移送されたのは、いずれも住所不詳、無職の上田鴻志(27)、沢田昌哉(44)、鈴木清二(30)の3容疑者です。4人はカンボジアの首都プノンペンにある拠点のマンションで、特殊詐欺のかけ子を管理していたとみられ、カンボジア
本日2024年11月12日、カンボジアを訪問中の韓国の禹鍾壽(ウ・ジョンス)国家捜査本部長が、カンボジア国家警察のディ・ヴィチア副長官兼中央治安局長と会談を行いました。会談においては法執行における協力手順や犯罪者の逮捕、犯罪予防や国境を越えた犯罪の対策について議論されました。 ヴィチア副長官執務室での会談風景 今年の1月には、カンボジアを訪問した警察庁国際捜査管理官の篠原英樹警視長らが、複数の当局高官らと類似の会談を持ったと伝えられていました。 篠原管理官は過去に愛知県警本部長等を務めた人物で、昨年11月に放映されたNHKスペシャル「追跡“ルフィ”事件~匿名・流動型犯罪の衝撃~」では
昨日11月12日午後、カンボジアを訪問中の内閣官房国際テロ情報集約室の河野真情報収集統括官が、カンボジア国家警察本部においてディ・ヴィチア副長官兼中央治安局長と会談し、両国の協力と情報交換について話し合われました。国際的な資金洗浄における捜査協力なども注目されます。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。
【カンボジアニュース】プノンペン都内の特殊詐欺拠点摘発で多国籍の606人逮捕
11月6日プノンペン都内メンチェイ区ストゥンメンチェイ3町のオンライン詐欺拠点が摘発されました。7日時点の報道では200人を超える超える大掛かりな拘束が行われ、国籍は中国とパキスタン人との事でした。政府系メディア、カンプチアトメイ紙によると、警察は監禁されている被害者からの通報を受け、直ちに行動を起こし、オンラインギャンブルに関与する外国人を発見したとのことです。また国家警察関係者のコメントとして、救出された被拘禁者は国外追放される一方、犯罪行為の首謀者や財産所有者は法的手続きに直面することになるだろうと報じています。 8日になってより詳細な情報が確認できました。地元中国メディアなど
秋山元警部は「闇バイト強盗」の再発生を予期していた。闇バイト強盗が起こる仕組みは、平成4年に暴力団対策法ができみかじめ料など今までの収入が減少し、オレオレ詐欺で稼ぐようになったことに由来している。暴力団同士での特殊詐欺グループの売買も行われている。 そういったグループが特殊詐欺だけにとどまらず、様々な犯罪を行うグループに成長。闇バイトで集めた末端要員(受け子やかけ子など)のうち、話術などの能力がなく特殊詐欺で使えない人間が、タタキ(強盗)に回される。 暴力団にはそれぞれシマ(縄張り)がある。強盗が関東各地でバラバラに起きているのは、それぞれの上部組織の承認があるからだ。トクリュウと
【カンボジアニュース】プノンペン近郊でオンライン詐欺拠点摘発 1000人規模の逮捕
本日24日午後、プノンペン郊外約30kmに位置する大規模オンライン詐欺拠点で、国家警察のディ・ヴィチア副長官兼中央治安局長の指揮により、大規模な摘発が行われました。当局関係者によると1000人規模での拘束が行われているとのことです。 この拠点のオーナーは、先だって運転手である警察官が射殺され、誘拐された中国人です。もともとはNAGAカジノの金貸しから台頭し、現在は国会正面にあるホテルのオーナーでもあると言われています。誘拐から数週間後に解放されたとの当局情報が一部で報道されたものの、現在まで消息は明らかになっていません。今回の摘発で拘束されたかどうかも不明です。 数年前からこの
2024カンボジア日本人会盆踊りで汚い顔、髪形、なり、飲酒、酒臭息を改めた?
