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朝の実に小さなラジオ番組で扱うネタであろうかと随分考えたが、これは目の前にある現実なので、もう「やっちゃおうかな」と思って。 何かというといわゆる台湾問題。 「完全シミュレーション 台湾侵攻戦争」 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争 (講談社 α新書) (著者は)山下裕貴さん、講談社+α新書。 台湾侵攻だが、そうとう重い話、暗い話になりがちなのだが、自衛手段としてもの凄く大事なことだと思う。 向こうが何を考えているか先に言い当てるという。 小さな番組のささやかな国際情勢に対する試みだと思って聞いていただければ十分。 これはもう全部、お知恵の方は山下さんという、元自衛官だった..
(タイトルは異なるが内容は「孫氏の兵法」の続き。タイトルを「台湾侵攻戦争」と言ったり「完全シミュレーション 台湾侵攻戦争」と言ったりしているが、「台湾侵攻戦争」にしておく) 前にご紹介した本「完全シミュレーション 台湾侵攻戦争」。 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争 (講談社 α新書) 中国が台湾に侵攻を開始するというシミュレーションをお書きになった山下裕貴さん。 講談社+α新書から出ている。 前も「後半がありますんでちょっとお待ちくださいね」と申し上げたが、陸自元陸将の山下さん。 だから戦争の展開に関しては、もの凄く細かい。 前半を聞いただけで皆気持ちが暗くなったというのが..
「絶対悲観主義」楠木建著、講談社+α新書、2022年6月「絶対悲観主義者」の著者が仕事や生活の断片について書いたものを集めた本。「絶対悲観主義」とは「絶対に自分の思い通りにはならない」と考えることで、仕事への構えをらくにするため(だけ)のものであって、仕事の成果や成功を約束するものではないそうです。大体のことは気のせいで済ませる著者も、健康と平和だけは気のせいでは済まされないと述べています。全体的には「鈍感力」と通じるものがあるように感じました。絶対悲観主義(講談社+α新書)楠木建講談社・品の良さの最上の定義は「欲望に対する速度が遅い」・失敗の後は、エネルギーが戻ってくるのをひたすら待つのが最善の策・正論は単なる建前論など、自分も本書で述べられているような考え方でいたいですが、経営学者として名を馳せている...絶対悲観主義