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「絶対悲観主義」楠木建著、講談社+α新書、2022年6月「絶対悲観主義者」の著者が仕事や生活の断片について書いたものを集めた本。「絶対悲観主義」とは「絶対に自分の思い通りにはならない」と考えることで、仕事への構えをらくにするため(だけ)のものであって、仕事の成果や成功を約束するものではないそうです。大体のことは気のせいで済ませる著者も、健康と平和だけは気のせいでは済まされないと述べています。全体的には「鈍感力」と通じるものがあるように感じました。絶対悲観主義(講談社+α新書)楠木建講談社・品の良さの最上の定義は「欲望に対する速度が遅い」・失敗の後は、エネルギーが戻ってくるのをひたすら待つのが最善の策・正論は単なる建前論など、自分も本書で述べられているような考え方でいたいですが、経営学者として名を馳せている...絶対悲観主義