こんにちは、ジェット谷です。 日本、カンボジア両国でビジネスを行っているジェット谷が現地カンボジアから最新の情報をお送り
連続強盗事件の背後にトクリュウの影、ルフィの次は、ジョジョなどの名前も
関東で一連の強盗事件が相次ぐ中、警視庁は本日18日にも神奈川県警、埼玉県警、千葉県警との合同捜査本部を立ち上げることを決定しました。闇バイトで実行役を募り、組織的に強盗を繰り返すグループがあると思われます。 直近では昨日、千葉県の住宅で強盗事件が発生。現場から行方不明だった娘を警察が保護し、監禁の疑いで男を逮捕しました。警察は、関与したとみられる他の容疑者の行方を追っています。その他の事件ではガラスを割って押し入り、住人を縛って脅す乱暴な手口のほか、全身を殴られ殺される事例など、残忍な犯行も確認されています。 昨年のルフィ事件はフィリピンからの指示でした。また沖縄における闇金事件で
【カンボジアニュース】世界銀行の半期報告 GDPは順調に成長するが、不動産不況と不良債権増加に懸念
世界銀行は、10月7日に「東アジア・大洋州地域半期経済報告」を発表しました。報告書では、東アジア・大洋州地域の途上国は、世界の他の地域よりも急速な成長を続けているが、パンデミック前には及ばないと評価しています。 カンボジアの物価上昇率は2022年に5.5%まで上昇したものの、2024年は2.2%に低下すると予想されています。また今後は2025年2.2%、2026年2.2%と安定する見込みです。 経済成長については、2024年のGDP成長率予測を5.3%(2024年4月予測5.8%)に引き下げました。2025年は5.5%、2026年は5.5%と予測しています。成長は外需の回復に伴う輸
【カンボジアニュース】特殊詐欺グループ12人を日本に移送し逮捕
8月にベトナム国境バベットで保護され、カンボジア当局によって勾留されていた12人は、昨日6日午後に、プノンペンからバンコクとクアラルンプールに向けて出発する2便に分かれて移送されました。 今日未明に日本の領空に入ったところで、連行している茨城県警や宮城県警など4県警による合同捜査本部の捜査員に、特殊詐欺に関与した疑いで逮捕されました。成田空港と羽田空港にそれぞれ到着した容疑者は、茨城県内の複数の警察署に移送され、取り調べを受けることになっています。警察は特殊詐欺グループの実態解明を進めています。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力くださ
【カンボジアニュース】シアヌークビル特殊詐欺事件のリクルーター役2人逮捕
カンボジアのシアヌークビルを拠点にした特殊詐欺グループのメンバーを集める「リクルーター」役だったとして、警視庁暴力団対策課などはいずれも職業不詳の東京都北区の吉田武生(46)と埼玉県川口市の氏家利洋(40)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕し、3日に発表しました。 2023年4月、カンボジア南部シアヌークビルのメアリービーチホテルを拠点に特殊詐欺の電話をかける「かけ子」役の日本人の男19人が日本に移送され、警視庁が男らを詐欺容疑で逮捕しました。その後、別のリクルーター役の男2人も逮捕していました。 朝日新聞によると、吉田容疑者らは19人のうち知人の数人に対し、「稼げる仕事がある」などと日本
【カンボジアニュース】カンボジアに逃亡し、タイで逮捕されていた八木容疑者が、別の詐欺で再逮捕、カンボジアでは他の犯罪者も潜伏中の可能性
新型コロナの給付金詐欺を起こした後、カンボジア、タイに逃亡し、大阪府警に逮捕された八木佑樹容疑者が、新たに詐欺の疑いで10月2日に再逮捕されました。関西テレビの報道などによると、動機について「海外移住がしたくて詐欺をしていた」と供述しています。八木容疑者は新型コロナウイルスの持続化給付金100万円を騙し取った疑いで逮捕されていましたが、同様の手口で給付金900万円を騙し取った疑いで再逮捕されたものです。 当初カンボジアに潜伏していた八木容疑者は、何らかの理由でタイに移動したものの、不法滞在の疑いでタイ警察に身柄を拘束されました。その後入管施設から護送車を奪って逃走しカンボジアへの逃走
【カンボジアニュース】カンボジア拠点の特殊詐欺グループ残党をフィリピンで身柄拘束
TBS報道によるとフィリピン当局は、カンボジア拠点の特殊詐欺グループのメンバーとみられるササキ・ヨウヘイ容疑者(36)の身柄を、今月1日にマニラの路上で拘束したと本日発表しました。男には日本から逮捕状が出ていて、今後、強制送還される見通しです。 ササキ容疑者は過去に日本で勤めていた介護施設で、入居していた高齢者にうその投資話を持ちかけ、300万円以上をだまし取ったなどとして、埼玉県の裁判所から逮捕状が出ているということです。 また、ササキ容疑者は、カンボジアを拠点としていた特殊詐欺グループのメンバーとみられています。 この特殊詐欺グループをめぐっては、カンボジアからフィリピンに拠点
【カンボジアニュース】8月に保護の日本人12人に逮捕状、来週にも移送か
8月にベトナム国境バベットで現地当局に保護された日本人12人に対して、日本の警察が詐欺の疑いで逮捕状を取ったことがNHKによって報道されました。日本に特殊詐欺の電話をかけて現金をだまし取った疑いがあるとして、12人は来週にも日本に移送される見通しで、警察は逮捕してグループの実態解明を進めることにしています。 ベトナム国境バベットの全景、右下が国境施設 報道や関係者などによると、助けを求める邦人からの連絡を受けた日本大使館からの要請を受け、カンボジア国家警察がバベットの拠点を摘発したところ、拠点からは複数の携帯電話やリストが見つかり日本側に提供されました。日本で捜査を進めた結果、12人
【カンボジアニュース】不動産の不良債権急増で大手銀行が契約違反
S&P Global Ratingsが9月12日に発表した「Your Three Minutes In Cambodian Banking:Covenant Breaches Point To A Survival Of The Fittes」によると、カンボジアの3つの大手金融機関、ACLEDA Bank、Hattha Bank、LOLC はいずれも契約におけるコベナンツ違反であると指摘しています。コベナンツ違反とは、金融機関が機関投資家との借入契約で定められた財務比率等の特定の条件を満たさない場合を指します。 カンボジアにおける不動産不況などによる不良債権(NPL)の増加
【カンボジアニュース】官民合同会議で日本人の安全や犯罪に対する懸念について言及
第28回カンボジア・日本官民合同会議が開催され、植野篤志日本大使とスン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会(CDC)第一副議長が共同議長を務めました。 スン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会(CDC)第一副議長©️CDC この取り組みは、2007年6月14日に安倍晋三首相(当時)とフン・セン首相(当時)が署名した日カンボジア投資協定の締結を受けて設置された2国間の枠組みで、年に2回カンボジアに進出した日系企業が抱える投資環境上の課題を政府に提言する、日本特有の取り組みです。 ©️CDC会議風景©️CDC 地元紙キリポストでは「サイバー詐欺と人身売買の増加が日本の投資家を遠
【カンボジアニュース】昨年カンボジアから逃走した特殊詐欺G幹部が逮捕、1名は日本で公開手配
ベトナムを拠点とした特殊詐欺に関与したとして、埼玉県警などは川原林由徳容疑者(40)ら20~40代の7人を詐欺容疑で逮捕し、27日に発表しました。また県警は同日、八田公洋容疑者(37)を公開手配しました。9月23日午後3時20分ごろ、川口市内の駅にいたことが確認されています。 埼玉県警が公開した写真23日に川口市内の駅で撮影された八田容疑者=埼玉県警提供 八田容疑者がこの特殊詐欺グループのトップ、川原林容疑者がナンバー2で、当初はカンボジアにあった拠点を昨年9月にベトナムへ移したとみられています。 八田公洋容疑者と川原林由徳容疑者らは、昨年9月にプノンペンの特殊詐欺拠点が摘発を受けた
【カンボジアニュース】カンボジア拠点の特殊詐欺グループの幹部を福岡で逮捕
カンボジアを拠点にしていた特殊詐欺グループの幹部とみられる男2人が、埼玉県警に逮捕、送検されました。詐欺の疑いで逮捕されたのは、カンボジアを拠点にしていた特殊詐欺グループの幹部、佐々木啓斗容疑者(32)と藤本賢太容疑者(27)です。藤本容疑者は、東京都八王子市で発生した特殊詐欺事件に関わっているとして、2022年11月から警視庁に公開手配もされていました。いずれも容疑を否認している模様です。 佐々木容疑者は、グループ内で「ボス」や「先生」と呼ばれリクルーターの給料を管理し、藤本容疑者はリクルーターや受け子に指示を出すなどしていたとみられています。 2人は受け子などに顔や自宅、運転免
【カンボジアニュース】不動産の供給過剰な実数が判明。売れ残りの住宅は5万件、コンドは7万室
カンボジアの不動産は供給過剰、資金調達の制約、市場の信頼感の低下によりいくつかの課題に直面しています。AMRO (Asean+3 Macroeconomic Research Office)が発表したレポートでは、「これらの解決には何年もかかる可能性が高い」と表現されています。 レポートによると、分譲住宅の平均吸収率は20%強、コンドミニアムは30%強です。売れ残り(供給過剰)数は分譲住宅が2023年に61.5%増加し約5万軒、コンドミニアムは約7万2千室と、カンボジアの人口や需要から比較すると異常な数値が判明しました。 さらに、「市場の低迷と需要の低迷により、デベロッパー間の競争
【雑文】不動産の売り手は急増、買い手は減少。供給過剰は今後も続くが、日本人は買い手が多い。
カンボジアで不況だと言われている不動産と観光の2つの分野について、今まで自分なりの考証をしてきましたが、多くのご意見や情報を頂戴しています。今後も引き続き、注視していきたいと思います。今日は不動産に関連して、いくつかのURLを紹介します。 写真①② 「外国直接投資と外国人購入者の減少により、マンションの供給過剰が続く」 カンボジア英字新聞キリポストより引用 2022年12月26日記事です。供給過剰についてはだいぶ前から認識されていました。多くのコンドミニアムが完成後も明かりが乏しく、居住者が少ないことがわかります。 https://kiripost.com/stories/con
私の住むシェムリアップは、アンコール遺跡観光の拠点です。観光業は好調との報道や発表が相次いでおり、肌感覚との差に違和感があったので、ちょっと調べてみました。 まずは、アンコール遺跡の入場券販売数を改めて可視化してみました。カンボジアに来る観光客の大半は、アンコール遺跡を訪れるでしょうから、入国統計を利用した分析よりもこちらのグラフのほうが観光業の実態に近いと思われます。月別の比較をしてみると、コロナ前と同様の波が戻ってきたことが見て取れますが、その数はコロナ前の半分以下であることがわかります。(データは2016年1月から2024年8月まで、アンコールエンタープライズの月次公式発表を
カンボジア国立銀行や国際機関などによると、カンボジアの今年の経済成長率は約5.8%と予測されており、好調な観光業がその牽引役の1つだと言われています。また、観光省によると、2024年上半期にカンボジアを訪れた外国人観光客は約260万人で、前年比22%増と発表されています。 報道や発表では好況なのに、不況な実感との乖離 カンボジアでは前年度比何%増といった景気の良い報道を多く目にします。しかし観光地であるシェムリアップに住んでいる身として、そのような実感は全くありません。 観光省の統計上「外国人観光客」の数として発表されているのは、実は「外国人入国者」数です。入国者の約60%は国境
【カンボジアニュース】プノンペンで中国人の銃撃戦、運転していた警官が死亡、現場から誘拐か?
昨日27日夜、プノンペ都ダンコー区ロルー町でベンツにピックアップトラックが衝突し、銃撃事件が発生しました。 車を衝突させて停止させた後、3人の犯人がフォード車から降り、AKライフルを使用して被害者の車に発砲しており、計画的な襲撃事件と推測されます。 襲撃を受けた車(メルセデスベンツ S560L、ナンバープレート2BV-5779)にはカンボジア人の運転手を含む3人の乗客が乗っていましたが、運転手は病院へ搬送途中に死亡しました。助手席にいた中国系の乗客も重傷を負っています。死亡したのは国家警察に所属するコン・ウッティ警察中佐(36歳)と確認されています。 後部座席にいた残る1人も中国
【カンボジアニュース】不良債権急増を受け、政府はローン再編措置を発表。不動産不況は継続し、2026年も45%程度の空室か
不動産不況による不良債権の急増を受け、政府はローンの再編などについての特例措置を発表しました。カンボジア国立銀行(NBC)を通じて幾つかの条件を緩和し、現地報道によると銀行やマイクロファイナンス機関が23億ドル以上を注入できるようになります。 NBCの通達によると、銀行やマイクロファイナンス機関は2024年末まで預金準備率を9%から7%に引き下げることが可能になるようです。さらに、信用リスク分類に関する規定を緩和することに合意し、2025年末まで融資を不良債権に分類せずに最大2回まで再編できるようになりました。 国立銀行の通達 独立系不動産総合コンサルティング会社として世界最大である